詳細検索結果
以下の条件での結果を表示する: 検索条件を変更
クエリ検索: "安井至"
293件中 1-20の結果を表示しています
  • 安井 至
    化学と教育
    2003年 51 巻 1 号 14-17
    発行日: 2003/01/20
    公開日: 2017/07/11
    解説誌・一般情報誌 フリー
    リサイクルという行為は,本来,単純な循環であって,簡単に理解できるはずのものである。しかしながら,リサイクルを行うか,行うべきでないか,この判定には,様々な価値観が必要となる。そのため,リサイクルについては,様々な見解がありうる。ここでは,リサイクルが行われる理由を社会的システムの観点から整理し,さらにリサイクルの原理を,物質フローから考察してみたい。そして,リサイクルを判定する基準,すなわち,環境負荷低減とは何かについて考察してみたい。
  • 中澤 克仁, 片山 恵一, 宮崎 英敏, 坂村 博康, 安井 至
    紙パ技協誌
    2002年 56 巻 9 号 1317-1324
    発行日: 2002/09/01
    公開日: 2009/11/19
    ジャーナル フリー
    At present, there are some environmental problems such as an increase in the domestic waste and a shortage of landfill site in Japan. Especially, the amount of paper products (newspaper, photocopy paper, corrugated board, weekly magazine, gravure magazine, catalog, etc.) accounting for more than50% of all domestic waste has been increasing. Therefore, the reduction of its incineration ash becomes a pressing task for using the landfill site as long as possible. In this study, the effect of melting treatment on the reduction of paper products was investigated, and the amounts of chlorine in combustion gas and in residual ash generated from each paper product were evaluated.
    The melting treatment was found to reduce effectively the amount of paper products, and therefore to be effective for prolonging period of landfill site in Japan. The chemical composition of the slag prepared by melting paper products was mainly composed of several compounds in the SiO2-Al2O3-CaO system, and the slag was suitable for preparing various glasses. Furthermore, the melting temperature decreased in increasing amounts of glass cullet that was mixed with combustion ash. The amounts of Pb and Sb eluted from the molten slag in pure water, salt solution (3.5 wt%) and acid solution (pH 3) were much lower than those from the combustion ash. In addition, the chloride gas and chloride compounds in residual ash generated from the combustion of paper products were scarcely detected. These results suggested that the amount of toxic chlorine emitted by melting paper products is extremely small.
  • 中澤 克仁, 山田 耕平, 桂 徹, 庭田 博章, 片山 恵一, 安井 至
    紙パ技協誌
    2003年 57 巻 10 号 1537-1549,024
    発行日: 2003/10/01
    公開日: 2010/10/27
    ジャーナル フリー
    近年, 数多くの企業が環境報告書を発行するようになり, 環境的配慮から, 白色度が低く, 古紙配合率の高い再生紙を使用したものが多くなっている。本研究では, 各企業の環境報告書を入手し, そこで使用されている用紙の仕様を調査した上で, LCA (ライフサイクル・アセスメント) 手法により, 各種用紙の環境負荷分析および環境影響評価を試みた。
    8企業の環境報告書用紙を調査した結果, 7企業でDIP100%の用紙が使用されており, 3企業が塗工紙の環境報告書用紙を採用していた。塗工紙と非塗工紙におけるCO2排出量について比較した場合, 塗工紙の乾燥エネルギーに起因するCO2排出量は少ないが, ラテックス等の塗工薬品の製造に係わるCO2排出量が多く, 総CO2排出量も非塗工紙より大きくなることが確認された。また, 5種類の環境報告書用紙についてLCI分析を行い, DIP100%配合した用紙は総エネルギー消費量としては小さいが, 化石燃料起源のCO2排出量については木材パルプを配合した用紙よりも多くなることが認められた。さらに, 3種類のインパクト手法を用いた5種類の環境報告書用紙におけるLCIA結果では, EPS2000法とパネル法における各種用紙による環境影響の差は比較的小さかったが, Eco-lndicator 99法では木材バルブを配合した用紙の環境影響が大きくなることが示された。
    今後は, 持続可能な森林管理下での土地利用への影響や, 再生可能資源としてのバイオマスエネルギーの利用を考慮したLCAについて検討していく必要がある。
  • 坂村 博康, 安井 至
    窯業協會誌
    1985年 93 巻 1084 号 781-785
    発行日: 1985/12/01
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
    2価イオンを含むアルカリアルミノケイ酸塩ガラスの内部摩擦をねじり振動の自然減衰法で測定した結果, ピークが2か所で観察された. 低温側に現れるピークは単一アルカリ系でみられる低温ピークと同じもの, すなわちアルカリイオンの動きによって生じるものと断定できる. 一方高温側に現れるピークは, 混合アルカリ系でみられる混合カチオンピークと類似のピーク挙動を示すことから, アルカリイオンと2価イオンの共存によって生じる相互作用に基づいて現れる混合カチオンピークであり, その緩和機構は混合アルカリ系の混合カチオンピークの緩和機構と基本的には同じものであると考えた. また両ピークには, 一方が高くなれば一方が低くなるという密接な相関関係が認められた. このことから両ピークの緩和機構には共通の緩和要素, すなわちアルカリイオンが関与していると推察した.
  • *安藤 生大
    日本LCA学会研究発表会講演要旨集
    2011年 2011 巻 C1-09
    発行日: 2011年
    公開日: 2012/02/16
    会議録・要旨集 フリー
    本研究では、静岡県富士市の衛生用紙工場を例として、トイレットロール製品のLC-CO2の試算を行った。試算にあたっては、カーボンフットプリント制度商品種別算定基準(PCR)「紙・板紙」に則り、_丸1_原料調達段階、_丸2_生産段階、_丸3_流通・販売段階、_丸4_使用・維持管理段階、_丸5_廃棄・リサイクル段階に分けて、積み上げ法により求めた。
  • ガラス瓶を例として
    坂村 博康, 中澤 克仁
    Journal of the Society of Inorganic Materials, Japan
    2006年 13 巻 325 号 549-554
    発行日: 2006/11/01
    公開日: 2011/03/07
    ジャーナル フリー
  • 中澤 克仁, 片山 恵一, 桂 徹, 坂村 博康, 安井 至
    紙パ技協誌
    2001年 55 巻 6 号 838-852,024
    発行日: 2001/06/01
    公開日: 2010/10/27
    ジャーナル フリー
    非木材パルプおよび古紙パルプを配合した上質紙のライフサイクルにおけるCO2, SOx, NOx, 焼却灰のようなインベントリーにおける環境負荷を研究した。本研究において, 木材パルプや古紙パルプに関するインベントリーデータは, 三菱製紙八戸工場で収集された。非木材パルプに関するインベントリーデータは, コロンビアで製造されたバガスパルプのデータと日本国内で製造されたケナフパルプのデータが使用された。木材パルプに非木材パルプや古紙パルプを混合して作られた上質紙における環境負荷と, 木材パルプ100%から作られた環境負荷が比較された。
    バガスパルプを配合した上質紙のライフサイクルにおけるCO2排出量は,(ビスの焼却により排出されるCO2排出量除けば) 100%木材パルプから作られた上質紙のものと同等であった。ここでのビスは, 農業生産物とされる場合もある。ケナフパルプは, 黒液回収設備が整っていない小規模工場で製造されたため, ケナフパルプを配合した上質紙のライフサイクルにおけるCO2排出量は, 他種の上質紙のものよりも多かった。古紙パルプの場合, 上質紙における古紙パルプ配合量を増加させることで, 化石燃料使用が増加し, その結果CO2排出量が増加した。SOxの排出については, 古紙パルプを配合した上質紙における排出量が他のパルプの排出量よりも少なかった。NOxの排出については, パルプ種による排出量の差は小さかった。どの上質紙においても焼却灰の排出については, 上質紙製造プロセスで使用される石炭からの石炭灰と, 排紙の焼却処理プロセスからの焼却灰がほとんどであった。
    今後さらに詳細な研究を行うために, 植林・栽培における土地利用形態や農業廃棄物利用を考慮したインベントリー分析が望まれる。
  • 安井 至, 山口 悟郎, 黒沢 博幸
    窯業協會誌
    1973年 81 巻 933 号 197-202
    発行日: 1973/05/01
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
    単結晶MgOと単結晶Al2O3間の, 接触の状態を定量的に測定した固相反応を行ない, 反応層の配向とその組織が, 反応初期の接触状態により, どのように影響されるかを実験した. スピネル層はAl2O3に固着した形で生成し, 組織・配向の異なる2種の層から成るが, その一方のMgO側反応層は, 接触の良い時にはMgOに配向し, 接触の悪い時にはAl2O3に配向した. 接触の良い状態とは, 結晶間のギャヅプが約0.5μ以下のことであった. これによって, これまで研究者によって配向についての異なる結果が, 出ていたことが説明された. このように, 固相反応においては, 接触の良悪によって種々の現象が異なる可能性のあることがわかった.
    さらに, 反応初期の異なった時点での反応層の組織を走査型電子顕微鏡によって観察し, スピネルの結晶成長の機構を推論した.
  • 坂村 博康, 安井 至
    窯業協會誌
    1982年 90 巻 1040 号 213-214
    発行日: 1982/04/01
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
  • 中澤 克仁, 本田 智則, 桂 徹, 片山 恵一, 山本 良一, 安井 至
    紙パ技協誌
    2003年 57 巻 8 号 1212-1221,034
    発行日: 2003/08/01
    公開日: 2010/10/27
    ジャーナル フリー
    非木材パルプ (バガスパルプ・ケナフパルプ) 及び古紙パルプ (DIP) を配合した上質紙におけるLCI (Life Cycle Inventory) 分析結果を基にして, 8種類のインパクト手法 (EPS1992, EPS2000, Eco-Point1993, Eco-Point1997, Eco-Indicator95, Ecor-Indicator99, パネル法, Distance to Target法) によるライフサイクル影響評価を検討した。その結果, バイオマス起源のCO2排出による影響を考慮した各種インパクト手法による上質紙の環境影響評価では, 全ての手法においてDIP< 木材パルプ<バガスパルブ< ケナフバルブの順で環境影響が大きくなる傾向が認められた。また, バイオマス起源のCO2排出による影響を除外して比較した場合は, Ecor-Indicator99以外の7種類の手法においてDIPより木材パルプの環境影響が小さいとの結果が得られたが, その差は極めて小さかった。さらに, 8種類のインパクト手法による各種上質紙の環境影響を相対的に分析した結果, インパクト手法間の差は比較的小さく, Eco-Indicator99以外の7種類のインパクト手法で, ケナフパルプ/DIP比が1.8以下であった。各種インパクト手法内での各環境影響因子の比率を分析した結果では, CO2排出による環境影響が極めて大きく, 特にEco-Point1993とEco-Indicator99以外の6種類のインパクト手法で全環境影響因子内の約70%を占めていることが確認された。
  • 桂 徹, 庭田 博章, 中澤 克仁, 片山 恵一, 坂村 博康, 安井 至
    紙パ技協誌
    2000年 54 巻 8 号 1108-1115,033
    発行日: 2000/08/01
    公開日: 2010/10/27
    ジャーナル フリー
    古紙パルプを含む上質紙について植林から廃棄に至るライフサイクル・インベントリーを試み, 以下の結果を得た。
    (1) CO2量を化石燃料由来とバイオマス由来の排出量および木材や紙に固定された量に分けて解析することにより, CO2排出量に対する植林や古紙の役割を明らかにすることが出来た。
    (2) 紙の全ライフサイクルでの, 化石燃料に由来するCO2排出量は紙製造工程が最も多かった。SOx排出量の場合は, チップ輸送時の排出量が最も多かった。これは, 紙の製造工程では排煙脱硫装置による処理が行われているが, 船舶等の輸送機関では排気の処理が行われていないことによる。
    (3) 古紙パルプ配合率の影響についてシミュレーションを行った結果, 配合率が増加すると, 化石燃料とバイオマス由来の合計CO2排出量は減少する傾向にあった。ただし, 古紙パルプ高配合に伴う品質低下を防止する目的で, 収率50%まで精製した古紙パルプを用いると, 配合率が増加しても合計のCO2排出量は減少しなかった。いずれの場合も化石燃料由来のCO2排出量は古紙パルプ配合率と共に増加する傾向にあった。
    (4) 回収した古紙の一部分をサーマルリサイクルすることにより, 古紙パルプ製造に伴う化石燃料使用量の増加を抑えうることが明らかになった。
    (5) 一連の検討を通じて, 植林の取扱い方法, ボイラーで発生するエネルギーの配分方法, 製紙用薬品製造時の環境負荷データの整備等が今後の課題として明らかになった。
  • 持続可能な社会へ
    安井 至
    資源と素材
    1997年 113 巻 2 号 83-87
    発行日: 1997/02/25
    公開日: 2011/01/27
    ジャーナル フリー
  • 窯業協會誌
    1974年 82 巻 947 号 A33-A36
    発行日: 1974/07/01
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
  • 原 美永子, 中澤 克仁, 片山 恵一, 坂村 博康, 安井 至
    エレクトロニクス実装学会誌
    2003年 6 巻 2 号 173-176
    発行日: 2003/03/01
    公開日: 2010/03/18
    ジャーナル フリー
    The elution characteristics of lead from the printed circuit boards in the MD players were investigated, and it was confirmed that the amount of lead eluted from the printed circuit board using Sn96- Ag2.5-Bi1.0-Cu0.5 solder was smaller than that from the printed circuit board using Sn63-Pb37 solder. The elution of elements (tin, bismuth, silver, copper and lead) from five kinds of lead-free solders and the lead solder were measured under various pseudo-environments (pure water, 3.5 wt% salt solution and pH 3 acid solution) . These results indicated that the amount of each element eluted from several solders was especially large under the acid solution.
  • 廃棄物学会誌
    1996年 7 巻 1 号 85-88
    発行日: 1996/01/31
    公開日: 2010/05/31
    ジャーナル フリー
  • ライフサイクルアセスメントによる評価
    桂 徹
    紙パ技協誌
    2001年 55 巻 7 号 960-966,016
    発行日: 2001/07/01
    公開日: 2010/10/27
    ジャーナル フリー
    海外における非木材パルプを配合した紙のライフサイクル・アセスメント (LCA), 及び三菱製紙 (株) において試みた非木材パルプあるいは古紙パルプ配合した上質紙のライフサイクル・インベントリー分析 (LCI) について紹介し, パルプの種類による環境影響の違いを明らかにすることを試みた。これらの結果から, 非木材パルプより木材パルプの方が環境負荷 (CO2排出量や固形廃棄物量で代表される) は若干少ないことが示唆された。木材と非木材を資源として比較する場合, 土地の利用形態, 生育期間, 農産廃棄物利用の可否等を考慮する必要があるが, その点をインベントリー分析に十分反映することは難しい。
    古紙パルプは劣化した再生繊維, 非木材パルプは新しい繊維であり, 特性が異なるため単純に比較できないが, 化石燃料由来のCO2排出量は古紙パルプの方が多い, SOx排出量は非木材パルプの方が多いとの結果であり, 重要と考える環境影響により評価が異なる。資源有効利用の観点からは古紙パルプが, 農産廃棄物利用の観点からは非木材パルプが優れており, 状況に応じて木材パルプを代替, 補完する形で利用することが好ましい。
  • 重里 有三
    まてりあ
    2000年 39 巻 2 号 141-145
    発行日: 2000/02/20
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
  • 安井 至, 山口 悟郎
    窯業協會誌
    1974年 82 巻 950 号 554-557
    発行日: 1974/10/01
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
    One of the most acceptable mechanism of spinel formation on sapphire in MgO-Al2O3 solid-state reaction is proposed on the basis of the crystal structure and other data. Although the mechanism of the sapphire-grown spinel formation has been explained in terms of topotaxy, the details have not been proposed nor discussed.
    The proposition about the reaction processes is shown as follows:
    (1) A small amount of MgO disolves into sapphire.
    (2) The oxygen stacking sequence is reconstructed from hcp to ccp by the partial dislocation mechanism.
    (3) This reconstruction accompanies with the synchro-shear movement of metal ions.
    (4) Mg2+ and Al3+ ions exchange their positions by inter-diffusion through the spinel lattice, and the total number of metal ions in the sapphire side increases.
    (5) The metal ions move to their proper positions of spinel structure, and then, the disordered spinel is formed. Displacement vectors of metal ions for this transformation were estimated.
    (6) The disordered spinel changes into that having the ordered structure.
    The validity of this proposition is discussed.
  • 独立行政法人科学技術振興機構
    JSTnews
    2009年 6 巻 Special_5 号 2-4
    発行日: 2009/05/01
    公開日: 2021/02/15
    ジャーナル フリー

    新たな政策課題として登場した科学技術外交だが、そのイメージは人によってさまざまである。効果的に政策を実行する第一歩は、多様な立場から意見を出し合い、社会的な共通認識を醸成することにある。このような視点から、科学技術外交の全体像を考えるスターティングポイントとなるシンポジウムを開催した。

  • 上野山 一夫, 小西 〓一
    高分子
    2005年 54 巻 3 号 120-122
    発行日: 2005/03/01
    公開日: 2011/10/14
    ジャーナル フリー
    本水性リサイクル塗装システムは塗装工程において目的の被塗物に塗布しなかった塗料ダストをブース循環水中に捕獲した後,塗料希薄液を特殊な分離膜を用いて塗装可能な濃度まで濃縮し再利用するシステムである。従来廃棄物として処理していた塗料ダストを再利用するため環境と経済性の両立が可能なクローズドシステムである。
feedback
Top