神奈川県全市町村を対象に市町村史,市町村勢要覧,広報誌等の地域資料のデジタル化とオープン化の現状について国立国会図書館デジタルコレクション,WARP,および神奈川県立図書館横断検索,各市ホームページや図書館OPACにより該当資料のメタデータおよび原資料のデジタル化とオープン化について調査し,当該地域資料のデジタル化とオープン化の現状を明らかにした.今後のデジタル化とオープン化をより一層促進するための方策を提案した.
近年,地域・自治体資料のデジタル化が進展しているが,どの程度デジタル化・オープン化されているかの把握は難しい.神奈川県の全市を対象に,国立国会図書館のデジタルコレクションやインターネット資料収集保存事業,および各市ホームページや図書館蔵書検索システムを使用してメタデータおよびデジタル資料を調査し,デジタル化とオープン化の進展を推測し,国立国会図書館と公共図書館との連携のあり方など今後の課題について考察した.
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