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クエリ検索: "報酬系"
996件中 1-20の結果を表示しています
  • *鹿内 学, 水原 啓暁
    日本認知心理学会発表論文集
    2012年 2012 巻 O3-2
    発行日: 2012年
    公開日: 2012/07/20
    会議録・要旨集 フリー
    脳の
    報酬系
    を担う領野は,原始的な報酬である食べ物と同様に,「ほめられる」といった刺激によっても活動する事が知られており,社会的刺激が報酬として知覚されることが示唆された.また,
    報酬系
    の活動は同じ刺激でも異なる活動を示す場合がある.この事は,
    報酬系
    の活動は,報酬の与えられる条件や文脈など比較的短い期間で変化する環境にも,適応的に変化することを示唆する.本研究では,ムカデゲーム(Centipede
    game,「囚人のジレンマ」の動的版)と呼ばれる2人で行うゲームを,実験参加者に行ってもらい,その時の脳活動をfMRI計測した.被験者は,ゲームの中で,相手の行動から協調性を推定した上で,自身の行動を適切に変更することが求められる.このfMRI脳活動を分析することによって,他者の協調性(もしくは非協調性)に関わる領野,
    報酬系
    の領野を明らかにし,協調性という社会的条件により
    報酬系
    が変調する事を調べた.
  • 木下 正博, 川上 敬, 横井 浩史, 嘉数 侑昇
    ロボティクス・メカトロニクス講演会講演概要集
    2003年 2003 巻
    発行日: 2003年
    公開日: 2017/06/19
    会議録・要旨集 フリー
    ラーニングクラシファイアシステムによる群ロボットの行動制御を目的とする。クラシファイアシステムでは
    報酬系
    の作り方が適用問題におけるタスクの達成に大きく影響する。本研究では適応的に
    報酬系
    を切替え, 郡ロボットの目標を達成する。
  • —抑制系と報酬系に焦点をあてて—
    稲垣 真澄, 相原 正男
    脳と発達
    2010年 42 巻 3 号 224-226
    発行日: 2010年
    公開日: 2015/11/21
    ジャーナル フリー
  • 磯村 毅
    日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌
    2019年 28 巻 1 号 62-65
    発行日: 2019/05/31
    公開日: 2019/06/28
    ジャーナル フリー HTML

    喫煙には他の依存症と共通する神経学的変化(1.依存対象に対する永続する

    報酬系
    の過敏化,2.依存対象以外の報酬(食事・金銭など)に対する
    報酬系
    の反応性低下,3.前頭葉による制御機能の低下など)がある.しかしこれらの神経学的変化を喫煙者は必ずしも自覚しておらず,認知のゆがみが生じ,心理的にも禁煙が困難となっている(失楽園仮説).特に2の変化は自覚されにくく,ニコチンにより手軽に報酬が得られる喫煙の評価・優先順位が高くなってしまう.例えば食後の喫煙は至福の時と考える喫煙者は多いが,当人たちの認知とは裏腹に,これはニコチンの慢性作用に起因する食事の幸せに対する感受性低下を喫煙で対償しているに過ぎない.また禁煙後の生活を悲観する喫煙者は多いが,逆に禁煙に伴う
    報酬系
    機能の回復の可能性も示唆されている.これらの知見は喫煙者に客観的な視点を提供し,自らの喫煙行動を再考し禁煙への内的動機を高める契機となると期待される.

  • 仙波 恵美子, 上 勝也
    自律神経
    2021年 58 巻 1 号 25-31
    発行日: 2021年
    公開日: 2021/04/15
    ジャーナル フリー

    情動を,行動や自律神経反応に転換する脳メカニズムとして辺縁系が重要な働きを担っているが,慢性痛や慢性ストレスの状態ではこのシステムが機能不全に陥り,様々な精神身体症状を引き起こす.運動によりこれらの症状は改善するが,我々は,そのメカニズムとして脳

    報酬系
    が活性化されるとともに,扁桃体基底核内側部の側坐核に投射するglutamateニューロンが活性化されること,扁桃体中心核のGABAニューロンの活性化が抑制されることを動物実験で示した.痛みやストレスに伴う陰性情動により,辺縁系が機能不全に陥るが,生活習慣を変え日常生活での活動性を高めることでその機能は正常化され,痛みや自律神経症状は改善しQOLも高まると思われる.

  • 佐藤充
    関東甲信越ブロック理学療法士学会
    2016年 35 巻
    発行日: 2016年
    公開日: 2021/03/12
    会議録・要旨集 フリー

    【はじめに】本症例は、慢性リウマチや変形性膝関節症といった疼痛を伴う疾患に加えて、小脳出血を発症した症例である。協調運動機能の低下から入院期間中に左膝関節痛が悪化し、Activities of Daily Living(ADL)動作が全介助レベルに陥った。しかし、介入方法の見直しから疼痛が軽減し、ADL 動作の獲得に繋がったため、ここに報告する。なお、ヘルシンキ宣言に基づき同意を得た上での報告とする。

    【対象と経過】対象は80 代の女性であり、入院時から左膝関節にNumerical Rating Scale(NRS)で8/10 の痛みがあったが、入院1 ヶ月後には疼痛が消失し、NRS で0/10 となった。病棟での生活はPick up walker を使用して自立して行えていた。しかし、活動量が増加すると、徐々に疼痛が悪化し、安静時でもNRS が10/10 の状態となり、ADL 動作全介助レベルとなった。疼痛が最も悪化した入院3 ヶ月目から、申し送り・チームカンファレンスを利用して、介入スタッフが共通してプラスのフィードバックのみを行い、脳内の

    報酬系
    への働きかけを行った。また、膝痛が強い時には、失敗体験によるストレスがかからないように、上肢・体幹へのアプローチや簡単な課題から行うよう統一した。

    【結果】 介入方法を変更することで、痛みを訴える頻度が減少し、病棟では車いすを使用してADL 動作が可能となった。リハビリでは、Pick up walker を使用して5~10m 歩行可能となった。他患者とのコミュニケーションも増え、水などを配る様子も見られた。リハビリへの意欲も向上し、自ら「歩きましょう。」と、訴えることも増えた。

    【考察】 成功体験や褒賞・共感を与えることで

    報酬系
    領域の促進を図った。
    報酬系
    領域の活動は、下行性疼痛抑制系に作用し、痛みを抑えると考えられているため、ADL 動作獲得につながったと考えられる。また、
    報酬系
    のドーパミンの作用により、運動学習効果を高め、膝関節への負担の少ない動作学習が可能となったと考えられる。

  • 大木 雄太
    日本薬理学雑誌
    2020年 155 巻 3 号 145-148
    発行日: 2020年
    公開日: 2020/05/01
    ジャーナル フリー

    アルコールは,身近に存在する嗜癖性を有する物質であり,多量飲酒はアルコール依存症の発症につながりうる.アルコールをはじめ依存症形成に共通して重要と考えられているのは,脳内の

    報酬系
    回路といわれる中脳腹側被蓋野から側坐核に投射するドパミン神経系の活性化であり,側坐核におけるドパミンの遊離により快の情動が生じる.アルコール依存症においては,内因性オピオイドとその受容体であるオピオイド受容体が
    報酬系
    回路の制御に重要な役割を果たす.アルコールを摂取すると,腹側被蓋野や側坐核においてβ-エンドルフィンやダイノルフィンなどの内在性オピオイドペプチドが遊離される.β-エンドルフィンはμオピオイド受容体を活性化し,
    報酬系
    回路を賦活することで,正の強化効果を生じさせる.一方で,ダイノルフィンはκオピオイド受容体を活性化し,負の強化効果を生じさせる.アルコールによるオピオイド受容体を介したこれらの作用が,アルコールの摂取欲求を高め,アルコール依存症に関与すると考えられている.ナルメフェンはオピオイド受容体調節薬であり,オピオイド受容体に作用することで,
    報酬系
    回路を制御し,アルコール依存症患者における飲酒量低減効果を示すと考えられている.アルコール依存症の治療の原則は,断酒の継続であるが,近年は,ハームリダクションの概念が提唱され,ヨーロッパでは2013年からナルメフェンが飲酒量低減薬として使用されてきた.日本においても,アルコール依存症治療における飲酒量低減を治療目標に加えることが,2018年の治療ガイドラインにより示された.本総説では,最初に,アルコール依存症における脳内
    報酬系
    回路とオピオイド受容体との関連についてまとめ,次に,ナルメフェンの薬理学的作用について,非臨床試験及び臨床試験の結果をまとめる.

  • 乾 賢, 山本 隆, 志村 剛
    日本味と匂学会誌
    2009年 16 巻 2 号 141-151
    発行日: 2009年
    公開日: 2018/05/30
    ジャーナル 認証あり
    食物摂取に大きな影響をおよぼす味覚嗜好性は生後の経験や学習によって変化しうる。たとえば、本来好きな味の飲食物を摂取した後で体調不良を経験すると、その飲食物の味を嫌いになることがある。この現象は味覚嫌悪学習(conditioned taste aversion,CTA)として知られる。CTAの神経メカニズムについては、味覚伝導路に含まれる脳部位、特に、孤束核、結合腕傍核、扁桃体、島皮質の関与を示唆する報告が多くなされている。しかし、これらの脳部位の関与だけではCTAにおける嗜好性変化に伴う摂取行動の変化を十分に説明することができない。現在我々は、脳内
    報酬系
    の神経回路に着目し、CTAにおける役割について検討している。これまでに、脳内
    報酬系
    の一部である腹側淡蒼球のGABA系やオピオイド系がCTAによる味覚嗜好性の変化に関与していることを明らかにした。本稿では、上述の先行研究および筆者らの知見を紹介し、CTAの神経メカニズムの仮説モデルについて述べる。
  • 脳内報酬系の働き
    山本 隆
    化学と生物
    2007年 45 巻 1 号 21-26
    発行日: 2007/01/01
    公開日: 2009/05/25
    ジャーナル フリー
  • 八幡 憲明, 石井 礼花
    日本生物学的精神医学会誌
    2011年 22 巻 4 号 253-256
    発行日: 2011年
    公開日: 2017/02/16
    ジャーナル オープンアクセス
    注意欠如・多動性障害(ADHD)は,発達の水準に不相応な不注意・多動・衝動性という3 つの行動的特長を呈する障害である。従来,その病態においては実行機能の障害が示唆されていたが,近年は主に衝動性との関連から
    報酬系
    回路の障害も指摘されている。本稿では,ADHD患者において
    報酬系
    回路の活動性を検討することの意義について述べ,同分野における最近の脳機能画像研究をまとめると共に,今後の研究の発展性について検討を行う。
  • 化学と生物
    1985年 23 巻 6 号 374-378
    発行日: 1985/06/25
    公開日: 2009/05/25
    ジャーナル フリー
  • 菅谷 渚, 池田 和隆
    日本生物学的精神医学会誌
    2011年 22 巻 4 号 263-268
    発行日: 2011年
    公開日: 2017/02/16
    ジャーナル オープンアクセス
    G蛋白質活性型内向き整流性カリウムチャネル(GIRKチャネル)は様々な依存性物質のシグナ ル伝達を担う。哺乳類においてGIRKチャネルには4つのサブユニットがあり,GIRK1 ~ 3サブユニットは主に中枢神経系に広く分布し,GIRK4サブユニットは主に心臓に存在している。著者らは,(1)GIRK2サブユニットの遺伝子配列の差異がオピオイド感受性に影響していること,(2)フルオキセチン,パロキセチン,イフェンプロジルはGIRKチャネルを阻害し,メタンフェタミン嗜好性を減弱させるが,フルボキサミンはGIRKチャネルを阻害せずメタンフェタミン嗜好性も減弱させないこと,(3)カルテ調査においてGIRKチャネル阻害能を持つ薬物に依存治療効果が期待できることを見出した。これらの研究成果から,GIRKチャネルは
    報酬系
    において鍵となる分子の1 つと考えられ,依存症治療の標的分子としても期待される。
  • 谷口 忠大, 椹木 哲夫
    知能と情報
    2006年 18 巻 4 号 629-640
    発行日: 2006年
    公開日: 2007/04/20
    ジャーナル フリー
    本稿ではJ. Piagetのシェマ理論における同化・調節及び均衡化・分化の概念を強化学習の枠組みに適用することにより累増的に行為概念を獲得することの出来る仕組みを提案する. この手法はただ一つの報酬チャンネルを用いた相互作用を用いてユーザや環境と相互作用する中で様々な行為を獲得していくことの出来る自律ロボットの実現を目指したものである. 提案手法は広く一般のTD学習に適用可能である. 本稿ではQ学習と双シェマモデルにおける強化学習に適用した実験例を示す. いずれの場合にも教師の明示的な指示なしに, 強化学習器を分化させ複数の行為概念を獲得することが出来る. また, この仕組みにより報酬は新規の行為を獲得させるという役割以外に, 獲得した行為を想起させるという役割を担うようになる.
  • *木下 正博, 渡辺 美知子, 川上 敬, 横井 浩史, 嘉数 侑昇
    精密工学会学術講演会講演論文集
    2003年 2003S 巻 L24
    発行日: 2003/03/26
    公開日: 2005/03/01
    会議録・要旨集 フリー
    群システムを強化学習を用いて制御するための方法論を提案する.複数のエージェントから構成される群は単一のエージェントの場合と異なり強化学習をそのまま適用するとエージェント間のインタラクションにより学習結果を壊してしまう.本研究では
    報酬系
    を適応的に変化させることによりこの問題を回避し,群全体としての最適な行動を獲得させるものである.
  • 土田 英人
    日本生物学的精神医学会誌
    2010年 21 巻 1 号 33-38
    発行日: 2010年
    公開日: 2017/02/15
    ジャーナル オープンアクセス
    今日わが国では,薬物の多様化と薬物乱用の低年齢化が認められ,その問題は医学モデルのみに留まらず,社会経済や政策などの領域とも広く関わりを持っている。覚せい剤や PCP などは,統合失調症の疾患モデルとして解析が進められており,これらを手掛かりとした統合失調症の病態・病因の解明が期待される。本稿では,薬物依存の共通の基盤のひとつである脳内
    報酬系
    と,分子レベルでみた依存の形成過程について概説する。
  • 池田 裕美子
    ファルマシア
    2019年 55 巻 4 号 283-286
    発行日: 2019年
    公開日: 2019/04/01
    ジャーナル フリー
    機能的磁気共鳴画像法(functional MRI: fMRI)は、認知機能障害を伴う精神・神経疾患の病態解明を目的とする研究、および中枢神経系に作用する薬物の効果を評価する研究で用いられている。鎮痛薬であるトラマドールは、体性感覚に作用して鎮痛効果をもたらすのみならず、薬物依存に関与する脳内
    報酬系
    に作用することが示唆されている。われわれは健常成人を対象にfMRI検査を行い、トラマドールが報酬処理に関与する脳活動を増加させることを示した。
  • 小林 俊輔
    神経心理学
    2022年 38 巻 1 号 28-35
    発行日: 2022/03/25
    公開日: 2022/05/06
    ジャーナル フリー

    ドパミンは報酬に基づく行動を実現する神経機構の中核を担う.ドパミン細胞が報酬の期待と現実の乖離を反映する予測誤差信号を発信して報酬に基づく行動を制御していることが明らかにされている.本稿では,ドパミン系の機能について動物心理学と神経生理学の見地から基礎研究の成果を概説し,その知見をもとにヒトにおけるドパミン欠乏モデルとも考えられるパーキンソン病患者の衝動制御障害について最近の研究を紹介する.

  • 伊藤 和憲, 齊藤 真吾, 佐原 俊作, 内藤 由規
    臨床神経学
    2012年 52 巻 11 号 1294-1296
    発行日: 2012年
    公開日: 2012/11/29
    ジャーナル フリー
    There is some evidence for the efficacy of acupuncture and moxibustion treatment in symptoms of neurology (pain, anxietas, depression and motor ability), but the mechanisms of acupuncture and moxibustion remain unclear. We examined the remediation mechanisms of acupuncture and moxibustion on symptoms (pain, anxietas, depression and motor ability). Some of papers reported that the serotonin and dopamine was increased in brain by the acupuncture and moxibustion. In addition, the treatments of acupuncture and drug reported less depression intensity than the drug only. These results suggest that the serotonin and dopamine in brain was improved by the acupuncture and moxibustion, and acupuncture and drug therapy may be more effective on symptoms (pain, anxietas, depression, motor ability) than drug therapy.
  • 山本 隆
    日本味と匂学会誌
    2006年 13 巻 2 号 119-124
    発行日: 2006年
    公開日: 2018/05/30
    ジャーナル 認証あり
    おいしいと思うことはもっと食べたいという摂食欲の原動力で、摂食を促すアクセル役である。一方、満腹感は摂食行動に対するブレーキである。おいしさが強い程アクセルの作用は強くなり、ブレーキはその勢いを抑えきれないようである。脳内のアクセルペダルとしての
    報酬系
    と視床下部の働きを考察する。
  • 感性工学
    2009年 9 巻 1 号 54
    発行日: 2009/11/01
    公開日: 2023/07/31
    研究報告書・技術報告書 フリー
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