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全文: "前田大作"
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  • 朝倉 木綿子, 前田 大作, 柴崎 公子
    PAIN RESEARCH
    1992年 7 巻 1 号 9-20
    発行日: 1992/03/31
    公開日: 2014/06/19
    ジャーナル フリー
  • 朝倉 木綿子, 前田 大作, 柴崎 公子, 稲垣 克彦, 比嘉 邦雄
    PAIN RESEARCH
    1993年 8 巻 1 号 25-37
    発行日: 1993/03/31
    公開日: 2014/06/19
    ジャーナル フリー
  • 岡村 清子
    社会学評論
    2007年 58 巻 3 号 375-377
    発行日: 2007/12/31
    公開日: 2010/04/01
    ジャーナル フリー
  • 岡本 和士
    日本老年医学会雑誌
    1996年 33 巻 9 号 676-680
    発行日: 1996/09/25
    公開日: 2009/11/24
    ジャーナル フリー
    愛知県の大都市近郊の一地域に居住する65歳以上の在宅高齢者のうち, 主観的幸福感に関する調査と医学検診を含む身体および生活状況に関する総合的な検診を受診した157名 (男41名, 女116名) を対象として, 主観的幸福感と身体的健康度特に, 循環器疾患と関連のある血清脂質濃度との関連について検討した. 主観的幸福感の評価の尺度には改訂版PCGモラールスケール17項目を, 前田らが日本語に訳出したものを用いた. 主な知見は以下のとおりである.
    モラール得点は男12.0点, 女11.4点と男に高い傾向は認められたものの有意差はなく, 加齢による影響も認められなかった.
    モラール得点に対する血清脂質濃度との関連の程度を重回帰分析にて調べた結果, 性およびBMIを補正した後も, モラール得点はHDLC/LDLCに対し正の有意な関連を, TC, LDLCに対し負の有意な関連を認めた.
    したがって, 主観的幸福感の低い者ほど動脈硬化の傾向が進展している可能性を示唆する知見が得られたことから, 地域高齢者の健康管理を行う上で, これまでその中心とされてきた医学的健康管理に加えて, 生活環境の改善や精神的サポートを含む主観的幸福感の維持・向上など心身相関の認識の上にたち, 包括的な健康管理への取組みの重要性が示唆された.
  • 岡本 和士
    日本老年医学会雑誌
    2000年 37 巻 2 号 149-154
    発行日: 2000/02/25
    公開日: 2009/11/24
    ジャーナル フリー
    地域に居住する高齢者の主観的幸福感とその関連要因を検討することを目的として, 愛知県大都市近郊の一地域に居住する65歳以上の高齢者863名 (男395名, 女472名) に対し, 主観的幸福感に関する質問項目や健康状態, 生活習慣及び心理的要因を含む自記式のアンケート調査を行った. 主観的幸福感は単一の質問項目にて調べた.「幸福と思う」者の割合は男71.4%, 女76.4%と女に高い傾向は認められたが有意差はなく, 年齢による差も認められなかった. 主観的幸福感に対する各要因との関連の程度をロジスチィック重回帰分析を用いて要因間の影響を補正し検討した結果,「健康度自己評価」「家族との会話」「社会的役割」「日常活動性」および「ソーシャルサポート」のオッズ比はいずれも1より大きくかつ有意であったが, とりわけ「家族との会話」のオッズ比が2.60 (95%信頼区間1.93~3.52) と最も高かった. また1より小でかつ有意なオッズ比を示した項目は「気分が落ち込む」「寂しさを感じる」であった. 主観的幸福感に対する「家族との会話」のオッズ比は他の要因に比し最も高く, 会話の頻度とともに増加を認めるとともに, それは前期高齢者群に比べ後期高齢者群で高かった. 高齢者における家族との会話は主観的幸福感を高める方向に作用する可能性が示された.
  • 高橋 龍太郎, 出雲 祐二
    日本老年医学会雑誌
    1994年 31 巻 9 号 720-721
    発行日: 1994/09/25
    公開日: 2009/11/24
    ジャーナル フリー
  • 山下 一也, 小林 祥泰, 山口 修平, 小出 博己, 今岡 かおる, 卜蔵 浩和, 須山 信夫
    日本老年医学会雑誌
    1993年 30 巻 8 号 693-697
    発行日: 1993/08/25
    公開日: 2009/11/24
    ジャーナル フリー
    65歳以上の社会活動性の比較的低い老人ホーム在住健常老人26人 (77.2±6.0歳) と社会活動性の高い在宅健常老人47人 (75.6±5.1歳) を対象に, 主観的幸福感および抑うつ状態について比較検討を行った.
    主観的幸福感の測定尺度としては, モラールスケールを, 抑うつ状態の尺度には Zung の自己評価式抑うつ尺度 (SDS) を用いた.
    モラールスケールの総得点では, 老人ホーム在住健常老人では, 7.8±4.2点, 在宅健常老人では, 12.7±3.4点であり, 在宅健常老人のほうが, 有意に高い主観的幸福感を示していた. さらに, 各項目別にみてみると, 特に自分の老化についての態度にかかわる因子では有意差が認められた. SDSは老人ホーム在住健常老人は35.6±9.8点, 在宅健常老人は28.2±5.4点と老人ホーム在住健常老人のほうが有意に高かった. さらに, SDS 48点以上の中等度以上の抑うつ状態の人の比率をみると老人ホーム在住健常老人では26人中3人 (11.5%) と, 在宅健常老人の47人中0人に比して, 有意に高率であった. また, SDSとモラール得点との関係では, 有意の負相関がみられた.
    以上より, 社会的活動性が人生の満足度や精神的な健康に大きな影響を与えることが示唆された.
  • 多田 敏子, 熊坂 延枝, 中野 秀子, 原 祥子
    日本看護研究学会雑誌
    1986年 9 巻 4 号 4_37-4_46
    発行日: 1986/09/01
    公開日: 2016/03/31
    ジャーナル フリー
      在宅ケアを支える福祉サービスのうち,通所によるディ・サービスの利用者69名およびその家族を対象に調査し,健康障害のある老人の在宅ケアのあり方について検討し,次の結果を得た。
      ① ディ・サービスの利用者は,女性が多く,75才以上の者が大半を占めていた。
      ② 利用者には,脳血管障害やその後遺症,高血圧,および心臓疾患などによる健康障害がみられた。
      ③ ディ・サービスを知ったのは,新聞でみたり,知人や家族から聞いたことによる,という者が多かった。
      ④ ディ・サービスへの通所時間は,サービスカーで,30分未満の者が多かった。
      ⑤ 利用者の半数以上は,日常生活に何らかの介護を要する者であった。その介護内容は,多様であった。
      ⑥ 利用者および家族ともに,ディ・サービスを利用してよかったこととして,入浴サービスをあげていた者が,最も多かった。
      ⑦ ディ・サービス利用時の対人交流状況は,消極的な者が多くみられたが,ディ・サービスを利用してよかったこととして,交流の広がりをあげていた者は,約半数いた。
      ⑧ ディ・サービスに対する老人および家族の希望では,利用の頻度を増やすことをあげていた者が多かった。
  • 篠原 純子, 児玉 和紀, 迫田 勝明, 金久 重子, 百本 文子
    日本看護研究学会雑誌
    2003年 26 巻 1 号 1_111-1_122
    発行日: 2003/04/01
    公開日: 2016/03/31
    ジャーナル フリー
     本研究の目的は脳梗塞患者の自尊感情と関連する要因は何かを明らかにすることであった。 脳梗塞発症後6ヶ月~3年半前後の外来通院患者38名 (男性26名,女性12名) に対して調査を実施し,自尊感情 (Rosenberg's Self-Esteem Scale) と職場復帰状況,経済的満足感,主観的健康感,社会的支援の程度,趣味や楽しみの有無,日常生活動作の障害の程度,生きがいなどの関連を検討した。 その結果,自尊感情は決定係数0.694で 「生きがいとなっているものが4つ以上あること (標準化係数β0.503)」 「まったく健康ではないと感じること (β-0.306)」 「楽しみがあること (β0.257)」 「在学年数が10~13年であること (β0.277)」 の4要因によって説明された。 本研究の結果から 「健康状態をよいと感じ,多くのことに生きがいをもち,楽しみをもって生活できるように介入することによって自尊感情は高まる」 という仮説を導いた。
  • -身長短縮や円背の主観的程度と心理的側面との関連-
    吉村 弥須子, 白田 久美子, 前田 勇子, 安森 由美, 東 ますみ
    日本看護研究学会雑誌
    2002年 25 巻 5 号 5_59-5_69
    発行日: 2002/12/01
    公開日: 2016/03/31
    ジャーナル フリー
      本研究の目的は,骨粗鬆症患者の身長短縮や円背の主観的程度が,抑うつ状態・人生満足度・自尊感情などの心理的側面にどのような影響をおよぼしているかを明らかにすることである。 対象は,3つの医療機関の骨粗鬆症専門外来に通院中の骨粗鬆症患者376名で,方法は,Zung の自己評価式抑うつ性尺度 (SDS),古谷野らの人生満足度尺度 K (LSIK),大和らの自尊感情尺度 (SES) の3尺度を用いた自記式質問紙による調査であった。 今回の分析対象は,身長短縮の程度および円背の程度について回答していた234名 (62.2%) であった。 結論は以下のとおりである。
    1. 身長短縮しだしたときおよび6cm以上身長短縮を自覚したときに,抑うつ状態となり人生満足度が低下する傾向がある。
    2. 身長短縮が進行すると自尊感情が低下する傾向がある。
    3. 円背が進行すると抑うつ状態となり,人生満足度や自尊感情が低下する。
  • -症状と心理的側面との関連-
    吉村 弥須子, 白田 久美子, 前田 勇子, 安森 由美, 東 ますみ
    日本看護研究学会雑誌
    2001年 24 巻 5 号 5_23-5_32
    発行日: 2001/12/01
    公開日: 2016/03/31
    ジャーナル フリー
     本研究の目的は骨粗鬆症の症状である腰痛,身長短縮,円背,下肢しびれの有無および歩行距離の減少が患者の心理的側面にどのような影響をおよぼすか明らかにすることである。 対象は骨粗鬆症専門外来に通院中の骨粗鬆症患者376名で,自記式質問紙票を用い調査を行った。 心理的側面の評価には,Zung の自己評価式抑うつ尺度 (SDS),古谷野らの人生満足度尺度 K (LSIK),大和らの自尊感情尺度 (SES) の3尺度を用いた。 各症状の出現頻度は,腰痛64.4%,身長短縮79.3%,円背50%,下肢しびれ24%,歩行距離が900m以下の患者は41.8%であった。 結論1. 骨粗鬆症により腰痛,身長短縮,円背,下肢しびれなどの症状が出現している患者や歩行距離の減少している患者は抑うつ状態になり,人生満足度が低下する傾向がある。 2. 身長短縮や円背など外観の変化のある患者,歩行距離の減少している患者は自尊感情が低下する傾向がある。
  • 桂 敏樹, 野尻 雅美, 中野 正孝
    日本看護研究学会雑誌
    1996年 19 巻 4 号 4_9-4_18
    発行日: 1996/09/01
    公開日: 2016/03/31
    ジャーナル フリー
      高齢者の生活の質を高める条件を明らかにするために中高年住民を対象に人生で起こる発達的危機や状況的危機が主観的幸福感に及ぼす影響力を比較検討した。 多変量解析の結果,以下のことが明らかになった。
    1. 主観的幸福感と有意な関連が認められたのは個人的な成功,家の改築等,帰省,配偶者の死,怪我・病気で,いずれも状況的危機であった。
      主観的幸福感を高める危機は帰省,個人的な成功,夫婦別居であった。 一方,主観的幸福感を低める危機は配偶者の死,子供の非行,離婚,解雇,会社倒産・合併・再編,妊娠,夫婦喧嘩,親族とのトラブルであった。
    2. 性別にみると男性で主観的幸福感と有意な関連が認められたのは帰省,個人的な成功,配偶者の死,怪我・病気,家の改築等で,いずれも状況的危機であった。
      主観的幸福感を高める危機は帰省,個人的な成功,昇格等,退職で,主観的幸福感を低める危機は配偶者の死,子供の非行,解雇,転職,離婚であった。
      一方,女性で主観的幸福感と有意な関連が認められたのは個人的な成功,退職,転職,家の改築等,配偶者の死で退職を除きいずれも状況的危機であった。
      主観的幸福感を高める危機は個人的な成功,夫婦別居,転職で,主観的幸福感を低める危機は離婚,退職,配偶者の死,子供の非行,性的障害,親族とのトラブル,会社倒産等,夫婦喧嘩の変化であった。
      今回の結果をみると状況的危機は主観的幸福感にネガティブな影響だけでなくポジティブな影響を持つものもあることが明らかになった。
  • 横山 美樹, 野口 美和子, 正木 治恵
    日本看護科学会誌
    1992年 12 巻 1 号 23-32
    発行日: 1992/04/30
    公開日: 2012/10/29
    ジャーナル フリー
    老年期に糖尿病が発症した患者の看護目標をセルフケア行動とQOLとの関連性から検討する目的で, 107人を対象に食事療法を中心とするセルフケア行動, それに伴う考え方, 感じ方, 糖尿病が与える影響とSelf-Esteem, 主観的幸福感について質問紙法による調査, 分析を行い以下の知見を得た.
    1) 本研究における老年糖尿病患者のセルフケア行動の特徴として, (1) 食事療法の必要性を認め前向きに取り組んでいるが, 実施方法では「主食の量を守る」という者が大部分で, 厳密なコントロールを実施している者は少数であること, (2) 糖尿病によって最も強く感じている制約は「食事が制限されていること」であったが, 社会生活上の制約を感じている者はほとんどいないこと, があげられた.
    2) 積極的なセルフケア行動とQOLが高いことは関連が認められた. このことから老年糖尿病患者の看護目標として, セルフケア行動をとることで主観的健康観を高め, またセルフケアの努力を医療者や家族が認め, サポートを提供することてでQOLを高めていくという観点が大切である.
  • 関連要因と主観的幸福感との関係
    青木 邦男, 松本 〓子
    日本家政学会誌
    1994年 45 巻 2 号 105-114
    発行日: 1994/02/15
    公開日: 2010/03/10
    ジャーナル フリー
    高齢者508名 (男性206, 女性302) を対象に健康度自己評価と主観的幸福感およびそれに関連する要因を留置法による質問紙調査で調べた.健康度自己評価から健康度自己評価群と非健康自己評価群に分け, 健康度自己評価に関連する要因についてはχ2検定をもとに数量化III類により要因の関連度を, 非健康自己評価者の主観的幸福感に関連する要因については数量化I類により要因の関連度を分析した.その結果, 以下のことが明らかになった.
    (1) 健康度自己評価に関連する要因を数量化II類によって分析した結果, 現在の仕事の有無, 通院の有無, ソーシャルネットワーク, 社会的活動性, 運動実施の有無ADL, MPI・E尺度の7要因が選出され, 現在の仕事の有無を除く他6要因は健康度自己評価に有意の影響を及ぼしている.また, 正準相関係数は0.5150のかなり高い係数であった。
    (2) 各要因のカテゴリーでは, 通院の無い方が, 運動を実施する方が, MPI・E尺度の外向的な方が, ADLのノーマルの方が, ソーシャルネットワークの少ない (6人以下) 方がそれぞれ, 健康と自己評価することに関連している.
    (3) 非健康自己評価高齢者の主観的幸福感に関連する要因を数量化I類によって分析した結果, 年齢, 配偶者の有無地域での仕事 (役割) の有無ソーシャルネットワーク, 運動実施の有無, ADL, MPI・N尺度の7要因が選出された.その重相関係数はR=0.7346 (R2=0.5397) であった.
    (4) 非健康自己評価高齢者の主観的幸福感に対して有意な偏相関を示したのは, 高い順にMPI・N尺度, ソーシャルネットワーク, 地域での仕事 (役割) の有無, と年齢の4要因であった.
    各要因のカテゴリーについては, 神経症的傾向の無い方が, 支援二者の多い方が, 地域での仕事 (役割) の無い方が, そして年齢の若い方がそれぞれ, 幸福と自己評価することに影響を与えている.
  • Fumiyo Fujino, Ayako Ohno, Misako Koizumi, Yukari Fukagawa, Masako Nishigori
    北関東医学
    1998年 48 巻 3 号 207-210
    発行日: 1998/05/01
    公開日: 2009/10/21
    ジャーナル フリー
    Investigation of the elderly citizens over 65 years of age living alone in S town, Gunma on PGC (Philadelphia Geriatric Center Morale Scale), living status, financial status as well as psychological and health status revealed the following :
    1. Average PGC score was 13.09 ± 3.26 and average age of the subjects was 75.97 ± 5.85. The PGC score of those under 75 was significantly higher than those over 76.
    2. Average monthly income was ¥133.1 ± 85 thousand. Those whose expenses exceeded ¥130 thousand showed higher PGC score than those who spent less than ¥120 thousand. Those who lived in their own house showed significantly higher monthly income and PGC score than those who rent a house/apartment.
    3. Sixty two percent of the responders felt that they were rather healthy. However, 83% of the subjects suffer from some kinds of diseases. Average PGC score of those responders believing that they were rather healthy was 13.82 ± 2.80.
    4. Those who had something to live for had higher PGC score than those who didn't. Those who had no concerns about their future presented higher PGC than those who had some.
    5. PGC score of those who wanted to live alone was higher than that of those who were forced to.
  • 武政 誠一, 嶋田 智明, 日高 正巳, 古井 透
    理学療法学
    1996年 23 巻 3 号 137-140
    発行日: 1996/05/31
    公開日: 2018/09/25
    ジャーナル フリー
  • 松平 裕佳, 高山 成子, 菅沼 成文, 小河 育恵
    日本公衆衛生雑誌
    2010年 57 巻 2 号 121-130
    発行日: 2010年
    公開日: 2014/06/12
    ジャーナル フリー
    目的 介護老人福祉施設に入所している高齢者の主観的幸福感の状況,および主観的幸福感の関連要因について,とくに入所者の生活実態に着目した上で明らかにする。
    方法 北陸 2 県 8 か所の介護老人福祉施設入所者のうち,65歳以上で,入所して 3 か月以上経過し,認知症高齢者の日常生活自立度においてランクII以下の者の124人を調査対象とした。2002年 8 月下旬から11月上旬にかけて,構成的質問調査票を用いた面接法による横断調査を行った。そのうち115人(男性26人,女性89人,平均年齢83.16歳(SD=7.13))を分析対象とした。調査項目は,主観的幸福感を PGC モラール•スケール改訂版で測定し,その要因として「基本属性」,「日常生活動作」,「健康状態」,「施設内の人間関係」,「生活の自由度」の 5 つの枠組みから構成した。
    結果 PGC モラール•スケール得点の平均値は,10.06点(SD=3.95)であった。重回帰分析の結果,介護老人福祉施設入所者の主観的幸福感の関連要因は,「生活の中で自分の意思で決定していると多く感じる」,「職員の笑顔を感じる」,「気になる病気がない」,「体の痛みがない」,「腎•泌尿器系疾患がない」ことであった。
    結論 介護老人福祉施設入所者において主観的幸福感の高い者は,日常生活において自由度が確保されていること,人間関係が良好であること,身体的健康状態が良好であることが見出された。このことから,介護老人福祉施設における望ましい居住環境を整備する上で,入所者がケアサービスを自由に選択できる環境を整備しつつ援助を行うこと,良好な人間関係を築けるよう働きかけること,入所者の健康状態について十分に配慮することが重要であることが示唆された。
  • 石田 京子, 土居 洋子
    日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌
    2006年 16 巻 2 号 317-321
    発行日: 2006/12/25
    公開日: 2017/05/17
    ジャーナル フリー

    長期在宅酸素療法(LTOT)患者の自尊感情の実態と,病状の重症度,ソーシャルサポート,LTOTに伴う心理社会的問題,幸福感との関係を検討した.LTOT患者の自尊感情は,LTOTを実施していない慢性呼吸器疾患患者や,他の慢性疾患患者,健常高齢者よりも低く,「幸福感」も低い実態にあった.LTOT患者の自尊感情に影響を及ぼしていた変数は,「1秒率」,「配偶者の有無」,「心理社会的問題」であった.

  • 家族構成, 身体状況ならびに生活機能との関連
    長谷川 明弘, 藤原 佳典, 星 旦二, 新開 省二
    日本老年医学会雑誌
    2003年 40 巻 4 号 390-396
    発行日: 2003/07/25
    公開日: 2011/02/24
    ジャーナル フリー
    本研究の目的は高齢者における「生きがい」の有無と家族構成や生活機能ならびに身体状況との関連について, 農村地域と大都市近郊ニュータウン地域において比較検討することである. また「生きがい」の存在を規定する関連要因を明確にすることにより, 今後「生きがい」の構造を検討する際の基礎研究に位置づけようとするものである.「生きがい」という言葉は日本独特の意味を持っており, 専門家間での一致した定義づけは必ずしもなされていない. あえて英語に訳すならば, self-actualization (自己実現) や meaning of life (人生の意味), purpose in life (人生の目的) となる. 本研究では「生きがい」を「今ここに生きているという実感, 生きていく動機となる個人の意識」と定義して議論を展開した.
    対象は農村地域として2000年10月現在, 新潟県Y町に居住している65歳以上の住民で回答が得られた1,544名であり, 大都市近郊ニュータウン地域として2001年1月現在, 埼玉県H町ニュータウン区域に居住している65歳以上の住民で回答が得られた1,002名であった.
    農村地域と大都市近郊地域の間で「生きがいあり」の割合に有意差を認めなかった.「生きがい」の関連要因として, 両地域共に健康度自己評価, 知的能動性ならびに社会的役割が示された. 農村地域では家族構成が強い関連を認め, 性別や世代によって関連の強さが異なった. また大都市近郊ニュータウン地域では男性において入院経験の有無が「生きがい」の有無との間に強い関連があり, 世代によって正負の関連が変動した.「生きがい」を構成する内容についてはあまり検討されていない中, 今後は共分散構造分析を用いて「生きがい」の構造を明確することが望まれる. 更には, 自治体における「生きがい」推進事業を展開する上で具体的方策が開発されることが期待される.
  • 長田 篤, 山縣 然太朗, 中村 和彦, 宮村 季浩, 浅香 昭雄
    日本老年医学会雑誌
    1999年 36 巻 12 号 868-873
    発行日: 1999/12/25
    公開日: 2009/11/24
    ジャーナル フリー
    地域後期高齢者の主観的幸福感に関連する要因について, 男女別にみた場合の相違を検討するため, 山梨県塩山市の2地区に在住の75歳以上後期高齢者を対象に聞き取り調査を行った. 主観的幸福感を評価する尺度として改訂版PGCモラールスケール (The Philadelphia Geriatric Center Morale Scale) 17項目を用い, 家族の状況, 職業, 健康度指標, 日常生活行動および身体的検査項目に関する要因をそれぞれいくつかのカテゴリーに分け, Mann-Whitney 検定または Kruskal-Wallis 検定により全体と男女別に各群のPGCモラールスケール得点を比較した. 結果は以下のように要約される.
    1) 男女別平均年齢は, 男性 (80.0±4.4歳), 女性(80.4±4.3歳) で有意差はなかったが, PGCモラールスケール得点は男性のほうが女性より有意に (p<0.05) 高く, 幸福感に性差が認められた.
    2) 女性は多くの要因と関連がみられ, 特に健康度指標および日常生活行動に関する要因が幸福感と強い関連があることがわかった.
    3) 男性は女性に比べ関連する要因は少なく,「つきあいの機会」,「趣味」と「握力」のみであった. 以上より, 主観的幸福感と関連する要因は性別によって異なり, 高齢者の主観的QOLを考える上で性差を考慮する必要性が示唆された.
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