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4件中 1-4の結果を表示しています
  • 加藤 純郎
    TRANSACTIONS OF THE JAPAN SOCIETY FOR AERONAUTICAL AND SPACE SCIENCES, SPACE TECHNOLOGY JAPAN
    2006年 4 巻 1-10
    発行日: 2006年
    公開日: 2006/02/15
    ジャーナル フリー
    リフレクタにおいて,圧力と等方的な張力を受けるインフレータブル長方形膜面の鏡面精度を調べた. インフレータブル膜はリフレクタ面の任意の位置に, 表面の主曲率方向に対して任意の角度αで配置されているものとし, 膜の端部境界は楕円型または双曲型の放物面に一致するとした. 膜の変位は圧力を受ける膜面に関するポアソンの方程式に基づいて解析的に求めた. 圧力/張力比 q や膜の端部境界変位を定めるパラメータに関して, 種々の鏡面精度の最適化を行うとともに, q, α, 膜のアスペクト比λ, および膜のリフレクタ面上の位置パラメータg の各最適化膜面の鏡面精度に及ぼす影響を調べた. 端部が近似放物面に一致するインフレータブル膜面は, 適切な圧力/張力比を与えることにより, 鏡面誤差がゼロになることがわかった. 膜面のリフレクタ頂点からの距離が増加すると, 端部境界が平面のインフレータブル膜面を除いて, 各最適化された膜面の鏡面誤差はゼロまたは単調に増加し, またアスペクト比λが1から増加または減少すると, 鏡面誤差は一定の値を保持するか, または減少する. さらに, 膜面がリフレクタの頂点に近い場合には,加圧膜面の鏡面誤差は非加圧膜面の鏡面誤差に比べて非常に小さいことがわかった.
  • 加藤 純郎
    TRANSACTIONS OF THE JAPAN SOCIETY FOR AERONAUTICAL AND SPACE SCIENCES, SPACE TECHNOLOGY JAPAN
    2006年 4 巻 27-36
    発行日: 2006年
    公開日: 2006/11/11
    ジャーナル フリー
    リフレクタ表面において圧力および非一様張力を受ける長方形膜面の鏡面精度を調べた. 長方形膜面はリフレクタ面の任意の位置に, リフレクタ面の主曲率方向に対して任意の回転角度で配置されているものとし, 2種の境界変位を持つ長方形膜面を考えた. 第1の膜面は境界一致膜であり, 膜面端部が膜面の配置されている点における近似放物面に一致するものである. 第2の膜面は境界一致最適膜であり, rms誤差が最小になるよう境界一致膜を法線方向に移動して得られる. 線形膜面方程式の解析解に基づいて膜面の変位量と鏡面誤差を計算し, 各膜面の鏡面誤差に及ぼす圧力, 張力比パラメータ, 回転角度,アスペクト比および膜面位置の影響を調べた. 適切な圧力と張力比パラメータを与えると,アスペクト比,回転角度,および位置パラメータの値に関わらず, 膜面の鏡面誤差をゼロにすることが出来ることがわかった. 鏡面誤差をゼロにするための条件はアスペクト比に依存しない. 鏡面誤差がゼロでないときの境界一致最適膜と境界一致膜の鏡面誤差の比はほぼ0.4-0.5であり, アスペクト比と張力比パラメータの比率のみに依存する.
  • 加藤 純郎
    TRANSACTIONS OF THE JAPAN SOCIETY FOR AERONAUTICAL AND SPACE SCIENCES, SPACE TECHNOLOGY JAPAN
    2006年 4 巻 17-26
    発行日: 2006年
    公開日: 2006/08/11
    ジャーナル フリー
    リフレクタ表面において異方性張力を受ける長方形膜面の鏡面精度を調べた. 長方形膜面はリフレクタ面の任意の位置に, 表面の主曲率方向に対して任意の角度アルファで配置されているものとし, 膜の端部境界は楕円型または双曲型の放物面に一致するとした. 膜の変位および鏡面誤差は線形膜面方程式に基づいて解析的に求めた. 膜の端部境界変位を定めるパラメータに関して, 3種類の鏡面誤差の最適化を行った. これらの3種類の最適化膜面(等曲率境界最適膜、最適膜2、最適膜3)の鏡面誤差について比較評価をおこなうとともに、他の文献で検討された境界一致最適膜の鏡面誤差との比較を行った. 一定のパラメータ範囲において、適切な異方張力を与えると等方性張力を与える場合に比べて各最適膜の鏡面誤差を小さくすることができることが分かった. 長方形膜形状が細長いほど、また長辺の境界に負荷される張力と短辺の境界に負荷される張力の比率が大きいほど、鏡面誤差は小さくなる. さらに,最小の鏡面誤差は, 膜面の長辺がリフレクタ面上において2種の主曲率のうち大きい値を持つ主曲率方向に平行に配置され, その長辺が短辺より大きい張力負荷を受ける場合に得られることがわかった. 回転角アルファがゼロのとき, 最適膜2と最適膜3の鏡面誤差は等しくなる. 細長い長方形膜において長辺が大きい張力を受ける場合, アルファがゼロのときには, 最適膜2の鏡面誤差は最適膜3の鏡面誤差と等しく, 等曲率境界最適膜および境界一致最適膜の鏡面誤差とほぼ等しくなる. また回転角アルファがゼロでないときには, 最適膜2の鏡面誤差(境界一致最適膜の鏡面誤差とほぼ等しい)は等曲率境界最適膜の鏡面誤差(最適膜3の鏡面誤差とほぼ等しい)より小さくなる. 最適膜2の鏡面誤差は、他の最適化膜面のなかで最小であり、境界一致最適膜の鏡面誤差に比べて0-15%程度小さい. 膜面のリフレクタの中心軸からの距離が大きくなると,各最適化膜面の鏡面誤差は減少する.
  • 高田 裕司, 柏尾 具俊, 寺本 健, 松尾 和敏, 高木 正見, 櫻井 玄
    九州病害虫研究会報
    2011年 57 巻 55-63
    発行日: 2011年
    公開日: 2012/03/21
    ジャーナル フリー
    大規模露地野菜圃場において,高圧ナトリウムランプを圃場周縁部に設置・照明しヤガ類等による被害を低減する方法を検討した。270W 黄色高圧ナトリウムランプ((株)パナソニック電工製)を農作業に支障がないよう1ha (100m × 100m) 露地圃場の周縁部両側に,35m 間隔,高さ5 m,内向き水平方向照明で3 灯ずつ2 か所計6 灯を配置し,その照明圃場における照度分布を調査した。また,黄色灯区のフェロモントラップによるヤガ類誘殺数およびジャガイモ,キャベツ,レタスにおける被害を無灯区と比較した。黄色灯区では全域でヤガ類の被害低減効果に必要な照度2.5lx 以上が確保された。フェロモントラップによるハスモンヨトウ,シロイチモジヨトウ,オオタバコガの黄色灯区での誘殺数は,常に無灯区より少なく推移した。ジャガイモ,キャベツ,レタスにおける黄色灯区のヤガ類の密度や被害は無灯区に比べて少なく,本設置法による黄色灯照明の被害軽減効果が示された。また,黄色灯照明の効果が及ばないコナガ,モンシロチョウに対して,黄色灯を用いた防除戦略や併用技術を提案し,その有効性を実証した。
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