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クエリ検索: "商業地"
8,719件中 1-20の結果を表示しています
  • その昼間と朝・夜間との比較
    根田 克彦
    地理学評論 Ser. A
    1997年 70 巻 2 号 69-91
    発行日: 1997/02/01
    公開日: 2008/12/25
    ジャーナル フリー
    本研究では,北海道釧路市を事例として,第一種大規模小売店が営業する昼間と,それらが営業しない時間帯である朝・夜間とでそれぞれ小売
    商業地
    を類型化した.昼間において小売
    商業地
    は,センターに相当する近代的核心
    商業地
    ,伝統的核心
    商業地および近隣商業地
    と,リボンに相当する近代的リボンおよび伝統的リボンに類型化された.中心
    商業地
    の核心部と第一種大規模小売店が立地する地区は,近代的核心
    商業地
    に属する.近代的核心
    商業地を伝統的核心商業地
    が囲み,近隣
    商業地
    はその外側に点在する.一方,近代的リボンは市西部の国道沿いに連担して自動車街を形成し,伝統的リボンは市街地の縁辺部に分布している.次に,朝・夜間において小売
    商業地
    は,センターに相当する近代的核心
    商業地と伝統的核心商業地
    ,リボンおよび生鮮食料品特化
    商業地
    に類型化された.近代的核心
    商業地は中心商業地
    に集中する.伝統的核心
    商業地
    の地区数は非常に多く,朝・夜間で最も卓越する類型である.リボンは市西部の国道沿いに連担しており,生鮮食料品特化
    商業地
    は少数のみである.
  • 戦前期東京の都市計画策定過程を中心に
    中川 嵩章, 真田 純子
    都市計画論文集
    2018年 53 巻 3 号 281-288
    発行日: 2018/10/25
    公開日: 2018/10/25
    ジャーナル オープンアクセス
    戦前期都市計画では多くの都市が路線的
    商業地
    域を採用している.しかし,用途地域制を定めた市街地建築物法に路線的
    商業地
    域に関する規定はない.さらに,都市計画決定時の理由書では,都市ごとの実情を反映しない,いくつかの定型的な表現を多く用いる傾向にあるため,路線的
    商業地
    域を採用した計画意図は未だ充分に解明されていない.そこで本研究は,日本において路線的
    商業地
    域が計画に現れるに至った最初期の経緯に着目,路線的
    商業地
    域の計画思想の源流を明らかにすることを目的とし,分析を行った.内田祥三と笠原敏郎の考えによると,路線的
    商業地
    域の計画思想は,住居地域の利便性や生活の質の向上に主眼を置いたものであった.他方,東京都市計画策定過程からは,街路の体裁を整えるという観点と,土地の経済的な利用を促進するという観点から,両側に商店がすき間なく建ち並んだ格式の高い街路を目指し,路線的
    商業地
    域指定を用いたという複数の思惑が明らかになった.しかし,路線的
    商業地
    域の計画思想として,都市の範囲や
    商業地
    域の面積など,都市全体をコントロールしようとする意図はみられなかった.
  • 歩行者優先整備手法及びその効果と街路の物的要素の関係について
    胡 宝哲, 西村 幸夫, 渡辺 定夫
    都市計画論文集
    1993年 28 巻 733-738
    発行日: 1993/10/25
    公開日: 2019/09/01
    ジャーナル オープンアクセス

    本論文では、北京と東京における

    商業地
    区の歩行者優先整備の事例調査をもとに、以下に示す三つの内容について考察を行っている: 1)北京と東京の
    商業地
    区における歩行者優先整備の分類、及び二大都市における歩行者優先商店街の比較 2)
    商業地
    区とその周辺の物的要素に適合した歩行者優先整備手法と整備内容の検討 3)歩行者優先整備の環境的、社会的、経済的な効果の検討、及び
    商業地
    区の物的要素との関係。これらの研究をもとに、特に北京の
    商業地
    区における環境整備について、今後の整備課題を明らかにする。本研究は歩行者に配慮した空間を創出する際に有意義であると考えられる。

  • 商業地の類似性と容量制約を考慮した一般化
    本間 健太郎, 今井 公太郎, 本間 裕大
    都市計画論文集
    2018年 53 巻 3 号 1456-1463
    発行日: 2018/10/25
    公開日: 2018/10/25
    ジャーナル オープンアクセス
    本研究は,
    商業地
    の立地パターンに対して新しい説明原理を与えるべく,Harris & Wilsonのバランスメカニズムを再解釈したうえで,その一般化を提案するものである.具体的にはまず,「バランスメカニズムの解,すなわち
    商業地
    を時間発展させた末の均衡分布」が「住民便益を最大化する
    商業地
    の局所最適分布」と同等であることを示した.次に,その同等性を保ったままバランスメカニズムを一般化することに成功した.すなわち,(i)メカニズムに内包される
    商業地
    選択モデルをネスティッドロジットに矛盾なく拡張できると示し,
    商業地
    の類似性を考慮できるようにした.また,(ii)時間発展ルールを「単位規模あたりの来客数が多い
    商業地
    に規模移転」に緩和できると示し,容量制約を扱えるようにした.そのうえで一般化されたモデルについて簡単なケーススタディを行い,本手法の有効性を確認した.
  • 趙 洪俊, 阪本 一郎
    都市計画論文集
    2012年 47 巻 3 号 823-828
    発行日: 2012/10/25
    公開日: 2012/10/25
    ジャーナル オープンアクセス
     駅前
    商業地
    は自動車依存度が低いという意味で地球環境にやさしい。日本では、第二世界大戦以降の高度経済成長期に駅前
    商業地
    は発展してきたが、最近の市場環境の下でその実態は必ずしも明確ではない。本研究は、東京の駅前
    商業地
    の実態を、消費者行動と関連させて把握するものである。消費者行動は変化しやすく、とりわけ買回品と最寄品の選択に関する変化は、駅前
    商業地
    に変化をもたらすと思われる。
  • 中村 南華, 阪本 一郎
    都市計画論文集
    2012年 47 巻 3 号 637-642
    発行日: 2012/10/25
    公開日: 2012/10/25
    ジャーナル オープンアクセス
    商業地における良好な景観は商業地
    域の活力の維持に必要である。しかし、
    商業地
    区の良好な景観は明確ではない。本論文では、大都市の実際の景観計画を通して良好な景観の概念を見つけることが目的である。この分析を通じて、住宅と同様に「調和」が
    商業地
    にとって重要な概念であることを示す。また、池袋と銀座の調査を通じて調和の内容(調和している景観要素が重要であること)を発見することを目的とする。
  • 石澤 孝, 岡部 信弥
    季刊地理学
    1997年 49 巻 2 号 94-104
    発行日: 1997/04/30
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
    山梨県における
    商業地
    システムは, 宮城県と同様に, 4つの階層から形成されている。その変容をみると, 高次商圏の競合により, 甲府市および富士吉田市の商圏が拡大し, ほぼこれら2都市の広域商圏に覆われることになった。しかしながら, これらの広域商圏内部には, 大規模な大型店が立地した副次的な中心地が新たに成長しつつあり,
    商業地
    システムはより複雑化しようとしている。
  • 山下 亜紀郎, 駒木 伸比古, 兼子 純, 山元 貴継, 橋本 暁子, 李 虎相, 全 志英
    GIS-理論と応用
    2020年 28 巻 2 号 71-77
    発行日: 2020/12/31
    公開日: 2022/12/31
    ジャーナル フリー

    The purpose of this study is to consider the regional characteristics of new and old central urban districts in Yangsan City in terms of land use composition and its temporal change. For this purpose, area composition ratio and average area by land use category were analyzed quantitatively. Then, the area and spatial distribution of the lots that land use has changed were clarified. The result of this study is summarized as follows. Buildings in the new central urban district are much larger than those in the old central urban district, but average area of land use lots in the new central urban district are smaller than the old central urban district. While the spatial distribution of the land use change has no clear regional trend, land use change in the old central urban district has occurred twice as large area as the new central urban district.

  • 桑島 勝雄
    地理学評論
    1973年 46 巻 7 号 473-479
    発行日: 1973/07/01
    公開日: 2008/12/24
    ジャーナル フリー
  • 湯沢 昭, 須田 熈, 西川 向一
    土木学会論文集
    1993年 1993 巻 458 号 73-80
    発行日: 1993/01/20
    公開日: 2010/08/24
    ジャーナル フリー
    本研究は, 消費者の都心部
    商業地
    区における買物・娯楽行動に焦点をあて,
    商業地
    区の選択問題と回遊行動に関する分析を中心に行うものであり, 大きく2つの内容から構成されている. 1つは, 認識の不確実性を考慮した意思決定モデルの作成であり, 2つ目は非定常確率モデルによる回遊行動の分析である. これは
    商業地
    区の整備が, 当地区への直接の来街頻度の増加と回遊による増分を同時に評価する上で不可欠なものである. 本研究で提案した
    商業地
    区評価手法を, 観測データを用いて検証したところ, その有効性が確認された.
  • -金沢市における事例研究-
    川上 光彦, 大西 宏樹, 藤田 和也
    日本建築学会計画系論文集
    2013年 78 巻 688 号 1331-1337
    発行日: 2013/06/30
    公開日: 2013/08/30
    ジャーナル フリー
    This paper studies sun shadow impact caused by tall and medium height building using simulation methods and clarifies planning problems. As results of simulation analysis it is found that the existing control method on sun shadow does not reflect the height of building and actual shadow area of adjacent lots. Then it is difficult for the existing control method to control sun shadow impacts caused by a certain height buildings. On the other hand, the real sun shadow area increase proportionally according to the building height and it could control sun shadow impact on the adjacent lot appropriately.
  • 特に、商業地についての検討
    呉 承勲, 高田 邦道, 岐美 宗, 黒後 久光
    都市計画論文集
    1990年 25 巻 37-42
    発行日: 1990/10/25
    公開日: 2020/07/01
    ジャーナル オープンアクセス

    This paper proposed a “shot gun type parking system” that guides and leads to parking facilities, as the method in a parking plan for improving the infrastructure in commercial areas. The usefulness of the shot gun system was examined by studying a sample area of the central district in Funabashi City. Further, we found that this system is very practical, and by expanding the scope of the information and reservation system, has long term flexibility.

  • 忠清南道・公州市の事例
    山下 亜紀郎, 山元 貴継, 兼子 純, 駒木 伸比古, 李 虎相, 橋本 暁子
    都市地理学
    2020年 15 巻 140-151
    発行日: 2020/03/15
    公開日: 2021/08/15
    ジャーナル フリー

    本稿では,「チェミン済民チョン川生態河川造成事業」が実施された韓国中部の地方都市,コンジュ公州市の旧市街地の南縁にあたる,近年まで衰退傾向にあった地区を対象に,店舗の業種構成や景観変化の特徴を把握し,そこに,同地区における地域活性化策や住民の取り組みがいかに関わっているのかを明らかにすることを目的とする.調査対象範囲は,公州市の旧市街地南部の地区である.近年の店舗・事業所等の分布と業種構成およびその変化については, 2017 年3 月と2019 年2 月に実施した建物悉皆調査に基づいて把握した.また,公州市における近年の景観をめぐる動向については,公州市庁の景観に関わる施策を担当する部署への聞き取り調査と資料収集,および,歴史的な建築物や街路を活用した取り組みを行っている地域住民や店舗への聞き取り調査を実施した.店舗・事業所等の全体的な業種構成や分布特性には,2017 年から2019 年の間で大きな変化はみられなかったものの,全店舗・事業所等のうち約4 分の1 にあたる78 件で,店舗の入れ替えや土地利用としての変化が生じていた.この2 年間で空店舗化したところも少なくなかったものの,空店舗に新たに入居した店舗等もみられた.それらは調査対象範囲北側のかつての繁華街であった旧市場町でより顕著であった.一方で,

    商業地
    域としては衰退傾向にある調査対象範囲南側や,済民川左岸側においても,店舗の入れ替えや新規出店が少ないながらもみられた.調査対象範囲を中心とした景観をめぐるさまざまな取り組みをまとめると,公州市の旧市街地南部では近年,河川や建築物や「コルモッキル」といった景観構成要素が,一部では保存されつつ,一部では改変されたり新しく創造されたりすることで,古きものと新しきものとが混在した都市景観が形成されつつある.このように新旧混在した景観こそが,韓国の地方都市で衰退傾向にある地区における,地域活性化の活力を体現する個性といえるのかもしれない.古きものを守り活かす活動と,新しきものを創造する事業とが並行しながら,現在の,そして将来の公州市旧市街地南部における独自の景観が造られていくのであろう.

  • 矢部 辰男, 浅井 涼, 高木 敬彦, 光崎 研一
    衛生動物
    2000年 51 巻 3 号 211-213
    発行日: 2000/09/15
    公開日: 2016/08/09
    ジャーナル フリー
    東京都心の住宅街で近年クマネズミの横行事例が増えた原因を解析した。品川区内で無作為抽出の322世帯について調べた結果, 75世帯(23.3%)が過去2年以内にクマネズミの侵入を受けていた。集合住宅と店舗・作業所兼用住宅を除く一戸建て住宅についてのみ見ると, クマネズミの侵入した住宅はネズミの侵入のなかった住宅よりも有意に
    商業地
    域に近く(P=0.016), したがって,
    商業地
    域に近い住宅ほどクマネズミの侵入が多い。クマネズミ問題は主に
    商業地
    域から移動したネズミによって引き起こされたものであろう。
  • 兼子 純
    地理空間
    2018年 10 巻 3 号 258-275
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/04/13
    ジャーナル オープンアクセス
     本稿は韓国忠清南道扶余郡を対象として,その中心
    商業地
    区の構造を明らかにするとともに,そこ での地域活性化への取り組みを検証した。扶余郡の中心
    商業地
    区は,他都市から独立した商圏を有し, 戦前からのルーツをもつ二つの在来市場を中心に発展してきた。しかし,人口減少と急速な高齢化局 面にある扶余郡では,商圏規模の縮小が懸念されている。一方で,世界遺産を含む百済の歴史的資産 が中心
    商業地
    区の徒歩圏に集中するという条件を活かして,観光客を増加させて中心部を活性化する という動きも加速している。中心
    商業地
    区の土地利用と店舗の経営特性を分析した結果,特定業種の 局地的集積と,扶余市場地区での経営者の高齢化が明らかとなった。また,扶余市場では,青年商人 創業支援事業を通した若い世代の経営者の育成が図られており,今後こうした取り組みが成果を挙げ るためには,新規出店者と既存出店者,行政や関連団体との連携が必要とされている。
  • *根田 克彦, 伊藤 悟
    人文地理学会大会 研究発表要旨
    2003年 2003 巻 313
    発行日: 2003年
    公開日: 2003/12/24
    会議録・要旨集 フリー
    本発表では、都心の重要な構成要素である小売業に着目し、ボストン市の商業を概観し、次いで、2003 年6 月に実施したボストン市都心部の小売
    商業地
    における土地利用調査で得たデータに基づいて、ボストン市都心部の小売
    商業地
    の特徴を紹介する。土地利用調査を実施した地区は、ボストン市の代表的な小売
    商業地
    である、ボストン市の中心
    商業地
    であるダウンタウン・クロッシング周辺(ダウンタウン)と、観光客で賑わうビーコン・ヒルのチャールズ・ストリートおよびバック・ベイのニューベリー・ストリートである。これらの小売
    商業地
    以外に、ボストン市都心部には、フェスティバル・マーケット・プレイスの草分け的存在であるファニュエール・ホールとクインシー・マーケット、ホテルと連結するショッピングセンターで、高級ブランド販売店が多数入居するプルデンシャル・センターとコルビー・プレイスが立地する。以上の小売
    商業地
    と商業施設は、いずれも半径3km 圏内に収まるほど互いに近接立地する。
  • 田村 光司, 浅野 光行
    都市計画論文集
    2004年 39.3 巻 667-672
    発行日: 2004/10/25
    公開日: 2017/08/02
    ジャーナル オープンアクセス
    本研究では、複雑な街路構造が生み出す性質を迷路性と定義し、迷路性の有用性を考察し、迷路性のある
    商業地
    の魅力を求めることを目的とする。各
    商業地
    の街路構造を解析することで、街路構造の複雑さをあらわす指標を独自に求め、それをもとに、迷路性のある
    商業地
    の魅力を、景観要素、歩行者意識、事業者意識の3つの観点からアプローチしていく。
  • *杉本 昌宏, 秋山 祐樹, 碓井 照子
    日本地理学会発表要旨集
    2012年 2012a 巻 S1804
    発行日: 2012年
    公開日: 2013/03/08
    会議録・要旨集 フリー
    本稿では、有名な電気街として発達し、サブカルチャーの特性を有した
    商業地域として賑わっている大阪日本橋の商業地
    域の空間的分布の特性を分析した。マイクロジオデータの有用性は、広域な都市域から詳細な商店街の店舗一軒一軒まで隅々の詳細な情報で
    商業地
    域を分析できることである。
  • 日下 博幸, 猪狩 浩介, 小久保 礼子, 佐藤 拓人, ドアン グアン ヴァン
    E-journal GEO
    2019年 14 巻 1 号 180-196
    発行日: 2019年
    公開日: 2019/07/03
    ジャーナル フリー

    本研究は,

    商業地
    ,住宅地,緑地という異なる土地利用を1~2 km以内に有する東京都渋谷区を対象に,土地利用や人間活動の違いが気温とWBGTの非一様性の形成に及ぼす影響を観測によって明らかにした.観測結果から,日中では,住宅地の気温が
    商業地
    に比べてやや高く,緑地が最も低いことが明らかとなった.夜間は,
    商業地
    の気温が最も高く,緑地が最も低かった.また,緑地では夜間に接地逆転層が認められる一方で,
    商業地
    では夜間に少なくとも観測範囲内(地上から高度33 mまで)では絶対不安定となっていた.熱画像観測は,昼夜を問わず,
    商業地
    と住宅地で同程度の表面温度であることを示した.これらの結果は,
    商業地
    の大きな表面積・建物体積・熱容量による大きな熱慣性と人工排熱によると考えられる.この結果は,多層都市キャノピーモデルを用いた数値実験からも支持された.WBGTの場合は,気温とは異なり,
    商業地
    と緑地で大きな差はなかった.これは,緑地の高い湿度が原因であることが分かった.

  • 福井 恒明, 篠原 修, 平野 勝也
    土木計画学研究・論文集
    1996年 13 巻 461-468
    発行日: 1996/08/31
    公開日: 2010/06/04
    ジャーナル フリー
    商業地
    の魅力を考える際, その雰囲気を形成する要因の究明と, それに基づく分析が不可欠である。本論文は、
    商業地
    の街並み景観の特性が、商店主から消費者への情報伝達に基づくと捉え、その形式の差異から
    商業地
    の街並み景観を分析を試みたものである。情報伝達の観点から各店舗を捉える枠組みを設定し、その枠組みに従い実例調査を行い、情報伝達形式から店舗をタイプ分けし、それらの集合として、街並み景観を類型化した。
    その結果、飲食・物販系6業種には12のタイプの店舗が存在し、
    商業地
    の街並み景観は4系統に類型化できた。これにより、従来の業種構成論による分類では明らかにできなかった街並み景観の差異と同一性を明らかにした。
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