従来の同軸回転円筒法によるレオメータにマイクロ
コンピュータ
を導入し, データの処理まで行なえるスタンドアロンタイプの自動レオメータを開発した。一般に流体の粘度は温度依存性が極めて大きいが, この装置によって試料の温度設定, 保持が容易に行なえる。また実際の測定は, コンソールを介しマイクロ
コンピュータ
と会話することにより, 簡単に行なわれる。
この装置を用いて, 各種スラリー, 懸濁液等, 広範囲な試料に対し流動特性を測定した結果, マイクロ
コンピュータ
の導入が有効であるとを確認した。
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