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クエリ検索: "冷夏"
1,782件中 1-20の結果を表示しています
  • 荒川 秀俊
    気象集誌. 第2輯
    1954年 32 巻 7-8 号 240-242
    発行日: 1954/08/25
    公開日: 2009/02/05
    ジャーナル フリー
  • 松本 大樹, 増永 英治, 横木 裕宗
    土木学会論文集
    2023年 79 巻 27 号 論文ID: 23-27026
    発行日: 2023年
    公開日: 2024/02/14
    ジャーナル 認証あり

     本研究では,茨城県南東部に位置する霞ヶ浦において,気候変動に伴う地球温暖化が湖水の水質に及ぼす影響について評価した.2005年から2022年までの18年間の気象と水質データから,7月の気温は1年に約0.1度毎上昇しており,気温と湖の水温間に明確な正の相関関係も見られた.気温の上昇とともに湖の成層が強まり,鉛直混合が抑制されることで湖の底層に貧酸素水塊が発生する.気温の上昇による成層の挙動をより詳細に調査するために,北浦で観測された水質データと気象データを統合し解析を実施した.成層の発達と貧酸素水塊の生成には,風速によるシアー生成と太陽光放射(短波放射)による表面熱浮力フラックスが強く作用していることが確認できた.地球温暖化による気温上昇の影響を確認するために,18年間の中で最も暑い年(2018年)と最も涼しい年(2007年)の水質の違いを調べた.2018年は2007年と比較して,成層度合いが強く,底層の溶存酸素量も小さいことが確認できた.また比較スケールを拡大した暑夏と

    冷夏
    の比較でも同様に,暑夏は
    冷夏
    と比較して成層度合いが強いことが確認できた.したがって,気温の上昇により湖の水質が顕著に変化していることが示唆された.今後の地球温暖化に伴う気温上昇により,湖の水質状態を変化させる可能性があることが懸念される.

  • 腰原 達雄
    北日本病害虫研究会報
    2001年 2001 巻 52 号 163-167
    発行日: 2001/11/30
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
    東北地方のセジロウンカの発生と
    冷夏
    について概観した。その要点は次の通りであった。当地方の水稲冷害はやませに象徴されるオホーツク海高気圧型の
    冷夏
    に主に起因するが, 当冷害年にセジロウンカの大 (多) 発生は余り起こっていない。全国的にもほぼ少発生傾向となる。これは気象現象的に海外からの成虫の多飛来がもたらされにくく, そのためではないかと考えられる。他方, 軽微な冷害にとどまる北冷西暑型
    冷夏
    の年には, 当地方を含む全国的な大 (多) 発生が時に起こっている。これは対照的に多飛来がもたらされやすく, そのためではないかと考えられる。北冷西暑型
    冷夏
    年の大 (多) 発生は普通の天候経過年に比べやや高い頻度で起こっている。エルニーニョ現象に起因の気象変動との連関の可能性も示唆される。
  • 荒川 秀俊
    気象集誌. 第2輯
    1951年 29 巻 12 号 419-421
    発行日: 1951年
    公開日: 2009/02/05
    ジャーナル フリー
  • *井上 誠, 宇賀神 惇, 木口 倫, 山下 陽介, 小峰 正史, 山川 修治
    日本地理学会発表要旨集
    2022年 2022s 巻 517
    発行日: 2022年
    公開日: 2022/03/28
    会議録・要旨集 フリー

    1.はじめに

     干ばつや

    冷夏
    などの気象災害は、稲や果樹などの農作物の収量に大きな影響を及ぼす。日本の夏季の天候は、対流圏下層から中層で発達する北太平洋高気圧とオホーツク海高気圧との関連が強いことは知られているが、それらの挙動だけでは正確な暑夏・
    冷夏
    の予測につながっていないのが現状である。西森(1999)は、上部対流圏から下部成層圏に発達するチベット高気圧と北太平洋高気圧の強化による日本への張り出しと関連した暑夏の事例を報告しており、対流圏中下層より上空の高度分布にも着目する必要がある。そこで本研究では、日本の暑夏年・
    冷夏
    年における高度場の統計解析を行い、夏季に発達するチベット高気圧、北太平洋高気圧の張り出しと暑夏・
    冷夏
    の発生との関係を明らかにする。

    2.方法

     まず、日本を6地域に分類し、気象庁データを用いて1980~2017年の夏季(6~8月)における各地域の気温の時系列図を作成し、38年間のうち気温が高かった10年を暑夏年、低かった10年を

    冷夏
    年と定義した。次に、暑夏年から
    冷夏
    年を引いたものを偏差と定義し、NCEP/NCAR再解析データの高度場データを用いて偏差分布図を作成した。2種類の母集団(暑夏年と
    冷夏
    年)における平均値の差の有意性を調べるためにウェルチのt検定を行い、差が95%で有意な領域を図に示した。

    3.結果と考察

     その結果、北日本日本海側の暑夏年・

    冷夏
    年の偏差分布図には、日本上空の150hPa面で有意な高圧偏差が確認できた。これは、チベット高気圧が日本に強く張り出すと、暑夏が発生しやすいことを示している。一方、日本の
    冷夏
    の発生にはこれらの高気圧の張り出しの弱化が関わっていると考えられる。両高気圧の緯度方向の張り出しに着目すると、チベット高気圧が日本の本土方面に張り出す場合、北日本、東日本、西日本で暑夏になり、南方面に張り出すと南西諸島で暑夏の傾向となった。同様に、北太平洋高気圧の張り出しの方向もその地域の暑夏の発生に深く関わることが示唆された。

    文献

    西森基貴 (1999) 天気 46: 269-280.

  • 仲江川 敏之
    水文・水資源学会誌
    1996年 9 巻 1 号 19-20
    発行日: 1996/01/05
    公開日: 2009/10/22
    ジャーナル フリー
  • *増田 耕一, 市野 美夏
    日本地理学会発表要旨集
    2024年 2024s 巻 P030
    発行日: 2024年
    公開日: 2024/04/19
    会議録・要旨集 フリー

    近世の飢饉の主要な要因であった東北地方の

    冷夏
    をもたらした天候の日本全国規模の時空間構造について、近代の日照時間の観測にもとづいて検討した。本州・四国・九州の45地点の1901~2020年の日照率の月値について主成分分析を行なった。8月の結果の第1主成分は全国規模で同符号だがその振幅は関東から九州北部で大きく東北北部では小さい。近代の凶作年のうちでは1902, 1905, 1980, 1993年がこのパターンである。第2主成分は北冷西暑型の
    冷夏
    に対応する。近代の凶作年のうちでは1934年がこのパターンである。

  • 村上 忠勝, 穴井 昭三, 赤星 達正
    西日本畜産学会報
    1982年 25 巻 11-12
    発行日: 1982/07/27
    公開日: 2010/08/25
    ジャーナル フリー
    夏期の暑熱と経営規模の差異が, 種雌豚の繁殖性に及ぼす影響を知るため, 熊本県内の養豚農家6戸の実態を調査した。
    1) 調査年次は, 低温に推移し持に盛夏期は平年より平均1.5℃低い
    冷夏
    であった。
    2) しかしながら, 夏期の繁殖成績は全般に劣り, 暑熱は
    冷夏
    にあっても豚の繁殖性にかなりの悪影響を及ぼしたと思われる。
    3) 高原地帯における繁殖成績は, 平担 (水田・畑作) 地帯の成績を上回る傾向にあった。
    4) 従って, 平年次における夏季の暑熱は, 豚の繁殖性に相当の悪影響を及ぼしていると推測され, 防暑対策の改善, 検討が望まれる。
    5) また, 冬期の成績は夏に次いで悪い結果を示しており, 西南暖地にあっても寒冷対策もおろそかにできない。
    6) 大規模農家では.分娩子豚数, 分娩回転率において小規模農家の成績を上回った。
    7) 一方, 小規模農家は, 子豚育成率において大規模農家の成績を上回った。
    8) 種雌豚1頭当り年間子豚生産頭数は, 大規模農家で16.2頭, 小規模農家では14.4頭であった。
  • *野上 道男
    日本地理学会発表要旨集
    2014年 2014s 巻 218
    発行日: 2014年
    公開日: 2014/03/31
    会議録・要旨集 フリー
     中国史書によれば2世紀末に倭国に「乱」があり、それを契機に卑弥呼が国王に共立された、という.日本の歴史における古代はここに始まると見て良いであろう.結論を先にすると「倭国乱」は
    冷夏
    による2年続きの飢饉で起きた社会不安と食を求める民衆の流浪が実態であり、戦乱ではない.
    冷夏
    の原因はタウポ火山(NZの北島)の大噴火である.
     以下の項目について、検証した(ここでは内容の詳細は省略).
    1)氷床コアの記録: 2)中国史書の記録:3)古事記・日本書紀の記事:
     崇神7年は豊作だった.豊作で2年続きの「疾疫」が治ったのであるから、それが栄養失調症であったことをうかがわせる.さらに崇神12年の条には天皇が回顧して言う言葉の中に「寒さ暑さ序を失えり.疾病多に起こりて、百姓災を蒙る」とある.つまり疾疫が農と関係する栄養失調症であり、その原因は異常気象であったことがさらに明確に述べられている.
     伝染病の大流行によって土地を捨てる流民は発生しないだろう.食を求めて「百姓流離」と解釈する方が自然である.魏志韓伝の同時代にも、後漢が植民地支配していた楽浪郡の郡県から韓人の流民が起こったとの記事がある.中国の黄巾の乱(民衆蜂起)や流民の発生は凶作飢饉が原因である.民衆は課税の対象である水田を捨て、
    冷夏
    に強いドングリなどの果実が豊富でヒエ・アワなら稔る落葉広葉樹林帯に疎開したのであろう.
     非農業人口が多く稲作依存率が高い地方(弥生時代の先進地域、すなわち九州地方北部)ほど
    冷夏
    飢饉の影響は深刻だったはずである.クラカタウ火山大噴火による宣化元年(536年)の飢饉の際にも、各地の屯倉の米を那の津(博多港)の倉庫に集めるよう、勅令が出されている.
  • 農業気象
    1994年 50 巻 3-4 号 251-256
    発行日: 1994/12/10
    公開日: 2010/02/25
    ジャーナル フリー
  • 工藤 拓毅
    日本機械学会誌
    1995年 98 巻 921 号 663-
    発行日: 1995/08/05
    公開日: 2017/06/21
    解説誌・一般情報誌 フリー
  • 卜蔵 建治, 山下 洋
    農業気象
    1983年 38 巻 4 号 409-414
    発行日: 1983/03/10
    公開日: 2010/02/25
    ジャーナル フリー
  • 藤井 享
    北海道地理
    1994年 1994 巻 68 号 21-28
    発行日: 1994/04/30
    公開日: 2012/08/27
    ジャーナル フリー
  • 森田 聡一郎, 吉村 義則, 黒川 俊二
    日本草地学会誌
    2009年 54 巻 4 号 332-339
    発行日: 2009/01/15
    公開日: 2017/07/07
    ジャーナル オープンアクセス
  • 東北地理
    1989年 41 巻 4 号 245-248
    発行日: 1989/12/28
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
  • 烏山 国士, 斎藤 滋, 東 正昭
    日本作物学会紀事
    1983年 52 巻 1 号 28-33
    発行日: 1983/03/05
    公開日: 2008/02/14
    ジャーナル フリー
    In the extremely cool summer in 1980 (Fig. 1), rice plants grown in Touhoku District (the north-eastern parts of Honshu) suffered from the severe sterility due to the cool temperature at the booting and/or flowering time. The distribution pattern of coolness in Touhoku District at the extremely cool summer was estimated by the degree days of coolness, Σ(20-T), for five days from July 15 to 19, 1980, on which the high atmospheric pressure at 0khotsk Sea influenced (Fig. 2). Spikelets sterilities were recorded on some rice cultivars at 22 agricultural experiment stations located in main rice planting areas in Touhoku District. Daily changes of sterility were classified into five types (Fig. 3). Touhoku District was geographically divided into five areas according to the relative grades of danger caused by sterility type of cool injury of rice plants, which were estimated firstly from the types of the daily change of spikelets. sterility, and secondly from the degree days of coolness, altitude and topographical characteristics (Fig. 4). The relative grades of danger caused by sterility type of cool injury should be utilized for selecting the rice cultivars with the appropriate degree of resistance to cool-weather, though the relative grades of danger caused by delayed growth type of cool injury has been utilized for establishing the standard cultivation method and for choicing the rice cultivars with adapted maturity.
  • 村上 律雄
    農業気象
    1981年 37 巻 3 号 249-253
    発行日: 1981/12/10
    公開日: 2010/02/25
    ジャーナル フリー
  • 内島 立郎
    農業気象
    1983年 39 巻 1 号 19-26
    発行日: 1983/06/10
    公開日: 2010/02/25
    ジャーナル フリー
    1884年以降28カ年の冷害年について7月気温, 8月気温, 7, 8月平均気温の平年偏差の地域分布を求め, 平年偏差が-1.0℃以下になる低温地域の大きさで冷害年を分類した。その結果, 冷害年の低温分布とその出現頻度に関して以下のような特徴が認められた。
    (1)多くの冷害年の低温分布は高緯度地方から低緯度地方へ連続して拡がり, 低緯度地方けが低温を示すのは例外的である。低温強度 (平年偏差の大きさ) は高緯度地方ほど大きい傾向を示すが, 北海道, 東北地方では太平洋側の方が大きい年と日本海側の方が大きい年とがある。西日本地方ではつねに日本海側の低温強度の方が大きい。
    (2) 各冷害年の低温地域の範囲を緯度区分で表わし, A, A~B, A~C, A~D, A~E, A~F, A~G型の7類型に分け, それらの出現頻度を調べた。低温分布地域がほとんど北海道に限られる北海道型(A型, A~B型)の出現は30%弱, 東日本型 (A-C型, A-D型)が20%前後, 低温分布が西日本にも及ぶ全国型(A-E型, A-F型, A-G型)が30-40%であることがわかった。低緯度地方ほど低温出現頻度は少ないが, 緯度による変化傾向からみて北海道は明らかに出現頻度が多く, 関東以南は特徴的に少ない。
    (3) 低温範囲が東日本地域内に限られるA型からA-D型の場合は, 北冷西暑の第2種型
    冷夏
    によるものが多く, 混合型もあると考えられた。しかし低温範囲が西日本あるいは全国的に拡がるA-E型からA-G型の場合はオホーツク海高気圧による第1種型
    冷夏
    に由来するものが多く, 一部は混合型によるものがあると考えられた。
    (4)低温分布が西日本に及ぶような規模の大きい冷害年は, 比較的頻繁に現われる期間とほとんど現われない期間が交互にあり, その間にある種の規則的変化があることが認められた。このような冷害年の出現は気温の永年変化と関係していると考えられた。1976年以降は出現した冷害年の低温分布型と気温の永年変化の特徴からみて, 規模の大きい低温年が現われやすい期間の特徴を示していることがわかった。
  • 2011年は6年ぶりの豊作になる?
    *正木 隆
    日本森林学会大会発表データベース
    2010年 121 巻 I13
    発行日: 2010年
    公開日: 2010/03/12
    会議録・要旨集 フリー
  • 卜藏 建治
    農業土木学会誌
    1988年 56 巻 6 号 594-594,a2
    発行日: 1988/06/01
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
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