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クエリ検索: "塩酸"
139,444件中 1-20の結果を表示しています
  • 注射用塩酸バンコマイシン臨床評価委員会
    島田 馨, 小林 寛伊, 砂川 慶介, 稲松 孝思, 山口 恵三
    日本化学療法学会雑誌
    1995年 43 巻 11 号 1048-1061
    発行日: 1995/11/25
    公開日: 2011/08/04
    ジャーナル フリー
    注射用
    塩酸
    バンコマイシン (VCM) はメチシリン耐性黄色ブドウ球菌 (MRSA) による重症感染症を適応症として1991年11月に発売された。その後3年聞の市販後調査の集計成績は次のとおりである。対象は全国650施設で1991年12月から1994年10月に本剤を静脈内投与された1,354例で, 安全性は全例を, 有効性は判定不能99例を除く1,255例を評価対象例とした。本剤の1日投与iは小児では40mg/kg, 成人では19または29で, 1~3週間投与が多かった。また, 経年的に1日投与iの減少傾向, 投与期間の短縮傾向がみられた。疾患別改善率は, 肺炎78.7%, 敗血症87.5%などで全体で8L7%であった。また, 先行薬なしの症例で改善率が高かったが, 1日投与量, 併用薬の有無による改善率の差はみられなかった。MRSAに対する細菌学的効果は, 肺炎64.2%, 敗血症88.5%などで全体で69-8%の菌消失率が得られた。自他覚的副作用および臨床検査値異常は191例 (14.1%) のべ271件発現した。特に腎機能検査値異常については, 成人, 高齢者ともに発現頻度は1日2g投与が1日19投与より2倍以上高かった。血中濃度モニタリングは1,354例中500例 (36.9%), 1,082件 (1例当たり2.2件) 実施された。実施率は経年`的に増加していた。薬動学的解析対象は高齢者のクレアチニンクリアランス (Ccr) 低下例が多かった。消失速度定数 (Ke), VCMクリアランスとCcrには直線関係がみられた。β相半減期 (t1/2β) はCcrの低下に伴い延長し, 腎機能軽度低下例でも健常人の3倍近く延長していた。以上の成績より、注射用VCMはMRSA感染症に対し適確な効果を示す有用性の高い薬剤であり, 起炎菌がMRSAと確認された症例に対しては速やかに投与すべきであると思われる。使用の際には年齢と腎機能を考慮し, 血中濃度モニタリングを実施して適正な用法・用量を選択すれば副作用も抑制できると考えられる。
  • 渡邊 富夫, 梶田 俊之
    ファルマシア
    2010年 46 巻 11 号 1069-1071
    発行日: 2010/11/01
    公開日: 2018/08/23
    ジャーナル フリー
  • 古山 輝久, 金谷 誠久, 市場 洋三
    医療
    1995年 49 巻 3 号 267-269
    発行日: 1995/03/20
    公開日: 2011/10/19
    ジャーナル フリー
    悪性腫瘍の患児のターミナル・ケアーには, まだ確定された方法というものは存在してはいない. 種々な問題の中で'ーのコントロールは最も重要である. 用いられる薬物には非麻薬性の鎮痛剤(アスピリン, アセトアミノフェン), 弱麻薬性の鎮痛剤(リン酸コデイン)などがあるが, 悪性腫瘍末期の患児の重篤な痛みに対しては,
    塩酸
    モルヒネの経口投与や直腸内投与が行われ, さらに強い疼痛に対しては
    塩酸
    モルヒネの皮下注射が繰り返されることが多い. しかし, 間欠的な投与では痛みを完全にコントロールすることは難しい. 今回我々は3人の悪性腫瘍末期の患児に対して
    塩酸
    モルヒネの持続静注を試み, 文献的考察と臨床的検討を加えた.
  • 大平 基之, 山田 政孝, 村住 ゆかり, 大平 賀子, 高杉 佑一, 並木 正義, 鈴木 貴久
    日本老年医学会雑誌
    1995年 32 巻 1 号 33-38
    発行日: 1995/01/25
    公開日: 2009/11/24
    ジャーナル フリー
    良性肝嚢胞に対する
    塩酸
    ミノサイクリン (MINO) 注入療法について検討した. 6症例7個の肝嚢胞に対してMINO注入療法を行い, 6個の嚢胞が消失もしくは著明に縮小しており, 長期成績をみてもMINO注入療法は有効であった. 初期にはエタノール注入療法に準じてドレナージチューブを嚢胞内に留置したが, 最近はドレナージチューブを留置せず, 穿刺注入のみで治療している. この方法でも良好な成績が得られており, 患者の負担も軽減した. この方法は高齢者や合併症を有する患者にも適応できる.
  • 萱場 光治, 田中 達朗, 三砂 範幸, 成澤 寛
    西日本皮膚科
    2000年 62 巻 3 号 338-342
    発行日: 2000/06/01
    公開日: 2010/09/02
    ジャーナル 認証あり
    症例1: 56歳,女性。心室性期外収縮に対し
    塩酸
    メキシレチンを服用20日後,全身にそう痒を伴う紅斑と丘疹の出現を認めた。症例2: 50歳,男性。急性心筋梗塞,心室性期外収縮に対し
    塩酸
    メキシレチンを服用30日後,全身にそう痒を伴う紅斑と丘疹の出現を認めた。症例3: 66歳,女性。不整脈に対し
    塩酸
    メキシレチンを服用24日後,全身にそう痒を伴う紅斑と丘疹の出現を認めた。3例とも共通して発熱,肝機能障害,異型リンパ球の増加を認め,2例ではリンパ節の腫脹を認めた。副腎皮質ステロイドの全身投与を行ったが,全例減量に伴い皮疹の再燃を認め中止まで長期間を要した。Patch testにて全例陽性であり,内服試験は行わなかったが
    塩酸
    メキシレチンによるhypersensitivity syndrome(HS)と診断した。
    塩酸
    メキシレチンによる薬疹の臨床事項の特徴について報告した。
  • 仲井 俊司, 赤尾 恭子, 伊藤 正樹, 金丸 博, 中塚 巌
    薬物動態
    1998年 13 巻 2 号 78-90
    発行日: 1998年
    公開日: 2007/03/29
    ジャーナル フリー
    ラットに14C標識したSM-5887を1mg/kg/dayで1日1回14日間反復静脈内投与したときの体内動態について検討し,以下の結果を得た.
    1.反復投与期間中の血漿,血球中放射能濃度は投与回数とともに増加する傾向がみられ,14回投与時の投与後24時間では各濃度は単回投与時の6~8倍に増加し,AUC0-168hは単回投与時の約5倍に増加した.このような濃度増加は単回投与時の放射能濃度推移から予測されるものであった.
    2.反復投与時の血漿および血球中SM-5887および代謝物(SM-5887-13-OH,Met AおよびMet C)の濃度は,単回投与時とほぼ同レベルであった.
    3.反復投与時の組織中放射能濃度は最終投与後1~4時間に最高値を示し,顎下腺,ハーダー氏腺,肝臓,腎臓,副腎,脳下垂体で高く,単回投与時と同様の分布を示した.多くの組織において放射能の消失は緩やかであったが特に顎下腺,精巣,被毛で緩やかであった.顎下腺,精巣,被毛で反復投与による放射能濃度の増加率が高かった.
    4.反復投与時の組織中のSM-5887濃度は顎下腺,脾臓,肺,胸腺,骨髄で高く,消失は比較的速やかであった.組織中の代謝物としてSM-5887-13-OHが顎下腺,胸腺,副腎で高濃度に,MetBがハーダー氏腺,顎下腺,副腎,腎臓で高濃度に認められた.その他Met A,Met CおよびMet Dが認められ,有機層に抽出されない高極性代謝物と推測される放射能画分の比率が,血漿,肝臓および膀胱で高かった.
    5.反復投与時の尿,糞中放射能排泄率は,最終投与後168時間までにそれぞれ累積投与量の14.2%および79.6%であり,単回投与時の尿,糞中放射能排泄率とほぼ同様であった.
  • 山本 紗由美, 阿部 俊文, 松隈 健, 菅原 有紗, 名嘉眞 武國
    西日本皮膚科
    2022年 84 巻 3 号 194-197
    発行日: 2022/06/01
    公開日: 2022/07/25
    ジャーナル 認証あり

    27 歳,女性。切迫早産に対し妊娠 24 週からリトドリン

    塩酸
    塩内服を開始し 28 週から増量された。29 週に両上肢に紅斑が出現し,その後皮疹が全身に拡大し膿疱を伴うようになった。初診時全身に浮腫性紅斑と多数の小膿疱を認め,膿疱を含む紅斑部からの皮膚生検では表皮内に Kogoj 海綿状膿疱を認めた。細菌培養検査は陰性であった。リトドリン
    塩酸
    塩を中止し,プレドニゾロン(PSL)30 mg(≒0.5 mg/kg/day)内服を開始したところ皮疹は消退傾向となったため PSL は 19 日間で減量中止とした。切迫早産の症状は落ち着いており,以降の妊娠経過中は切迫早産に対する薬剤は使用されなかった。その後は皮疹の再燃なく経過し出産後の産褥期も含めて再発はみられなかった。薬剤リンパ球刺激試験は陰性であったが,治療経過やリトドリン
    塩酸
    塩による膿疱型薬疹の報告が多数あることから同薬剤による膿疱型薬疹と考えた。膿疱型薬疹と急性汎発性発疹性膿疱症(acute generalized exanthematous pustulosis;AGEP)は重複部分があり,自験例は発熱の項目を除き AGEP の診断基準を満たしていた。今回は膿疱型薬疹と診断したが,自験例のような症例は AGEP の不全型ないし軽症型として定義することを検討すべきと考えた。

  • 奥田 英右, 岸田 寛子, 片岡 葉子
    日本皮膚免疫アレルギー学会雑誌
    2020年 3 巻 2 号 326-329
    発行日: 2020/04/30
    公開日: 2020/11/24
    ジャーナル 認証あり

     18歳女性。市販感冒薬を内服後に緊急治療を要する呼吸困難と全身に蕁麻疹が出現し,救急治療を受け改善した。アナフィラキシーの原因薬検索目的で当科紹介された。被疑薬はメチルエフェドリンを含む8種の構成成分で構成されている。個々の成分について各々皮膚テスト(プリックテスト,スクラッチチャンバーテスト)・内服誘発テスト施行した。メチルエフェドリン以外の皮膚テスト,内服テストはすべて陰性。メチルエフェドリン

    塩酸
    塩は単独で入手困難であったため,同成分を含むフスコデ®配合錠を用いた。フスコデ®配合錠は,感冒薬として多く用いられる。フスコデ®配合錠には鎮咳作用のあるジヒドロコデインリン酸塩,dl-メチルエフェドリン
    塩酸
    塩,抗ヒスタミン作用のクロルフェニラミンマレイン酸塩が含まれている。フスコデ®配合錠内服75分後,全身に紅斑を伴う呼吸困難と鼻漏が誘発された。フスコデ®配合錠の他の成分ではいかなる症状も誘発されなかった。メチルエフェドリンがアナフィラキシーの原因薬品と推測された。これはメチルエフェドリンによる最初のアナフィラキシー報告例である。

    (日本皮膚免疫アレルギー学会雑誌,3(2):326-329,2020)

  • 仲井 俊司, 赤尾 恭子, 伊藤 正樹, 小室 勢津子, 金丸 博, 中塚 巌
    薬物動態
    1998年 13 巻 2 号 91-99
    発行日: 1998年
    公開日: 2007/03/29
    ジャーナル フリー
    イヌに14C-SM-5887を1.5mg/kgで静脈内投与したときの体内動態について検討し,以下の結果を得た.1.血漿および血球中の放射能濃度は投与後速やかに減少し,投与後24時間から168時間までは緩やかに減少して三相性の推移を示した.また,血球中濃度は血漿中濃度の1/2~1/3であった.
    2,血漿および血球中SM-5887濃度は放射能濃度と比較して速やかに減少した.側鎖カルボニル基が還元された活性代謝物SM-5887-13-OHの血漿および血球中濃度は投与後速やかに増加し,投与後24時間まで緩やかに減少した.その他,血中の代謝物としてアグリコン代謝物(Met A,Met BおよびMet C)が検出された.3.組織中放射能は,投与後1~4時間に最高濃度となり,肝臓,胆嚢に特に高く分布し,ついで腎臓,肺,脾臓,膵臓および前立腺で高濃度であった.肝臓,眼,皮膚(有色部)および精巣では放射能の消失は緩やかであった.常時高濃度に放射能が分布した肝臓では,投与後168時間においても投与量の9%の放射能が存在した.
    4.組織中代謝物ではMet Bがもっとも高濃度であり,ついでSM-5887-13-OHが高濃度であった.これらの代謝物と比較してSM-5887は低濃度であり,消失も速やかであった.
    5.投与後168時間までの尿中および糞中に,それぞれ投与放射能の8%および74%が排泄された.
  • —二重盲検法によるPlaceboとの比較対照試験—
    塩酸
    ジルチアゼム臨床研究班
    西日本皮膚科
    1984年 46 巻 6 号 1387-1401
    発行日: 1984/12/01
    公開日: 2012/03/21
    ジャーナル 認証あり
    Ca拮抗剤
    塩酸
    diltiazemのレイノー現象に対する有用性を乳糖を主体とするplaceboを対照薬とし, 全国19施設において二重盲検法による群間比較試験により検討した。試験実施症例は, レイノー病19例, レイノー症候群79例, その他1例の計99例であり, 有効性評価対象症例は92例〔D群(diltiazem群)48例, P群(placebo群)44例〕であつた。効果の判定は治療期4週にて実施し次の結果を得た。
    1) 有用度は, D群がP群に比し有意に優れていた。
    2) レイノー現象の発作時の諸症状に対する総合的な効果およびレイノー現象発作時の持続時間, 部位, 範囲, 痛みにおいてD群がP群より有意に優れていた。
    3) 有用度の層別解析では, レイノー病において, また合併症のない患者においてD群がP群より有意に優れていた。
    4) 副作用はD群50例中5例に, P群47例中6例に認められたが, 重篤な副作用および臨床検査値に留意すべき異常所見は認めず安全性の判定ではD群とP群間に有意な差はなかつた。
    以上の成績より
    塩酸
    diltiazemはレイノー病およびレイノー症候群のレイノー発作に対し, 有用な薬剤と考えられた。
  • 山崎 太一, 恵山 栄, 高津 章子
    分析化学
    2012年 61 巻 11 号 959-962
    発行日: 2012/11/05
    公開日: 2012/11/30
    ジャーナル フリー
    The quantitative analysis of amino acid is widely used in many analysis fields. Purity evaluations of amino acids are essential to prepare accurate calibration solutions for amino acid analysis. In this paper, the purity determination of L-lysine hydrochloride with using neutralization titration is discussed. Removing hydrogen chloride from a sample solution of L-lysine hydrochloride is important to determine the purity by neutralization titration. For an accurate purity determination of L-lysine hydrochloride, the condition in sample preparation was optimized. Under the optimized conditions, the purity of L-lysine hydrochloride could be determined with 0.03 % to 0.07 % of repeatability. The uncertainty of the measurement could be estimated at about 0.1 %. Moreover, the determined purity value was in good agreement with the purity value from nitrogen analysis. The optimized condition is valid for the purity analysis of lysine hydrochloride.
  • 中村 吉成
    魚病研究
    1982年 17 巻 1 号 67-76
    発行日: 1982/06/30
    公開日: 2009/10/26
    ジャーナル フリー
     
    塩酸
    ドキシサイクリンの基礎及び応用試験成績の結果から次のことが要約される。1.
    塩酸
    ドキシサイクリンは,原体及び製剤とも安定であり,ブリ餌料中でも安定である。2.海水及び海水活性汚泥中の
    塩酸
    ドキシサイクリンの半減期は,7日である。3.
    塩酸
    ドキシサイクリンは,鋭い抗菌作用をもつ広範囲抗生物質である。4.
    塩酸
    ドキシサイクリンは,実験動物及びブリに対して毒作用が少なく安全である。5.
    塩酸
    ドキシサイクリンは,体内への吸収が早く,体内全域に分布する。6.
    塩酸
    ドキシサイクリンは,20~50mg/kg BWでブリの連鎖球菌症に有効である。7.
    塩酸
    ドキシサイクリンの休薬日数は,20日間である。
  • 柴田 葵介, 江川 美千子, 久保田 岳志, 小俣 光司, 宮崎 英敏
    紙パ技協誌
    2022年 76 巻 12 号 1100-1104
    発行日: 2022年
    公開日: 2023/01/01
    ジャーナル フリー
    本研究ではPS中のCaCO3に対してpHモニタリングを行いながら,最適な量での
    塩酸
    処理によるCaCO3の除去の実現化を目的とした。
    CaCO3粉末と
    塩酸
    の反応を調査するために,市販のCaCO3粉末で調整した懸濁液と
    塩酸
    を反応させた。反応の結果,懸濁液中のCaCO3粉末は,
    塩酸
    との反応に約10分必要であった。また,CaCO3粉末は,pH 2以下となるまで
    塩酸
    を加えることで,ほぼ除去できることがわかった。
    この結果を用いて,pHモニタリングによるペーパースラッジ中(PS)のCaCO3
    塩酸
    で効率的に除去することを試みた。PSを
    塩酸
    処理後に焼成した試料について,粉末X線回折(XRD)および蛍光X線元素分析法(XRF)を行ったところ PS中のCaCO3はほぼ除去され,処理溶液からは除去されたCaCO3がCaCl2・2H2Oとして高純度で回収された。PSの
    塩酸
    処理前後の試料の走査型電子顕微鏡(SEM)より,PS中の紙由来の繊維は,pH 2での
    塩酸
    処理ではほとんど溶解しなかった。また,PS中に有機物由来の繊維が残ることでPSの燃焼およびPSが一部自燃した。以上から,PS中のCaCO3除去処理において,懸濁液のpHモニタリングにより,PS中のCaCO3に対する
    塩酸
    滴下量の最適化を実現した。
  • 安達 啓, 神谷 武, 長尾 俊宗, 安藤 高司, 翠 尚子, 小林 由佳, 平子 真, 藤浪 隆夫
    日本内科学会雑誌
    1997年 86 巻 5 号 838-839
    発行日: 1997/05/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    症例1は80歳女性.主訴は右季肋部痛. CTで径15cmの巨大肝嚢胞を認め,ドレナージ後
    塩酸
    ミノサイクリン200mgを注入した.症例2,症例3は61歳女性と67歳女性.径10cmと11cmの肝嚢胞に対し,それぞれミノサイクリン200mg, 500mg注入した. 3例とも嚢胞は縮小瘢痕化し,自覚症状も改善した.
    塩酸
    基をもつミノサイクリンは,酸性度により嚢胞上皮を破壊するとされ,その注入療法は肝嚢胞の有用な治療法と考えた.
  • 岩渕 博史
    歯科薬物療法
    2017年 36 巻 1 号 25-28
    発行日: 2017年
    公開日: 2017/04/20
    ジャーナル フリー
  • 池浦 淳, 串田 剛俊, 岩宮 裕章, 齋藤 貴徳, 飯田 寛和
    中部日本整形外科災害外科学会雑誌
    2012年 55 巻 5 号 1131-1132
    発行日: 2012年
    公開日: 2012/12/01
    ジャーナル 認証あり
  • 中沢 進, 佐藤 肇, 新納 憲司, 藤井 尚道, 近岡 秀次郎, 岡 秀, 平間 裕一, 成田 章, 新井 蔵吉
    The Japanese Journal of Antibiotics
    1979年 32 巻 10 号 1027-1035
    発行日: 1979/10/25
    公開日: 2013/05/17
    ジャーナル フリー
    Doxycycline (以下DOTC) は, 従来のTetracyclineに比較して経口投与で血中濃度が高く, 半減期が長く, 組織内移行もよく, 抗菌性においても一段優れている点を特徴とするいわゆる遷延性TC系抗生物質であり, 従来, 内服用としてSyrup, 錠剤の型で小児科領域においても広く使用されてきていた。一方, 本剤の注射剤も製剤化され, 成人を対象とした各科領域においてOne shot, 点滴静注の投与法で使用され, 本邦においてもその成果については各方面から報告されているが1~8), 小児科領域からの報告がみられない。
    小児急性感染症の治療にさいしても, DOTCの静注を必要とする症例にも遭遇することがあるので, 今回本剤の点滴静注を主体とした一連の小児科領域における基礎的, 臨床的検討をおこなつてみた。
    以下, 今日までの概況について報告する。
  • 笹岡 健哉, 岡田 茂, 片山 一朗
    西日本皮膚科
    1999年 61 巻 6 号 767-769
    発行日: 1999/12/01
    公開日: 2010/10/14
    ジャーナル 認証あり
    60歳の女性。扁桃炎の治療のため
    塩酸
    チアラミドを含む数種の薬を服用したところ約15分後より全身の膨疹, 呼吸困難, 意識低下が出現し, 特に治療せずに軽快した。10ヵ月後, 再度扁桃炎の治療のため
    塩酸
    チアラミドを含む数種の薬を服用したところ直後より全身の膨疹, 呼吸困難が出現しステロイド点滴投与にて軽快した。入院後原因薬, 安全薬の確認のためオープンパッチテスト, スクラッチテスト, 内服テストを行った。結果は
    塩酸
    チアラミドのオープンパッチテストにて膨疹が出現し, 他の薬剤では反応がみられなかった事より原因薬剤は
    塩酸
    チアラミドと考えた。負荷から発症までの時間が短縮していった点, オープンパッチテストで陽性であった点よりI型アレルギーによる機序を考えた。また, 過去の症例を検討したところ塩基性消炎鎮痛剤の
    塩酸
    チアラミドによる薬疹は酸性消炎鎮痛剤に比べ非常に稀であった。
  • 川口 晶子, 中村 博昭, 康 文豪, 中本 收, 松尾 重樹, 松本 雅彦
    産婦人科の進歩
    2002年 54 巻 4 号 330-333
    発行日: 2002年
    公開日: 2003/02/05
    ジャーナル 認証あり
  • 斎藤 俊弘, 稲垣 義明, 飯島 剛, 湯村 保夫, 斎藤 利隆, 杉林 昭男, 中村 仁, 宇田 毅彦, 水野 毅, 相磯 敬明, 岩垂 信, 中村 眞人, 田口 喜代継, 小沢 俊, 飯塚 正三
    臨床薬理
    1988年 19 巻 4 号 649-660
    発行日: 1988/12/31
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
    Long-acting nicardipine hydrochloride was given at 100 to 150 mg/day for more than 6 months to 30 patients with angina pectoris, to evaluate the clinical response and safety of the drug during long term therapy. The results were as follows.
    1) Twenty-seven of the 30 patients received the drug for more than 6 months, while the treatment was discontinued in the remaining 3 before 6 months (24 weeks) had elapsed. The reasons for withdrawal were a request by one patient to change the therapy, change of address for one, and a surgical operation for the other. No patient was withdrawn from the study because of adverse reactions.
    2) Overall improvement was calculated by moderate improvement or better. It was 66. 7% in patients receiving long-acting nicardipine hydrochloride alone, and 84.2% in those receiving long-acting nicardipine hydrochloride together with other drugs. Response was good, whether the drug was used alone or together with other treatments.
    3) Adverse reactions developed in 3 of the 30 patients (10. 0%). Headache was reported from one, dizziness and dysarthria from one, and degree I A-V block from one. In the patient with A-V block, the treatment was considered to be slightly unsafe. No severe adverse reactions were detected during the long-term use of the drug. Clinical laboratory tests revealed no abnormalities related to the long-term use of the drug.
    4) The drug was judged to be useful or better in 62. 5% of the patients receiving the drug alone, and 89. 5% in those receiving the drug together with other treatments.
    In conclusion, long-acting nicardipine hydrochloride produced good response and high safety during long term therapy. It was shown to be a very valuable anti-anginal drug in practice.
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