詳細検索結果
以下の条件での結果を表示する: 検索条件を変更
クエリ検索: "在来種"
6,817件中 1-20の結果を表示しています
  • (1) 在来種の諸特性と分布
    松岡 匡一, 野田 博
    熱帯農業
    1964年 8 巻 1 号 44-49
    発行日: 1964/10/25
    公開日: 2010/03/19
    ジャーナル フリー
  • *近藤 倫生
    日本生態学会大会講演要旨集
    2004年 ESJ51 巻 O2-W04
    発行日: 2004年
    公開日: 2004/07/30
    会議録・要旨集 フリー
    同じ生息地に長い間共存している
    在来種
    同士は、進化的な時間スケールで、互いに遭遇したり相互作用をしたりしてきた「経験」をもっている。
    在来種
    同士が互いに相手を認識したり、適応的な行動をとったりすることができるのは、この「経験」のおかげである。それに対して、外来種と
    在来種
    は時空間な隔離のせいで、比較的短い歴史しか共有していない。その結果、外来種と
    在来種
    は、
    在来種
    同士であれば当然できるような相手の認識や適応的反応ができない場合がある。このような「経験不足」の種間相互作用のため、外来種の侵入を受けた生物群集は、特徴的な個体群動態や群集構造をもつ可能性がある。
     この発表では、この考え方を「食う-食われる」関係と食物網に適用する理論的枠組みを紹介する。外来種-
    在来種
    間の「食う-食われる」相互作用は、互いを認識する能力や適応的に反応する能力の欠落のため、3つの特徴を持つ可能性がある。
     第一に、遭遇経験の欠落のため、生態学的役割(捕食者/被食者)の認識、被食者の取り扱い、捕食者からの防御等に失敗する可能性がある。このため、外来種と
    在来種
    の間の「食う-食われる」関係は、異常に強くなったり、弱くなったりする可能性があり、これは、個体群動態を不安定化させるかもしれない。
     第二に、外来種-
    在来種
    間の適応速度のミスマッチのために、外来種の個体数が一時的に大爆発を起こすかもしれない。
     第三に、外来種と
    在来種
    は種の区別に失敗しやすいため、互いに相手の個体数の変動にうまく対応できない。その結果、外来種の侵入は、在来群集における生物多様性をおおきく減少させるかもしれない。
     これらの仮説は、外来種-
    在来種
    間の相互作用は、
    在来種
    間の相互作用と質的に異なっており、特徴的な個体群動態や群集構造を生み出す可能性があることを示唆している。
  • 小倉 祐幸, 千葉 聖一, 古内 朝次
    農業施設
    1980年 10 巻 1 号 16-22
    発行日: 1980/01/30
    公開日: 2011/09/05
    ジャーナル フリー
    Four systems of automatic ventilation control for tobacco curing plastic house were studied in 1976 and in 1977.
    Tobacco leaves were harvested and hanged at intervals of 5 days and proceeded to be air-cured for 10 days in each plastic house.
    The ventilator operation was controlled by the dry-bulb temperture (35°C) at the house No. 1, by the wet-bulb temperature (31°C) at the house No. 2, by the dew point (30°C) at the house No. 3 and by the dew point (28°C) in 1976 and by the relative humidity (75%) in 1977 at the house No. 4.
    Results obtained were as follows:
    1. Dried leaves had normal appearance but different smoking taste in these four systems. The leaves with normal taste were only obtained by the dew point control at 30°C.
    2. Precise control was performed by the dew point control and wet-bulb control. Proper ventilation was not operated in the daytime but the humidity stayed at the level lower than the aim at the house of relative humidity control.
    3. The ratio of evaporative energy to total effective solar radiation at the house of dense hanging was higher than that at the house of thin hanging, and decreased in accordance with the number of curing days or the moisture contents of tobacco leaves.
    4. The ratio has a practical meaning at the decision of reasonable hanging density.
  • 池田 奈実子, 朴 龍求
    育種学研究
    2002年 4 巻 4 号 193-200
    発行日: 2002年
    公開日: 2003/03/28
    ジャーナル フリー
    形態的特性から, 韓国産チャ
    在来種
    の集団間差を明らかにするとともに, これまでの調査結果と比較して, 韓国産チャ
    在来種と日本在来種
    との類縁関係を明らかにした. 材料は, 1993年に韓国南部の6ヶ所の寺及び1ヶ所の農家の茶園から種子で採取し, 日本へ導入した. 農林水産省野菜·茶業試験場内の圃場へ定植して, 植物遺伝資源特性調査マニュアルにしたがって調査を行った. クラスター分析の結果, Hyoi chun myenの農家の集団は, 6ヶ所の寺から採取した集団との距離が大きかった. 6ヶ所の寺から採取した集団は, 成葉が細長く, 雌ずいが雄ずいより長いL型が多く, 雌ずいにくびれがある系統の頻度が高く, 日本
    在来種
    とは形態的に異なっていた. 農家から採取した集団は, 成葉は丸く, 雌ずいが雄ずいより短いS型や雌ずいと雄ずいの長さが同じM型が多く, 形態的には日本
    在来種
    に類似していて, 1920年代以降に日本から持ち込まれたチャに由来すると推定された. 韓国
    在来種
    の中には, 斑入りの系統が1系統あったが, こうろの形質を示した系統はなかった.
  • *宮沢 良行, 立石 麻紀子, 熊谷 朝臣, 溝上 展也, ま う゛てぃ, そく へん
    水文・水資源学会研究発表会要旨集
    2014年 27 巻
    発行日: 2014年
    公開日: 2014/12/01
    会議録・要旨集 フリー
    モンスーン熱帯にあるカンボジアでは、降水量が雨季と乾季で大きく異なる。土壌および大気の水環境を反映して、森林からの蒸散速度もまた季節変化をすると考えられるが、構成する樹種によってこれら環境変動への応答は異なると考えられている。そのため、種組成の変化は蒸散の量のみならずその季節性・年々変動をも変えると考えられている。
    在来種
    からなる森林に木材生産目的で外来種が積極的に植栽される地域では、蒸散の環境応答の知見が不可欠であるが、実測例が乏しい上、種特異的な環境応答を生み出す仕組みについてもほとんど分かっていない。本研究は、カンボジアのコミュニティフォレストにおいて蒸散速度および個葉生理特性の計測を行い、これら問題の解明を行った。対象樹種には、
    在来種
    と外来種それぞれ2種ずつを選んだ。蒸散速度はグラニエ式センサーを用いて連続的に観測した。また群落スケールの光合成及び蒸散速度の推定に不可欠な、個葉スケールの生理生態特性を定期的に計測した。試験地では、地下水位が3mから地表までの季節変化を示した。それに対し、外来種のユーカリは湛水時期に、逆に
    在来種
    のサラノキは乾燥時期に蒸散速度を低下させた。この間、外来種のアカシアやユーカリでは個葉スケールの生理生態特性のほとんどが変化しなかったのに対し、
    在来種
    のサラノキやフタバガキでは水利用効率が大きく変化した。元々降水量などの環境要素の季節および年々変動が大きいこの地域では、今回注目した湛水や乾燥の強度や期間もまたおおきく変動していると考えられる。今後、この地域で種組成の異質な森林がまだらに構成されることになれば、それぞれの森林の蒸散速度および環境変化時の低下もまた空間的に極めて異質になると予想される。
  • 第1報栽培法と葉枯病発生量との関係
    本蔵 良三, 及川 俊雄, 井上 敞
    北日本病害虫研究会報
    1982年 1982 巻 33 号 53-54
    発行日: 1982/12/10
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
    ハトムギ葉枯病の発生は宮城
    在来種
    でやや多く、中里、岡山、尾花沢各
    在来種
    間には差は認められなかった。密植及び多肥栽培で発生が多かった。晩植で発生がやや少なくなったが、その他の作付時期と発生量との間には一定の関係は認められなかった。
  • (1) 日本在来種について
    木下 晴夫, 小瀬川 英一, 廣川 昌彦, 立松 謙一郎, 永易 健一, 山本 俊雄
    日本シルク学会誌
    2002年 11 巻 61-69
    発行日: 2002/12/02
    公開日: 2013/02/16
    ジャーナル フリー
     保存蚕品種の地域型蚕品種・日本
    在来種
    の品種数は 49 品種あるが、繭糸質に関わる量的形質のデータがすべて揃っている 45 品種について、19 個の量的形質の相互関係を相関分析により解析して日本
    在来種
    の特徴を明らかにした。さらに、これらの量的形質を多変量解析法の主成分分析法により解析し、19 個の量的形質を 3 個の互いに独立な総合特性値に集約した。また、総合特性値と量的形質との関係を明確にするとともに、製糸にとって重要な総合特性値から日本
    在来種
    の品種特性を明確にした。
  • 江島 博康, 野村 耕二, Bull Robert W.
    Journal of Veterinary Medical Science
    1994年 56 巻 4 号 623-626
    発行日: 1994/08/15
    公開日: 2008/02/15
    ジャーナル フリー
    イヌ赤血球型のDシステムについて, 30品種3,191例を対象にその品種別出現頻度および遺伝子頻度を比較検討した. 日本で飼育されている犬のDシステムの頻度は品種により大きく異なることが明らかとなった. すなわち, D1型は
    在来種
    の方が欧米種に比較して高く, 欧米産の品種はD2型の頻度が高い傾向を示した. また, 日本において雑種と呼ばれる品種は,
    在来種
    と欧米種との中間に位置する値を示した. これらの中で, 非常に興味深かった所見としては, アフガンハウンドのD1遺伝子頻度が
    在来種
    である柴犬と同じ0.3333を示した点, また,
    在来種
    である土佐犬のD1遺伝子頻度は0.063と低く, 欧米産であるマルチーズの0.097よりも低い値であったことがあげられた.
  • 福井 正信, 古川 敏紀, 倉島 康彰, 林 昭一, 杉山 文博
    比較眼科研究
    1985年 4 巻 23-26
    発行日: 1985年
    公開日: 2020/12/25
    ジャーナル フリー

    1983年4月から翌年7月にいたる間に

    在来種
    313頭,シャム種2頭の眼底検査を行ない,中心性網膜変性(FCRD)を7.3%記録した。本症は両眼に認め,次ぎの1例を除き左右対称であった。'84年7月,
    在来種
    雌に右眼A(±)像,左眼B(+)像を記録し,光顕組織像は右眼で他個体のA・B両像の中間像を,左眼はB像の特徴をみせた。この結果,A像はFCRDの前期もしくは1期像と認められ,やがてB像への移行が推測された。

  • 日本在來種(六条種)麦汁の主醗酵に際し麦酒酵母が早期異常に凝集を起す現象に就て
    工藤 四郎
    日本農芸化学会誌
    1953年 27 巻 2 号 80-84
    発行日: 1953年
    公開日: 2008/11/21
    ジャーナル フリー
    1.
    在来種
    麦汁の主醗酵に於て,ゴールデン種に比し酵母の凝集を早期異常に促進せしめ,Bllng.の切れをにぶらしめる特異性は,麦芽の糖化温度45~60°所謂Eiweiss-Rastの期間には,余り大なる関係を有せず,60°以上の糖化温度が関係する.
    2. 両種麦汁共最終煮沸(Abmaischen)を行わぬ場合,酵母の増殖乃至醗酵は良好にして,
    在来種
    にありては著しく其の特異性が消失する.即ちAbmaischの操作に特異性は大なる関係をもち,特異性発現因子が存在するとせば, 80°の如き高温でよく溶出されるものであるか,或はAbmaischenを行わぬ事は,酵素を麦汁中に残存せしめる事であり,酵素が二次的に培地又は酵母に好影響を与えるためかと考えられる.
    3. 麦汁煮沸は忽布を添加せずとも,醗酵を阻害する傾向を示すが,
    在来種
    の特異性は変化しない.然しながら麦芽粕(Treber)を除かず煮沸を行いしものは,明らかに両種共,特異性を顕著に強化する.即ちTreberを高温で浸出する事が,
    在来種
    の特異性の発現に絶大な関係を有し,前項のAbmaischenの操作も, Treberが主役を演ずると考えられる.特異性発現因子が存在し, Treberを高温で浸出せしめると,よく溶出して来るものであり,煮沸によりても変化せす,又ゴールデン種の其れにも,この傾向を有するところから,
    在来種
    特有のものでない事も考えられる.而して
    在来種
    中には,ゴールデン種に比し,多量に特異性発現因子が含まれているか,質的に強力なものが存在するのではないかと云う推論に到達した.
    4. 両種麦芽のHülseの単なる量的相違に原因せず,Mehl及びHülseに両種の本質的相違を感ぜしめる.即ち
    在来種
    の特異性は, Spelzen, Mehl共に其の原因となる如きである.
    5.
    在来種
    の特異性発現因子は,すでに大麦中に存在し,製麦過程(Mälzerei)に於て,其の程度が強化さるゝ如きである.
    終りに臨み,終始御指導,御鞭撻を賜りし,東大坂口教授,当社顧問故湯川又夫博士,奥田譲博士に深甚なる謝意を表すと共に,研究の発表の自由を許可せられし当社浅見常務取締役に深謝す.尚実験に協力せられし石丸,中野両君に御礼申上げる.
  • マラウイにおけるメイズの品種選択の実態
    原島 梓
    アフリカ研究
    2008年 2008 巻 72 号 33-41
    発行日: 2008/03/31
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
    マラウイでメイズの改良品種の栽培が本格的に始まったのは1990年代前半である。その後政府が改良品種の採用率の向上を目指し投入財配布政策を実施したこともあり, 2006年には改良品種の作付面積は全体の49%を占める程となったが, 依然として51%は
    在来種
    が生産されている。そこで本稿では, 作付け品種別に農家の特徴を分析し, なぜ多くの世帯は
    在来種
    を生産しているのか, その理由を探ることを目的とした。
    本稿で明らかになった点は,
    在来種
    を生産している農家には2つのタイプが存在するということである。ひとつは, 資金面の制約のために改良品種を生産するための肥料や種子を購入することができず, やむを得ず
    在来種
    を生産している農家である。もうひとつは, 資金面には余裕があり改良品種を生産することも可能だが, あえて
    在来種
    を生産している農家である。後者のタイプの農家は,
    在来種
    の方が味や保存の面で優れているという理由から, 販売用にはハイブリッド種を生産しているものの, 自給用としては
    在来種
    を生産し続けている。
  • 小倉 祐幸, 古内 朝次, 渡辺 龍策
    農業施設
    1978年 9 巻 1 号 32-37
    発行日: 1978/10/20
    公開日: 2011/09/05
    ジャーナル フリー
  • 渡辺 龍策, 岩崎 英雄
    農業機械学会誌
    1974年 36 巻 Supplement 号 150
    発行日: 1974/04/01
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
  • 徐 潤, 後藤 清和, 三輪 精博, 劉 建偉
    農業生産技術管理学会誌
    2002年 9 巻 1 号 45-52
    発行日: 2002/05/15
    公開日: 2019/04/16
    ジャーナル フリー
    中国では,籾乾燥後の調製工程(籾すりおよび精白)における砕粒の発生が多く,穀物損失の大きな要因となっている.その中でも交雑種は
    在来種
    に比べて砕粒となりやすく,損失が大きくなると認識されている.まず交雑種と
    在来種
    の白米を中国四川省の農家から多数収集し,砕粒率を測定した,その結果,交雑種は
    在来種
    に比べて明らかに砕粒率が高いことが判明した.また,中国産米は
    在来種
    ,交雑種ともに腹白粒の比率が高いため剛度が小さくなり,砕粒が増加すると予測された.次に,試料を交雑種と
    在来種
    に区分し,籾すり工程,精白工程および全調製工程での砕粒発生の特性を検討した.得られた結果は次のとおりである.(1)調製工程に入る前の原胴割れ率と籾すり工程での玄米砕粒率には高い正の相関があるので,収穫および乾燥工程で胴割れの発生を抑制することが重要である.(2)ロール間隙比は適切な脱ぷ率を得られる範囲でできる限り大きく設定し,粒に必要以上の圧力を与えない.(3)籾および玄米段階での胴割れ率が同じでも,籾すりおよび精白工程とも交雑種は
    在来種
    に比べて砕粒の発生が多い.(4)研削式精白の部分を多くすることによって,全砕粒率を小さくできる.(5)比較検討した日本産の短粒種(ハツシモ)の砕粒率は中国産米に比べて非常に小さい.
  • *長谷川 功, 前川 光司
    日本生態学会大会講演要旨集
    2005年 ESJ52 巻 E104
    発行日: 2005年
    公開日: 2005/03/17
    会議録・要旨集 フリー
    ある生物種の生息域に同じギルド内の生物種が移殖された場合、その地域に生息する種が
    在来種
    から外来種へ置換することがある。同じギルド内の2種が同所的に生息すると資源を巡る強い種間競争が生じることから、これまでギルド内での
    在来種
    から外来種への置換メカニズムとして種間競争が注目されてきた。
     サケ科魚類は古くから移殖が盛んに行われ、世界中の多くの地域で
    在来種
    と外来種が同所的に生息している。また、サケ科魚類は
    在来種
    から外来種への置換メカニズムとして種間競争(特に干渉型競争)が挙げられている典型例である。これまで
    在来種
    と外来種の種間競争の研究は、河川棲のサケ科魚類を中心に行われ、河川内では
    在来種
    が外来種に好適な生息場所を奪われた結果、成長率や生存率が低下することがわかってきた。しかし、サケ科魚類は同種内でも体サイズや生活場所の異なる降海型と陸封型といった生活史多型を示す種が多い。したがって、置換メカニズムを解明するためには、河川内での種間競争のみに注目するのではなく、
    在来種
    と外来種の生活史を比較することも必要である。
     北海道では近年、
    在来種
    アメマスから外来種ブラウントラウトへの置換が報告されている。本年度行った野外調査と先行研究を比較検討した結果、降海型が遡上するアメマス個体群よりも陸封型のアメマス個体群の方がブラウントラウトへの置換が生じ易いことが推測された。その原因として種間競争以外にも、陸封型のアメマスは降海型と比べて成魚、特に成熟メスの体サイズが小さいために抱卵数が少ないなど、大型になるブラウントラウトよりも繁殖において不利であることが考えられた。
  • 池田 奈実子, 朴 龍求
    育種学研究
    2005年 7 巻 1 号 35-39
    発行日: 2005年
    公開日: 2021/10/26
    ジャーナル フリー
  • 西村 周一, 岸本 勇元
    園芸学会雑誌
    1941年 12 巻 4 号 295-304
    発行日: 1941年
    公開日: 2007/05/31
    ジャーナル フリー
    1. 菠薐草品種改良の基礎的研究として1939~1940年に亘り, 品種及一代雜種に就いて葉の形質, 株重量を調査した。
    2. 本葉第一次葉に於いては
    在來種
    , 西洋種及其等の一代雜種間に著しい差があり,
    在來種
    及一代雜種はL2<1/2L1, 西洋種はL2>1/2L1, 而してL2に於いては西洋種>一代雜種>
    在來種
    の關係が成立する。
    3. 上記第一次葉の3つの型は一代雜種の利用を實用化する場合異系統の除去に有效に利用し得る。
    4. 本葉最大葉の重量は西洋種及一代雜種とが重く,
    在來種
    は非常に輕い。而して葉重に對しては葉柄よりも葉身の輕重が影響大きく, 葉身重に對しては缺裂の深淺が大なる關係を持つ樣である。
    5. 一株重量は一代雜種が最重く, 西洋種之に次ぎ,
    在來種
    は輕い。愛知種は品種としては雜駁であるが, 供用品種中では最重い階級に屬する。
    6. 一代雜種に於ける Leterosis-expression は非常に顯著で, 葉の形質其他より考へて充分實用價値を有する。
  • 笹沼 清孝, 寺田 直樹, 新城 明久
    獣医情報科学雑誌
    1993年 1993 巻 30 号 17-20
    発行日: 1993/06/25
    公開日: 2010/05/31
    ジャーナル フリー
    在来種
    , 沖縄肉用山羊及び日本ザーネン種の体型を比較するため, 体重及び体型測定値の相関行列に主成分分析を適用した。得られた結果から, 寄与率は第1主成分が79.6%, 第2主成分が4.4%であった。第1主成分は大きさに関する因子, 第2主成分は形態に関する因子と解釈された。主成分得点は, 第1主成分では日本ザーネン種が大きく,
    在来種
    が小さかった。第2主成分には有意差が認められなかった。以上のことから, 第1及び第2主成分得点の散布図から,
    在来種
    と日本ザーネン種は判別が可能であったが, 沖縄肉用山羊と他の2品種との判別は不可能であった。
  • *生物サイエンス科生徒一同
    日本森林学会大会発表データベース
    2014年 125 巻 KP18
    発行日: 2014年
    公開日: 2014/07/16
    会議録・要旨集 フリー
    埼玉県比企郡川島町には、三ツ又沼ビオトープがあり、そこでは、地域の自然環境保全のためにセイタカアワダチソウやオオブタクサなどの外来種の駆除作業を定期的に実施している。しかし外来種をきれいに駆除しても、裸地のままでは再び外来種が侵入してきてしまう。そこで、外来種を駆除してできた裸地に「もともと地域に生息していた
    在来種
    」定着させることにより、外来種が侵入・増殖できる空間をできるだけ少なくすることで、外来種の減少につなげられるのではないかと考えた。そのためには、地域
    在来種
    を効率よく発芽・育成させ、裸地に定植することが必要である。そこで、このプロジェクトでは、三ツ又沼ビオトープの地域
    在来種
    であるイヌタデ、チカラシバ、キンミズヒキ、を効率よく発芽・育成する手法を探ってきた。
    さまざまな実験より、チカラシバは特に特別な管理を施さなくても発芽・育成することがわかった。また、イヌタデは、採取後すぐに休眠状態に入る。そのため、20日程度の冷蔵処理による休眠打破方法が発芽に効果的であることがわかった。キンミズヒキは川砂を床土とした発芽試験では、30%程度の発芽率であった。発芽率の向上に向けて今後検討したい。
  • 笹沼 清孝, 寺田 直樹, 新城 明久
    獣医情報科学雑誌
    1993年 1993 巻 30 号 13-16
    発行日: 1993/06/25
    公開日: 2010/05/31
    ジャーナル フリー
    標準偏回帰係数と自由度二重調整済み寄与率 (R**2) が, 沖縄県で飼養されている
    在来種
    , 沖縄肉用山羊及び日本ザーネン種の3品種の雌山羊の体重を目的変数として, 12部位の体型測定値を従属変数として変数増減法による重回帰分析を適用し算出された。
    体重に対し,
    在来種
    は胸囲, 体長及び胸深が, 沖縄肉用山羊は, 胸囲, 体長, 肩端幅及び寛幅が, 日本ザーネン種は胸囲, 腰角幅, 尻長及び十字部高がそれぞれ寄与していた。各品種とも共通していた胸囲の標準偏回帰係数は,
    在来種
    が0.617, 沖縄肉用種が0.652, 日本ザーネン種が0.863であった。R**2はそれぞれ0.453, 0.846, 0.779であった。
feedback
Top