詳細検索結果
以下の条件での結果を表示する: 検索条件を変更
クエリ検索: "松本優"
253件中 1-20の結果を表示しています
  • 浦野 登志雄, 松田 学, 松本 康資, 井形 友彦, 松本 優朋, 下田 誠也
    熊本高等専門学校研究紀要
    2021年 12 巻 29-35
    発行日: 2021年
    公開日: 2021/02/16
    研究報告書・技術報告書 フリー
    In the previous research, the authors clarified that blending using fly ash or ground granulated blast-furnace slag as an additive improves salinity permeation resistance compared to blending ordinary plain portland cement. In this report, with the aim of further improving salt resistance performance, special inorganic fine powders expected for high strength and high durability of concrete are used in combination with the preparation of the previous report, and salt penetration resistance is compared and evaluated. As a result, fixation of salt content was promoted by the use of the special inorganic fine powder, the apparent diffusion coefficient of chloride ions was lowered, and the improvement of salt resistance performance by the special inorganic fine powder was recognized.
  • 成 辰煕, 高木 律男, 小松 賢一, 大橋 靖
    日本口腔科学会雑誌
    1989年 38 巻 1 号 283-291
    発行日: 1989/01/10
    公開日: 2011/09/07
    ジャーナル フリー
    The efficacy of conservative treatment for TMJ arthrosis with closed lock was evaluated clinically. Twenty patients (mean age: 42.8 years, range: 13 to 76 years) were treated mainly by mandibular manipulation, manipulation after pumping of the superior articular cavity, or a disc recapturing splint to unlock the jaw.
    The results were summarized below.
    1. The jaw was successfully unlocked in ten patients (50.0%), nine of them under age 40.The treatment was unsuccessful in releasing the closed lock in patients aged over 40 except one, possibly because of advanced degenerative bony change of the mandibular head in most patients.
    2. Although an improvement of clinical symptoms was obtained, crepitation in the affected TMJ and additional degenerative bony change were observed in six and four patients, respectively, in whom the jaw remained unlocked.
    3. After treatment, complete or almost complete disappearance of symptoms were noted in nine and four patients, respectively.
    Partial relief of symptoms was attained in eight patients, but remained unchanged in one patient.
    The results were dependent on success or failure in unlocking the jaw.
    In conclusion, conservative approach was found to be relatively effective as an initial treatment for closed lock patients, but other conservative approaches or surgical procedures should be attempted in the treatment of patients over age 40 with radiographic evidence of degenerative bony change of the mandibular head.
  • 松本 優樹, 金丸 真奈美, 塚原 彰彦, 田中 慶太
    電気学会論文誌C(電子・情報・システム部門誌)
    2024年 144 巻 12 号 1188-1196
    発行日: 2024/12/01
    公開日: 2024/12/01
    ジャーナル 認証あり

    This study aims to develop a high-power acquisition system for nano-satellites. Microcomputers are utilized for power control of nano-satellites, considering size and power consumption. In this study, Perturbation & Observation (P & O), Particle Swarm Optimization (PSO), and Genetic Algorithm (GA) were implemented on Arduino UNO for Maximum Power Point Tracking (MPPT) control. The control processes were compared under conditions where the power characteristics exhibited both unimodal and multimodal functions. In MPPT control, key considerations include generated power, time to reach maximum power, and power fluctuations, all of which were focal points of our investigation. From experimental results, it was confirmed that PSO achieves maximum power even under conditions with a limited number of particles due to memory constraints. Additionally, it was observed that the operating point accurately tracked the maximum power for both unimodal and multimodal characteristics. The inference down from the experimental results suggested that PSO, where the Global Best is shared by all particles, proved to be an effective algorithm. These findings suggested the potential for achieving efficient MPPT control by using nano-satellites using PSO.

  • レコード・マネジメント
    2021年 80 巻 110_3
    発行日: 2021年
    公開日: 2021/03/23
    ジャーナル フリー
  • レコード・マネジメント
    2021年 80 巻 110_2
    発行日: 2021年
    公開日: 2021/03/23
    ジャーナル フリー
  • レコード・マネジメント
    2021年 80 巻 110_1
    発行日: 2021年
    公開日: 2021/03/23
    ジャーナル フリー
  • レコード・マネジメント
    2020年 79 巻 96_3
    発行日: 2020年
    公開日: 2020/12/14
    ジャーナル フリー
  • レコード・マネジメント
    2020年 79 巻 96_2
    発行日: 2020年
    公開日: 2020/12/14
    ジャーナル フリー
  • レコード・マネジメント
    2020年 79 巻 96_1
    発行日: 2020年
    公開日: 2020/12/14
    ジャーナル フリー
  • 栗原 良平
    専門リハビリテーション
    2022年 21 巻 1 号 41
    発行日: 2022年
    公開日: 2024/01/16
    ジャーナル オープンアクセス
  • その問題点と対策
    覚道 健治, 小谷 順一郎, 鈴木 伸二郎, 金 建三, 川端 利明, 白数 力也
    日本顎関節学会雑誌
    1995年 7 巻 2 号 304-308
    発行日: 1995/09/20
    公開日: 2010/08/06
    ジャーナル フリー
    顎関節鏡視下剥離授動術を施行し, 術後咽頭浮腫の生じた1例を経験した。患者は43歳の男性で, 右側顎関節開口時痛および開口障害を主訴に来院した。初診時開口距離は26mmで, 多層同時断層X線検査およびMRI検査から右側顎関節症IV型 (非復位性関節円板前方転位) と診断した。パンピングマニピュレーションを含む保存療法を行うも奏効しなかったため全麻下で顎関節の鏡視下剥離授動術を施行した。術直後に軟口蓋から咽頭側壁にかけて, びまん性の浮腫が認められたため, デキサメサゾンを投与するとともに気管内チューブの抜管を延期した。3時間後に浮腫は消退した。
  • 小塚 和行
    生活協同組合研究
    2019年 517 巻 4
    発行日: 2019/02/05
    公開日: 2023/04/05
    ジャーナル フリー
  • 渡邉 純
    専門リハビリテーション
    2022年 21 巻 1 号 1-
    発行日: 2022年
    公開日: 2024/01/16
    ジャーナル オープンアクセス
  • 喜多 俊介, 藤嶋 弾, 島村 雅彦, 松本 優佳, 村田 健児, 松田 繁三, 原 和彦, 小栢 進也
    運動器理学療法学
    2023年 3 巻 Supplement 号 O-177
    発行日: 2023年
    公開日: 2023/06/05
    ジャーナル フリー
  • 小曽根 海知, 国分 貴徳, 塚本 栞, 松本 優佳, 中井 謙吾, 黒尾 元基, 林 弘之, 金村 尚彦
    理学療法学Supplement
    2017年 2016 巻 P-KS-52-3
    発行日: 2017年
    公開日: 2017/04/24
    会議録・要旨集 フリー

    【はじめに,目的】

    筋腱付着部関連疾患は理学療法士が対象とする疾患の中で多く目にする疾患である。腱などの軟部組織が骨に付着する部位はEnthesisと呼ばれ,4層構造を呈することで強靭な付着部を形成する。同部は機械的負荷が集中する部位であり,炎症や変形の好発部位としても報告され,特に成長期における骨端部障害やOverUseにより生じると報告されている。Enthesis関連疾患が数多く報告されている中,機械的負荷が起因として挙げられているが,収縮様式の違いが特異的変化を及ぼすかについては報告されていない。よって本研究は,収縮様式の違いがEnthesisに及ぼす影響について,組織学及び分子生物学的解析を用いることで特異性の一部を解明し,同関連疾患に対する治療介入の基礎となるデータを提示することを目的とした。

    【方法】

    Wistar系雄性ラット24匹(4週齢)を対象とし,運動群(Level群,Down群,Up群)と非運動群(NoRun群)各6匹に分類。対象筋は棘上筋とし,小動物用トレッドミルを用いて9,12m/minにて10分,15m/minにて40分の走行を計20日実施した。トレッドミルの傾斜角度は先行研究に基づき0度(Level群),-16度(Down群),+16度(Up群)と設定し走行させ,収縮様式は傾斜角度を変えることで変化を与えた。

    組織学的解析として右肩甲帯を採取し,固定,脱灰後,パラフィンブロックより薄切し,Toluidine Blue染色を行った。

    分子生物学的解析として左棘上筋・腱を使用し,IL-6,LOXのmRNA発現量比較をreal-time PCRを用いて比較した。統計的手法として正規性検定後,一元配置分散分析を行い,下位検定にTukuy法を用いた。有意水準は5%未満とした。

    【結果】

    組織学的結果として,NoRun群と比較し全運動介入群において線維軟骨層の拡大が観察されたが,運動介入群間での差は観察されなかった。

    分子生物学的結果として,筋腱両組織において,NoRun群と比較すると全群でIL-6発現量は増加傾向を示し,LOX発現量は低下傾向を示した。特に筋組織におけるNoRun群とLevel群間でIL-6発現量は優位な増加を示し,腱組織におけるNoRun群とDown群間でLOXの有意な低下が確認された。

    【結論】

    全運動介入群で線維軟骨層の拡大,炎症物質の増加,collagen架橋因子の減少を認めた。よって運動介入が機械的負荷を生じさせ,Enthesis構造変化に影響を及ぼしている可能性が推察された。しかし異なる運動介入に対する反応の違いには一定の見解を得ることができず,特異性の解明には至らなかった。

    Enthesis関連疾患は,先行研究上高頻度・高負荷な運動が構造変化に影響を及ぼすと報告されている。また腱組織においては遠心性収縮が高負荷を生じさせると言われているため,遠心性収縮がEnthesis構造に及ぼす影響は大きいことが推察される。しかし本研究にて,起因となる運動強度や収縮様式の再現性が低かった可能性が示唆されたため,今後介入方法や解析方法の再検討を行っていく必要がある。

  • 横アーチに着眼した足部形状の比較
    中井 謙吾, 国分 貴徳, 松本 優佳, 小曽根 海知, 塚本 栞, 金村 尚彦
    理学療法学Supplement
    2017年 2016 巻 O-KS-02-1
    発行日: 2017年
    公開日: 2017/04/24
    会議録・要旨集 フリー

    【はじめに,目的】

    足部アーチは,体重負荷の分散支持,衝撃の緩衝,筋肉や神経の保護などの機能があり,その構造が破綻すると様々な障害が生じる。足部アーチの支持機構には靭帯や筋があるが,その中でも横アーチは縦アーチよりも支持機構に乏しい。先行研究では加齢により足囲が大きくなるという報告があり,横アーチの破綻(開張足)が生じていると示唆される。したがって,足部障害予防には外的に支持機構を補助する必要がある。そのため,足に合った適切な靴の着用による支持が必要だと考える。本研究では,足部の成長過程にある小学生と成長を終えた大学生を対象に,足部・靴に関するアンケートおよび足部計測を実施し,現状の足部・靴の認知・知識および足部形状を比較,検証した。

    【方法】

    健常小学生38名(男子17名,女子21名,年齢11.9±0.3歳),健常大学生38名(男子21名,女子17名,年齢18.1±0.3歳),計76名を対象とし,アンケートおよび足部計測を実施した。アンケート項目は,普段履いている靴の種類,紐靴の履き方,自覚する足サイズ・靴サイズ・靴のウィズとした。計測項目は,荷重時・非荷重時にて足囲・足幅,荷重時にて足長・舟状骨高を測定し,各項目を足長で補正した比率を測定項目とした。各項目間の比較には,正規性の検定の後,独立したt検定(p<0.05)を行った。本研究において,解析足は左右でウィズが大きい側とした。

    【結果】

    両群間の荷重足囲/足長比率はそれぞれ93.9±4.5%,95.8±3.6%,非荷重足囲/足長比率はそれぞれ85.9±4.1%,87.9±4.2%,荷重足幅/足長比率はそれぞれ38.4±2.2%,40.1±1.6%,非荷重足幅/足長比率はそれぞれ35.7±2.3%,37.3±1.7%,舟状骨高/足長比率はそれぞれ27.2±1.9%,26.6±1.8%だった。舟状骨高/足長比率に有意差はなく,その他の項目は大学生で有意に大きい結果となった。アンケート結果は,両群ともに,普段靴ではスニーカーが最も多く,紐靴の履き方では靴紐を結んだまま着脱するが最も多かった。また,両群ともに,ウィズが分からない割合が90%を超えていた。

    【結論】

    足囲/足長比率,足幅/足長比率が大学生で有意に大きいという結果から,18歳に達するまでに横アーチが破綻し,開張足となっている可能性が考えられる。一方,舟状骨高/足長比率に有意差がないことから,18歳までは内側縦アーチの破綻はないと考えられる。アンケート結果からは,両群ともに不適切な靴の着脱をする割合が高く,ウィズに関する知識も希薄であることから,足部・靴に関する知識に顕著な差はないと言える。そのため,長期間足に合わない靴を不適切に着脱・着用していることにより,足部形状の破綻を助長している可能性がある。今回の結果は,大学生の足部で観察された横アーチの結果が,先天的要因ではなく,後天的に生じている可能性を示唆するものであり,適切な靴の着用についての重要性を啓発していく必要がある。

  • 松本 優佳, 金村 尚彦, 小管 倖子, 加納 拓馬, 荻原 直道
    運動器理学療法学
    2023年 3 巻 Supplement 号 O-56
    発行日: 2023年
    公開日: 2023/06/05
    ジャーナル フリー
  • 松本 優佳, 国分 貴徳, 小曽根 海知, 塚本 栞, 中井 謙吾, 塙 大樹, 金村 尚彦
    理学療法学Supplement
    2017年 2016 巻 O-MT-14-4
    発行日: 2017年
    公開日: 2017/04/24
    会議録・要旨集 フリー

    【はじめに,目的】

    スクワット運動は一般的に下肢筋群の筋力増強運動として用いられる運動である。また理学療法においてはClosed kinetic chainの代表的な運動として広く用いられている。ヒトの動作に伴う筋活動は姿勢や肢位の違いによって変化し,例えばハムストリングスの活動は一般的に膝の屈曲作用があるとされているが,Blaimontらは荷重下,膝関節0~60°の範囲においては大腿四頭筋の共同筋になりうると報告している。スクワット動作においては膝屈曲角度やつま先および膝の向きなどに着目した研究が報告されているが,筋電図学的解析と運動力学的解析を同時に検証したものは少ない。スクワット動作は荷重下全身運動であり,下肢に対する体幹の位置条件が変化すると下肢関節にかかる力学的作用は大きく変化するため,下肢関節の肢位変化のみで効果的なスクワット動作を検討することは難しいと考える。そのため本研究の目的は異なる体幹条件が下肢筋活動に及ぼす影響と各関節に働く力学的作用を明らかにすることである。

    【方法】

    対象は健常成人21名(平均年齢21.8±3.4)であった。被験者にはPlug In Gait full body AIモデルに従って赤外線反射マーカーを39か所に貼付けた。運動力学データは3次元動作解析装置と床反力計を用いて計測し,筋活動の測定には表面筋電図を使用した。被験者にはスクワット動作を体幹垂直条件と体幹前傾(約80度)条件(以下,FT)の2条件で行った。解析は膝最大屈曲時からプラトーになるまでの膝伸展運動区間で行った。筋活動量は膝伸展運動区間を100%正規化して積分値を算出した。条件間の比較においては正規性の検定の後,対応のあるt検定(p<0.05)を用いて検討した。

    【結果】

    膝最大屈曲時,FTの方が股関節屈曲モーメントは有意に増大,膝関節屈曲モーメントは有意に減少し,またFTの股関節屈曲モーメントは膝伸展に伴って増大した。筋活動量においてはFTの方がハムストリングスで有意に増大,外側広筋で有意に減少した。大腿直筋,内側広筋,大殿筋では活動量に変化はなかった。

    【結論】

    FTでは股関節屈曲モーメントとハムストリングスの活動量は増大した。これは重心の前方移動によりモーメントアームが増大したことに起因すると考えられる。またこのモーメント増大に対応するためにハムストリングスの活動量が増大したと考えられる。先行研究では荷重下で回転中心より前方の骨盤に下方への負荷があった場合,ハムストリングスの収縮で膝伸展が生じる可能性が報告されている。股関節伸展筋である大殿筋の活動量に変化がなかったことから,増大したハムストリングスの筋活動が膝伸展運動を誘発したと考えられる。つまり一定以上の体幹前傾条件では,膝伸展の課題がハムストリングスの活動によって達成される可能性が示唆された。本研究の結果は,荷重下の下肢筋力トレーニングにおいて目的に応じた体幹の位置条件を指導する重要性を示している。

  • −岡山県における保育園受入れの実際から−
    植田 嘉好子, 村下 志保子, 松本 優作, 江田 加代子
    日本重症心身障害学会誌
    2019年 44 巻 2 号 337
    発行日: 2019年
    公開日: 2021/10/30
    ジャーナル フリー
    医療的ケア児は全国に約1.8万人いると推計され、新生児医療の進歩等によりこの10年間で2倍に増加している。医療的ケア児とは、喀痰吸引や人工呼吸器、経管栄養などの医療的ケアを常時必要とする児童を指し、重症心身障害児も、知的障害や肢体不自由を伴わない児童も存在する。つまり障害福祉サービスが利用できない医療的ケア児も存在し、このような児童は法の谷間に取り残され、家族の昼夜問わない介護の負担や社会的孤立が指摘されている。 ノーマリゼーション理念の浸透や障害者差別解消法の後押しもあり、障害の程度に関わらず、医療的ケア児の一般の保育所や認定こども園への入園希望も高まっている。そこで本シンポジウムでは、医療的ケア児とその家族が社会から排除されることなく包摂(インクルージョン)されるよう、保育所における安心・安全な受入れの人的・物理的な条件整備と制度のあり方を検討する。特に岡山県内においては、ここ数年の間で「医療的ケア児」の保育園受入れが進み始めたところであり、その現場実践と関連する制度の運用に焦点を当てて議論していく。 最初の話題提供として、地域の療育センターで相談支援業務を行ってきた立場から、医療的ケア児が地域で生活する際の課題等、岡山県の医療的ケア児の実態について報告する(村下)。次に医療的ケア児の保育園受入れに関する研究動向を大学関係者より発表する(松本)。加えて、医療的ケア児を受入れている保育園の立場から園での日常的な保育の実際と課題等について実践報告を行う(江田)。最後に医療的ケア児の保護者から、保育園の利用によって子どもや保護者の生活がどう変わったか、今後何を期待するかという率直な思いを聞いた結果を報告する(植田)。 本シンポジウムを通して、介護負担の軽減とQOLの向上を図るだけでなく、医療的ケア児自身の成長・発達が社会から断絶せずインクルーシブに実現されるための示唆を得ることを目指す。
  • −重症心身障害児(者)が医療から卒業していくために−
    直井 寿徳, 中島 愛, 菅沼 雄一
    日本重症心身障害学会誌
    2019年 44 巻 2 号 337
    発行日: 2019年
    公開日: 2021/10/30
    ジャーナル フリー
    重症心身障害児(者)(以下、重症児(者))が外に出ていくことは、その子とその家族にとってかなりハードルが高く感じているように思われる。そしてバリアフリー、ユニバーサルデザインと言われているがまだまだ環境も優しくないことが多い。 また、その子とその家族が、ライフステージに合わせて自分たちの生活や人生を具体的に考え、どんな支援が必要かを選択したり、医療から福祉へ転換していくなど上手に出来ている家族を見ることも多くない。 そしてセラピストも同様で、いつまでも機能訓練を迷うことなく行い、どのように生活していくか、何を楽しみにしていくかなどに関心を向けていくことが少ないように感じる。 そういった中で、令和に入ってすぐに京都で行われた、第28回パラアーティスティックスイミングフェスティバルに東京の重症児(者)のチームが出場した。 その報告をしながら、重症児(者)が外に出ていくための用意や、気持ちの持ちようや、そもそもの考え方、出場したことでの変化や周りへの影響、バリアだらけの町など、理学療法士、障害のある子たち・その家族とプール活動をするばしゃばしゃ戦隊アクアレンジャー、障害のある子たちと外出をたくさんしているボランティアという視点からお話しする。 そしてこのシンポジウムをきっかけに、重症児(者)とその家族がたくさん外に出て、より良い人生を送れるようになること、サポートしようという学会員がたくさんできることが一番の目的である。
feedback
Top