詳細検索結果
以下の条件での結果を表示する: 検索条件を変更
クエリ検索: "教育実習"
5,786件中 1-20の結果を表示しています
  • 谷塚 光典, 東原 義訓
    日本科学教育学会年会論文集
    2004年 28 巻 6I2-34
    発行日: 2004/07/30
    公開日: 2018/05/16
    会議録・要旨集 フリー
    本研究では、体験的実習における『「体験」と「研究」の往還運動』としてのリフレクションに着目し、信州大学教育学部「
    教育実習
    事前・事後指導」において作成した
    教育実習
    リフレクションシートの記述分析から、
    教育実習
    生の成長と課題意識を明らかにした。その結果、
    教育実習
    生は、
    教育実習
    リフレクションシートの作成を通して、
    教育実習以前の学修を教育実習
    における経験と関連づけ、それらに基づいて今後の課題を挙げていることがわかった。
  • PCKカテゴリーを視点として
    越智 拓也, 磯﨑 哲夫
    日本科学教育学会研究会研究報告
    2015年 30 巻 8 号 5-10
    発行日: 2015年
    公開日: 2018/04/07
    研究報告書・技術報告書 フリー
    本研究では, PCKを視点として,
    教育実習
    生の理科授業に対する認識が,
    教育実習
    の前後でどのように変容するのかを検討した.
    教育実習
    を,授業の準備,授業の実施,批評会の3つの場面に区分し,Magnusson et al.(1999)の PCKカテゴリー視点として
    教育実習
    のそれぞれの場面において PCKのどの要素を重視しているのかを探査する 25項目からなる質問紙を作成した.この質問紙を用いて,H27年度に国立A大学において中・高等学校の
    教育実習
    (理科)を受講した学生を対象として,
    教育実習
    前後にプレ・ポスト調査を行った(プレ調査: N=82 ,ポスト調査: N=81 ).その結果,
    教育実習
    以前には,どの場面おいても指導の具体や育成すべき生徒の能力を重視している一方で,
    教育実習
    以後には,授業の実施に際して指導の具体,批評会に際しては理科教授の目的・目標を重視するようになっていることが明らかとなった.この要因として,
    教育実習
    生自身が,
    教育実習
    を通じて形成し始めた(理科)授業観に基づいて省察的に
    教育実習
    を行うようになることを指摘した.
  • 安藤 哲也
    学校教育研究
    2017年 32 巻 118-
    発行日: 2017年
    公開日: 2023/04/18
    ジャーナル オープンアクセス
     G県における小・中学校教員の養成は,国立大学(G大学)教育学部が一定の役割を担い,その
    教育実習
    はG大学教育学部の附属学校が中核となり行っている。一方,公立学校でありながら,G大学教育学部の特別実習協力校として多数の教員養成を着実に実践している一つの事例として,公立A小学校を挙げることができる。特別実習協力校とは,附属学校同様,初めて
    教育実習
    を行う学生に対し,その後に行われる
    教育実習
    に自立的に取り組めるように,
    教育実習
    を行う上での基礎的・実践的な知識・技能を身に付けさせる役割をもつ学校である。そのため,
    教育実習
    期間は他の公立学校での実習期間よりも長く設定されている。このように附属学校と同じ役割を期待される特別実習協力校であるが,公立学校ゆえに定期的な人事異動があり,
    教育実習
    指導に優れた教員だけが勤務しているわけではない。それでもA小学校は1976(昭和51)年度から今日までの40年間という長きにわたり,特別実習協力校としての
    教育実習
    運営を継続・発展させている。筆者はA小学校のような様相を呈する重要な要因として,
    教育実習
    運営の基底に存在する学校組織文化に着目したい。なぜなら,A小学校の教員集団は毎年度10名前後の人事異動がありながら,新任の教員を含めた全校体制による
    教育実習
    生の指導の充実を目指して,長年にわたり同僚教師間で支え合う「協働文化」の構築を追究してきているとみなし得るからである。  そこで本稿では,A小学校の
    教育実習
    運営の基底に存在する学校組織文化がどのような内実を備えているのか,筆者がA小学校の教員を対象に実施した事例調査により収集したデータに基づき,その具体的様相を明らかにするとともに,全校体制による
    教育実習
    を運営するための示唆を得たい。
  • ―教育実習の改善方略への示唆を求めて―
    米沢 崇
    教育学研究ジャーナル
    2017年 3 巻 59-68
    発行日: 2017/03/01
    公開日: 2017/04/08
    ジャーナル フリー

    This is a study with the object of explaining the difference and the similarity between the meaning of teaching practice recognized by undergraduates who have experienced teaching practice and that of teaching practice by in-service teachers reflected on the past concerning those experiences. In this study, the data was gathered from 137 undergraduates who had already experienced practice teaching and 233 in-service teachers.

    The findings of this study were as follows: 1) Undergraduates have recognized that they understood practice situation of school education in teaching practice, whereas in-service teachers have not, 2) Both Undergraduates and in-service teachers have thoroughly perceived that teaching pradice allows them not merely to learn what children think along with teaching skills, but also to learn a sense of mission, consciousness, and aptitude for their teaching profession, 3) Neither Undergraduates nor in-service teachers have recognized that it is feasible to obtain fundamental knowledge as to both school and classroom management from their teaching practice. Throughout their teaching practice, however, both of them will need to acquire more capabilities.

    Hereafter, a more effective teaching practice program will be required to solve these issues.

  • 丸山 浩平, 森本 康彦, 高橋 菜奈子, 櫻井 眞治, 宮内 卓也, 小嶋 茂稔
    日本教育工学会研究報告集
    2023年 2023 巻 2 号 56-63
    発行日: 2023/07/21
    公開日: 2023/07/21
    研究報告書・技術報告書 フリー

    東京学芸大学では学生本位の学びの振り返りを促し,修得主義に基づく教員養成の実現を目指して「eポートフォリオ構築によるデジタル技術を活用した

    教育実習
    DX」を進め,本学附属学校園で行われてきた
    教育実習の教育実習
    日誌を電子的に扱い,実習の記録や指導・支援の記録を集約するシステム「
    教育実習
    日誌eポートフォリオ」(以下,実習ポートフォリオシステム)を開発した.そして実習ポートフォリオシステムを用いた附属学校園における
    教育実習
    の試行を実施した.本論文では,本学における
    教育実習
    日誌eポートフォリオの構築とその取組みの内容,試行に関する質問紙調査の結果について述べた.

  • 保健体育教員としての資質・能力に着目して
    *柴山 慧, 白石 翔, 清田 美紀, 坂本 康輔, 早田 剛
    日本体育・スポーツ・健康学会予稿集
    2023年 73 巻 3a401-05-01
    発行日: 2023年
    公開日: 2023/12/01
    会議録・要旨集 フリー

    教育実習
    における学生の学びに関する研究について,1970年代以降にいくつもの研究がなされており,中川ほか(2021)は,それを
    教育実習生が教育実習
    を通じて得た成果という視点で類型化している.その中でも,
    教育実習
    は大学と違った環境で実施されるため,その成果を測るための評価方法を学生の自己評価とした研究(長谷川ほか,2012),学生の
    教育実習
    記録の分析から,
    教育実習
    において必要な資質・能力として授業技術力,授業構成力,向上心を示した研究(永田,2013)などがある.一方で,中川ほか(2021)は,これらの研究が
    教育実習
    前後や,
    教育実習
    の過程における成果として検証したものが少ないこと,「
    教育実習
    生育成指標」「ポートフォリオ」等の何らかの根拠に基にした成果の検証が必要であることを指摘している.以上の先行研究から,学生は,
    教育実習
    において資質・能力という観点からも多くの学びを得ていることが考えられる.ただ,その学びを明らかにするにためには,
    教育実習
    前後のタイミングで何らかの根拠を基にして,学生の自己評価による検証が必要となってくる.

    そこで,本研究ではO県A大学体育学部の学生が中学校や高等学校での

    教育実習
    (母校実習)において,どのような学びを実感しているのか明らかにすることを目的とする.具体的には,まず,鍋島(2016)で示された中等教育・保健体育教員の資質・能力一覧を援用し,学生の自己評価項目を作成した.この自己評価項目は,教育者に求められる資質や能力と,教育の実際が同僚,保護者,地域の人々との連携により展開されていることへの理解を基に17項目で設定した.これらの自己評価項目に対して,学生が5段階での評価を行い,その結果について
    教育実習
    前後での比較を行った.詳細については当日報告する.

  • *藤本 康平, 黒岩 丈介, 諏訪 いずみ, 白井 治彦, 小高 知宏, 小倉 久和
    会議録・要旨集 フリー
    本研究では,教員免許取得課程における
    教育実習
    に注目して,
    教育実習
    生が作成する指導案の作成を支援する, SNS のような機能を有する WEBベースの
    教育実習
    支援システムを設計し実装した. 実習時,
    教育実習
    生は,指導案を作成する. しかし,指導案を作成することは,
    教育実習
    生にとって未経験であり情報不足で ある. そこで,本研究では,より効率的に指導案の作成を支援する, SNS のような機能を有する WEBベースの
    教育実習
    支援システムを設計し実装を行った. 具体的には,自身の指導案を作成,閲覧する機能,過去に作成された指導案を検索する機能,指導案を作成したことがある人や担当教員と意見を交換することができる機能を有するシステムを構築することで,
    教育実習
    を効率的に支援することができると考える. 本研究では,このシステムを php,htmlを使用言語として用い,データベースとして MySQL を用いて WEB アプリケーションとして設計し実装した. このシステムを用いることで,
    教育実習
    生は過去の指導案を検索,閲覧することができ,指導案作成時の情報不足の改善に繋がると考える. また意見交換を行うことで,指導案作成に要する時間を削減でき,質の高い指導案を作成することができると考えられる.
  • 木村 捨雄, 益子 典文, 今掘 宏三
    日本科学教育学会年会論文集
    1993年 17 巻 C123
    発行日: 1993/07/28
    公開日: 2018/05/16
    会議録・要旨集 フリー
    遠隔
    教育実習
    校と大学教室をネットワークで結び、効果的に
    教育実習を行うマルチメディア型教育実習
    訓練システムの開発を進めている。このシステムは大学教室において教官が理論的指導を行いつつ、
    教育実習
    校での実習を行うことを可能とするシステムである。このシステムでは実践と理論を結合するために、ケースメソッドを採用している。
  • *藤田 育郎, 岩田 靖
    日本体育学会大会予稿集
    2019年 70 巻
    発行日: 2019年
    公開日: 2019/12/20
    会議録・要旨集 フリー

     S大学教育学部では、3年次の附属学校における

    教育実習
    を挟む形で教科教育法の授業科目を展開している。
    教育実習
    前の2年次前期には教師行動や教材づくりの基本的概念について学ぶ講義科目を、
    教育実習
    後の3年次後期には
    教育実習
    で認識した課題の解決を目指した模擬授業に取り組む演習科目を位置づけている。これらは、
    教育実習
    と大学での授業における往還的な学びを意図したカリキュラム設計である。本研究では、2名の
    教育実習
    生を対象とした。
    教育実習
    中の教師行動について組織的観察法によってデータ収集し、
    教育実習
    終了後にデータに基づく反省(課題点の把握とその解決に向けた方法の探索)を行った。その後、自己の課題解決を目指す授業科目で実施した模擬授業における教師行動について、同様に組織的観察法によるデータを収集した。その結果、教師行動に量的な改善がみられたことや自身の教授行為を客観的に観察し反省を行う経験が効果的に機能していることが明らかになった。また一方で、対象とした2名の実習生は、
    教育実習
    中に担当した教材の教材解釈の難しさを指摘しており、このことが積極的な相互作用行動を阻害している要因の一つとして考えられた。

  • 村井 護晏, 牧野 治敏, 柴田 雅雄
    日本科学教育学会研究会研究報告
    1990年 4 巻 6 号 1-6
    発行日: 1990/05/19
    公開日: 2017/11/17
    研究報告書・技術報告書 フリー
    教育実習
    は生身の子供に対して行う行為であり、その意味で失敗は許されない。そこで
    教育実習
    前の指導、訓練は非常に重要であるという認識のもとに、大分大学では
    教育実習
    の事前指導法の開発のためのプロジェクトを開始した。本研究はこのプロジェクトを進めるに当たって、現在公表されている
    教育実習
    関係の資科から授業についての評価項目に関してその現状を探った。
  • 谷塚 光典, 三崎 隆, 東原 義訓
    日本科学教育学会年会論文集
    2009年 33 巻 1G2-E3
    発行日: 2009/08/25
    公開日: 2018/05/16
    会議録・要旨集 フリー
    本研究では,理科
    教育実習生が作成した教育実習
    リフレクションシートをテキストマイニング手法を用いて分析し,さらに半構造化面接を行うことによって,理科
    教育実習
    生のリフレクションの特徴を明らかにした。その結果,理科
    教育実習
    生は,INTASCスタンダードの「教科内容」や「コミュニケーション」について,観察・実験や理科の教科内容に関して,特徴的なリフレクションをしていることが明らかになった。
  • 森岡美帆
    研究報告書・技術報告書 フリー
    筆者は、大学院入学時に、教師は単独で授業をするものであり、他の教師と協働して教える場面はほとんどなく、必要性も感じていなかった。しかし、本大学院での3学期間にわたる
    教育実習
    を通して、実習生同士の協働のあり方について興味を持った。本稿では、大学院での3学期間にわたる
    教育実習
    での経験を通して考えた実習生同士の協働のあり方についてまとめ、
    教育実習
    活動やその後の教師同士の協働の重要性について述べる。
  • ―インストラクショナルデザイン諸理論に着目して―
    中村 謙斗, 御園 真史, 渡辺 雄貴
    日本科学教育学会研究会研究報告
    2023年 38 巻 2 号 247-250
    発行日: 2023/12/09
    公開日: 2023/12/07
    研究報告書・技術報告書 フリー

    本研究の目的は,教職課程でインストラクショナルデザイン諸理論を学修した数学科

    教育実習
    生が,
    教育実習
    の授業設計を行う過程を,インストラクショナルデザイン諸理論の観点で明らかにすることである.都内X大学理学部の
    教育実習
    生3名を対象に,複線径路等至性アプローチにより調査を行った.具体的には,9教授事象とARCSモデルの観点で径路を作成した.統合TEM図を作成した結果,
    教育実習
    の序盤では,「事象2:学習者に目標を知らせる」,「事象4:新しい事項を提示する」,「事象6:練習の機会を作る」,「Attention」の観点で共通性がみられた.また,
    教育実習
    の中盤以降では,授業設計に取り入れた観点で,「教育方法・技術」での重要性の認識以外にも,他の教職課程科目「数学科指導法」での模擬授業の経験や,
    教育実習
    の指導教員の助言をもとに取り入れているなど,ばらつきがみられることが明らかになった.

  • 窪内 節子
    山梨英和短期大学紀要
    2000年 34 巻 108-94
    発行日: 2000/10/10
    公開日: 2020/07/20
    ジャーナル フリー
    短大生における
    教育実習
    前後での教師イメージの変化を見ることで、
    教育実習
    の意味や効果の検討を試みた。そこで、森谷(1986)の提案した方法である九分割統合絵画法を用いて、本学の教職課程を履修した3年間の学生88名に対して、実習前と実習後に実験を行った。描かれた描画内容を実習前後でその頻度数を集計し、統計的処理を行った。その結果、描画内容が実習前後で大きく変化することが分かった。実習前では、教師イメージがあいまいであったり、教師を嫌な人と捉えていることが多かったが,実習後には、単なる物体のイメージの数は減り,
    教育実習
    での体験のイメージが有意に増加した。また、
    教育実習
    前後での教師イメージ変化を「絵よりも言葉に表れたもの」、「絵の内容が豊富になることに表れたもの」「筆圧の変化に表れたもの」の3つの事例から、
    教育実習
    が学生に与える影響を個別的に検討した。
  • 神藤 貴昭
    日本教育工学会論文誌
    2015年 39 巻 1 号 41-52
    発行日: 2015/06/20
    公開日: 2015/10/15
    ジャーナル フリー
    本研究の目的は,
    教育実習
    生において,事前の自主的学習活動と自己効力感が,
    教育実習
    での達成,
    教育実習
    充実度,教職に就くことへの確信に及ぼす影響を時系列的に検討することであった.667名の
    教育実習
    生が,
    教育実習
    をはさんで,事前および事後調査の質問紙に回答した.共分散構造分析の結果,次の点が明らかになった.第1に,コミュニケーション自己効力感が,
    教育実習
    達成に広く影響を及ぼしていた.第2に,事前の自主的学習活動が3つの
    教育実習
    自己効力感を活性化させており,特に授業マネジメント自己効力感に影響を及ぼしていた.第3に,事前の自主的学習活動が,事後の教職への確信に直接的に影響を及ぼしていた.第4に,
    教育実習
    充実度には実習での授業達成とともに,態度・意欲達成が影響を及ぼしていた.第5に,
    教育実習
    充実度は教職に就くことへの確信に影響を及ぼしていた.
  • ~教育実習生の自己評価を通して~
    田代 雄一, 矢口 元晴, 春田 淳一
    國學院大學北海道短期大学部紀要
    2017年 34 巻 1-38
    発行日: 2017年
    公開日: 2019/06/03
    研究報告書・技術報告書 フリー
  • 谷塚 光典, 安達 仁美, 藤井 善章, 森下 孟
    日本科学教育学会年会論文集
    2015年 39 巻 3G3-J5
    発行日: 2015年
    公開日: 2018/08/03
    会議録・要旨集 フリー

    信州大学教育学部では,1年次に履修する臨床経験科目の中で,

    教育実習
    生による授業を参観する機会を設定しており,授業参観の視点を明確にしてから授業参観に臨むようにしている。本研究では,教員養成初期段階の学生が
    教育実習
    生授業を参観する際,どのような授業参観の視点を有しているのかを明らかにし,授業参観の事前指導の効果を検証することを目的とする。分析の結果,1年次生は,①
    教育実習
    生の進め方や授業計画,②児童・生徒の学び,③
    教育実習
    ,などの視点を有していることが明らかになった。大学での事前指導の内容と重なる視点だけではなく,
    教育実習
    そのものにも注目していることがわかった。

  • pedagogical content knowledge を視点として
    越智 拓也, 磯﨑 哲夫
    日本教科教育学会誌
    2020年 43 巻 2 号 1-9
    発行日: 2020年
    公開日: 2021/07/11
    ジャーナル フリー
    本研究では,pedagogical content knowledge をフレームワークとして,
    教育実習
    生の理科授業に対する認識が,
    教育実習
    を通じてどのように変容するのかを検討した。平成27-29年に国立A大学において中・高等学校の
    教育実習
    (理科)を受講する学生を対象として,
    教育実習
    の前後にプレ(N=224)・ポスト(N=226)調査を行った。その結果,①
    教育実習
    生の実態として,生徒の実態を把握することとどのような方略で指導を行うかということは,十分に区別されていないこと,②
    教育実習
    を通じて,
    教育実習
    生は,授業研究においては,授業でどのような素材・トピックを教材として用いて,どのような授業を展開していけばよいのかを吟味するようになっていること,の2点を指摘した。
  • 中川 麻衣子, 濱本 想子, 辻 亮太, 敖敦 其其格
    日本教科教育学会誌
    2021年 43 巻 4 号 13-23
    発行日: 2021年
    公開日: 2022/03/09
    ジャーナル フリー
    本稿の目的は,戦後のわが国における
    教育実習
    研究を歴史的に検討し,今後の
    教育実習
    研究の視点に論及することであった。そこで,戦後の
    教育実習
    研究を「過去- 現在- 未来」に整理し,分析を行った。その結果,4点の課題が明らかとなった。(1)
    教育実習
    生の成長を児童・生徒の変化から見取る視点が欠如している。(2)
    教育実習
    の成果の検証に関する視点が欠如している。(3)
    教育実習
    の指導教員(メンター)に関する視点の蓄積がなされていない。(4)学校・大学・教育委員会の連携に関する視点の蓄積がなされていない。
  • *杉崎 弘周, 長岡 知, 物部 博文, 植田 誠治
    日本体育学会大会予稿集
    2018年 69 巻
    発行日: 2018年
    公開日: 2019/01/18
    会議録・要旨集 フリー

     【背景と目的】

    教育実習
    は学生が保健の授業力を向上させる貴重な場である。家田ら(1987)の先行研究では、高等学校では大部分が保健の授業実習を経験するのに対して、中学校では半数以下である状況が続いていた。本研究では、近年の
    教育実習
    生の保健授業の担当状況を探索的に明らかにすることを目的とした。【方法】中学校と高等学校の保健体育の教員免許を取得できる4年生大学のスポーツ系学科を対象とし、2年分の
    教育実習
    レポート集から計150名分の
    教育実習
    の学校種(中学校、高等学校)、保健授業の担当の有無、保健で担当した単元について集計した。【結果と考察】
    教育実習
    において保健を担当した割合は、高等学校が約8割、中学校が3割弱であった。中学校では、
    教育実習
    期間と指導計画上の保健の実施時期が一致しなかったことなどが要因として考えられる。なお、中学校では道徳を担当している場合もみられた。

feedback
Top