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全文: "梅森坂"
51件中 1-20の結果を表示しています
  • 岩鉱
    1992年 87 巻 3 号 e1
    発行日: 1992年
    公開日: 2008/03/18
    ジャーナル フリー
  • 川上 光代
    宗教研究
    2004年 77 巻 4 号 1225-1226
    発行日: 2004/03/30
    公開日: 2017/07/14
    ジャーナル フリー
  • 上田 一乃, 村井 敦子, 稲葉 晴子, 伊藤 理恵, 坂本 愛, 鈴木 京子, 沼崎 ゆき江, 饗場 郁子, 齋藤 由扶子, 伊藤 信二
    医療
    2008年 62 巻 4 号 236-239
    発行日: 2008/04/20
    公開日: 2011/10/07
    ジャーナル フリー
    入院患者の半数以上が経管栄養を行っている神経難病病棟において, 簡易懸濁法を導入し, その前後で与薬業務の変化および看護師の与薬に関する意識調査を検討した. 錠剤の一包化調剤により薬袋数が減少し, 1週間分の与薬セットに要する時間は平均で5時間から3時間45分へ減少し, 各勤務帯での確認から与薬までの時間は平均最大33分から23分へと時間が短縮された. また看護師に対する意識調査では, 9割以上が「1週間分の与薬セットに要する時間が簡易懸濁法導入後短縮された」, 7割以上が「薬剤が確認しやすくなった」, 9割近くが「簡易懸濁法を導入してよかつた」と回答していた. 簡易懸濁法導入により安全に与薬することが可能となり, 与薬に関する看護業務改善につながった.
  • 尺土 佳子, 宮本 沙季, 水野 ルミ子, 増澤 由美子, 伊藤 理恵, 松本 美紀, 外尾 英樹, 饗場 郁子, 齋藤 由扶子, 伊藤 信二
    医療
    2007年 61 巻 1 号 52-56
    発行日: 2007/01/20
    公開日: 2011/10/07
    ジャーナル フリー
    神経難病患者は病気の進行にともなって日常生活動作が低下し, 多くは介護に人手を要するようになる. そのため, 病状の安定している入院患者とその家族に対して在宅ち療養を提案しても, それを躊躇してしまうケースが多い. しかし, 在宅療養の現場では重度障害の神経難病患者を在宅で介護している症例が多数あるのも事実である. そこで, 在宅療養を勧めていくにあたり私たち自身が難病患者とその家族の生活の実態を把握する必要があると考え, 入院から在宅療養に移行した患者とその介護者を対象にアンケート調査した.
    結果, 実際に在宅療養するまでは不安な介護者がほとんどであるが, 患者が喜ぶ姿を原動力にして在宅療養を継続している介護者が多かった. 一方, 気管切開または胃瘻造設している患者は, デイケアサービスやショートステイに受け入れてもらえないという問題点が明らかとなった. 介護負担が大きいにもかかわらずサービスの利用制限があり, 介護者は介護から解放されストレスを軽減する機会がない. したがって, 長期にわたる介護が必要な神経難病患者介護者の負担を軽減し支援するためには, 介護保険のみに頼るのではなく, レスパイト入院を取り入れ, 問題発生時には緊急入院できる体制を整える必要がある.
  • 佐々木 康夫, 小川 賢二, 山岡 朗子, 中川 拓, 西本 泰浩
    医療
    2006年 60 巻 2 号 102-105
    発行日: 2006/02/20
    公開日: 2011/10/07
    ジャーナル フリー
    われわれは, 遠距離の医師が, 画像を共有しながら会話をし, 臨床カンファレンスが行えるシステムの構築を目的として, POLYCOM社製のテレビ会議システムVSX7000と, WOLFVISION社製書画カメラVZ-9のシステムを作り, 胸部単純X線像, 頭部MRIとCT像, 入院カルテから(検査伝票, 心電図シンチ写真)をシステム間で伝送し, 伝送時間, 画質などの問題点を検討した. 胸部単純像は上肺野, 下肺野, 縦隔, 肋骨, と各部分に分けて読影する必要があり, 肺野の拡大像は細い血管陰影が解像度の関係で, つぶれてしまい, 読影上問題があった. 頭部MRIは最大ズームで脳白質の最小ピクセルが誇張され, 散在する黒の点として見えるので, 受信側に予備知識が必要と思われたが頭蓋内構造物の読影には十分であった. カルテの検査伝票は9ポイント程度の文字, 色ともに読みとれ問題はなかった. 心電図心筋シンチ写真も絞りの調節が必要であるが, 十分に読影可能であった.
  • 饗場 郁子
    医療
    2006年 60 巻 1 号 15-18
    発行日: 2006/01/20
    公開日: 2011/10/07
    ジャーナル フリー
    「政策医療ネットワークを基盤にした神経疾患の総合的研究」班・平成16年度転倒グループ7施設で, 神経疾患患者598例における転倒の実態調査を行った. 転倒患者率は, パーキンソン病(PD)14.2%/33.8%(入院/外来), 進行性核上性麻痺(PSP)17.7%/61.9%, 大脳皮質基底核変性症(CBD)50%/20%, 多系統萎縮症(MSA)4.3%/37%, 筋萎縮性側索硬化症(ALS)4.0%/21.7%, ニューロパチー5.9%/28.2%で, 全体では9.7%/33.2%であった. 入院患者の転倒事例率はPD4.0‰, PSP3.3‰, CBD5.4‰, MSA1.5‰, ALS2.4‰, ニューロパチー2.1‰で, 全体では2.9‰であった. 外来患者では, PSPのみが他の疾患に比し有意に転倒の危険性が高く(p<0.005), PSPであること自体が転倒の危険因子(オッズ比3.66)であった.
  • 村井 敦子, 上田 一乃, 勇田 絵里子, 羽賀 真琴, 饗場 郁子, 齋藤 由扶子, 松岡 幸彦
    医療
    2005年 59 巻 9 号 486-490
    発行日: 2005/09/20
    公開日: 2011/10/07
    ジャーナル フリー
    進行性核上性麻痺(progressive supranuclear palsy: PSP)患者は, パーキンソン病(Parkinson disease: PD)患者に比べて, いずれのADLレベルにおいても転倒・転落(以下転倒)する頻度が高く, 転倒は介護上長期にわたり大きな問題である. 転倒防止対策として, 当院では, (1)入院時のアセスメントシートの使用, 患者の危険についての家族への説明と理解, (2)観察に基づき排泄の誘導や声かけなど指導・援助, (3)車椅子の位置やベッド柵の配置の検討および小物入れなどの環境整備, (4) 離床センサーや床ベッドなどの個々に合わせた配慮, また転倒しても受傷を軽減するための対策として, (5)セラピーマットや体幹ベルトの設置など対策を行なっている. 転倒を予防するための介護のポイントは, (1)排泄・入浴時は特に目を離さない, (2)トイレは時間で誘導する, (3)一度言ったことであっても何度も声をかける, (4)気になるような物は手の届かない場所に片付けるなどであり, 転倒しても受傷を少なくするための対策として, マットや帽子などの保護を実行することが大切である. これらの転倒防止対策は,入院・在宅ともに重要である.
  • 滝 久司, 小川 賢二, 村上 達也, 二改 俊章
    結核
    2008年 83 巻 7 号 497-501
    発行日: 2008/07/15
    公開日: 2011/05/24
    ジャーナル フリー
    〔目的〕Pyrazinamide(PZA)は肺結核治療の短期強化療法のなかで初期2カ月間に投与される抗結核薬である。抗結核薬の副作用はさまざまであるが,このうちPZAが原因と考えられる高尿酸血症に注目し,その患者背景と尿酸値との関係,さらにPZA投与による尿酸値の変動,また高尿酸血症出現時の尿酸コントロール薬使用および痛風・関節痛症状の有無など多施設共同によるレトロスペクティブな疫学調査を実施した。〔方法〕2006年1月から2006年12月までの期間に肺結核として入院し,短期強化療法にPZAを投与した国立病院機構4施設226例を対象に検討を行った。〔結果と考察〕男172例,女54例,平均年齢59.5歳。平均BMI19.8kg/m2。PZA投与前の血清尿酸値は平均4.73±1.78mg/dl,PZA投与後の血清尿酸最高値の平均は10,63±2.67mg/dlとなり両者にはp<0.0001と統計学的有意差が認められた。またPZA投与による8mg/dl以上の高尿酸血症は845%に見られたが関節痛は4.42%の出現であった。さらに投与中断または中止例は51例(22.57%)に見られたが,その理由はIsoniazid(INH),Rifampicin(RFP)が原因として起こる可能性が高い肝機能障害と発疹であり,尿酸値上昇によるPZA中断例は見られなかった。また,高尿酸血症に対する尿酸コントロール薬の使用例は21例(9.29%)であった。〔結論〕短期強化療法においてPZAの投与は重要であり,その副作用として特有な高尿酸血症は出現しても経過観察は可能であり投与中断には至らないことが分かった。
  • 滝 久司, 小川 賢二, 二改 俊章
    結核
    2008年 83 巻 6 号 451-456
    発行日: 2008/06/15
    公開日: 2011/05/24
    ジャーナル フリー
    〔目的〕Rifampicin(RFP)坐剤に吸収促進剤および吸収保持剤を配合し血中RFP濃度上昇を目的として製剤化したRFP坐剤の検討を行った。〔対象および方法〕対象は研究に同意した3名のヘルスボランティアとした。RFP坐剤は600mg,750mg,900mgのRFPに吸収促進剤であるカプリン酸ナトリウム坐剤重量の3%前後,吸収保持剤であるアルギン酸ナトリウムをRFP含量の25%添加した。各坐剤挿入後2時間,6時間,10時間後に採血した血清を検体として血中RFP濃度を測定した。〔結果〕Subjectno.1においてはRFP600mgを含有する坐剤で0.807μg/ml,750mgで1,093μg/ml,900mgで1.291μg/mlとなるRFPの最高血中濃度が得られた。〔考察〕本邦においてRFP注射剤が使用できないため,RFP坐剤の製剤的検討が,治療効果を示すうえでも耐性菌の出現を回避するうえでも重要な課題であった。本研究においてRFP血中濃度が1μg/mlを超えたことにより治療薬として使用可能であると考えられた。今後,さらに製剤的検討を加えて臨床的な有用性を検討していきたい。
  • 山田 憲隆, 伊藤 祐子, 後藤 邦彦, 安藤 隆之, 須藤 幸雄, 小川 賢二, 田野 正夫
    結核
    2004年 79 巻 1 号 11-15
    発行日: 2004/01/15
    公開日: 2011/05/24
    ジャーナル フリー
    症例は23歳男性, 入院時ガフキー5号, 病型はわII3の肺結核症であった。入院時よりHREZの4剤にて治療を開始し, PZA (pyrazinamide) は2カ月間で終了した。第51病日より両頸部リンパ節腫脹が出現, 第115病日には, 両側とも小児手挙大にまで腫脹, 穿刺液塗抹で抗酸菌 (1+) であった。
    また, 第86病日より左前胸部に鶏卵大の腫脹が出現, 穿刺液塗抹で抗酸菌 (1+) だった。喀痰からの培養菌薬剤感受性試験では耐性を認めなかったが, 第110病日よりethambutol (EB) を中止, HRにstreptomycin (SM), tuberactin (TH) を加え4剤治療を継続した。結局1年間の治療にて肺, 頸部, 前胸部ともに病状は軽快し治療終了となった。リンパ節腫大ならびに肋骨周囲膿瘍は初期悪化ではないかと考えられた。
  • 江田 匡仁, 市原 利彦, 朝倉 貞二, 酒井 喜正, 上田 裕一, 加古 健, 嶋内 明美
    心臓
    2002年 34 巻 1 号 31-35
    発行日: 2002/01/15
    公開日: 2013/05/24
    ジャーナル フリー
    症例は47歳女性.原発性色素結節性副腎皮質過形成症候群によるクッシング症状のために両側副腎が摘出されており,ハイドロコーチゾン20mg/日の補充療法がなされていた.呼吸困難を主訴に他院を受診し,心エコーで左房内に巨大腫瘤が認められ,手術目的で当院へ搬送された.
    顔貌は満月様で,皮慮およびロ唇にspotty pigmentationを認めた.胸部X線写真では心胸郭比62%で肺うっ血像を認めた.心エコー上,左房は拡大し,左房内に6×3cmの腫瘤を認めた.左房粘液腫と相対的僧帽弁狭窄による心不全と診断し,体外循環,心停止下に腫瘍を摘出した.腫瘍は病理学的にも粘液腫と診断された.術後経過は順調でハイドロコーチゾンは,1日量300mgから漸減し,術後6日目には術前の経口維持量20mgとなった.まれな疾患の左房粘液腫摘出術であったとともに,両側副腎摘出術後で,内因性ステロイドホルモンが全く分泌されていない状況下での体外循環下開心術におけるステロイドカバーに考慮を要した症例であった.
    Carney症候群とは,内分泌機能亢進,皮膚色素斑,粘液腫を3徴とする比較的新しい症候群である.著者らは,極めてまれなCarney症候群による両側副腎摘出後の左房粘液腫摘出術を経験したので報告した.
  • 諏訪 兼位
    アフリカ研究
    2015年 2015 巻 86 号 35-43
    発行日: 2015/01/31
    公開日: 2015/05/21
    ジャーナル フリー
  • 福石 和久, 山本 吉章, 滝 久司, 堀部 千治, 饗場 郁子
    医療
    2008年 62 巻 4 号 231-235
    発行日: 2008/04/20
    公開日: 2011/10/07
    ジャーナル フリー
    簡易懸濁法の導入による薬剤科業務の変化を5年間にわたって調査した. 本法は2002年11月より神経難病病棟を中心に導入し, 現在では11病棟中10病棟で実施している. 粉砕延べ剤数(調剤件数に処方日数を乗じた件数)は導入時8052件/月に対し, 2006年(導入5年後)には1508件/月に減少した. また, 調剤時間は2003年から2006年にかけて月あたり44時間短縮され, 薬剤師一人あたりの薬剤管理指導件数は53.7件/月から103.4件/月と大幅に増加した.簡易懸濁法を導入することにより神経難病病棟で頻用されるL-DOPA, ドパミンアゴニスト製剤などを粉砕調剤する際, 問題となる吸湿性, 光分解を回避できた. かつ, 本法の導入は調剤時間の短縮により, 服薬指導を中心とした病棟業務を充実する上でも有用であると考えられた.
  • 山本 吉章, 山谷 明正, 舟木 弘, 堀部 千治
    医療
    2006年 60 巻 7 号 459-464
    発行日: 2006/07/20
    公開日: 2011/10/07
    ジャーナル フリー
    金沢医療センターで院外処方を利用している患者に対し, 薬剤費とジェネリック医薬品(以下GE品)に対する意識調査を行った. 調査はアンケート形式で行い, 343名の患者から回答を得た. 調査の結果, 全体で50%の患者が保険薬局で支払っている薬剤費について「高い」, 「やや高い」と回答した. GE品を知っていると答えた患者は全体の30%であり, 外来患者においてGE品に対する認知度が低いことが判明した. GE品について「詳細な説明を求めるか」との設問に対し, 「求める」と回答した患者は全体の76%に及んだ. また「GE品に不安があるか」との設問に対し, 33%の患者が「不安がある」と回答した. 不安の理由としては「副作用」が46%で, 「薬効」が31%であった. さらにGE品の存在を知っている患者群と知らなかった患者群において, GE品へ不安を感じる割合は同じであった. 患者の自己負担軽減のために, 先発医薬品より安価であるGE品が果たす役割は非常に大きい. 今後, GE品を推進するためには, 患者に幅広くGE品を認知してもらう必要があると思われる. また患者の不安や不信感を与えないよう, 有効性と安全性が確認できるGE品を選択することが重要である.
  • 羽賀 真琴, 村井 敦子, 上田 一乃, 勇田 絵里子, 饗場 郁子, 齋藤 由扶子, 松岡 幸彦
    医療
    2006年 60 巻 1 号 50-53
    発行日: 2006/01/20
    公開日: 2011/10/07
    ジャーナル フリー
    平成16年度, 神経疾患の入院をおもに扱う厚生労働省精神・神経委託研究費「政策医療神経総合湯浅班」に属する施設の転倒グループによって, 神経疾患入院患者の転倒・転落(以下転倒と略す)調査を実施した. その結果, 入院中の生活の場である病室での転倒が多いこと, および排泄に関連した行動で転倒をおこしていることが多いことが明らかになった. 認知症・精神症状・意識障害のある患者では, 予測不能な行動ののちの転倒もあり, 転倒防止に加え受傷予防が必要である. 転倒事例を分析し患者が安全に過ごすために, 防止対策を検討, (1)-(13)の結果を得た. (1)ベッド周囲の環境整備を行う. (2)排泄・生活パターンの把握をする. (3)ナースコールの指導は, 毎回念入りに行う. (4)移動は観察下で行う. (5)杖や車椅子の適切な移動手段を指導する. (6)入浴時は安全ベルトを着用する. 認知症・精神症状・意識障害のある患者は上記に加えさらに(7)-(13)の対策を講じる. (7)頻回な観察ができる部屋を考慮する. (8)離床センサー・センサーマットを使用する. (9)体幹ベルトを使用する. (10)車椅子乗車時は安全ベルトを着用する. (11)ベッド柵は固定する. (12)排泄時は付き添う. (13)保護帽・セラピーマットを活用する. これらの対策はすべて施行するのではなく, 1人1人に合わせ, 必要な対策を選択して行うことが重要である.
  • 饗場 郁子
    医療
    2006年 60 巻 1 号 19-22
    発行日: 2006/01/20
    公開日: 2011/10/07
    ジャーナル フリー
    進行性核上性麻痺(PSP)では, 初期からよく転倒することが臨床特徴の一つである. PSP入院患者の転倒の特徴は, 初期のみならずADLが悪化した進行期においてもみられ, いずれのADLにおいてもパーキンソン病に比べ転倒頻度が高く, 昼夜を問わず生じ, 入院1ヵ月以内が多く, 排泄に関係して転倒につながる場合が多いことであった. H14年度とH16年度の調査を比較すると, 入院中の転倒患者率は15%から17.7%とほぼ変化がなかったが, 転倒患者の転倒頻度は2.1回/月から0.43回/月へと減少していた. 一方外来患者では, 1ヵ月間という短い調査期間にもかかわらず転倒患者率は61.9%と高く, 重篤な外傷が生じていた. 外来患者ではPSPであること自体が転倒の危険因子(オッズ比3.66)であるが, PSP患者における転倒の危険因子は, ADL(介助歩行レベル)および筋力低下がないことであった. 今後は在宅患者の転倒防止対策が急務である.
  • 山本 吉章, 菅沼 亜矢子, 滝 久司, 舟木 弘, 堀部 千治, 垂水 修, 小川 賢二
    医療
    2006年 60 巻 10 号 652-657
    発行日: 2006/10/20
    公開日: 2011/10/07
    ジャーナル フリー
    臓器移植患者にとって結核は発症リスクの高い疾患である. われわれは腎移植後, 肺結核を発症した症例を経験した. ミコフェノール酸モフェチル, タクロリムス(FK), プレドニゾロンを投与中の患者にリファンピシン(RFP)を併用したところ, FKのトラフ血中濃度は併用初日が8.5ng/mlであったのに対し, 14日後には3.2ng/mlに低下した. 投与量を2倍に増量しても血中濃度はさらに低下, 最終的に4倍に増量したが, 得られた血中濃度3.5ng/mlであった. 患者は拒絶反応をおこすことなく, 抗結核薬服用35日にて喀痰検査は陰性となった. 本症例はRFPの代謝酵素誘導によりFKの血中濃度が著しく低下し, FKの増量が必要となった. 移植患者にRFPを投与すると, さまざまな免疫抑制剤の代謝に影響を与え, 投与量の調節が必要となる. 本症例は免疫抑制剤を継続しつつ, 抗結核薬を併用し, 良好な経過を得た. 臓器移植後の結核において, 拒絶を防ぎ, 結核を沈静化させる治療法は明らかでない. 今後もこのような症例を蓄積し, 医療の現場にその情報をフィードバックすることが重要であると考えられた.
  • 饗場 郁子, 齋藤 由扶子, 松岡 幸彦
    医療
    2005年 59 巻 9 号 467-470
    発行日: 2005/09/20
    公開日: 2011/10/07
    ジャーナル フリー
    進行性核上性麻痺は, 1996年に国際的な臨床診断基準が提唱され, 本邦ではパーキンソン病関連疾患として, 2003年から大脳皮質基底核変性症とともに厚生労働省特定疾患治療研究事業(特定疾患)に加えられることとなった. パーキンソニズムを呈する神経変性疾患であるが, 進行が速く, 臨床症候もパーキンソン病とは異なる部分が多い. その臨床特徴は, 初期からみられる易転倒性, 垂直性核上性注視麻痺, 体幹部や頚部に強い固縮, 前頭葉徴候・前頭葉性の認知障害, 進行性の言語障害・嚥下障害などである.
  • 近藤 博恒, 三輪 太郎, 横内 寿八郎, 安藤 良輝
    The Japanese Journal of Antibiotics
    1975年 28 巻 2 号 149-154
    発行日: 1975/04/25
    公開日: 2013/05/17
    ジャーナル フリー
    \Hvidomycinは, 名古屋市の土壌から分離されたStreptomyces lividus n. sp. ATCC 21178によつて産生されるアミノ配糖体系の新規抗生物質で, 下記の構造をもち, グラム陰性菌, グラム陽性菌および結核菌に対して, 抗菌力を示すことが報告されている1~6)。
    また, 臨床的にも泌尿器科領域を中心に各種の感染症に対するLividomycin (以下LVDMと略す) の効果が検討され, Kanamycin (KM) とほぼ同等の効果をもつとされている7)。
    我々は, 先に慢性空洞性肺結核に対する効果を報告した8) が, 今回は, まだ報告の少ない呼吸器一般感染症に対するLVDMの効果を検討したので, その成績を報告する。
  • 馬淵 淑子, 奥田 聡, 村上 信之, 伊藤 栄一, 濱中 淑彦
    失語症研究
    1993年 13 巻 4 号 306-312
    発行日: 1993年
    公開日: 2006/06/14
    ジャーナル フリー
    64歳, 男性。右利き。左側頭葉後部白質および脳梁膨大部の梗塞により右同名半盲, 色彩呼称障害, 失読, および視覚失認を呈した。本例の視覚失語の特徴は絵カードの呼称が困難であるにも関わらず, 絵の異同弁別, 図形模写, 同一図形の matching などは可能であった点で, これは形態視が保たれていることを意味し, Lissauer の言う連合型視覚失認に一致すると思われた。また物品の指示, 絵カードのカテゴリー別分類, odd picture out test などが困難であったことから視覚失語とは鑑別された。従来連合型視覚失認の報告は両側性病変によるものが多いが, 本例は左側一側性病変と脳梁病変により連合型視覚失認を呈し, Lissauer の症例と責任病変が類似しているという点で興味深いと考えられた。
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