詳細検索結果
以下の条件での結果を表示する: 検索条件を変更
クエリ検索: "性器カンジダ症"
8件中 1-8の結果を表示しています
  • 三鴨 廣繁, 山岸 由佳
    口腔・咽頭科
    2008年 20 巻 3 号 257-267
    発行日: 2008/06/10
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
    最近5年間の性感染症の疫学データを見る限り, 4つの代表的な性感染症である性器クラミジア感染症, 淋菌感染症, 尖圭コンジローマ, 性器ヘルペスのうち, 男女ともに前二者は, 減少もしくは横ばい傾向にある. その背景には, 医療関係者および行政機関による性感染症に関する啓発活動の成果も関係していると考えられる. しかしながら, 性器クラミジア感染症, 淋菌感染症ともに依然として1995年頃のレベルには戻っていないことに着目する必要がある. 特に, ウイルス感染症である尖圭コンジローマ, 性器ヘルペスにおいては, わずかではあるが増加傾向を示していることも注目に値する. さらに, 日本人男性において, 性感染症としてのHIV感染も増加しつづけている. また, STD関連微生物の性器外感染, 性器クラミジア感染症における持続感染, 淋菌感染症における薬剤耐性菌, 性感染症関連微生物としてのマイコプラズマ・ウレアプラズマの意義などが明らかにされつつある. STDの性器外感染に関しては, orogenital contactの一般化など最近の性行動の多様化を背景として, クラミジア・トラコマチスや淋菌の咽頭感染などが増加しているという報告も多い. これらの微生物が咽頭に感染しても無症状であることも多いが, 確実に第3者への感染源となり得る. したがって, STD対策にあたっては, 耳鼻咽喉科医や内科医の協力が不可欠な時代を迎えたと言っても過言ではない. さらに, クラミジア感染症では, 咽頭に感染した症例では, 性器に感染した症例と比較して, 治療に時間がかかることも明らかになってきている. 臨床医には, 現代の性感染症から国民を守るために, 精力的な活動を展開していくことが求められている.
  • 藤原 葉一郎
    日本大腸肛門病学会雑誌
    2006年 59 巻 10 号 836-840
    発行日: 2006年
    公開日: 2009/06/05
    ジャーナル フリー
    産婦人科の観点から,直腸肛門に及ぶ,もしくは直腸肛門に原発する性感染症について,
    性器カンジダ症
    ,赤痢アメーバ症におけるアメーバ性大腸炎,梅毒における初期硬結,硬性下疳,扁平コンジローマ,性器ヘルペス,尖圭コンジローマ,ボーエン様丘疹症の概要,診断,治療を述べた.これら性感染症の治療に臨むにあたり,他の性感染症も合併している可能性を十分に念頭に置くべきである.とくにHIV感染の併発は元の性感染症を治療抵抗性にすることがあり,HIV抗体の検索は初期の段階から必ず行い,常に複数の性感染症を意識しながら治療にあたることが肝要である.
  • 本邦におけるSTDの概要
    松田 保秀
    日本大腸肛門病学会雑誌
    2006年 59 巻 10 号 846-850
    発行日: 2006年
    公開日: 2009/06/05
    ジャーナル フリー
    このたびのSTD特集はそれぞれ異なった診療施設での性感染症疾患の実態をまとめていただいた.診療科は肛門科,泌尿器科,婦人科,消化器科など特徴的な科を網羅している.そして思いも拠らぬほどSTDが性活動の活発な20~30歳代の若者,特に女性患者に増加し,深く静かに蔓延している実態が浮き彫りになって驚いている.従来STDは肛門科に集中しているように思っていたが,実態は第一線のクリニックでの潜在的な患者の対応が圧倒的に多いようだ.
    STDの概要では厚生労働省の性感染症報告によれば,疾患としては淋菌感染症,性器クラミジア,性器ヘルペス,尖圭コンジローマ,梅毒後天性免疫不全症候群(HIV感染,エイズ)が中心である.性器クラミジア,淋菌感染症が減少傾向を示しているのに対して,性器ヘルペス,尖圭コンジローマが増加傾向を示している.
    梅毒は全般的に男女とも年々減少傾向にあり,2001年からは男性は急激に減りはじめたが,女性はほとんど増減なしである.
    後天性免疫不全症候群は全体に増加しているが,男女差が開いてゆく傾向にある.
    ここで,統計から読み取れることをまとめてみると,(1)増加しているのは性器ヘルペス,尖圭コンジローマとHIV感染である.(2)20~30歳代の若年者においては,クラミジア,性器ヘルペス,尖圭コンジローマは女性が多く,それ以後の年齢では男性が多い.(3)15歳~20歳では淋菌感染症以外はすべて女性優位である.
    これらの現象の社会的背景を考えると,なによりも10歳代女性の性活動の低年齢化,性行為の多様化,複数パートナーまたは不特定多数との接触がある。
    今回の特集では21世紀における新しい性感染症に対する取り組みとして,具体的には常に複数の性感染症の存在を念頭に入れて精査,治療すべきであること.さらに難治性の性感染症の奥には常にエイズを疑っておくこと,が大切である.
  • 水野 重光
    真菌と真菌症
    1977年 18 巻 4 号 422-429
    発行日: 1977年
    公開日: 2009/12/18
    ジャーナル フリー
  • 荻田 修平, 後藤 幸勝, 橋本 京三, 柳原 潤, 岩井 直躬, 西岡 文三, 間島 進
    日本小児外科学会雑誌
    1981年 17 巻 3 号 451-
    発行日: 1981/05/20
    公開日: 2017/01/01
    ジャーナル フリー
  • 品田 佳秀, 松下 通明, 秦 温信, 内野 純一, 由利 賢次, 野原 八千代, 阿部 和男
    日本小児外科学会雑誌
    1981年 17 巻 3 号 451-
    発行日: 1981/05/20
    公開日: 2017/01/01
    ジャーナル フリー
  • 糖尿病
    2015年 58 巻 Suppl 号 S-9-S-92
    発行日: 2015/04/25
    公開日: 2015/05/15
    ジャーナル フリー
  • 感染症学雑誌
    2024年 98 巻 2 号 156-292
    発行日: 2024/03/20
    公開日: 2024/03/20
    ジャーナル フリー
feedback
Top