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4件中 1-4の結果を表示しています
  • 楊 乃慶, 松田 宗明, 河野 公栄, 脇本 忠明
    環境化学
    2005年 15 巻 4 号 835-845
    発行日: 2005/12/16
    公開日: 2010/05/31
    ジャーナル フリー
    近年, 中国経済は目ざましい発展を遂げているが, それとともに人間活動に伴う化学物質による環境汚染が懸念される。本研究は汚染されている中国の北東部にある渤海に着目し, その沿岸域の都市である大連, 青島, 煙台, 天津及び庄河で採取した魚類, 貝類中のダイオキシン類を測定し, 濃度レベルを明らかにするとともにその給源について検討した。その結果, 大連で採取した魚類のTEQ値は日本沿岸の魚貝類より低かった。他方, これらの地域で採取した貝類のTEQ値は日本の沿岸で採取した貝類と同レベルであった。魚類のPCDFs異性体パターンは貝類と異なっていた。魚類より代謝能力の弱い貝類には2, 3, 7, 8-PCDFsとともに, 非2, 3, 7, 8-PCDFsもより蓄積していたことに対し, 魚類には2, 3, 7, 8-PCDFsに比べて, 非2, 3, 7, 8-PCDFsの割合が極めて低かった。非2, 3, 7, 8-PCDFsのほうが魚類によってより代謝されやすいことを示唆している。魚貝類中のPCDDsのTEQへの寄与率について, 2, 3, 7, 8-TeCDDと1, 2, 3, 7, 8-PeCDDが高い寄与率を示した。また, PCDFsのTEQへの寄与率について, 2, 3, 7, 8-TeCDFと2, 3, 4, 7, 8-PeCDFが高い寄与率を示した。さらに, Co-PCBsのTEQへの寄与率に関して, IUPAC #126 PCBの寄与率が圧倒的に高く, Co-PCBsのTEQ値の73~95%を占めていた。
    主成分分析の結果, PCDD/DFsの汚染源は主に都市の一般廃棄物の焼却由来と考えられ, PCPの不純物OCDDがPCDDsの給源として寄与していることも考えられる。Co-PCBsの汚染源としてはKC-500に相当するPCB製剤の使用, 漏出などが考えられる。本研究で得られた魚類, 貝類中のダイオキシン類濃度は低レベルであった。しかし, 今後, 渤海沿岸域での産業活動がさらに活発化すると, 魚類, 貝類中のダイオキシン類の汚染レベルは上昇することが考えられる。
  • ―カラオケのパセラという独自戦略の策定過程―
    岩尾 俊兵
    生産管理
    2016年 23 巻 2 号 109-114
    発行日: 2016年
    公開日: 2023/12/10
    ジャーナル フリー

    生産管理論で論じられる主題の一つに高品質の財・サービスを提供する企業の背後には,いかなるシステムが作動しているのかというものがある.これに対しての一つの解は,ある企業によって高品質の財・サービスを提供するという戦略(いわゆる差別化)が採用されたというものである.しかし,戦略が策定されるまでにいかなる要因が影響したのか,その戦略が実現されるには何が必要であったのかという視点はこれまで重点的には論じられてはこなかった.そこで本稿は,パセラやバリアンといったブランドでカラオケ業界において特殊な戦略を採り続ける株式会社ニュートンへの調査を基に,戦略策定と実現の二つのプロセスがいかなる要因に影響されるのかについて一つの仮説を示す.具体的には,①初期の投資から利益を得るために組織の行動がルーティン化され効率化されることで,②未利用の経営資源が生じることになり,③その資源を活用するための戦略が生み出されることで,④戦略に一定の方向性が生まれ,⑤その戦略の下でさらなる投資が行われる,というプロセスが存在する可能性を指摘する.

  • 森田 紗椰, 熊野 雅仁, 小堀 聡, 木村 昌弘
    Webインテリジェンスとインタラクション研究会 予稿集
    2018年 13 巻
    発行日: 2018年
    公開日: 2022/11/07
    会議録・要旨集 フリー

    位置情報ベースのソーシャルネットワークサービス(LBSN)の普及に伴い,都市観光における人々のアクティビティについての大量の観測データを有効活用することが期待されている.本研究では,観光マーケティングへの活用基盤とするために,トピックモデルLDA(Latent Dirichlet Allocation)による分析法をLBSNでのユーザアクティビティ分析に拡張し,観光都市における人々のPOI(point-of-interest)群への訪問行動に対して,時間情報に依存しないそのトピック構造を行動の指向性の観点から分析する枠組みを与える.そして,Foursquareデータを用いて観光マーケティングの視点から,東京およびニューヨークにおけるユーザアクティビティのトピック構造を分析する.

  • 季刊地理学
    2005年 57 巻 3 号 158-201
    発行日: 2005/10/31
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
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