斜方投射
の単元にはモンキーハンティングなど多くの興味深い問題が存在するが
,微積分の知識が必要になるなど敷居が高いものも多い。ここでは「
斜方投射
により空間中の決められた点 P へ出来るだけ小さな初速度の大きさで物体を到達させる」問題に関して
,初速度の成分
v と
v 及び
v−
v グラフを使うことで微積分の知識を使わずに解を得る方法を紹介し
,更にその方法を使うと他の問題との関連が明確になることを示した。最後に筆者が過去の投稿「
斜方投射
における最大到達距離の算出方法についての考察」で示した方法との比較も行った。
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