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全文: "江戸買物独案内"
23件中 1-20の結果を表示しています
  • ―『江戸買物独案内』と歴史GISによる-
    洪 明真
    日本地理学会発表要旨集
    2018年 2018a 巻 811
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/12/01
    会議録・要旨集 フリー
    1.研究背景と目的

    本研究では、江戸全域にわたる商店が記されており、高い広告性を持つ『江戸買物独案内』に着目した。文政7年に大坂の中川芳山堂が出版した『江戸買物独案内』は、上・下・飲食之部の3冊に構成され、江戸全域の商店の屋号、業種、商人名、所在地が記されている。『江戸買物独案内』は、何らかの理由で諸国から江戸へ来る人、あるいは、江戸で生活しており地理的認識が欠けている人達のために刊行された買物案内書である(花咲、1972)。 山室(2015)の研究では、『江戸買物独案内』の商店について経済学的な観点から考察しており、商品流通の側面から商店を全域型・都心型・特化型と分類している。しかし、商店の立地分布による空間的な分析は行われていない。したがって、本研究では、『江戸買物独案内』による商業空間の可視化に着目した。『江戸買物独案内』のなかで最も情報が多い日本橋地域を取り上げ、復原地図の作成を目的とする。

    2.研究方法

    『江戸買物独案内』から町目別の商店数と業種構成を集計したExcel表データをArcGIS上で属性結合するため、過去と現在における日本橋地域の空間データを一致させた重ね地図、即ち、復原地図を作成する。そのため、過去の日本橋地域のベースマップを確保することが第一に重要である。しかし、地理的変化が大きかった日本橋地域の場合、現在まで作成された江戸日本橋地域の地図は、約70~85%の地割が反映されている。そこで、当時の地理的情報が充実に反映されている『江戸切絵図』の「日本橋北内神田浜町絵図」・「築地八町堀日本橋南絵図」をベースマップとする(図1)。ArcGIS上で無数のコントロールポイントを設定し、ジオリファレンス機能を行い重ねの地図のずれを最小限にする。
  • ―『江戸買物独案内』による―
    洪 明真
    日本地理学会発表要旨集
    2015年 2015s 巻 P053
    発行日: 2015年
    公開日: 2015/04/13
    会議録・要旨集 フリー


    研究の背景

    江戸町人地に関する研究は,主に歴史学,社会学,経済学,都市学の分野などで蓄積されており,マクロスケールで捉えた観点から多くなされてきた。そのなかで,江戸において最も経済的な中心地であり,社会的にも高い位置であったとされる町人地日本橋に注目した。しかし,近世における日本橋地域の全体を取り上げ,空間的な分析は十分に行われてこなかった。

    史料の吟味

    文政7年に大坂の中川芳山堂が出版した『江戸買物独案内』は,上・下・飲食之部の3冊に構成され,江戸全域にわたる商店の屋号,業種,商人名,所在地が記されている。『江戸買物独案内』は,何らかの理由で諸国から江戸へ来る人,あるいは,江戸で生活しているが地理的認識が欠けている人のために刊行された買物案内書である。江戸時代の社会・経済・風俗などの基礎資料としてその価値は非常に高いといえる。
    しかしながら,近世における日本橋に関する膨大な情報が記載されていることにも関わらず,史料として十分な検討が行われていない。

    研究目的

    以上のことから,本研究では,江戸全域にわたる商店が記されており,高い広告性を持つ『江戸買物独案内』に着目した。江戸時代の日本橋地域を研究対象として取り上げ,日本橋の都市プラン,土地所有,地域的差異を示した従来の研究動向を踏まえ,歴史地理学から捉えることにする。さらに観光的な機能という新しい観点を取り入れ江戸の日本橋地域の内部に関する研究を深化させることを目的とする。
    具体的には,江戸時代における日本橋の商業活動の実態を明らかにしたうえ,その立地パターンを示す。
    また,観光的な要素と特定し,分析・考察を行い,日本橋を訪れる観光者の買物行動の復元を試みる。

    研究方法

    1.『江戸買物独案内』に記されてある日本橋の旧町名を調べ,町名変遷を行う。2.史料上の記載されてある業種による商店を集計する。3.業種による所在地を特定し集計をする。4. 1~3の段階で得られたデータを使い,業種による分布図を作成する。5.具体的な事例として,江戸時代に書かれた日記を通じて,日本橋に来る観光者の買物行動を復元する。

     
  • -歴史GISによる可視化を通じて-
    洪 明真, 杉本 興運, 菊地 俊夫
    日本地理学会発表要旨集
    2016年 2016s 巻 405
    発行日: 2016年
    公開日: 2016/04/08
    会議録・要旨集 フリー


    1.従来の研究および研究目的

    従来,江戸の下谷地域に関しては,江戸城下町の成立に基づいた町割と地割,あるいは,都市空間の構造による研究が多くなされてきた。そのなかで,田中(2010)は,明暦大火の前後に作成された「寛永江戸全図」と「明暦江戸大絵図」を歴史地理学手法で比較検討した。寺社地・武家地・町人地の立地移動を示し,江戸の土地利用の変化を明らかにしている。また,陣内
    他(1980)の研究では,江戸時代の都市構造をとどめており,下町の典型的な地域として下谷地域を挙げ,その社会組織を建物の利用を類型化して分析を行った。近年までも下谷地域の空間的利用と変化,その関連で下谷地域の居住者や所有権に関して主に研究されていきた。一方,江戸期に刊行された2つの買物案内書に記載されている飲食店を比較し,江戸期の食生活を検討した蟻川(2006)の研究がある。しかし,江戸における一部の業種を取り上げているため,江戸全地域と下谷地域の商業活動と,その比較による地域的特徴は検討していない。従って,従来の研究を踏まえながら,本研究では江戸期の下谷地域の都市空間,その空間で生活する人々の行動の観点から,下谷地域の内部に関する研究を深化させることを目的とする。生活空間としては,商業活動とその立地を示したうえ,商業内容による空間的な特徴を明らかにするともに,当時の人々の消費行動を類推する。さらに,上野山内,上野の北方,下谷池の端と東南部の下谷地域内における空間構造の地域差を比較・検討する。

    2.史料の吟味

    本研究では,江戸期の下谷地域における商業活動と当時の人々の消費および行楽行動を把握する史料として,蟻川(2006)の同様に,江戸全域にわたる商業活動がわかる『江戸買物独案内』(図1)と,この形式を模倣し,江戸の飲食店の内容がわかる『江戸名物酒飯手引草』(図2)を使用する。また,江戸期の古地図・絵図を補足史料とする。

    3.研究方法

    『江戸買物独案内』と『江戸名物酒飯手引草』により,江戸期の下谷地域の商店および飲食店のデータ化する。さらに地理情報システム(GIS)を用いて可視化することで,江戸期の下谷地区における商業活動と観光空間の復原をすることを試みる。

    参考文献

    蟻川トモ子 2006 .『江戸名物酒飯手引草』に見る江戸の食文化圏を『江戸買物独案内』と比較して. 生活文化史(50):88~102.

    小谷俊哉・窪田陽一1993.
    旧江戸武家地の空間構造の変遷に関する研究. 土木史研究(13):405~411.

    加藤由利子1990.
    戦前における借地上賃家経営について-東京下谷区のM家の事例-. 青山学院女子短期大学紀要(44):79~93.

    田中麻衣・古田悦造2010.明暦大火前後における江戸の土地利用変化.東京学芸大学紀要 人文社会科学系Ⅱ(61):61~77.

    陣内秀信・板倉文雄・二瓶正史・森 誠二・局 淳資 1980. ケーススタディ東京-下谷・根岸. 法政大学工学部研究集報(16):127~140.
  • 北地 祐幸, 渡辺 貴介, 羽生 冬佳
    都市計画論文集
    2000年 35 巻 85-90
    発行日: 2000/10/25
    公開日: 2018/02/01
    ジャーナル オープンアクセス
    This paper aims to clarify location structure of commercial space in the 19th century Edo. The distribution of a store of those days, and the situation of prosperity was analyzed Edo shopping guidance book and the Pictorial map of the Edo famous sights. Finding are as follows. 1) The distribution form of every type of industry can be classified into four types. Moreover, the central commercial district was constituted by store which sold various goods, and the store carried out the diversified management with the big capital. 2) The contents of composition of the goods of each town can be classified into five types. 3) By connecting the prosperity with other element, the commerce integration district is consistent.
  • 池田 幸弘
    ファルマシア
    2019年 55 巻 5 号 436-437
    発行日: 2019年
    公開日: 2019/05/01
    ジャーナル フリー
    東京日本橋,近年の再開発によって,これまでの重厚なイメージの町並みに新たな魅力が加わることで,新たな層の人々が集まるようになり活気にあふれている.この町の起源は,転封による徳川家康の入府までさかのぼる.調べてみると,当時,日比谷周辺まで海が入り込んでいたが,江戸城築城(正確には再建)に伴う堀の開削や神田山(駿河台)を切り崩した土砂で埋め立てる壮大な土木事業によって,この一帯が誕生したようである.江戸城から浅草に延びる大通り沿いに計画的に金座や商人の屋敷を配置したこと,ならびに徳川の世が訪れたことで全国各地から商人や職人が集まった.
  • 立部 紀夫
    日本デザイン学会研究発表大会概要集
    1999年 46 巻
    発行日: 1999/10/15
    公開日: 2017/11/08
    会議録・要旨集 フリー
    Shinto shrines and Buddhist temples in Japan displayed a wooden frame on the upper portion of their buildings known as "hengaku (framed picture)". The workers who produced these frames were skilled wood carving or engraving artisans known variously as "ongakushi", "gakuhorishi"or by other names. As commerce flourished after the beginning of the Edo period in 1603,merchants began to display large signs and it was the ongakushi who produced the signs for them. In this study, I clarify the vigorous activities of these ongakushi as sign-making artisans in pre-modern Japan.
  • 小澤 弘
    比較都市史研究
    2003年 22 巻 2 号 6-7
    発行日: 2003/12/20
    公開日: 2017/08/25
    ジャーナル フリー
  • 沓掛 伊左夫
    日本釀造協會雜誌
    1938年 33 巻 7 号 850-851
    発行日: 1938/07/15
    公開日: 2011/11/04
    ジャーナル フリー
  • 木下 武司
    ファルマシア
    2010年 46 巻 9 号 851-855
    発行日: 2010/09/01
    公開日: 2018/08/23
    ジャーナル フリー
  • 小沢 利雄
    交通史研究
    1995年 36 巻 90-92
    発行日: 1995/10/20
    公開日: 2017/10/01
    ジャーナル フリー
  • 岡部 佳世
    日本建築学会論文報告集
    1979年 279 巻 153-159
    発行日: 1979/05/30
    公開日: 2017/08/22
    ジャーナル フリー
    This paper deals with the out-door recreation places, especially focusing on those in the people's residential area. First, various kind of recreation are classified into four categories, and their spatial locations are studied from "Edomeishozue". Second, two aspects of recreation area : extension of excursion are and formation of daily recreation area are pointed out. Third, in examining the literature of traffic in Edo, it is revealed that roads can be considered as potential recreation space in addition to hirokoji, hiyokechi, baba and jishakeidai, i.e. other public space. Last, recreation space in Nihonbashi district is calculated from "Koken-map" and "Tokyo 1/5000 map, Meiji 20", and it is obtained that the out-door recreation space per capita is around 4m^2.
  • 大井 将生, 渡邉 英徳
    デジタルアーカイブ学会誌
    2020年 4 巻 4 号 352-359
    発行日: 2020/10/01
    公開日: 2020/11/16
    ジャーナル オープンアクセス

    情報化の進展を背景に、学習指導要領では調査や諸資料から様々な情報を調べてまとめる技能や、多面的・多角的に考察する力の育成が教育目標として記されている。この実現のためにMLA資料の活用が推奨されているが、その学習デザインについては十分に議論されていない。そこで本研究では、ジャパンサーチを活用した探究的キュレーション授業を開発し、小学校・中学校・高等学校で授業実践を行なった。これにより、児童生徒が自ら立てた問いに基づいて学びを展開することで多面的・多角的な視座を育む契機を創出する学習デザインの一例を示すことができた。一方で実践を通して、ジャパンサーチの教育活用を進展する上での課題も明らかになった。

  • 紀州徳川家御用酒
    松本 武一郎
    日本釀造協會雜誌
    1976年 71 巻 6 号 454-456
    発行日: 1976/06/15
    公開日: 2011/11/04
    ジャーナル フリー
  • 上田 侑
    日本釀造協會雜誌
    1974年 69 巻 12 号 816-819
    発行日: 1974/12/15
    公開日: 2011/11/04
    ジャーナル フリー
  • 地誌類による
    畦地 慶司
    東洋音楽研究
    1999年 1999 巻 64 号 51-59,L6
    発行日: 1999/08/25
    公開日: 2010/02/25
    ジャーナル フリー
    This research attempts to explain Edo musical instrument makers and their business from the Jokyo to the Genroku periods from topographical resources. At present, there is no research on the genealogy of musicalinstrument makers and the musical instrument business in the Edo period, with the exception of the shamisen maker Oumi, and there is almost no general study of the various master craftsmen concerning musical instruments. I wrote “A genealogy of musical instrument makers and the musical instrument business in early modern Kyoto” first, but I believe that topographical resources like “Edo Kanoko” are extremely important in explaning musical instrument makers and the musical instrument business even Edo and thus I have completed the present work.
  • 矢野 正次
    日本釀造協會雜誌
    1970年 65 巻 3 号 182-185
    発行日: 1970/03/15
    公開日: 2011/11/04
    ジャーナル フリー
  • その系譜と造りかた (4)
    加藤 百一
    日本釀造協會雜誌
    1963年 58 巻 4 号 374-377
    発行日: 1963/04/15
    公開日: 2011/11/04
    ジャーナル フリー
  • その系譜と造りかた (1)
    加藤 百一
    日本釀造協會雜誌
    1962年 57 巻 11 号 1023-1026
    発行日: 1962/10/15
    公開日: 2011/11/04
    ジャーナル フリー
  • 伊藤 文彦
    ランドスケープ研究
    2020年 83 巻 5 号 703-708
    発行日: 2020/03/30
    公開日: 2020/06/09
    ジャーナル フリー

    In recent years, it has been often discussed that the community should take part in heritage conservation. But, when a community manages heritage, the historical relationship between the heritage and the community needs to be considered. This study aims to clarify the historical change in the management of cultural heritage, using the example of Ishibutsuan temple along the Kumano pilgrimage route Iseji and based on a literature survey, the analysis of the space structure, and the distribution of the donors. The results show that, in the pre-modern period, Ishibutsuan temple relied on pilgrims and relevant people because the pilgrimage was flourishing then. After the middle of the 19th century, walking pilgrims had disappeared due to the development of the modern transportation system. Therefore, the temple established monuments of local people and acquired the worship of the local community. After the inscription of Iseji on the World Heritage list, the number of walking tourists increased slightly. In conclusion, tourists must contribute to management as was the case in the pre-modern period. Also, Ishibutusuan temple needs to reconstruct the space structure to attract tourists. For instance, it can incorporate a resting place like the one that existed in the past.

  • その系譜と造りかた (2)
    加藤 百一
    日本釀造協會雜誌
    1962年 57 巻 12 号 1087-1091
    発行日: 1962/11/15
    公開日: 2011/11/04
    ジャーナル フリー
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