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クエリ検索: "名駅通"
13件中 1-13の結果を表示しています
  • 中村 栄治, 小池 則満
    土木学会論文集F6(安全問題)
    2021年 77 巻 2 号 I_74-I_83
    発行日: 2021年
    公開日: 2022/02/18
    ジャーナル フリー

     屋外の避難経路は歩道の他に道路を横断するような経路も存在する.本研究では,道路を往来する車両流に直交するように避難者の人流が発生する場合,どのような危険性があるかをシミュレーションで明らかにし,どのような対策を立てれば避難者が安全に道路を横断して避難できるかを議論する.シミュレーションの結果,避難者が使う横断歩道が属する交差点の現状での信号設定では,避難者が道路を渡り切るに足りるだけの時間が確保されておらず,横断歩道上で直交する車両と接触する危険性があることがわかった.安全に避難者が横断できるよう,歩車を時間的に分離する全赤クリアランス時間を十分長く設定し,横断待ち避難者が歩道に滞留して全館避難を遅延させないよう,車両渋滞を生じさせない程度に車両通行時間を短くすれば良いことがわかった.

  • 石川 瞬, 山本 俊行, 金森 亮
    土木学会論文集D3(土木計画学)
    2012年 68 巻 5 号 I_903-I_908
    発行日: 2012年
    公開日: 2013/12/25
    ジャーナル フリー
    中京都市圏で東海・東南海・南海地震等の大規模災害が発生した際の,帰宅者の行動を交通シミュレーションにより分析した.現在,国の定める防災マニュアルでは,東京都と同様に,徒歩による帰宅を促している.しかし,東京都市圏と同様に,遠距離のため徒歩で帰宅できない者が多数発生することが予想される.東京都市圏に比べ自動車の分担率が高い中京都市圏では,自動車利用による影響をより慎重に考慮する必要がある.本研究は,帰宅手段に自動車利用を認めた場合の交通状況をシミュレーションすることにより,自動車利用がどのような影響を及ぼすかを明らかにすることを目的とする.分析の結果,自動車利用により帰宅断念者数を大幅に減らす一方,大渋滞により救援活動に支障をきたす可能性が示された.
  • 松田 和彦
    日本不動産学会誌
    2007年 21 巻 2 号 104-105
    発行日: 2007/10/15
    公開日: 2011/06/15
    ジャーナル フリー
  • 中村 栄治, 小池 則満
    土木学会論文集F6(安全問題)
    2022年 78 巻 2 号 I_1-I_10
    発行日: 2022年
    公開日: 2023/02/06
    ジャーナル フリー

     都市が巨大地震に襲われた場合,人々の安全確保を目的として,法律に基づき都市再生安全確保計画が都市ごとに立案されている.名古屋駅周辺地区の同計画で示されている徒歩帰宅者数の時間変化予測について,シミュレーションにより量的に評価した.徒歩帰宅経路上の人流密度と人流速さの分析から,余裕を持ち安全側に大きく振った予測であることが明らかになった.予測にそった徒歩帰宅者数の時間変化を維持できる限り,人流による交通障害や群衆事故が生起する確率は低いと言える.予測とは異なり,時間当たりの徒歩帰宅者数が予測の4倍になると,人流が交錯するクロスポイントでは滞留が短時間で急成長し,歩道通行が不可能になることがわかった.

  • 中村 栄治, 小池 則満
    土木学会論文集F6(安全問題)
    2020年 76 巻 2 号 I_175-I_183
    発行日: 2020年
    公開日: 2021/02/05
    ジャーナル フリー

     名鉄百貨店(名古屋市)が入居する名鉄ビルは,その地下1階と2階に名鉄名古屋駅を有し,地下1階で地下鉄東山線南改札およびサンロード地下街とゲートウオーク地下街,さらには近鉄名古屋駅地下改札と接続しており,名鉄ビルとこれら周辺施設間で多数の来街者が往来する人流ネットワークが形成されている.テロ予告などセキュリティ上の理由により全館一斉避難が必要になった場合を想定したシミュレーションを行った.避難者は歩道を使い近隣4か所の屋外避難先を目指して移動するが,大量の人流が避難路としての歩道を移動することにより,歩道での滞留が全館避難時間に影響を及ぼすことがわかった.歩道でのボトルネックを改善することにより,避難時間を17%ほど短縮できることをシミュレーションにより確認した.

  • 中村 栄治, 小池 則満
    土木学会論文集
    2023年 79 巻 24 号 論文ID: 23-24002
    発行日: 2023年
    公開日: 2023/12/04
    ジャーナル 認証あり

     大規模地震が発生した場合,名古屋駅周辺地区において,対向人流の交錯による人流交通の閉塞を防ぐための対策として,主要な徒歩による帰宅経路となるすべての歩道を一方通行化することの有効性を,シミュレーションにより量的に評価した.地震による停電により交通信号は無灯火となり,横断歩道では車両より歩行者が優先して通行する条件でシミュレーションを行った.当該地区の都市再生安全確保計画で記された徒歩帰宅者数を基準値とした場合,基準値の 6 倍までの徒歩帰宅者数であれば,一方通行化した避難経路においては人流交通の閉塞を防ぐことができることが明らかになった.この上限値は,歩道上の花壇や建築物による歩道の狭窄,および人流の合流により決まることがわかった.

  • -暮らしと環境の視点から-
    *堀越 哲美
    人間‐生活環境系シンポジウム報告集
    2021年 45 巻
    発行日: 2021年
    公開日: 2022/12/03
    会議録・要旨集 フリー
    名古屋のまちづくりの系譜は、「清須越し」に始まる。そこで江戸時代を通じて、現在の名古屋中心部の骨格が形成された。明治時代には、名古屋は近代化の波を受けて、近代的な都市計画へと変化した。昭和戦後期は、戦災復興のまちづくりが行われた。有名な 100m 道路の建設や墓地の集団移転などの事業が行われた。現代は、暮らしやすさと環境の整備に向けたまちづくりが行われている。栄と名古屋駅周辺の両地区が、同時に再整備されつつある。特に後者では、リニア新幹線開業と連動している。そのような名古屋のまちづくりの系譜において、暮らしと環境の視点を中心に特徴的な出来事に焦点を当てることによって、名古屋ないし名古屋市の持つ特性を紹介する。
  • 松本 直司, 北村 有希博, 戸谷 奈貴
    日本建築学会計画系論文集
    2015年 80 巻 708 号 307-314
    発行日: 2015/02/28
    公開日: 2015/03/30
    ジャーナル フリー
    The purpose of this study is to clarify the relationship between perceived shapes and psychological quantities of attractiveness and impression of a setback space within a street with variation of its area texture. Authors presented 60 scale models to subjects, selected on the basis of a field survey then asked them to evaluate their attractiveness and impressions using a visual simulator. The analysis of the relationship between physical and psychological quantities helped in identifying the psychological quantities related to the different perceived shapes. The patterns of area texture that strengthen the attractiveness of the setback space were also categorized.
  • ―クリエイティブをキーワードとして―
    伊藤 孝紀, 吉田 夏稀, 岩崎 翔太, 西田 智裕
    デザイン学研究
    2021年 68 巻 1 号 1_1-1_10
    発行日: 2021/07/31
    公開日: 2021/07/30
    ジャーナル フリー

     本研究の目的は,愛知県名古屋市に位置する名駅南地区を対象とし,「クリエイティブ」をキーワードに活動をおこなう民間団体の取組みを明らかにすることである。
     名駅南地区まちづくり協議会の活動把握調査により, 地区内の課題と要望を把握した。その結果, 歩道における歩行のしやすさと環境や雰囲気, 訪れたくなる施設の不足が課題として挙げられた。また, 歩道の賑わいや彩り,植栽帯の有効活用などが求められているとわかった。
     NAGOYA 創造協議会の活動把握調査により,イベントに対する参加者の評価についてアンケートを用いて把握した。その結果,イベント参加者の属性と評価,ライフスタイルを明らかにした。また,地区にカフェや飲食,ギャラリーといった用途の施設と,イベントの継続が求められているとわかった。

  • 内木 智草, 伊藤 孝紀, 堀越 哲美
    デザイン学研究
    2012年 58 巻 5 号 5_21-5_28
    発行日: 2012年
    公開日: 2012/02/22
    ジャーナル フリー
    都市や地域を対象としたブランディングにおいて、ブランディングの対象となる資源の関係を構造化しブランディングの計画論を導く研究はこれまでされていない。
    本稿では、都市や地域などの総体としての場を対象としたブランディングをプレイス・ブランディングと位置づけた。さらに、その対象となる空間資源の評価と構造を明らかにすることで、その活用方法とプレイス・ブランディングとの関係を明らかにした。
    現在、街づくり協議会による活動が進む名古屋駅周辺地区を対象とし、空間資源を元にした10項目19指標の5段階評定尺度を用いて来訪者に対する評価を行った。また因子分析より4因子を抽出し、因子得点の散布図を示した。以上より、属性別の評価の特徴とその要因を明らかにした。さらに共分散構造分析により、因子同士の構造と属性別の評価構造を示した。名駅地区におけるプレイス・ブランディングに関して、場のコンセプトを空間資源に反映する際に、これをもとに空間資源を整備することで、効率的な空間資源の活用とブランディングのコンセプトの伝達ができると考える。
  • ―名古屋駅東地区における成長マシンの形成と空間の再編―
    木田 勇輔
    日本都市社会学会年報
    2022年 2022 巻 40 号 126-141
    発行日: 2022/09/05
    公開日: 2023/09/16
    ジャーナル フリー

        In Japan, the national government has encouraged urban mega-projects under the dogma of “choice and concentration.” This article presents case study of the Nagoya Station area to examine the construction of an urban growth machine in contemporary Japan. In this area, the Central Japan Railway Company (CJRC) conceived the idea of installing a new underground Chuo Shinkansen station under the building. CJRC and other local big businesses including the Toyota Group had rebuilt antiquated buildings from the 1990s to the 2010s. In 2007, CJRC officially announced a plan to construct a maglev line between Tokyo and Osaka named Linear Chuo Shinkansen, and since then this plan has driven redevelopment of the area. The city government set a development plan for the Nagoya Station area in 2014, and this plan defines the framework for the coordination between local stakeholders. The local business community and the city government expressed worries that Nagoya might be subordinated economically to Tokyo by the opening of the maglev line. This case study shows how a mega-project drives a city to growth politics in the post-Fordist era.

  • ―名古屋市南大津通を対象として―
    伊藤 孝紀, 佐藤 拓海, 伊藤 誉, 西田 智裕
    デザイン学研究
    2020年 66 巻 3 号 3_21-3_30
    発行日: 2020/01/31
    公開日: 2020/02/25
    ジャーナル フリー

    本研究は, 街路空間の利活用と再整備において歩行者天国および可動式防護柵の移動に着目し, 歩行者の数, 方向, 位置,経路, 意識の変化を把握することを目的とする。
    歩行者天国における, 歩行者の数, 方向, 位置を明らかにするため, 観測調査をおこなった。調査結果から歩道における歩行者の数が, 平常に比べ, 撮影箇所毎に増減し, 方向は, 南北の構成比の差が平常に比べて小さくなることが明らかになった。また, 位置は, 撮影箇所ごとの特徴を把握した。
    可動式防護柵の移動における, 歩行者の数, 方向, 位置, 経路, 意識を明らかにするため, 観測調査に加え, 歩行者の経路をみる経路調査, 可動式防護柵の移動への評価および街路空間の評価をみる意識調査をおこなった。調査結果から, 歩行者の経路は,1 つに集約し, 短い経路をとることが明らかになった。意識は, 可動式防護柵の移動と街路空間の評価における相関関係を把握した。また, 位置は, 防護柵の移動により歩行者が街路空間に広く分布することが明らかになった。

  • -名古屋駅地区・栄地区・名古屋城地区を対象として
    伊藤 孝紀, 木暮 優斗, 大矢知 良
    デザイン学研究
    2016年 63 巻 2 号 2_33-2_42
    発行日: 2016/07/31
    公開日: 2016/11/15
    ジャーナル フリー
     本研究では,名古屋市が管理する歩行者系サインを対象とし,設置環境による利用実態や表示面のデザインに対する評価の違いを把握することを目的とする。
     対象地区は名古屋駅地区,栄地区,名古屋城地区の3地区とし,対象地区内の歩行者系サインの類型化および後の調査箇所の選定を目的とした設置環境調査,歩行者系サインの利用者数および通過者数を明らかにすることを目的とした目視観測調査,表示面のデザインに対する評価および利用目的を把握することを目的とした利用者の評価調査をおこなった。
     目視観測調査から,利用者数が多い歩行者系サインの設置環境を把握した。利用者の評価調査により,地区により年代,居住地区,来訪目的など利用者の属性が異なるということを明らかにした。表示面のデザインに対する評価は市でデザインが統一されていた方が良いとされ,地図の文字サイズは小さいと評価された。また,地区内の設置環境および平日・休日の違いにより,利用目的が異なることを明らかにした。
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