弟42 回
企業にたいし安全教育の現状と大学教育への要望についてアンケート調査した。雇い入れ時だけでなく、定期的に行っているケースもあり継続性を重視していることが分かった。教育項目としてはリスクアセスメント、法令品質管理に重点を置く企業が多かった。教方法は座学、ビデオや写真の活用、危険体感実習、社外のセミナ―等への参加といった形態が多かった。横浜国大で実施している、化学
建築物の定義を考察することを通して建築防災技術の重要点について記述した.このことは
「安全知の統合」に向けた
人間工学と安全工学の関連づけを目的とする本文はつぎのように構成される.動作分析の説明を介して人間工学の目的を具体的に示した後,
人間の心理学的特性の表現法と人間特性の生理学的測定法を紹介する.つぎに,人間特性を多面的に抽出すると共に人間特性に適合した安全システムを探索する.また,人間の行なう制御作業に対する人間特性の諸影響と人間の欠点を補償する制御系の構造について論ずる.最後に,人間特性の成因探索に直結する人体内における神経信号の伝送機構に触れる.
日本学術会議「人間と工学研究連絡委員会安全工学専門委員会」では,交通機関の安全をいっそう向上させるために交通事故調査のあり方に関する検討を重ねてきた.その結果,平成12年3月に,対外報告「交通事故調査のあり方に関する提言一安全工学の視点から 」をまとめ,具体的な9項目の提言 を行っている. 本稿では.提言をまとめるまでの経緯,提言内容を紹介するとともに,その後平成12年7月に開催された日本学術会議主催の第30回安全工学シンポジウムでのオーガナイズドセッション「災害事故調査のあり方」における議論内容も述べ,種々の視点からの意見もあわせて紹介している.
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