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クエリ検索: "洗顔料"
306件中 1-20の結果を表示しています
  • 西岡 和恵, 村田 雅子, 石川 武人
    皮膚
    1997年 39 巻 1 号 105-110
    発行日: 1997年
    公開日: 2010/08/25
    ジャーナル フリー
    殺菌剤セチルリン酸化ベンザルコニウムを1%含有する新
    洗顔料
    の尋常性痙瘡に対する有用性を検討するために, 尋常性痙瘡患者13例に新
    洗顔料
    , コントロール
    洗顔料
    (殺菌剤を配合しない他は新
    洗顔料と同成分の洗顔料
    ) および市販品
    洗顔料
    (殺菌剤としてイルガサン® DP-300を0.3%含有) を使用し, 臨床効果, 患者の満足度, 副作用について比較検討した。その結果殺菌剤を配合しないコントロール
    洗顔料に比べ殺菌剤を配合した新洗顔料および市販品洗顔料
    は効果が高く, また新
    洗顔料と市販品洗顔料
    の効果はほぼ同等であると考えられる結果を得た。患者の満足度でも, コントロール
    洗顔料
    に比し, 新
    洗顔料および市販品洗顔料
    の方がニキビに対する効果が高いと感じられていた。一方, 洗浄作用によるヒリヒリ感かさつき感などは市販
    洗顔料に比し新洗顔料
    で高い傾向が認められた
  • 園田 健二, 角田 篤信, 奥野 秀次
    耳鼻咽喉科臨床
    2021年 114 巻 8 号 593-596
    発行日: 2021年
    公開日: 2021/08/01
    ジャーナル 認証あり

    Cases with foreign bodies in the ear canal are often encountered in otorhinolaryngology outpatient clinics. The nature of the foreign bodies may not become immediately apparent at first glance. We report the case of a 65-year-old man with foreign bodies in both ears, who showed characteristic otoscopic findings. He presented with a history of recurrent episodes of remission and exacerbation of an abnormal sensation in both ears. Otoscopy revealed multiple pearl-like bodies in both ear canals. Close examination revealed that these bodies were composed of scrubs contained in facial soaps. We found that the patient put the foreign bodies himself into his ear canals, from the history of repeated remission and exacerbation of the abnormal sensation in the ears.

    For safe treatment of foreign bodies in the ear canal, it is important to identify the foreign body. In addition, to avoid recurrence, it may be important to investigate how the foreign body found its way into the ear canal.

    Congealed scrub material as a foreign body has been observed in the conjunctiva but has never previously been reported in the ear canal. When encountering patients with characteristic otoscopic findings, otologists should be aware of the possibility of congealed scrub material being present in the ear canals as foreign bodies characteristic otoscopic findings.

  • 関東 裕美
    日本皮膚科学会雑誌
    2022年 132 巻 6 号 1441-1447
    発行日: 2022/05/20
    公開日: 2022/05/20
    ジャーナル 認証あり

    日本人は清潔志向が強く過剰洗浄が多いとされてきたが,心身が健全でないと洗浄行為も行えず新たな皮膚病変を生じる.適切な洗浄には各自の皮膚能力に応じて臨機応変に変えていく必要がある.治療薬を落とすのにも洗浄行為は必要であるが,製品の刺激やアレルギーで皮膚病変が難治になっている可能性もある.適切な治療・生活指導にはパッチテスト(PT)を行うと,検査結果により患者の生活の質改善が期待できることがある.

  • 穂積 秀樹, 溝口 志真子, 三好 逸男, 神崎 保
    西日本皮膚科
    1998年 60 巻 4 号 552-556
    発行日: 1998/08/01
    公開日: 2010/10/15
    ジャーナル 認証あり
    アトピー性皮膚炎および乾燥肌の計34症例を対象に優れた洗浄力と低刺激性および保湿性を目標に開発されたピアベルピアクリームソープ®を用い, 原則として1日2回, 4週間洗浄させ, 被験者による主観的評価医師による客観的評価をおこない, 有用性を検討した。その結果, 治療補助効果, 主観的評価, 安全度を総合した有用性では有用以上が乾燥肌で21例中10例(47.6%), アトピー性皮膚炎で13例中4例(30.8%), やや有用以上が乾燥肌で21例中17例(81.0%), アトピー性皮膚炎では13例中10例(76.9%)であった。概括安全度ではほぼ安全以上が91.2%であった。副作用は2例で尋常性ざ瘡と思われる充実性の丘疹が認められたのみであった。以上から本クリームソープは乾燥肌およびアトピー性皮膚炎のスキンケアに適し, 非常に有用と考えられた。
  • 遠藤 正行, 鷺谷 広道, 真知田 宏
    油化学
    1991年 40 巻 5 号 422-426
    発行日: 1991/05/20
    公開日: 2009/10/16
    ジャーナル フリー
    A new method, a combination of the tape-stripped and paper-absorbent methods, was developed for measuring the distribution of peroxide and skin surface lipids on their depth in human stratum corneum. Peroxide lipids were shown to be produced not only in the top layer of the stratum corneum in the skin of people not exposed to sunlight but in the deep layer as well. Their compositions were correlated to those of skin surface lipids. Peroxide lipids in the outer layer were more easily produced than those in inner layers, possibly due to higher squalene content in the outer lipids. The removal of peroxide and skin surface lipids from the stratum corneum was also conducted and the washing properties were noted to differ. Peroxide lipids not only in the outer layer but also in the inner layer could be washed away while washing removed skin surface lipids only from the top layer. The addition of a cleanser enhanced removal efficiency.
    The removal efficiency of three surfactants differing in hydrophilic groups, i.e. phosphate, sulfate and carboxylate groups, was assessed. The phosphate type surfactant was found more capable of removing skin surface lipids in the stratum corneum.
    Based on the present results, an ideal cleanser should wash away peroxide lipids situated deeply within and harmful to the skin, but only skin surface lipids which function as a surfactant barrier.
  • 田中 一平, 林 絵美子, Cynthia Qi, 堀越 俊雄
    日本化粧品技術者会誌
    2020年 54 巻 1 号 42-47
    発行日: 2020/03/20
    公開日: 2020/03/20
    ジャーナル フリー

    ペースト状

    洗顔料
    は,一般的に脂肪酸塩が高濃度に配合されており,アニオン活性剤含量としては他の洗浄系製剤と比較して高く,刺激や肌荒れのリスクが高い剤型と考えられる。本研究では脂肪酸塩の配合量を減らすことによる肌に対する効果と,低脂肪酸ペースト状
    洗顔料
    の処方設計について検討を行った。ミリスチン酸カリウム水溶液による洗浄前後の角層を調べたところ,ミリスチン酸カリウムの濃度が低いと,角層水分量低下率が抑制されることが確認された。各増粘性高分子の脂肪酸塩水溶液に対する増粘挙動を調べた結果,特定の(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマーが優れた増粘効率を示すことを見出し,この増粘性高分子を用いた脂肪酸配合量18%の低脂肪酸ペースト状
    洗顔料
    を作成した。この低脂肪酸
    洗顔料
    は,洗浄時の使用感を十分に満足させながら,角層水分量の低下を少なくすることが確認された。

  • 酒井 裕二
    日本化粧品技術者会誌
    1999年 33 巻 2 号 109-118
    発行日: 1999/06/20
    公開日: 2010/08/06
    ジャーナル フリー
    われわれは洗顏により, 余分な皮脂や過酸化脂質, さらには肌上に吸着した空気中のほこり等を取り除くことで, 肌を清潔に保つことができる。
    洗顏料
    を開発するうえで考慮すべき要素として, 機能性, 皮膚安全性, 使用法の3点があげられる。これら3要素はおのおの密接に関係しており, どれか一つ欠けても
    洗顏料
    として満足する品質は得られない。またこの3要素に最も影響を与えるのが, 洗浄機能主剤の界面活性剤である。すなわち, この界面活性剤の特性を把握しつつ, 各要素をバランスよく高質化することこそ, 肌に理想的な
    洗顏料
    開発を可能にする。今回は, この3要素を中心にこれまで検討してきた研究を報告し, 理想的な
    洗顏料
    のあるべき姿について考察した。
  • 大橋 憲司, 目野 高嗣
    日本LCA学会誌
    2018年 14 巻 2 号 161-170
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/04/25
    ジャーナル フリー
    洗顔料
    やシャンプーといった顔や頭髪の洗浄を目的とする製品は、「原材料の調達」「製品の製造」「流通」「使用」「廃棄」の製品ライフサイクルの中で、製品使用時の環境負荷が最も大きい。これは、内容物の使用量に比して、洗い流しに必要となる水または湯の量が著しく多くなる事に起因している。一般に、こうした洗浄製品のライフサイクルGHG排出量は、他の化粧品・パーソナルケア製品と比較して著しく大きいことに加え、洗浄製品は製品の販売数が多いことから、化粧品事業者の事業活動全体を通じたGHG排出に占める寄与が大きい。このため、洗浄製品の使用時における負荷を削減することは、パーソナルケア製品を取り扱う企業にとっては従来から大きな課題となっていた。これに着目し、株式会社資生堂は、汚れ成分の水への分散性を高める処方上の工夫により洗い流しの湯量を大きく削減した泡状
    洗顔料
    を2014年に上市している。本研究では、当該製品を評価対象とし、従来製品であるペースト状の
    洗顔料および通常の泡状洗顔料
    と比較した場合のライフサイクルGHG排出および水消費の削減効果を確認した。レギュラー品とつめ替え品との使用実態を考慮して「洗顔164回」という機能単位を設定し、40℃の湯ですすぎを行うという使用条件で算定した結果、評価対象製品はペースト状製品、通常の泡状
    洗顔料
    と比べて、1.40kg-CO2e、1.96kg-CO2eのGHG排出と、0.282m3、0.404m3の水消費とをそれぞれ削減していることを明らかとした。しかしながら、使用時の湯温が21℃以下となる場合には、ペースト状
    洗顔料
    のGHG排出量を下回ることが不可能となることが確認できた。製品の使用条件には、市場となる地域の気候だけでなく消費者の習慣や社会インフラなど様々な変動要因が関わってくる。製品開発の場面において環境負荷の削減を志向するにあたっては、こうした地域の独特な事情を加味した詳細な分析に基づき、より効果的な選択を製品設計に反映させることが重要であろう。
  • 服部 英子, 山田 美奈, 稲葉 弥寿子, 松永 佳世子, 鈴木 美絵, 高橋 晴人, 島田 万里子, 川島 眞
    西日本皮膚科
    2009年 71 巻 2 号 216-223
    発行日: 2009/04/01
    公開日: 2009/05/30
    ジャーナル 認証あり
    洗顔料
    の望ましい役割は,皮膚表面の汚れだけを落とし,正常な皮膚機能には影響を与えないことである。とりわけアトピー性皮膚炎,乾皮症のような乾燥性皮膚疾患では洗浄による皮膚のバリア機能低下をいかに抑えるか,が重要となる。それには低刺激性・低アレルギー性処方はもちろんのこと,洗顔時に物理的刺激がない適正な洗顔ができる形状の設計が不可欠である。今般,そのまま顔面を洗浄できるような泡が出る構造として設計されたポンプ式泡状
    洗顔料
    について,安全性を確認・評価することを目的とした4週間の使用試験を実施した。その結果,集計対象41例全例において副作用は認められなかったこと,21例で実施した皮膚測定においては角層水分量が使用後に有意に増加し,経皮水分蒸散量は減少傾向を示したこと,また洗い流しやすく洗顔後しっとりするなど被験者からの良好な評価を受けていたことから,高い安全性,角層の水分量を低下させない洗浄,良好な使用感の3点が確認された。以上より,本試験試料は,アトピー性皮膚炎,乾皮症などの乾燥性皮膚疾患に対する治療を補完する役割としてのスキンケア製品が有すべき安全性,機能,使用感が良く継続使用可能であるという条件を兼ね備えた
    洗顔料
    の一つであると考えた。
  • *中尾 賢志, 桝元 慶子
    廃棄物資源循環学会研究発表会講演集
    2018年 29 巻 A4-7
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/12/03
    会議録・要旨集 フリー
    マイクロプラスチックに関する市民の関心は年々高まっていると考えられるが,市民がどういった意識をもっているかはわかっていない。そこで,大阪市内においてマイクロプラスチックに関する啓発イベントおよび講演会・観察会をおこなうとともに,マイクロプラスチックである
    洗顔料
    等に含まれるマイクロビーズに関する意識をアンケート形式で調査した。アンケートの回答数は116であった。マイクロビーズが含有されている
    洗顔料
    を使用したことがあるかどうかの設問についての回答者が他の設問にどう答えたかを集計し直し,クラスター分析で解析したところ,マイクロビーズについての意識は「慎重なグループ」と「特段の対策は必要ない」とに大きく二分することがわかった。ただし,分析結果において「様子をみるべき」という回答が「特段の対策は必要ない」というグループから独立して存在しており,折衷案を持つ意識グループが存在することがわかった。
  • 橋本 文章, 春山 道子, 山下 登喜雄, 磯 敏明
    日本化粧品技術者会誌
    1989年 23 巻 2 号 126-133
    発行日: 1989/09/15
    公開日: 2010/08/06
    ジャーナル フリー
    The effect of the alkyl chain length of fatty acid soaps (C12-C18) and the other type of surfactants using for cleansing foams on adsorption on skin and on selective cleaning ability have been studied. It has been also examined whether there is any relationship between the adsorption volume of the surfactants, selective cleaning ability and skin condition.
    Squalene and cholesterol were used as indicator of the selective cleaning. The selective cleaning ability of the surfactants has been obtained from the wash-off ratio of cholesterol/squalene +cholesterol. Potassium palmitate and potassium stearate indicated to have higher wash-off ratio than other surfactants and had the selective cleaning ability. Besides these surfactants did not adsorb on skin. Moreover in an users' test of cleansing foams, the skin condition applied the sample including palmitic acid and stearic acid was better than that of another sample.
    In conclusion, it has been suggested that the surfactants which do not adsorb on skin and have selective cleaning ability maintain the skin condition to be good.
  • 妹尾 正巳
    日本化粧品技術者会誌
    2005年 39 巻 2 号 83-91
    発行日: 2005/06/20
    公開日: 2010/08/06
    ジャーナル フリー
    化粧品開発の現場における「評価」には, 評価対象の持つ未知の特徴を炙り出すという「探索型」と, 評価対象に予め設定された目標品質が目論見通りに具現化されているかどうかを検証する「検証型」がある。今回, 探索型のデータ収集法である発話思考法を用いて, 開発中の
    洗顔料
    を探索型評価するとともに, 比較対照となるサンプルを用意し, これに対しても同じように評価することによって, 一対比較法としての要素を付加させ, 併せて検証型の評価結果も得ようとする試みを行った。その結果, 探索型および検証型の双方の特徴を有する評価結果を得, またそれらは, 発話思考法を用いたことによって評価用語の選択や尺度化といった前処理, 制約が排除されたため, 容易に理解でき, 実務にすぐ応用できる評価結果となった。
  • 有沢 正俊
    繊維製品消費科学
    1987年 28 巻 10 号 402-408
    発行日: 1987/10/25
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
  • 妹尾 正巳, 竹本 裕子, 飯田 一郎, 菅谷 良夫, 神宮 英夫
    日本化粧品技術者会誌
    2000年 34 巻 3 号 267-272
    発行日: 2000/09/20
    公開日: 2010/08/06
    ジャーナル フリー
    スキンケア製剤がもたらす主たる効果の一つに感情変化がある。「使って気持ちいい」というのがそれである。スキンケア製剤を評価する際には, 物性や肌効果の評価, 嗜好の調査などはよく行われるが, この「気持ちいい」といった「感情」に対する評価はあまり行われていない。そこで, スキンケア製剤の代表的アイテムである「
    洗顔料
    」「化粧水」「乳液」の3アイテムを使用した時の感情変化 (快-不快) を, 「マグニチュード推定法」と「プロトコル分析」を用いて時系列的に検出する試みを行った。結果, 感情の変化は各アイテムによって質・量ともに異なった挙動を示し, 「
    洗顔料
    」「化粧水」では瞬間的な「さっぱり感」が, 「乳液」では使用直後から持続する「落ち着き感」が特徴的であった。また, これらの結果はパネルの属性によって異なる傾向がみられた。今回の実験において感情変化がとらえられたことは, 将来的には商品開発時における新たな評価法への応用につながるものと考えている。
  • 福田 英三, 今山 修平
    西日本皮膚科
    1992年 54 巻 4 号 683-685
    発行日: 1992/08/01
    公開日: 2011/09/29
    ジャーナル 認証あり
    スクラブクリーム皮膚炎の5例を報告した。本症はスクラブ剤配合の
    洗顔料
    による主として中年女性にみられる特異な顔面皮膚炎で, スクラブ効果を期待して過度にこすりすぎた結果生じた一次刺激症状であろうと考えられる。本症は中年女性に好発するものの, 使用法如何によっては年齢·性別に関係なく若年者にも発症する。
  • 大久保 美和子, 赤枝 民世, 細川 宏, 東 禹彦
    皮膚
    1979年 21 巻 3 号 261-264
    発行日: 1979年
    公開日: 2010/06/04
    ジャーナル フリー
    化粧品を用いて施行した貼布試験の結果を肝斑群, 非色素沈着型皮膚炎群, 色素沈着型皮膚炎群の3群に分け検討を加えた結果, 陽性率に大きな差の認められた化粧品は, 白粉, 頬紅,
    洗顔料
    の3種であった。非色素沈着型皮膚炎患者では白粉, 頬紅,
    洗顔料
    の陽性率が高く, 色素沈着型皮膚炎患者では, 頬紅の陽性率が高く, いずれも原因化粧品となっている可能性が高いものと思われる。
  • 南野 美紀
    日本香粧品学会誌
    2018年 42 巻 2 号 109-124
    発行日: 2018/06/30
    公開日: 2019/06/30
    ジャーナル フリー

    Cosmetics that are used daily to keep our skin healthy and to make it look attractive, are available in many types where ingredients comprising them vary depending on the formulation in which they are contained. The infant stage of modern Japanese cosmetic history just after the Meiji Restoration (1868) saw many novel products appearing on the market one after another due to demands and changes in consumer perceptions, new findings in dermatology and the birth of new ingredients and development of formulation technologies, where up until then, only limited items e.g., facial cleansers and skin lotions for skincare and face powders, rouge and eyebrow pencils for makeup were commercially available. The myriad of cosmetic formulations available today are the fruits of the technology development history to meet consumer demands. With the recent advent of consumers demanding both efficacy and safety concurrently, cosmetic research and development too has entered a new era, and changes are envisaged in marketing strategies as well. Hence, to safely make full use of the products that flood the market today, their proper usage should be understood and executed correctly. This article will attempt to outline the types and usage of skincare cosmetic products that flourish the market through tracing the history of cosmetic technologies and marketing strategies.

  • 浜田 博一, 梶原 泰, 有沢 正俊
    日本化粧品技術者会誌
    1996年 30 巻 1 号 47-54
    発行日: 1996/06/10
    公開日: 2010/08/06
    ジャーナル フリー
    近年物理洗浄力を付加したスクラブ
    洗顔料
    は注目を浴びているが, スクラブの明確な機能を示唆した報告はまだない。そこで我々は種々の研究によりスクラブ粒子の洗浄機能が皮膚細部における洗浄力を高めることであり, 特に皮溝中の汚れを分散除去する効果があることを見いだした。
    また, 洗浄力とスクラブ粒子の関係を調べたところ, 洗浄力を最大に発揮するには, 皮膚と同等以上の弾性率が必要なこと (107dyne/cm2以上), 粒径は皮溝の起伏, 毛穴の大きさと同程度であること (200-350μm), また一定皮膚面積当たり, ある個数以上の粒子数が必要なこと (約100個/cm2) がわかった。
    そして, 皮膚と同等の弾性率を持つスクラブ粒子 (107dyne/cm2) は皮膚に対してマイルドで皮膚への刺激が少なく, 長期連用可能なスクラブ剤であることを確認した。
  • 日本LCA学会誌
    2019年 15 巻 1 号 127-128
    発行日: 2019年
    公開日: 2019/01/25
    ジャーナル フリー
  • ~肌にやさしい理想的な泡による洗顔について~
    佐藤 千尋
    日本化粧品技術者会誌
    2013年 47 巻 2 号 93-99
    発行日: 2013/06/20
    公開日: 2015/08/25
    ジャーナル フリー
    水性
    洗顔料
    は主成分である脂肪酸セッケンや界面活性剤の作用により,時として洗顔によって皮膚に悪影響を及ぼす可能性がある。それを低減するため,これまで低刺激性界面活性剤開発など処方面での工夫が行われてきた。しかし,実際にその処方を使用してもらうと設計どおりの結果が得られない場合がある。水性
    洗顔料
    は他の化粧品と異なり,そのままの形態で使用するものではない。すなわち消費者自らが泡状に形態を変化させて (=泡立て) はじめて機能を発揮する製品である。そこで「泡立て」に着目し,「使用量」「濃度」「泡体積あたりの脂肪酸総量」をポイントに使用方法の実態を調査した。また,調査結果を基に行った実使用テストでは,「泡立て」の違いが肌状態に影響することを確認した。われわれメーカーは,水性
    洗顔料
    という製品を提供するのみでなく,使用方法のポイントすなわち「使用量」「泡立ての途中で水を加える」「空気を巻き込むように泡立てる」を消費者にわかりやすく伝え,適切な使用方法で使用してもらうことの重要性を啓蒙していく必要がある。
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