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クエリ検索: "水痘"
4,781件中 1-20の結果を表示しています
  • 伊藤 正寛, 安東 里眞, 奥村 啓子, 小川 勝彦, 山崎 正策
    日本重症心身障害学会誌
    2015年 40 巻 2 号 223
    発行日: 2015年
    公開日: 2021/03/10
    ジャーナル フリー
    はじめに 帯状疱疹は
    水痘
    帯状疱疹ウイルス(VZV)の再活性化により発症し、加齢に伴って発症率が増加する。発症の要因として、VZVに対する細胞性免疫能の低下が関与していることが考えられる。帯状疱疹から感染したと考えられる
    水痘
    2例を経験した。同室者に対して
    水痘
    皮内テストを施行したので、あわせて報告する。 症例 症例1.33歳(男)。以前に
    水痘
    ワクチン接種歴があった。○年9月16日に左の前額部、眼瞼、顔面に水疱が出現し、帯状疱疹と診断した。9月30日に症例1の入浴介助をした職員(30代女)が
    水痘
    と診断された。10月2日に同室の48歳(男)が体幹に散布する発赤、水疱を認め、
    水痘
    と診断した。以前のVZV抗体は陽性であった。 症例2.60歳(男)○年11月20日に左顔面に水疱が出現し、帯状疱疹と診断した。12月3日に同室の34歳(男)が38.3℃の発熱と体幹に散布する発赤、水疱を認め、
    水痘
    と診断した。本例は同年8月10日に帯状疱疹の治療歴があった。全例バラシクロビルを投与し、隔離した。2例の
    水痘
    例からの二次発症は認めなかった。 症例1の発症時に同じブロック内の45名中35名に対し
    水痘
    皮内テストを行ったところ、14名(69%)は陽性(24時間判定14名、48時間判定10名)、陰性11名(31%)であった。15名の抗体価を測定したところ11名は陽性、4名は陰性であった。
    水痘
    皮内テスト陰性5例中3例は抗体陽性であった。抗体陰性4例中3例は
    水痘
    ワクチン接種例であった。 症例2の発症時には同室者7名に対し
    水痘
    診断48時間後に
    水痘
    ワクチンを接種した。 まとめ 重症心身障害児者は細胞性免疫能の低下により帯状疱疹の発症のリスクが高く、
    水痘
    の再感染も起こりうる。
    水痘
    ワクチンは帯状疱疹発症予防に有効であり、
    水痘
    ワクチンの導入を考慮すべきと思われた。
  • 原田 正公, 江良 正, 狩野 亘平, 山田 周, 櫻井 聖大, 北田 真己, 牧野 公治, 高橋 毅
    日本集中治療医学会雑誌
    2014年 21 巻 4 号 346-349
    発行日: 2014/07/01
    公開日: 2014/07/25
    ジャーナル フリー
    咽頭喉頭炎を合併した成人での
    水痘
    再感染の症例を経験した。80歳台男性で,関節リウマチに対して副腎皮質ステロイドと抗リウマチ薬を内服中であった。咽頭痛が出現し,数日後より口内炎を発症し,1週間後に躯幹に皮疹が出現し,当院を受診した。高熱と呼吸不全があり,頸部で吸気時狭窄音を聴取した。喉頭内視鏡では著明な咽頭喉頭の浮腫性腫脹を認め,気管挿管による気道確保を要した。頸部,胸腹部には癒合のない丘疹・水疱が多発し,Tzanck試験陽性であった。成人
    水痘
    と診断しアシクロビルで治療を行い軽快した。
    水痘
    ・帯状疱疹ウイルス抗体価は初診時immunoglobulin(Ig)Gのみの上昇であり,2週間後はIgM・IgGの上昇を認め,再感染と考えられた。
    水痘
    ・帯状疱疹ウイルスは,初感染では
    水痘
    を発症し,その後特異的免疫を獲得して,再度
    水痘
    は発症しない。免疫抑制状態にある成人は再感染
    水痘
    を発症する危険性がある。
  • 塚本 智子, 颯佐 かおり, 岡元 照秀, 柳澤 真希子, 高木 博史, 細川 武, 雨宮 伸
    日本重症心身障害学会誌
    2017年 42 巻 2 号 221
    発行日: 2017年
    公開日: 2019/06/01
    ジャーナル フリー
    目的 重症心身障がい児(者)施設において帯状疱疹患者からの
    水痘
    発症患者の抗体価測定を実施した。その結果から
    水痘
    の集団発症の予防策を検討した。 方法 59名が在籍する埼玉県立嵐山郷療養介護棟において、2016年に2度に亘り
    水痘
    集団発症があった。
    水痘
    発症者8名(男6名、女2名。年齢36〜64歳、中央値46歳)の、
    水痘
    抗体EIAIgG(基準値<2)およびEIAIgM(基準値<0.8)を発熱・発疹出現時に初回測定した。また、約2週間以上あけた後にEIAIgGを再検した。 結果 
    水痘
    発症者8名いずれも典型的な水疱疹であり、重症化や帯状疱疹は見られなかった。免疫抑制剤の薬歴者はいなかった。
    水痘
    既往は1名のみ確認。予防接種は全員不明。発症直後の抗体価検査はIgG抗体陽性6名、陰性2名であった。発症者は隔離しVACV治療を行った。発症者以外の棟内全員にVACVの予防投与を行った。 考察 1.帯状疱疹からの重症心身障がい児(者)の2回の
    水痘
    発症があった。今回、利用児(者)と接触しない職員のため、飛沫感染が考えられた。2.IgMは発症5日以上経過しないと上昇せず、集団発生時における初期の
    水痘
    罹患の確定にはIgM抗体価の上昇は有効でなかった。3.
    水痘
    発症直後IgM陰性に関らずIgG陽性者がおり、ペア血清上昇確認から既感染者の再罹患と考えられた。4.重症心身障がい児(者)施設の長期入所者においては、予防接種および
    水痘罹患に関らず水痘
    集団発症が起きる可能性が示唆される。5.感染拡大の予防として潜伏期における抗ウイルス薬の予防投与は
    水痘
    の軽症化にある程度有効性はあった。6.本集団のような
    水痘
    罹患および予防接種から長期経過している高齢化した重症心身障がい児(者)施設においては、施設内発症時の集団発症予防のためのワクチン接種の適応が課題となる。
  • 株丹 浩二
    日本集中治療医学会雑誌
    2014年 21 巻 4 号 311-312
    発行日: 2014/07/01
    公開日: 2014/07/25
    ジャーナル フリー
  • 山本 晃子, 高木 真理子, 立岡 祐司, 荒井 康裕, 益山 龍雄, 岩崎 裕治, 加我 牧子
    日本重症心身障害学会誌
    2016年 41 巻 2 号 218
    発行日: 2016年
    公開日: 2020/08/08
    ジャーナル フリー
    はじめに
    水痘
    は空気感染をする感染力の強い感染症である。
    水痘
    ワクチンは全身性の副反応が少なく、ハイリスク患者にも接種が可能な安全性の高いワクチンであると考えられている。当施設では
    水痘
    罹患既往がなく、かつ抗体保有のない入所者にはご家族に文書で同意を得た上でワクチン接種を行い院内感染対策に努めている。今回、
    水痘
    ワクチンを接種した12例中、2例に発疹を認め、内1例にワクチン株由来の
    水痘
    の発症を確認した。重症心身障害児者(以下、重症児者)施設における発症時の対応について文献的考察を加え検討をした。 症例と経過 症例は低酸素虚血性脳症・気管喉頭分離・人工呼吸器管理・胃瘻管理中の7歳女児。
    水痘
    弱毒生ワクチン接種後20日目に体幹に紅斑が出現した。翌日には紅丘疹・水疱を形成し、耳介と体幹四肢に10-20個程度の発疹を認めた。経過と臨床所見より
    水痘
    と診断し、個室隔離とACV内服にて治療した。同時期に同病棟内にて
    水痘
    ワクチンを接種した16歳女児にも紅斑が出現した。いずれも野生株との鑑別が困難であり、周囲への感染拡大予防目的に個室隔離を行った。後者の発疹は集族した水疱形成にとどまり、拡大傾向は認めなかった。両者の発症前後に院内の他入所者に
    水痘
    様発疹の出現は認めなかった。前者の水疱液と痂皮より岡ワクチン株特有の塩基置換が検出され、ワクチン株由来であることが証明された。一方、後者の水疱からは
    水痘
    ウイルスDNAは検出されなかった。 考察
    水痘ワクチン接種後にワクチン株由来の水痘
    を発症した重症心身障害児を経験した。過去にワクチン株由来と確認された19例の
    水痘
    症例は免疫能の低下例や基礎疾患を有する例での報告が多く、重篤化例も散見される。重症児者では易感染性を示すことも多く注意が必要である。さらに施設においては、野生株との早期鑑別は困難なため、疑わしい症例には時間的・空間的な接触を断つことはやむを得ないと考えた。
  • 美濃和 茂, 武市 幸子, 浅野 喜造, 矢崎 雄彦, 都築 一夫, 伊東 重光
    日本小児腎臓病学会雑誌
    1994年 7 巻 2 号 213-216
    発行日: 1994/11/30
    公開日: 2010/05/18
    ジャーナル フリー
     
    水痘
    ワクチンの長期にわたる免疫能維持効果についてはまだ十分検討されていない。今回,ネフローゼ症候群の小児における
    水痘
    ワクチンの長期免疫効果について検討した。1974年1月から1976年8月の
    水痘
    ワクチン治験期間中に,
    水痘
    生ワクチンを接種したネフローゼ症候群で,接種から17年~19年の時点で行ったアンケート調査に解答の得られた10例を対象とした。アンケート調査の際に,一部の症例に
    水痘
    皮内テストを実施し,
    水痘
    抗体価をFAMA法にて測定した。長期予後は全例良好で,腎機能低下例はなく,完全寛解または不完全寛解であった。ワクチン接種後に
    水痘
    患者と明らかな接触機会のあったものが5例7回あったが,対象例に
    水痘
    ・帯状疱疹の発症はなかった。皮内テストと抗体価測定が7例で実施できたが,全例で陽性で,抗体価も維持されていた。今回の検討の結果,
    水痘
    の予防効果のみならず,長期間の免疫能保持が確認できた。
  • 黒沼忠 由樹, 藤田 誠
    医療
    1988年 42 巻 9 号 803-806
    発行日: 1988/09/20
    公開日: 2011/10/19
    ジャーナル フリー
    小児慢性病棟において昭和54年1月~60年1月の6年間に3回の
    水痘
    発生があり, 伝播防止のために
    水痘
    ワクチンを接種した.
    水痘
    ワクチン被接種児は男児21例, 女児5例で, 各々にワクチンを0.5ml上腕皮下に注射した.
    水痘
    の既往が確実なもの,
    水痘
    皮内反応が陽性なもの,
    水痘
    抗体価の上昇が明らかなものについては接種対象から除外した. ワクチン接種により次のような成績が得られた.
    1.
    水痘
    ワクチンによる伝播防止は, 十分効果がみられ, また副作用も認めなかつた.
    2.
    水痘
    罹患により原疾患の悪化した例は, 1例のみであつた.
    3.
    水痘
    ワクチン接種後の抗体価上昇(または皮内反応陽性)は, 検索し得た例全例でみられ, 十分な免疫力が得られたものと思われた.
    High risk患児を扱う病棟では, 今後も
    水痘
    予防にワクチン接種を積極的に考えていくべきと思われた.
  • 遠藤 一博, 川井 信孝, 伊東 克郎, 富永 一則, 楠本 修也, 福田 正高, 室橋 郁生, 別所 正美, 山崎 勉, 平嶋 邦猛, 宇野 浩正
    日本化学療法学会雑誌
    2000年 48 巻 1 号 75-78
    発行日: 2000/01/25
    公開日: 2011/08/04
    ジャーナル フリー
    49歳女性。1996年7月, 非ポジキンリンパ腫 (IBIrlike T cell) と診断。CHOP療法 (cyclophosphamide/doxorubicine/vincristine/predonisolone) を施行した。その後再燃し多剤併用療法を施行したが皮疹は増悪しリンパ節も増大した。quality of life (QOL) を考慮し97年8月よりetoposide (ETP) 経口少量投与を開始した。98年7月2日より肛門部に帯状疱疹を認め, アシクロビル4g/日を7日間経口投与にて開始し水疱は残存するも疼痛は軽減した。同年7月20日より全身に水疱が播種し汎発性帯状疱疹と診断, ビダラビン600mg/日を6日間点滴静注するも電撃的な経過をとり呼吸不全で死亡した。剖検組織にて抗Varicella Zoster抗体を使用し, 免疫組織化学的に検討したところ肺を含め検索し得たすべての臓器で陽性像を呈していた。死因はvaricella zoster virus (VZV) の肺浸潤による呼吸不全と考えられた。全身に播種を起こした誘因は, 原疾患, 放射線照射, 抗腫瘍剤投与による細胞性免疫の低下であり, 特に抗腫瘍剤投与時には注意が必要であると考えられた。
  • 畑江 芳郎, 武田 武夫, 中舘 尚也, 畑山 由起子, 佐竹 明, 遠藤 真理
    医療
    1989年 43 巻 7 号 778-782
    発行日: 1989/07/20
    公開日: 2011/10/19
    ジャーナル フリー
    小児期急性リンパ性白血病(ALL)および悪性リンパ腫(NHL)に併発した
    水痘
    ・帯状疱疹ウイルス(VZV)感染症に対してアシクロビール(ACV)を使用し, その治療効果・副作用を検討した.
    ACVを使用したのはVZV感染症に罹患したALL 6例, NHL 1例で, いずれも化学療法直後の例が多かつた. ACVは5mg/kg×3/day点滴静注を7日間行つた. 重症
    水痘
    は3人にみられた. 脳炎および肺炎を併発した1例ではACV 1回投与量を10mg/kgまで増量した.
    検討した症例は少ないが,
    水痘
    罹患・DICを併発し, 急激な経過をとつたALLの1例を除き, ACV投与は有効または著効であつた.
    副作用をみるため, ACV投与前後での腎機能・肝機能・血液学的変化をみたが, 特記すべき変化はみられなかつた. これらの結果から判断すると, ACVはVZV感染症に対して極めて有効な薬剤と考えられた.
  • 真砂 州宏, 三島 真美
    環境感染
    2006年 21 巻 1 号 1-5
    発行日: 2006/03/24
    公開日: 2010/07/21
    ジャーナル フリー
    鹿児島県隼人町立医師会医療センターにおいて, 病院感染対策の一環として, 職員および委託職員の麻疹,
    水痘
    , 風疹, ムンプスの抗体検査を実施した. 各疾患の抗体陰性率は麻疹16.8%,
    水痘
    4.4%, 風疹14.6%, ムンプス13.3%であった.
    水痘
    以外は抗体陰性率が10%を超えており, 病院職員間で集団感染する可能性が示唆された. 抗体陰性者にはワクチンの接種を実施し, 抗体獲得の確認を行った. 抗体獲得率は麻疹100%,
    水痘
    76.9%, 風疹68.3%, ムンプス92.1%であった. さらに抗体が獲得されなかった職員に対しては, ワクチンの追加接種を行い, 抗体獲得の確認を行った. 2回目の接種での抗体獲得率は
    水痘
    100%, 風疹60%, ムンプス100%であった.
    麻疹,
    水痘
    , 風疹, ムンプスはワクチンにより予防し得る疾患であり, 病院職員はこれらの疾患に対する抗体を保有していなければならない. しかし, vaccine failureの可能性もあるため, ワクチン接種のみでは病院感染対策としては不十分であり, 抗体獲得の確認までする必要があると考えられた.
  • 吉川 哲史
    NEUROINFECTION
    2020年 25 巻 1 号 39-
    発行日: 2020年
    公開日: 2020/05/13
    ジャーナル フリー

    【要旨】

    水痘
    帯状疱疹ウイルス(varicella-zoster virus、以下 VZV)は初感染で
    水痘
    を起こし、その後脊髄後根神経節に潜伏感染し宿主の加齢、免疫抑制、ストレス等に伴い再活性化し帯状疱疹を起こす。
    水痘
    予防のためワクチンが定期接種化され
    水痘
    患者数は減少しているが(pros)、一方で患者数減少に伴うナチュラルブースター効果の減衰に伴い、既感染者の
    水痘
    特異的細胞性免疫能の減衰スピードが速くなり、帯状疱疹患者の増加、若年化が懸念されている(cons)。帯状疱疹患者の増加は、疱疹後神経痛だけでなくウイルス再活性化に伴うさまざまな神経合併症の増加にもつながる。よって、今後帯状疱疹ワクチンによる帯状疱疹予防の重要性が増すと考えられる。

  • 岡 昌宏, 錦織 千佳子, 林 伸英
    皮膚の科学
    2005年 4 巻 1 号 48-54
    発行日: 2005年
    公開日: 2011/05/17
    ジャーナル 認証あり
    55歳女性および74歳男性に生じた
    水痘
    再罹患の2例を報告した。2例とも基礎疾患を有し,ステロイドの全身投与を受けている間に小水疱ないしは水疱が少数散在性に出現した。臨床像,病理組織像および
    水痘
    -帯状疱疹ウイルス(varicella-zoster virus,VZV)-IgG抗体高値より,
    水痘
    の再罹患と診断した。健常高齢者群,高齢帯状疱疹患者群,および高齢
    水痘
    再罹患患者群について,enzyme immunoassay(EIA)法により測定され,国際単位で表されたVZV-IgG抗体値を比較したところ,3群ともVZV-IgG抗体値は陽性であるが,健常高齢者群はほとんどが1万以下の値であるのに対し,高齢帯状疱疹患者群,および高齢
    水痘
    再罹患患者群では数万の値をとることが示され,EIA法によるVZV-IgG抗体値測定は臨床診断が困難になりがちな高齢者の
    水痘
    再罹患の診断に有用であると考えられた。
  • 徳永 修, 宮川 英和, 吉岡 紀久子, 齊藤 景子, 甲斐 亜沙子, 木村 祐次郎, 宮野前 健
    日本重症心身障害学会誌
    2019年 44 巻 2 号 352
    発行日: 2019年
    公開日: 2021/10/30
    ジャーナル フリー
    緒言 当院重症心身障害児(者)(以下、重症児(者))病棟において、病巣が顔面に限局した帯状疱疹患者が感染源となって、複数の
    水痘
    患者が発生したことを受け、すべての長期入院患者を対象に
    水痘
    ・帯状疱疹ウイルス抗体保有状況を評価し、感染予防のために有効な抗体価を持たない患者を対象に
    水痘
    ワクチン接種を実施した。長期にわたって施設内で入院生活を送る重症児(者)の、
    水痘
    ・帯状疱疹ウイルス抗体保有状況について報告するとともに、必要な介入について考察を行う。 方法 当院重症児(者)病棟に長期入院生活をおくる重症児(者)のうち、今回の感染事例で帯状疱疹および
    水痘
    を発症した例、および2回の
    水痘
    ワクチン接種歴が確認された例を除く、115名を対象に抗体価測定を実施した。 結果 115名のうち、85例が感染予防のために有効な抗体価(EIA法にて≧4)を有していた。感染症流行予測調査事業により得られたデータ(IASR Vol. 39 p133-135)と比較して、25歳未満、35〜39歳、40〜44歳の各年齢群において抗体保有率が低いことが明らかとなった。 考察 当院で長期入院生活を送る重症児(者)の入院時期および入院経路は様々であるが、在宅での療養生活を経ることなく、医療施設内での生活を継続している重症児(者)を中心に、
    水痘
    感染に対する感受性者が多数存在することが明らかとなった。今回、我々が経験した事例の通り、高齢者も含む、様々な年齢層の重症児(者)が生活を共にする病棟内において、帯状疱疹患者から
    水痘
    の感染が拡大する可能性も考慮され、抗体保有状況を確認し、
    水痘
    感染に対する感受性者に対して積極的にワクチン接種を行うことが必要であると考える。 申告すべきCOIはない。
  • —自験57例の成人水痘の臨床統計—
    尾形 彰子, 原 喜久子, 岩瀬 教子, 瀬在 由美子, 永島 敬士
    西日本皮膚科
    1989年 51 巻 4 号 701-705
    発行日: 1989/08/01
    公開日: 2012/03/03
    ジャーナル 認証あり
    高令者の
    水痘
    2例(75才男子と64才男子)を報告した。前者は基礎疾患に間質性肺炎を有した。両例とも治癒が遷延した。自験の16才以上の
    水痘
    症例は57例で, 昭和50年以降次第に増加し, 最近4年で42.1%を占める。年令は30才までが84.2%を占め, 41才以上は7%に過ぎなかつた。異常臨床検査成績は血小板減少(36.0%), LDH(72.5%)およびGPT(30.0%)の上昇, CRP陽性(80.0%)などが多かつた。本症の予後は良好だが, 高令者では基礎疾患保有率が高く, 治癒も遷延する。
  • 別所 恵, 中嶋 秀人, 伊藤 巧, 北岡 治子
    臨床神経学
    2010年 50 巻 3 号 175-177
    発行日: 2010年
    公開日: 2010/03/25
    ジャーナル フリー
    症例は87歳女性である.右前側胸部の帯状疱疹自覚2日後に右下肢脱力が出現し歩行不能になった.右側下肢の錐体路徴候と左側T6レベル以下の温痛覚低下をみとめたが,深部感覚障害をみとめなかった.髄液の細胞数増多と蛋白上昇,髄液と血清の
    水痘
    ・帯状疱疹ウイルス(VZV)抗体価上昇をみとめた.脊髄MRIT2強調画像ではT2レベル胸髄右側前半部に高信号病変をみとめた.VZVによる脊髄炎と考えアシクロビルとステロイドの併用治療をおこなったが,筋力の改善は乏しく残存した.本例は不完全型Brown-Séquard症候群を呈し,後脊髄動脈領域である脊髄後索が回避されたことからVZVによる血管炎が原因である可能性が考えられた.
  • 西村 友宏, 安部 佳子, 岡澤 崇
    皮膚
    1994年 36 巻 6 号 806-810
    発行日: 1994年
    公開日: 2010/08/25
    ジャーナル フリー
  • 村川 哲郎, 村瀬 正彦, 福岡 絵美, 井川 三緒, 宮沢 篤生, 池田 裕一
    日本周産期・新生児医学会雑誌
    2022年 58 巻 1 号 18-23
    発行日: 2022年
    公開日: 2022/05/10
    ジャーナル フリー

     はじめに:NICUでワクチン接種後

    水痘
    (breakthrough
    水痘
    )罹患した養育者が面会したときの標準対応策が存在しない.

     臨床経過:母親が自身のbreakthrough

    水痘
    に気づかず,極低出生体重児に面会したため病棟を28日間閉鎖した.水平感染予防策とし,新生児全例にアシクロビルまたはバラシクロビルを投与した.面会を受けた児と,
    水痘
    罹患歴および予防接種歴のない母親から出生した児に免疫グロブリン製剤を投与した.面会条件は,
    水痘
    の明確な罹患歴,
    水痘
    ワクチンの2回接種歴,そして
    水痘
    抗体のいずれかが確認できた者とした.この条件に満たない養育者は,
    水痘
    抗体価を検査した.

     結果:条件を満たさない養育者は8組,14人存在した.抗体検査したすべての養育者で

    水痘
    抗体価陽性を確認した.水平感染例は発生しなかった.

     考察:個別の対策を進めることで水平感染を予防し,NICU内での蔓延を阻止できた.

  • 村田 久仁男, 大槻 典男
    西日本皮膚科
    1993年 55 巻 5 号 894-899
    発行日: 1993/10/01
    公開日: 2011/07/21
    ジャーナル 認証あり
    妊婦の
    水痘
    2例を報告し, 1987年1月から1992年7月までの間に舞鶴共済病院皮膚科を受診した本症7例の臨床的事項について検討した。1)患者は18∼26歳, 発症時の妊娠週数は10∼36週であった。2)前駆症状は43%, 口腔内
    水痘
    疹は83%, 発熱は83%に認められた。3)
    水痘
    ·帯状疱疹ウイルス抗体価については, ペア血清におけるCF抗体価の有意の上昇が75%に認められた。4)一般臨床検査成績では, 白血球増多3例, 白血球減少1例, 血小板減少1例がみられた。5)治療として, 人免疫グロブリン点滴静注を3例, アシクロビル点滴静注を3例に施行した。6例とも重症化や合併症を伴うことなく治癒し, 薬剤の副作用も認められなかった。6)妊娠を継続した例が5例, 人工妊娠中絶を受けた例が2例であった。妊娠継続例は全例妊娠経過は良好で, 妊娠39∼41週に正常分娩し, 児も正常であった。
  • 池宮城 慶寛, 山本 昌彦, 吉田 友英, 野村 俊之, 高澤 玲緒, 重田 芙由子
    耳鼻咽喉科臨床
    2008年 101 巻 11 号 841-844
    発行日: 2008/11/01
    公開日: 2011/10/07
    ジャーナル フリー
    Chickenpox is one of the most frequent infectious diseases during childhood. However, instances of this disorder being complicated by facial paralysis alone are rare. In a 4-year-old girl, chickenpox-related exanthema appeared. Thereafter, right facial movements became impaired, and the girl was diagnosed with facial paralysis. There were no other neurological abnormalities. After 6 weeks of steroid therapy, a complete response was achieved.
  • 井本 敏弘, 小林 博人, 石崎 宏, 山之内 菊香
    皮膚
    1991年 33 巻 4 号 441-444
    発行日: 1991年
    公開日: 2010/08/25
    ジャーナル フリー
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