近年、日本において高齢化が急増しており、それに伴った介護施設の増加と介護士の増員が進んでいる。しかし、介護士の減少がみられ、将来は介護施設や高齢者住宅において、多数の自律ロボットが導入されると予想される。このようなロボットは広範囲の活動が要求されるため
充電
池が動力源となり、同時に効率のいい
充電
システムは重要な役割を果たす。既存の
充電
方式の中でロボットに適したものは「無線方式」が挙げられるが、高出力で
充電
するのには適さない。ロボット自身が
充電器まで移動して受動的に充電
する方法は有効であるが、正しく接続されているかが重要になる。そこで、ロボットが一定の場所に接触するだけで
充電
することが出来るシステムが存在すれば、上記の問題が解決できるだけでなく、災害現場や放射能汚染された場所などにおいても使用できる仮設
充電
場所を作成することも可能となり、非常に有効であると考えられる。本件急では、このシステムの実現を可能にするために、ロボットが接触した場所に関係なく
充電
することが出来、複数個を接続することで自在に拡張可能な電極のデザインの提案を目的とし、特定の機能を持つ
充電
回路に接続することで位置制御不要な
充電
システムが可能であることを示す。
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