現在施工中の帯広駅連続立体交差事業において, 帯広駅付近に都市計画道路の交差部分に長大スパンの橋りょうを必要とする箇所が計画された。比較設計の結果, 経済性に優れ, なおかつ都市のランドマークとして景観性にも優れる2径間連続PC斜張橋を採用した。下部工については中央橋脚部 (P
2) に全荷重の8割が集中するため, 基礎フーチングは約2000m
3のマスコンクリートとなる。そのため, 温度ひび割れ解析から材料や打設方法の検討を行い, 温度ならびに発生応力を計測して, 解析結果と照合した。また, 上部工については斜材部の試験施工の計画と結果を紹介する。
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