異⽂化理解教育に関する活動は⼩学校、中学校、⾼校、大学を通じて⾏われ、英語教育において重要な活動の1 つである。まずは異⽂化理解教育の重要性を確認し、本研究における異⽂化理解を定義し、その定義に関連する中学校英語検定教科書が扱う⽂化題材を調査した。その結果から、英語が第1 言語として使われている国が多く、英語が第2 言語として使われている国はほとんどなく、英語が外国語として使われている国の多くは⽇本であった。次に⽇本⽂化に関する題材として、伝統⽂化や風俗習慣、地理・歴史内容が多く、沖縄、寿司、白川郷、アニメ、漫画、相撲などを取り上げ、異⽂化理解、学習者からの配慮、内容の充実度、時代の時事的側面などの観点から考察した。寿司や白川郷の題材には異⽂化理解のための重要な要素が含まれていることを本論では明らかにした。アニメや漫画に関する題材は学習者の配慮と最近の情勢を表す時事的な要素がうまく盛り合わせていることを指摘した。沖縄やアニメに関する題材は⽣徒にとっては親しみやすいが、表面的な記述に終わっている傾向があり、学習者が自⽂化への理解を深めるためには内容をさらに⼯夫することが必要であると思われる。
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大島 駿作, 谷村 一則, 日下 大隆, 井上 幹朗, 棟方 充, 小笠原 英紀, 松崎 道幸, 本間 行彦, 川上 義和, 北市 正則, 泉 孝英, 平田 健雄, 茆原 順一, 長井 苑子, 藤村 直樹, 普天間 健, 松井 祐佐公, 武藤 真, 加藤 達治, 島田 一恵, 戸田 佳代子, 細川 昌則, 竹田 俊男, 前川 暢夫, 佐川 弥之助, 大島 駿作, 中嶋 博徳, 安藤 正幸, 中村 修, 坂田 哲宜, 興梠 博次, 島津 和泰, 菅 守隆, 杉本 峯晴, 荒木 淑郎, 日下 大隆, 谷村 一則, 井上 幹朗, 棟方 充, 小笠原 英紀, 松崎 道幸, 本間 行彦, 川上 義和, 猪熊 茂子, 木佐木 友成, 磯部 八郎, 渡辺 茂男, 宮原 啓子, 佐藤 篤彦, 谷口 正実, 早川 啓史, 千田 金吾, 本田 和徳, 今井 弘行, 山田 吾郎, 本島 新司, 戸田 正夫, 山井 孝夫, 湯川 龍雄, 池森 亨介, 牧野 荘平, 斉藤 陽久, 吉田 象二, 赤川 志のぶ, 室田 直樹, 田ノ上 雅彦, 橋本 憲一, 千田 守, 宮里 逸郎, 松原 修, 神山 隆一, 田中 健彦, 光永 慶吉, 藤村 政樹, 越野 健, 西岡 真二, 石崎 武志, 宮保 進, 大熊 達義, 幡手 雄幸, 佐藤 洋湖, 渡辺 孝芳, 小野寺 庚午, 羽根田 やえ子, 千葉 陽一, 花田 勝美, 方山揚 誠, 小野 裕三
日本胸部疾患学会雑誌
1984年
22 巻
Supplement 号
293-298
発行日: 1984/03/10
公開日: 2010/02/23
ジャーナル
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