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22,533件中 1-20の結果を表示しています
  • 茶園における分布様式について
    南川 仁博, 斎藤 哲夫, 刑部 勝
    茶業研究報告
    1955年 1955 巻 5 号 34-41
    発行日: 1955/04/20
    公開日: 2009/07/31
    ジャーナル フリー
    茶業部圃場の樹高約2尺の手摘園において,コカクモンハマキの野外における生態を知るためにダ1452~1953年の両年にわたつて,畦を2尺ずっに区切って圃場の全面調査を行い,そこに棲息していた生存幼虫数,捲獎数虫数/捲環数にっいて,冬期に3回,夏期に1回調査を行つた。
    上の各調査項目について,単位区劃を2,4,6及び12尺の場合の分布頻度を求め,それについて正規分布・ボアソン分布及びポリヤ・エゲンベルガ冖分布にあてはめて,理論値,x2及びx2のPrを求めて,各分布型に対する適合のいかんを調べた。
    単位区劃が2尺の場合には,生存幼虫数及び捲環数はともによくポリヤ・エゲンベルガー分布に適合レたが,虫数/捲環数は適合するものはなく,単位区劃が2尺から4,6及び12尺と大きくなるに従つて各分布に適合する数は,はじめにボアソン分希に多く,更に単位区劃を拡大すると正規分布に多くなつた。
  • *笠井 あずさ, 花里 孝幸
    日本陸水学会 講演要旨集
    2003年 R68 巻 P24
    発行日: 2003年
    公開日: 2004/11/26
    会議録・要旨集 フリー
    諏訪湖における、いくつかの種のCopepodaでの昼夜の分布と季節的な
    個体群
    動態。
  • 遠藤 正造, 鶴町 昌市
    Journal of Pesticide Science
    2000年 25 巻 4 号 395-397
    発行日: 2000/11/20
    公開日: 2010/08/05
    ジャーナル フリー
    1992年に熊本県, 1993年に茨城県で採集したヒメトビウンカの薬剤感受性を検定した結果, 熊本
    個体群は茨城個体群
    に比ベカーバメート剤に対する感受性が非常に低かった. しかし, エトフェンプロックスやイミダクロプリドに対する感受性は両
    個体群
    ともかなり高く, 両
    個体群
    間に差はなかった. 茨城
    個体群は累代飼育している感受性個体群
    に比べ有機リン剤に対してのみ感受性が低かったが, 熊本
    個体群
    は有機リン剤とカーバメート剤に対し感受性が低かった. 有機リン剤に抵抗性の熊本, 茨城
    個体群のアリエステラーゼ活性は感受性個体群
    のそれより高かった. 熊本
    個体群
    のアセチルコリンエステラーゼはカーバメート剤に対し明らかに感受性が低く, また有機リン剤に対する感受性もやや低い傾向を示した.
  • 非破壊生育計測モデルの実用性
    鈴木 敏征, 村瀬 治比古, 穂波 信雄
    農業機械学会誌
    2000年 62 巻 2 号 58-65
    発行日: 2000/03/01
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
    本報では, 前報において構築したキャベツセル成型苗
    個体群
    の非破壊生育計測モデルを, 欠株により栽植様式を変化させた評価用
    個体群
    に当てはめ, モデルの実用性について検討した。
    個体群全体の葉面積の増加に伴う評価用個体群
    の被度及び明度標準偏差の変化は, 欠株のない
    個体群
    と同様であった。評価用
    個体群における個体群
    全体の葉面積の, 予測値と実測値間の決定係数は0.937であり, 高い適合性を有した。同一の非破壊生育計測モデルにより栽植様式の異なる
    個体群
    の葉面積の非破壊計測が可能であることから, モデルの実用性が確認された。
  • *花里 孝幸, 廣川 春香
    日本陸水学会 講演要旨集
    2005年 69 巻 3A33
    発行日: 2005年
    公開日: 2005/09/21
    会議録・要旨集 フリー
    ミジンコの
    個体群
    変動を実験室内で起こし、増殖期、ピーク期、衰退期に殺虫剤カルバリルを投与してその影響を調べた。ピーク期に殺虫剤が投与された時に最も大きく
    個体群
    が減少し、また回復が遅れた。このことから、殺虫剤に対する
    個体群
    の感受性は、
    個体群
    の趨勢によって異なり、ピーク期が最も殺虫剤の毒性影響を受けやすい時期であることがわかった。これには、
    個体群
    の変動に伴って変動した餌条件が関わっていたものと考えられた。
  • ―現代社会の統治を検討するモデルとしてのミシェル・フーコーの安全概念―
    中村 健太
    社会学評論
    2022年 73 巻 2 号 103-118
    発行日: 2022年
    公開日: 2023/09/30
    ジャーナル フリー

    現代社会はグローバル化や価値観の多様化により,さまざまな人と出会う可能性があると同時に,いつ問題が起こるかわからない不確実性も抱えている.こうした社会の統治を捉えるために有効なのが,ミシェル・フーコーの安全メカニズムである.しかし安全メカニズムに言及した研究は,安全メカニズムが,

    個体群
    という統治対象を,正常値とよばれる値にもとづいて統治しているという視点を見落としている.そこで本稿は,現代社会の統治をめぐる新たな視座の構築を目的として,フーコーの安全メカニズムを分析した.

    分析の結果,以下の特徴が明らかになった.第1に,空間を開放し,自由な流通を促進することで,市場経済を活発化させる.第2に,それに伴うさまざまな危険の発生をあらかじめ阻止しようとはしない.第3に,人間をヒトという生物種として捉え,その集まりを指す

    個体群
    を,正常値にもとづいて統治する.

    また安全メカニズムは,フーコーが自由主義的統治性とよぶ統治メカニズムとも深く関わっている.本稿ではこの観点からも安全メカニズムを分析することで,安全メカニズムが,規律などの他のメカニズムを利用して社会を統治していることを示した.そして安全メカニズムは,自由に伴う不確実性を前提とする統治メカニズムとして提示可能であり,価値観が多様化し,活発な流通が行われている現代社会を捉えるための視座を有することを明らかにした.

  • 西村 慎哉, 日本 典秀, 高藤 晃雄
    日本ダニ学会誌
    2007年 16 巻 1 号 11-20
    発行日: 2007年
    公開日: 2007/06/06
    ジャーナル フリー
    マイクロサテライトDNAマーカーを用いて,北海道北部におけるカンザワハダニ
    個体群
    の遺伝的構造,およびそれらの
    個体群
    の遺伝子交流について調査した.
    個体群
    内・
    個体群
    間での遺伝的変異を解析したところ,
    個体群
    内での遺伝的多様性は小さかった一方で,
    個体群
    間での遺伝的分化は大きく,遺伝的に近縁な
    個体群
    はわずかしか認められなかった.つまり,本調査地では,カンザワハダニは主に同系交配によって
    個体群
    を維持し,
    個体群
    間の遺伝子交流はほとんどないと考えられた.その結果,
    個体群
    内の遺伝的多様性は小さい一方で,
    個体群
    間の遺伝的分化は大きくなっていた.
  • -千葉県の谷津田を流れる水路を対象としたシミュレーション-
    竹村 武士, 水谷 正一, 渡部 恵司, 小出水 規行, 森 淳, 松森 堅治, 嶺田 拓也
    農業農村工学会論文集
    2011年 79 巻 4 号 313-314
    発行日: 2011/08/25
    公開日: 2012/08/25
    ジャーナル フリー
  • III. アオムシサムライコマユバチおよび顆粒病ウイルスの導入結果
    伊藤 嘉昭, 崎山 正美
    日本応用動物昆虫学会誌
    1975年 19 巻 4 号 285-289
    発行日: 1975/12/25
    公開日: 2009/02/12
    ジャーナル フリー
    沖繩本島に侵入したモンシロチョウの
    個体群
    密度を低下させる目的で,1974年10月アオムシサムライコマユバチを,1975年1月モンシロチョウ顆粒病ウイルスを導入した結果を生命表データを基礎として検討した。両種ともほ場で繁殖をくりかえし,冬を含め10ヵ月間(1975年7月現在)繁殖を続けた。アオムシサムライコマユバチ単独放飼の場合世代死亡率は,やや上昇したように見えるが,成虫羽化数への影響は明らかでなかった。顆粒病ウイルスもともに作用した場合には世代死亡率が上昇し,産卵数に比して5齢幼虫数が減り,また羽化虫数は著しく減少した。本試験で天敵を放飼した範囲が小さいため,成虫の侵入によって産卵数にはほとんど変化がなかったが,広範囲に放飼を行なえば密度を低下させうる見通しが得られた。
  • 北原 英治
    哺乳動物学雑誌: The Journal of the Mammalogical Society of Japan
    1980年 8 巻 4 号 144-147
    発行日: 1980/09/30
    公開日: 2010/08/25
    ジャーナル フリー
    千葉県下の利根川河川敷において, 1979年8月に行った調査で0.5ha当り560頭のハタネズミMicrotus montebelli montebelli MILNE-EDWARDSの高密度
    個体群
    を確認した。その
    個体群
    において, 著者は, 高密度な
    個体群
    においては適当ではなかったが, ワナ間隔10mの調査で雄個体の実測レンジ長2.5m (平均) , 雌個体のそれは6.1m (平均) を示した。
    また, 調査期間中ワナ中にての出産例を見ており, この
    個体群
    は繁殖期であることが確認された。繁殖期にかかわらず, 雄個体の実測レンジ長が雌個体のそれより小さいことは
    個体群
    が高密度であったことと関連しているものと思われた。
  • 高橋 史樹
    日本応用動物昆虫学会誌
    1957年 1 巻 4 号 259-264
    発行日: 1957/12/01
    公開日: 2009/02/12
    ジャーナル フリー
    寄生蜂Nemeritis canescensは寄主コナマダラメイガのどの令期に寄生するかを30°C,70%R.H.の実験条件下でしらべた。寄生蜂は寄主の幼虫のどの令にも寄生しうるが,寄生蜂の発育所要日数は,寄主の若令幼虫に寄生した場合は長く,成熟した幼虫に寄生した場合は短い(約18日)。したがって常に寄主の羽化時期より5∼7日おくれて寄生蜂は羽化する。
    寄生適期は寄生蜂の発育所要日数と次世代羽化数とから考えた時はコナマダラメイガの産卵後19∼22日目の幼虫期となる。
    コナマダラメイガとNemeritisをいっしょに定期的に食物を追加して飼育すると,寄生蜂の成虫個体数変動は寄主成虫のそれに完全に依存しているが,これは寄生蜂の羽化が寄主の発育に支配されているからと考えられる。この寄生蜂の産卵期と寄主の被寄生適期との同時性は不完全であり,寄生蜂の増殖能力は十分に発揮されていないであろう。
    ノシメコクガはコナマダラメイガとほぼ同様な生活史をもっているが,これにNemeritisが寄生した時にはコナマダラメイガに寄生した場合と異なった個体数変動の経過を示す。この理由として,ノシメコクガ
    個体群
    には発育のおくれる個体が現われて成虫の羽化が整一に起らないことと成虫の生存期間が比較的長いことによると考えられる。
  • 岩田 泰幸, 内田 大貴
    埼玉県立自然の博物館研究報告
    2020年 14 巻 53-58
    発行日: 2020年
    公開日: 2020/06/07
    研究報告書・技術報告書 オープンアクセス
  • 清水 孝昭
    魚類学雑誌
    2003年 50 巻 2 号 153-158
    発行日: 2003/11/25
    公開日: 2011/07/04
    ジャーナル フリー
    Abstract The distribution pattern of a Japanese spinous loach, Cobitis takat-suensis, was surveyed along the tributaries of four water systems (Shigenobu, Hiji, Iwamatsu and Shimanto Rivers) in Ehime Prefecture, in order to clarify the present status of the species. Local populations were found in only 18% of 259 surveyed areas (28% of 86 tributaries). The species occurred between 50-380 meters alti-tude, except in the Iwamatsu River in which lower stretches were inhabited. On-corhynchus masou ishikawae, Phoxinus oxycephalus jouyi, Zacco temminckii, Rhinogobius flumineus and R. sp.LD, which prefer mountain streams, were often found co-existing with C. takatsuensis. Judging from river basin scale and fish density, the Iwamatsu River populations were considered to be in the most critical state. Ongoing monitoring of habitat conditions, including water temperature and gravel bed status, is essential for future conservation of this endangered species.
  • 田和 康太, 佐川 志朗, 三橋 陽子
    応用生態工学
    2016年 19 巻 1 号 13-20
    発行日: 2016/07/28
    公開日: 2016/09/05
    ジャーナル フリー

    兵庫県但馬地域では,2005 年からコウノトリの再導入が進められている.しかし,再導入された野外

    個体群
    の食性に関する詳細な情報は得られていない.また,但馬地域周辺に生息する野外
    個体群
    の大半が人工給餌に依存しているのが現状である.本研究では,コウノトリの飼育
    個体群と野外個体群
    において,炭素・窒素安定同位体比を分析し,各
    個体群
    の食性を推定した.その結果に基づき,人工給餌が野外
    個体群
    に与える影響について検討した.

    炭素・窒素安定同位体比は,野外

    個体群に比べて飼育個体群
    において高く,両
    個体群
    間の栄養段階には大きな違いがあると推察された.また,野外個体の中でも給餌依存
    個体群
    の炭素・窒素安定同位体比が自立採餌
    個体群
    に比べて高くなる傾向があった.このことから,マアジなどの人工給餌によって与えられる栄養段階の高い魚類への依存度が,コウノトリ各
    個体群
    の栄養段階の違いに反映されているものと考えられた.

    以上より,人工給餌の影響によって,野外

    個体群
    の食性が本来示すものと乖離している可能性があるため,今後は野生絶滅前
    個体群と現在の再導入個体群
    とで食性を解析するなどの,更に詳細な検討が必要である.

  • 竹村 武士, 渡部 恵司, 水谷 正一, 小出水 規行, 森 淳, 朴 明洙
    農業農村工学会論文集
    2011年 79 巻 1 号 9-16
    発行日: 2011/02/25
    公開日: 2012/02/25
    ジャーナル フリー
    水域のネットワーク化を考慮可能な
    個体群
    動態モデルの構築を目指して,
    個体群
    成長を表す重要パラメータrの設定値について検討した.対象魚類はタモロコとし,現地調査で得た全長組成および再生産に関する既往知見を基に,仮想的なコホート生命表を作成して生残率を算出した.さらに,その値の不確実性を考慮するため,他魚種の知見ではあるが,数少ない野外
    個体群
    動態の知見を参考に,乱数を用いて生残率に変動を与えて,
    個体群
    成長のシミュレーションを行った.以上の結果,開発するモデルの運用目的に沿い,ネットワーク化の効果を過大評価しない,厳しめのrとして,平均的には0.36(/year)程の値を用いることに無理はないと考えられた.ただし,計算対象とする期間の長短に応じて,その変動幅を設定する必要があると考えられた.
  • *秋山 耕治, 西田 隆義
    日本生態学会大会講演要旨集
    2005年 ESJ52 巻 P1-097
    発行日: 2005年
    公開日: 2005/03/17
    会議録・要旨集 フリー
    近年のメタ
    個体群
    にまつわる研究によって、生物
    個体群はいくつかの局所個体群
    から構成されており、単独では不安定なその局所
    個体群
    が、相互間の移動分散によっておのおの絶滅と再生を繰り返しつつ
    個体群
    全体として安定的に存続していることがわかってきた。その一方で、局所
    個体群
    レベルで動態が安定している種も存在する。この場合も、局所
    個体群
    の中にさらに局所的な生息地が存在し、その生息地相互間での移動が局所
    個体群
    の動態を安定化するにあたって重要ではないかと考えられる。そこで、そのような“安定的”な種と思われるウスバシロチョウParnassius glacialisを対象として、京都において標識再捕獲調査を行なった。その結果、ウスバシロチョウはもっぱら短距離のランダムな移動を行ない、狭い範囲内にとどまることが多いことがわかった。それゆえ本種では生息地間あるいは局所
    個体群
    間の移動のネットワークは貧弱であり、
    個体群
    動態の安定化は他の要因によることが大きいものと考えられた。
  • *藤原 好, 花里 孝幸
    日本陸水学会 講演要旨集
    2003年 R68 巻 P27
    発行日: 2003年
    公開日: 2004/11/26
    会議録・要旨集 フリー
    氷の下でのDaphnia
    個体群
    の分布と変動について報告する。
  • *森光 由樹, *鈴木 克哉, *川本 芳
    霊長類研究 Supplement
    2014年 30 巻 B18
    発行日: 2014年
    公開日: 2014/08/28
    会議録・要旨集 フリー
    目的)孤立したニホンザルの群れは、他の群れと繁殖する機会が少なくなり、遺伝的交流が阻害され遺伝的多様性が失われていく可能性がある。ニホンザルの保全を考える上で、群れ間でのオスの移動情報は重要である。オスの場合、ミトコンドリアDNA(mtDNA)は1代限りで消失し、次世代には伝達されない。したがって、この特徴を利用すれば、成獣オスとその群れのメスや子供のmtDNAのハプロタイプを比較することで、オスの移出入を調べることが可能となる。保全上重要なデータになると考えられる。
    (方法)兵庫県内4つの地域
    個体群
    (美方、城崎、大河内、篠山)について、分析を行った。それぞれの地域
    個体群
    に所属している成獣オス7頭、計28頭を捕獲し、血液を採取し分析の試料とした。塩基配列の解読はPCRダイレクトシーケンス法を用いてmtDNA Dループ超可変領域2(HVR2)412塩基対について実施した.解読したmtDNAの塩基配列と兵庫県および隣接する京都府および鳥取県に生息している地域
    個体群
    メスのmtDNA塩基配列のデータと照合し、移動について検証を行った。
    (結果)分析した成獣オス28頭のうち23頭は、生息している地域
    個体群
    (メス及び子供)とは異なるハプロタイプを示した。美方地域
    個体群
    のオス4頭は大河内地域
    個体群
    、佐用地域
    個体群
    、篠山地域
    個体群
    、若狭地域
    個体群
    (鳥取)のハプロタイプ、城崎地域
    個体群
    のオス7頭は、美方地域
    個体群
    、篠山地域
    個体群
    、若狭地域
    個体群
    のハプロタイプ、篠山地域
    個体群
    のオス5頭は、篠山
    個体群
    とは異なるJN21JN35JN6と同一のハプロタイプ、大河内
    個体群
    のオス7頭は、すべて美方地域
    個体群
    のハプロタイプを示した。地域
    個体群
    間でオスの移動が認められた。
  • 大串 隆之, 斉藤 隆
    日本生態学会誌
    1997年 47 巻 2 号 163-165
    発行日: 1997/08/25
    公開日: 2017/05/25
    ジャーナル フリー
  • 遠藤 正造, 鶴町 昌市
    Journal of Pesticide Science
    2001年 26 巻 1 号 82-86
    発行日: 2001/02/20
    公開日: 2010/08/05
    ジャーナル フリー
    1989~1992年に東南アジアと日本で採集したトビイロウンカとセジロウンカの感受性を比較した. トビイロウンカ: 1989, 1990年に採集したマレーシア
    個体群
    のマラソン感受性は日本のそれの約1/7と低く, ダイアジノン, カルボスルファン感受性も若干低い傾向が認められた. また1992年の検定結果では, ベトナム南部及びタイ
    個体群
    のマラソン感受性は, 日本及びベトナム北部のそれより若干低かった. しかし, 他の薬剤に対する感受性はこれらの
    個体群
    間で大きな差はなかった. セジロウンカ: 1989~1990年
    個体群
    の薬剤感受性を比較した結果, マレーシア
    個体群
    のマラソン感受性は日本のそれの約1/6と低かった. しかし, 他の薬剤に対する感受性はこれらの
    個体群
    間でほとんど差はなかった. また, 熱帯地域においてもこれら2種のウンカは1977~1992年の間に各種薬剤に抵抗性が発達したことが確認された.
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