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クエリ検索: "岡本妙子"
4件中 1-4の結果を表示しています
  • 前向き観察研究
    柴原 弘明, 村松 雅人, 西村 大作
    日本農村医学会雑誌
    2014年 63 巻 2 号 114-120
    発行日: 2014年
    公開日: 2014/10/01
    ジャーナル フリー
    〔目的〕緩和ケアチームスタッフの自己貢献度と患者への効果を明らかにする。 〔対象と方法〕介入した患者への自己貢献度とSTAS-J症状版の介入前後の改善度を前向きに検討した。 〔結果〕自己貢献度では医師・看護師・臨床心理士・薬剤師は概ね高いが栄養士はやや低く, 年齢・性別・原発部位別・介入期間に関連がみられた。STAS-Jでは疼痛・嘔気嘔吐・食欲不振・不眠は改善, せん妄・抑うつは増悪した。自己貢献度とSTAS-J改善度では, 薬剤師は7項目に関連がみられたが他の職種は1項目のみであった。 〔考察〕自己貢献度には差があり, 介入しても必ずしも自己貢献度は高くなかった。個人の要素も大きいとは思われるが, 薬剤師は客観的な立場での評価や薬剤提案が可能であることが, 関連項目数の多い一因と考えられる。 〔結語〕各職種・個人の特性に基づいた活動を今後行なうことが望ましい。
  • 植松 夏子, 柴原 弘明, 岡本 妙子, 木下 早苗, 眞野 香, 青山 昌広, 西村 大作, 伊藤 哲, 吉田 厚志
    日本農村医学会雑誌
    2012年 60 巻 6 号 764-769
    発行日: 2012/03/31
    公開日: 2012/09/20
    ジャーナル フリー
     直腸癌術後仙骨転移による坐骨神経痛に対し緩和ケアチームが介入した。娘の結婚式を控え,早急な疼痛緩和と,レスキューの人工肛門からの投与経路変更が必要であった。投与していたフェンタニル貼付剤25.2mg/72hrを16.8mg/72hrへ減量し,モルヒネ注射薬3.6mg/hrを新たに併用した部分的オピオイドローテーションと,患者自己調節鎮痛ポンプによる経静脈的経路へのレスキュー投与経路の変更により,患者は疼痛なく,家族も安心して結婚式に参加することができた。今回行なった部分的オピオイドローテーションは,①比較的短時間に行なえる,②異なるオピオイドを新たに加えるため鎮痛が期待できる,③オピオイド変更による副作用が全量オピオイドローテーションより少ない,といった利点がある。癌患者の疼痛緩和での薬剤調整は,患者と家族の視点で立案することが肝要である。
  • 岡本 妙子
    日本農村医学会学術総会抄録集
    2008年 57 巻 1J104
    発行日: 2008年
    公開日: 2009/02/04
    会議録・要旨集 フリー
    化学療法レジメンの見直しと電子カルテへの登録
    岡本妙子
    (おかもとたえこ)・佐々木英雄・小林万里子 吉田厚志・平松義規 豊田厚生病院 化学療法・レジメン・電子カルテ 〈緒言〉豊田厚生病院では、平成15年10月に、病院機能としてリスクを回避するシステム作りの一環として抗がん剤の過量投与による事故防止のため、化学療法のレジメンを登録制にした。レジメンは各診療科で作成し化学療法委員会で承認した。その後4年間見直しをすることがなく、レジメン数は183件に増加していた。しかも、レジメンの名称は各科で決定されていたので薬品名の略号がまちまちで、同じレジメンで消化器内科と外科ではレジメン名が異なっているなど複雑であった。化学療法はオーダーする医師と調製する薬剤師、患者に投与する看護師と異なる職種が関わるので、わかりやすいレジメンであることはリスクを回避するための必要条件である。平成20年1月1日病院の移転とともに電子カルテを導入することになったのを機に、わかりやすいレジメンを目標に見直しに着手した。また、電子カルテがレジメン機能付きであったので、見直し後に点滴内容を含む電子カルテ用レジメンの作成も行った。 〈方法〉消化器内科と外科、呼吸器内科と外科は同じレジメンで名称が異なる登録であったので、内科と外科を統一しそれぞれ消化器、呼吸器とした。また、薬品の名称等にパクリタキセルやドセタキセルの商品名を使用したり、略号も様々であったのでそれらを統一することとした。また、各レジメンの使用件数を提出された予定表から、入院は平成17年12月~平成19年8月まで、外来については平成17年4月~平成19年8月まで調査し、その結果を各診療科へ提示し平成19年11月末までに見直しを依頼した。それと同時に各レジメンの点滴内容を支持療法も含めてエクセルファイルに入力して提出してもらった。12月上旬より電子カルテに登録を開始し12月31日までに終了した。 〈結果〉レジメン見直し ・レジメン数の変化 消化器41(内科30、外科11)が見直し後消化器25(内科19、外科6)に減少、呼吸器39(内科32、外科7)が見直し後呼吸器34(内科32、呼吸器2)に減少した。その他診療科も使用しないレジメンの削除により、全体では186件から127件へ、3割減となった。しかし、わずか3ヶ月の間に15件の新規登録もあった。 ・略号の統一 パクリタキセル(タキソール)→PAC ドセタキセル(タキソテール)→DOC ・電子カルテへの登録 点滴内容は各科毎でセット化していたものを電子カルテのレジメン機能に登録したので、ハイドレーションや支持療法の制吐剤のデキサメタゾン投与量、パクリタキセルのプレメディ等を統一することができた。また、休薬期間の設定、抗がん剤の投与量換算設定、最大投与量の設定、滴下順の設定を登録した。 <考察>移転後レジメン機能を有した電子カルテの使用で医師はオーダーをする際自分で薬用量や休薬期間のチェックができ、看護師は滴下順のチェックができる。また、レジメン登録に薬剤師が関わることで支持療法の統一が図られ、休薬期間、薬用量のチェックが確実にできるなど、抗がん剤の安全で適正な投与に今回の電子カルテのレジメン機能システムの利用は有用であると考える。そのため、今後もそのもととなるレジメンの見直しは必要である。そこで化学療法委員会に、1年1回の見直しを提案し決定された。
  • 日本農村医学会雑誌
    1996年 45 巻 3 号 202-239
    発行日: 1996/09/10
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
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