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クエリ検索: "大平" 浦添市
26件中 1-20の結果を表示しています
  • 清水 信行
    日本考古学
    1998年 5 巻 5 号 19-46
    発行日: 1998/05/20
    公開日: 2009/02/16
    ジャーナル フリー
    筆者は,韓国国立忠南大学校付属博物館に所蔵されている論山郡開泰寺出土の瓦を観察する機会を得ることができた。本稿は,その観察結果から知ることができた瓦の製作技法の特徴やその年代を明らかにし,そこから考えられる開泰寺の再建年代について考察することを目的としたものである。
    対象とした資料は,凸面に銘文をもつ平瓦に限った。それらの瓦には,紀年銘のあるものが含まれており,製作年代が明らかにできるからである。まず,開泰寺出土のそれぞれの銘文平瓦の色調,胎土,焼成,凸面の叩き文様と調整法などの製作技法の特徴について明らかにした。
    次に,その存続年代が高麗時代を含むとされるその他の寺院や遺跡から出土した紀年銘のある瓦を資料として取り上げ,開泰寺の瓦と同様に,その観察結果を述べた。
    以上の観察結果をもとに,開泰寺出土の銘文瓦をA類~D類に分類し,表を作成した。この分類をもとに,開泰寺以外の寺院・遺跡からの出土瓦も分類し,それらの瓦がA類,E類,F類に分類されることを述べた。それと同時に,製作年代が明らかな紀年銘を持つ瓦について,同じ年代の紀年銘を持つ瓦は出土遺跡が異なっても同じ製作技法で作られていることを明らかにした。また,銘文を「左の行から縦書きで右の行へ」表わす方法は,瓦の年代を示す指標となり得ることを指摘した。このような結果をもとに,開泰寺出土のそれぞれの銘文瓦の年代について考察した。
    最後に,開泰寺出土の銘文瓦の年代とその出土状況及び『高麗史』に出てくる記事をもとに,「金堂」第1期建物が廃棄されたあと,第2期建物が再建された時期について考察した。そしてさらに,『高麗史』の記事から推定される第2期建物が焼失した理由と,第3期建物としてそれが再建された時期についても言及した。
  • 宮城 隆一
    食品衛生学雑誌
    1989年 30 巻 5 号 472
    発行日: 1989/10/05
    公開日: 2009/12/11
    ジャーナル フリー
  • 松中 亮治, 大庭 哲治, 井手 秀
    都市計画論文集
    2021年 56 巻 1 号 63-72
    発行日: 2021/04/25
    公開日: 2021/04/25
    ジャーナル オープンアクセス

    近年、日本の地方都市では公共交通の利便性低下や中心市街地の空洞化といった問題に直面している。そのような状況下で、「コンパクト+ネットワーク」は都市を持続可能なものとする方策のひとつとして注目されている。本研究では、日本の36地方都市を対象として現地調査により賑わいを定量化し、その要因について人口規模別に分析した。その結果、人口規模によらず賑わいは自動車密度とほとんど相関がみられないこと、自動車到達圏人口は賑わいにほとんど影響をしないのに対し公共交通到達圏人口は強く影響することを明らかにした。

  • 田場 稔
    化学と教育
    1996年 44 巻 1 号 6-7
    発行日: 1996/01/20
    公開日: 2017/07/11
    解説誌・一般情報誌 フリー
    沖縄の伝統産物は, なんといっても黒麹を使った泡盛と, 砂糖きびを原料にした黒糖, 色鮮やかな紅型であろう。ここでは, これらの産業の歴史と背景について簡単に紹介する。
  • 三崎 拓郎, 岩 喬, 関 雅博, 飯田 茂穂, 向井 恵一, 相沢 義房, 小渡 輝雄, 岩 亨
    心臓
    1989年 21 巻 8 号 975-980
    発行日: 1989/08/15
    公開日: 2013/05/24
    ジャーナル フリー
    教室で外科治療を行った非虚血性心室性頻拍32例の内,3例は薬物療法に強く抵抗し遠隔地よりヘリコプターおよび航空機で搬送され緊急手術を行った.緊急手術の特殊性として,手術部位決定のための術前,術中の電気生理検査を十分行いえない点があげられた.すなわち術前電気生理検査の際に容易に心室細動となるため,心内膜カテーテルマッピングを行いえないこと,逆に術中心表面マッピングでは,術前長期あるいは蘇生に際して大量に使用された抗不整脈剤の影響のためもあって,患者の持っている全ての頻拍が誘発されるとは限らないことである.対策としてあらかじめ心電図所見などから予想される心内膜部位に予防的に広範な冷凍凝固を行うことが重要である.
  • 嶺井 聡, 貝沼 茂三郎, 坂元 秀行, 玉城 直, 友利 寛文, 梁 哲成, 仲原 靖夫, 古庄 憲浩
    日本東洋医学雑誌
    2019年 70 巻 2 号 141-145
    発行日: 2019年
    公開日: 2019/12/20
    ジャーナル フリー

    苓桂朮甘湯は茯苓,桂皮,朮,甘草の4つの生薬から構成され,陽証で気逆と水毒を伴う病態で,起立性調節障害などの自律神経の機能調節障害,特に副交感神経優位から交感神経優位な状態への調節が上手くいかない場合などに用いられる。今回,自律神経の調節障害と考えられた3症例に対し,苓桂朮甘湯が有効であったので報告する。 症例1は運動後や仕事終了前後に出現する頭痛,症例2は夕方から出現するふらつきや冷汗,症例3は仕事終了後や休日に出現する頭痛が主訴であったが,いずれの症例も交感神経優位の状態が長く続いた後に,副交感神経優位な状態に自律神経の調節障害が原因と考えられた。また3症例いずれも陰証や水毒を示唆する所見に乏しく,今回の検討から水毒の所見がなくても,陽証で気逆の所見に加え,交感神経優位から副交感神経優位な状態に自律神経の調節障害に苓桂朮甘湯が有効である可能性が考えられた。

  • 末吉 健志
    日本臨床麻酔学会誌
    2015年 35 巻 7 号 806-813
    発行日: 2015/11/14
    公開日: 2015/12/04
    ジャーナル フリー
    椎間板ヘルニアなどの退行性疾患に対するMRIの意義は,椎体椎間板などの形態評価と腫瘍などの他疾患除外とされてきた.ペインクリニック医にとって最も重要である疼痛責任部位の同定は神経学的評価に委ねられてきたが,大きな進歩を遂げた現在のMRI技術と最近の知見を踏まえた読影を行えば,画像側からの疼痛責任部位の推定もある程度可能と思われる.撮影に関して重要なのは,連続撮影と脂肪抑制T2強調画像であり,読影に関して重要なのは詳細な解剖学的検討に加えて,椎間板突出部の信号,椎体信号,末梢神経所見,傍脊柱筋信号の確認と考える.
  • 嶺井 聡, 貝沼 茂三郎, 多鹿 昌幸, 上間 進
    日本東洋医学雑誌
    2019年 70 巻 4 号 337-343
    発行日: 2019年
    公開日: 2020/03/06
    ジャーナル フリー

    視床痛は視床出血や視床梗塞後の難治性中枢性疼痛として知られているが確実な治療法がない。そこで我々は視床痛に桂枝加竜骨牡蛎湯が有効だった5症例を報告する。症例1:63歳男性で3年前の左視床梗塞後に右半身の痛みがあった。症例2:68歳男性で13年前の左視床出血後に右半身の痛みがあった。症例3:74歳女性で3年前の右視床出血後に左上肢の痛みがあった。症例4:67歳女性で2年前の右視床梗塞後に左上下肢の痛みがあった。症例5:82歳男性で2ヵ月前に左視床を含む左被殻出血で右下肢の痛みがあった。全症例が桂枝加竜骨牡蛎湯の投与後に症状が改善した。しかし症例5は3ヵ月後に視床痛が再発し,桂枝加竜骨牡蛎湯単独では効果が持続せず,桂枝茯苓丸の合方が有効であった。画像所見から視床外側に病変が限局した視床痛に対して桂枝加竜骨牡蛎湯は一つの選択肢と考えられた。

  • 井上 亮, 宮下 明久, 杉田 正俊
    交通工学論文集
    2017年 3 巻 2 号 A_145-A_152
    発行日: 2017/02/01
    公開日: 2017/02/01
    ジャーナル フリー

    都市内の一般道路で発生する交通渋滞は、季節・天候・曜日・時刻で異なる交通需要パターンや、都市内に設置された信号による制御などの影響により、複雑な様相を示す。そのため、渋滞の発生場所や時刻、その延伸・縮小過程、継続時間などで表される渋滞発生状況を定量的に把握することは難しい。

    本研究は、大量のデータから典型的なパターンを抽出する頻出データマイニングを拡張した分析手法を用いて、那覇市周辺で長期間・継続的に観測された車両感知器データから、朝夕の通勤・帰宅時間帯において日常的に発生する渋滞が、周辺道路に影響を及ぼす過程の抽出と可視化を行った。曜日や降雨の有無によって異なる渋滞波及過程の分析を通して、都市内の渋滞発生状況把握における車両感知器データのマイニングに基づく分析手法の有用性を確認した。

  • 清野 則正
    芸術工学会誌
    2011年 56 巻 117-124
    発行日: 2011/10/01
    公開日: 2017/11/30
    ジャーナル フリー
    現代の舞台芸術では、様々なジャンル、多様な芸術表現が存在しており、その公演実施環境や舞台制作についての研究は、アートマネジメント等の分野で進められている。本研究では、舞台芸術の制作を「コトのデザイン」である「アートプロデュース」という観点から論を進める。アートプロデュースを検討するファクターとして、第1に文化政策、第2に文化施設、第3にそれらによって制作される作品としての公演を取り上げた。時代と場所の考察射程については、社会と舞台芸術の間にアートマネジメントという概念が浸透した1つの到達点として1990年代を、象徴的劇場組織として92年に開館した愛知芸術文化センターを取り上げた。文化政策については全国的な舞台芸術関連のキー概念に沿って、戦後から90年代までの変遷を追った。これを受け、愛知芸術文化センター(以下「芸文」)と愛知県の文化政策の関係を考察した。「芸文」は愛知県民の芸術文化の必要性に応える県の中枢的文化拠点であり、新たな複合性を有している。文化施設としての「芸文」は、本格的なオペラを上演できる大ホールから、フォーラムと呼ばれるオープンスペースまでの空間特性を有している。「芸文」は「複合性」を特徴とする。「芸文」の複合性は、事業と施設を有機的に結合させるため、自主制作の機能を有する制作組織としての愛知県文化情報センター(以下「文情」)によって実現された。ここで単一構造の芸術文化施設には困難な新しい形の総合的な芸術文化活動が展開されている。「芸文」は新しい運営システムとして、「文情」と愛知県文化振興事業団(以下「事業団」)の二面性を持つ。各々のオープニング企画・公演を、本論ではアートプロデュースの観点から考察した。その結果、「文情」の制作プロセスは、シンポジウムと公演をつなぐ統一テーマに基づくアートプロデュースを特徴とし、「事業団」の制作プロセスは、芸術文化拠点として、古典的芸術ジャンルに準ずる公演を地域に浸透させるアートプロデュースを特徴とする。これらの「芸文」のアートプロデュースの二面性は、多様な芸術を社会に位置づけ、新しい文化環境を地域に創出したといえる。
  • 美濃部 幸郎, 坂本 一成, 寺内 美紀子
    日本建築学会計画系論文集
    2002年 67 巻 552 号 147-154
    発行日: 2002/02/28
    公開日: 2017/02/04
    ジャーナル フリー
    This paper's aim is to clarify the characteristics of integrational form in spatial comoosition by analyzing typologically contemporary buildings with separated blocks with disposition and connection. Initially, the dispositional compositions are analyzed in terms of disposition of blocks and articulation of exterior space in the sites. Secondly, the connectional compositions are analyzed in terms of connection of blocks at exterior spaces with corridors, garden paths, and etc., Thirdly, typological compositions are found by analyzing the dispositional and connectional compositions all together. Finally through comparing those compositions, the integrational form is structured with the functions of disposition and connection such as grouping all blocks with enclosed exterior spaces.
  • 史学雑誌
    1995年 104 巻 7 号 1327-1356
    発行日: 1995/07/20
    公開日: 2017/11/30
    ジャーナル フリー
  • 史学雑誌
    1988年 97 巻 8 号 1420-1477
    発行日: 1988/08/20
    公開日: 2017/11/29
    ジャーナル フリー
  • 村上 直, 西沢 淳男, 安田 寛子, 筑紫 敏夫, 佐々木 利和, 梅木 哲人, 武田 万里子, 米崎 清実, 斉藤 司, 岩橋 清美, 澤登 寛聡, 酒井 耕造, 宇佐美 ミサ子, 宮本 瑞夫
    史学雑誌
    2001年 110 巻 5 号 809-836
    発行日: 2001/05/20
    公開日: 2017/11/30
    ジャーナル フリー
  • 安里 健太郎, 金城 知子, 豊里 一貴, 大城 尚紀, 下地 将生, 比嘉 靖
    電気学会論文誌D(産業応用部門誌)
    2021年 141 巻 2 号 113-123
    発行日: 2021/02/01
    公開日: 2021/02/01
    ジャーナル 認証あり

    This paper presents a novel seeds-needs cooperation method using an ICF model and a simplified embodiment model to develop nursing care robots. In the V-process of the nursing care robot development guidebook published by AMED, an ICF model is used to consider role of robots in providing nursing care. In addition, the simplified embodiment model contributes to the realization of robots to achieve better nursing care using the proposed method. In particular, the ICF model and the simplified embodiment model are useful to design and refine the development concept of a nursing care robot. The validity of the proposed method is confirmed by a development record of an all-in-one nursing care robot for transferring and moving support in the Okinawa nursing care robot consultation.

  • 近代日本語圏における漢字の潜在的諸機能
    ましこ ひでのり
    社会学評論
    1996年 47 巻 2 号 200-215
    発行日: 1996/09/30
    公開日: 2009/10/13
    ジャーナル フリー
    「つづり字発音」とは正書法の影響でもともとの発音が変質してしまう現象だが, 無モジ社会以外では普遍的に目にするものだ。とはいえ, 近代においては, この「つづり字発音」はアルファベート圏はもちろんのこと, 伝統的漢字文化圏でもみあたらない, 独自の性格をもってきた。近代日本における漢字は固有名詞をおおいかぶさり, あらたな発音をつくりだす。そして, そのあらたな発音は伝統的発音をほうりだすのである。このことは伝統的発音への圧力という点で, アルファベート社会における「つづり字発音」とは決定的にちがっている。いいかえれば, 伝統的固有名詞の記憶すべてを抹殺し, まるでむかしから新型発音がつづいてきており, あらたな領土が固有の領土であり, そこに住む新住民がすんできたかのようにおもわせるのである。在来の固有名詞は俗っぽい, ないしは時代おくれだと, また在来の住民は存在しないか, しなかったとみなされるのだ。
    近代日本における漢字は固有名詞群を変質させ, ついにはマイノリティの言語文化全体をほとんど変質させてしまう。固有名詞の変質はマイノリティの言語文化全体のまえぶれだったのだ。近代日本において具体的にいえば, アイヌ/琉球人/小笠原在来島民 (ヨーロッパ系/カナカ系), および在日コリアンなどが, 規範的で均質的な日本文化に, ほぼ全面的に同化をしいられた; 固有名詞文化にかぎらず言語文化のほとんど全域でである。わかい世代になればなるほど, 日常的言語文化への同化圧力がおおきくなっていく;祖父母世代は希望をうしない, 父母世代は気力をなくし, こども世代は日本の支配的言語文化になじんでいった。はじめは, 漢字によって同化した固有名詞群はマジョリティ日本人からの差別/侮蔑/攻撃をさけるためのカモフラージュ装置だった。しかしのちには, カモフラージュの仮面はほんものの顔に変質した;わかい世代は「日本語人」になってしまったのである。
    近代日本における漢字は日本領土にくらすマイノリティを同化する装置だったし, いまもそうである。そして住民たちと領土をあらわす漢字名は, それらが日本的であることを正当化する道具だったし, いまもそうである。
  • 人間ドック (Ningen Dock)
    2011年 26 巻 2 号 175-219
    発行日: 2011年
    公開日: 2012/08/03
    ジャーナル フリー
  • 民族衛生
    1983年 49 巻 Appendix 号 62-109
    発行日: 1983年
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
  • 史学雑誌
    1993年 102 巻 7 号 1391-1435
    発行日: 1993/07/20
    公開日: 2017/11/29
    ジャーナル フリー
  • 人文地理
    2018年 70 巻 3 号 347-413
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/10/31
    ジャーナル フリー
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