詳細検索結果
以下の条件での結果を表示する: 検索条件を変更
クエリ検索: "活量"
22,215件中 1-20の結果を表示しています
  • 第3編 各種喘息藥の肺活量測定による効果判定
    秋山 房雄
    日本温泉気候学会雑誌
    1955年 18 巻 7 号 692-720
    発行日: 1955/01/25
    公開日: 2010/08/06
    ジャーナル フリー
  • 長崎 久弥, 染野 檀, 陳 超明
    日本金属学会誌
    1966年 30 巻 8 号 714-718
    発行日: 1966年
    公開日: 2008/04/04
    ジャーナル フリー
    The first passivity film in the sulfuric acid and Fe2(SO4)3 solution was investigated by means of potentiostat, X-ray microanalysis, ion reaction, X-ray diffraction, etc., and the results are as follows:
    (1) When the Fe2(SO4)3 concentration is above 5 N, a jump in corrosion potential of iron occurs and the formation of ferrous sulfate is observed.
    (2) When H2SO4 concentration is high, Fe, Fe-Cr (Cr<10%), Fe-Ni (Ni<30%) have two passivities. The first passivity is considered due to the formation of ferrous sulfate.
    (3) The formation of the second passivity film from the first is discussed as follows: 2FeSO4 ·mH2O → Fe2O3+6H++2SO4−−+(2m-3)H2O+2e
  • 第2編 生理篇 喉頭 気管 気管支•肺の流体力学的研究
    橋本 謙男
    日本耳鼻咽喉科学会会報
    1957年 60 巻 8 号 1157-1181
    発行日: 1957/08/20
    公開日: 2008/03/19
    ジャーナル フリー
  • III. 農村小中学校生徒男女の年令別変化
    早川 真一
    体力科学
    1961年 10 巻 1 号 43-48
    発行日: 1961/01/01
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
    長野県の農村に住む満10~14才の小中学生, 男203名, 女202名について, Collins型高速レスピロメーターを用い, 立位で呼吸図をとり, 性別, 年令別の分析を加えた。その測定項目は, 肺
    活量
    , 一秒時限肺
    活量
    , 肺
    活量
    呼出所要時間, 最大換気量, 最大換気率, 呼予量, 一回換気量, 吸予量, 分時呼吸回数, 分時呼吸量の10種であつた。
    その結果は, 全体からみて女子は男子に劣位をしめし, またその機能発達の傾向が都会に比してちようど1カ年おくれていることをしめした。さらに肺
    活量
    , 一秒時限肺
    活量
    , 肺
    活量
    呼出所要時間は, 思春期性発達の現われる前は, 農村が優位にたち, その割合に最大換気量は大きくなかつたため, 最大換気率は都会が優位にたつという相反性をしめした.そうして, 肺機能における筋力の意農跡弧調された。
  • IV.都市と農村の高校生の年令別変化
    早川 真一
    体力科学
    1961年 10 巻 1 号 62-67
    発行日: 1961/01/01
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
    都市の代表としての東京都内, ならびに農村の代表としての信州新町所在の15~17才の高校男女学生計257名の立位の呼吸図を3スピード式Collins型レスピロメーターで記録し, 肺
    活量
    , 一秒時限肺
    活量
    , 肺
    活量
    呼出所要時間, 最大換気量, 最大換気率, 呼予量, 一回換気量, 吸予量, 分時呼吸回数, 分時呼吸量の10測定項目の肺機能ノルムを算出した。
    その結果, 15才の男子の機能発達は, 農村に依然として1年の遅れがみとめられたが, 16才でほとんど都市と同レベルに達した。しかし女子では農村の劣位が著しく, とくに動的機能では約25%も低かつたので, その原因として, 農村の旧態依然たる封建性にその主因を推定した。
    あわせて, この年令層の肺機能は, 従来の20才代を遥かに凌駕しているため, いわゆる体型的な体位の向上だけでなく, 機能的な体位の向上が, 今日実質的に生じているものと結論した。
  • 海野 貴史, 若狭 伸尚, 伊勢澤 真里子, 池田 聡, 川上 直樹, 齋藤 和人
    医学検査
    2021年 70 巻 4 号 669-675
    発行日: 2021/10/25
    公開日: 2021/10/25
    ジャーナル フリー HTML

    肺機能検査の予測値は性別・身長・年齢によって求められるが,生活環境の変化などを考慮し定期的な見直しが必要であると考える。本研究は日本呼吸器学会が2001年に報告した予測値から2014年に報告した予測値(JRS2014)に変更した場合の肺

    活量
    (VC),努力肺
    活量
    (FVC),1秒量(FEV1)に対する信頼性の評価及び系統誤差を知ることを目的とする。またアメリカ胸部学会でも推奨されている正常下限値(LLN)も含め検討を行ったので報告する。相対信頼性の評価はLandisの基準でalmost perfectであった。予測値変更による影響は,男性でVC(−0.55%~7.59%),FVC(−2.45%~6.25%),FEV1(−8.48%~3.30%),女性でVC(−1.08%~10.33%),FVC(−0.44%~14.55%),FEV1(−2.28%~14.70%)に収まることが推定された。またVC低下患者検出にはJRS2014,LLNで評価することで検出数は有意に増加した。気流閉塞患者検出にはLLNを用いることで男性では検出数が増加したが,女性では差を認めなかった。予測値変更の際には変更後の影響を知ることが重要である。また呼吸器疾患早期発見には新しい指標を用いることも検討する必要があると考えられた。

  • 笠松 裕
    溶接学会誌
    1961年 30 巻 11 号 795-806
    発行日: 1961/11/25
    公開日: 2011/08/05
    ジャーナル フリー
  • 山田 進弘
    体力科学
    1954年 3 巻 4 号 127-129
    発行日: 1954/02/01
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
    1.年令51~80才の老年者104名につき肺
    活量
    , 最大換気量, 身長および体重を計り, 後2者より算出した体表面積1m2当りの肺
    活量
    と最大換気量を求めた。
    2.肺
    活量
    と最大換気量 (体表面積1m2当り) は, ともに年令が増すとともに減少するが, その程度は, 年令20~55才までの値から推定したものより遙かに強かつた。
    3.したがつて, 年令51~81才にたいする回帰方程式は, つぎのごとくである。
    活量
    (cc) =〔3456- (24.96×年令) 〕×体表面積 (M2)
    最大換気量 (1/min) =〔107.8- (0.932×年令) 〕×体表面積 (M2)
    4.最大換気率 (肺
    活量
    1l当りの最大換気量) もまた, 学童や壯中年の成人に比して遙かに低く, 肺機能の効率低下が示凌される。
    5.最後に老人生理学と病理学への本知見の応用を論じ, 老衰過程の生物学的年令研究への示唆を与えた。
  • 真嶋 宏, 粟倉 暴弘
    資源と素材
    1990年 106 巻 3 号 109-114
    発行日: 1990/03/25
    公開日: 2011/01/27
    ジャーナル フリー
  • 早川 真一
    体力科学
    1960年 9 巻 3 号 284-289
    発行日: 1960/04/01
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
    9~14才の東京に在住する小中学校生徒, 男237名, 女220名に対し, Benedict-Roth型高速レスピロメーターを用い, 立位にて呼吸図をとり, 性別, 年令別肺機能に分析を加え, 次の結果をえた。
    1.男子において, 肺
    活量
    , 一秒時限肺
    活量
    , ならびに最大換気量が, 突如として12才に著増し, 肺
    活量
    呼出所要時間は著減した。また, 最大換気率は12才に山をもつように見受けられた。
    2.女子の肺機能は, 9~11才の一秒時限肺
    活量
    を除き, すべて男子に劣るが, とくに12才以後に両者の差が大きくなつた。これは女子では12才以後も, 肺
    活量
    は思春期前と同じ程度に発達するが, 他のより動的な一秒寿限肺
    活量
    , 肺
    活量
    呼出所要時間, 最大換気量の発達がこれにともなわず, ために, 最大換気率のように思春期前よりもかえつて劣悪化する機能もあるためである。
    3.このような12才という思春期の初期を契機とする男女肺機能の高度な分裂傾向の主因としては, 男女による筋力の発達の差異が考えられ, したがつて, この時期における性ホルモンとくに男子のtestosteroneの影響が指摘される。
  • 山下 剛徳, 中村 榮太郎
    日本体育学会大会号
    2000年 51 巻
    発行日: 2000/08/25
    公開日: 2017/08/25
    会議録・要旨集 フリー
  • 第1報 イオン選択電極による測定
    森本 鎮義
    日本泌尿器科學會雑誌
    1985年 76 巻 7 号 989-997
    発行日: 1985/07/20
    公開日: 2010/07/23
    ジャーナル フリー
    カルシウムイオン (Ca++)
    活量
    は, 有効Ca++濃度を示すところの物理化学的な値であり, 溶液中Ca塩の飽和度に直接関与するとされている. そこで, 尿中Ca++
    活量
    は尿路結石形成にとって重要な要素になりえるものとの考えから, Ca++選択電極を用いて, 尿中Ca++
    活量
    の測定を試み, その基礎的検討ならびに臨床での測定結果を報告した. 標準液のCa++
    活量
    値を Debye-Hückel 式に従い計算し, これによってキャリブレーションを行った.
    一連のCaCl2-NaCl溶液において, 計算によるCa++
    活量
    値および電極による実測値が, ほぼ一致することを確認した. また, pH (5~8) および温度 (10~40℃) による測定値への影響は認められなかった. 本法による尿中Ca++
    活量
    測定の再現性は満足すべきものであった. しかし, 尿中Ca++
    活量
    測定においては, 温度上昇に比例して測定値は上昇し, またアルカリ化によるCa塩の析出によってCa++
    活量
    は低下した.
    対照群44名および結石症例群68名での24時間尿を用いた, 25℃下でのCa++
    活量
    測定値は, 各々0.201±0.066 (mean±SD) および0.243±0.104mMとなり, 結石群で有意に高値となった. 一方, 尿中Ca++
    活量
    および総Ca濃度の間には有意な相関性が認められた. Ca++
    活量
    /総Ca濃度比は, 対照群および結石群の間で差をみなかったが, 塩類尿を呈するものでは有意に低値となった.
  • 藤田 道郎, 織間 博光, 清水 幹子, 本好 茂一, 片山 正夫, 宮坂 勝之
    日本獸醫學雜誌(The Japanese Journal of Veterinary Science)
    1990年 52 巻 5 号 1097-1098
    発行日: 1990/10/15
    公開日: 2008/02/14
    ジャーナル フリー
    麻酔下の猫に対し, 陽圧で最大吸気を行った後, 陰圧を用いて努力呼気と類似である強制呼気を行なわせ, その際の流量と容量の曲線から強制肺
    活量
    (FVC) を求めた. その結果, FVCと体重との間には正の相関を認めたが性差は認められなかった.
  • 田多井 恭子
    体力科学
    1957年 6 巻 6 号 248-252
    発行日: 1957/04/01
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
    成年女子の肺
    活量
    , および最大換気量のノルムを見出すため, 年令20~44才の健康な女子379名 (看護婦285名, 電話交換手94名) につきその測定を行い, 次の結果をえた。
    1) 肺
    活量
    ならびに最大換気量に対する各種測定値の相関係数の中では, 肺
    活量
    は身長に対し (+0.46) , 最大換気量は体表面積に対し (+0.24) それぞれ最大を示した。
    2) 肺
    活量
    および最大換気量のノルムを得るため, 次の回帰方程式を算出した。肺
    活量
    (l) =〔2.019- (0.0105×年令) 〕×身長 (m) 最大換気量 (l/min) =〔64.2- (0.517×年令) 〕×体表面積 (m2)
    これよりうる値は日本人成年男子はもとより, Baldwin他のアメリカ人女子よりも小さく, とくに最大換気量にこれが著しかつた。しかし年令による減少係数は, いずれに比しても大差がなかつた。
    3) 上式による肺
    活量
    と最大換気量を算出するのに簡便なモノグラムを作成した。
  • 村田 太郎, 中村 義一, 鈴木 忠清, 鈴木 清典, 稲垣 義輝, 安藤 喜八, 山田 浩男, 東公 太郎, 向田 甫
    医療
    1960年 14 巻 7 号 616-618
    発行日: 1960年
    公開日: 2011/10/19
    ジャーナル フリー
  • 児島 五郎, 塩崎 達郎
    北関東医学
    1968年 18 巻 3 号 340-347
    発行日: 1968年
    公開日: 2010/02/09
    ジャーナル フリー
    The pulmonary ventilatory function were studied in 292 healthy men inhabiting Gunma Prefecture (with range of 20 to 61 age) with the use of Benedict-Roth 13.5 L type, anb normal values were estimated. The results were followings.
    1) Predicton formulae of vital capacity (VC) is :
    VC (Standing) = (28.61-0.110×Age) ×Height (Age is in years : Height in cm)
    2) Prediction formulae of maximal breathing capacity (MBC) is :
    MBC= (92.76-0.391 × Age) × B. S. A. (B. S. A. -Boby surface area in m2)
    3) Prediction formulae of one second forced expiratory volume (FEV 1.0) is :
    FEV1.0= (26.59-0.16×Age) ×Height (Age is in years : Height in cm)
    In addition, the correlation coeficient of pulmonary function measurements to physical characteristics were calculated in the same subjects.
    The summary were followings.
    The vital capacity were correlated well with height and age. There were a high negative correlation of vital capacity with age (r=-0.690).
    Maximal breathing capacity were correlated well with height (r=0.401), but significant correlation between MBC and body surface area were not obtaind in our study (r=0.163).
  • 畝 大, 杭ノ瀬 昌彦, 山澤 隆彦, 清田 正之, 飯田 淳義
    日本臨床外科学会雑誌
    2008年 69 巻 7 号 1629-1632
    発行日: 2008年
    公開日: 2009/01/06
    ジャーナル フリー
    低肺機能,カテーテル閉鎖術不成功であった高齢者心房中隔欠損症に対して剣状突起下アプローチによる低侵襲手術にて閉鎖し良好な術後経過を得たためここに報告する.
    症例は78歳,女性.心雑音を契機に心エコーにて心房中隔欠損症(2次孔欠損型17mm)と診断され,労作時呼吸苦を認めた.第1選択として他院にてカテーテル閉鎖治療を試みられるも左房前後径が小さくカテーテル閉鎖不可能であった.漏斗胸であり術前より拘束性肺障害(%努力性肺
    活量
    37%)を認めたため肺機能に影響の最も少ない剣状突起下アプローチにより心房中隔欠損を閉鎖した.術直後2日間は非侵襲的人工呼吸管理(noninvasive positive pressure ventilation:NPPV)にて呼吸補助を必要としたが,以後の術後経過は良好であった.
  • 内海 通夫
    日本化學會誌
    1937年 58 巻 3 号 297-300
    発行日: 1937年
    公開日: 2009/12/22
    ジャーナル フリー
    「イオンの個別的
    活量係數は平均活量
    係數に等しい」といふ金子氏の所論は誤りである事を證明した.イオンの個別的
    活量
    係數の決定といふ問題は尚將來に殘されてゐる.
  • 冨木 裕一, 新村 光司, 笠巻 伸二, 寺井 潔, 前田 力, 武田 良平, 高橋 玄, 柳沼 行宏, 坂本 一博, 中嶋 孝司, 鎌野 俊紀, 林田 康男
    日本消化器内視鏡学会雑誌
    2008年 50 巻 4 号 1169-1176
    発行日: 2008/04/20
    公開日: 2011/05/09
    ジャーナル フリー
    【背景】「内視鏡検査におけるsedationの呼吸抑制が予測可能であるか」について検討した. 【方法】手術前に呼吸機能検査とsedationを行って大腸内視鏡検査を受けた211例の呼吸循環動態について検討した. 【結果】SedationによるSpO2の低下は平均6.0%であり,sedationを行う前のSpO2に比べ有意に低下していた.SpO2<90%まで低下する呼吸抑制は,年齢が高く,身長が低く,体重が軽く,男性より女性に多く認められ,さらに肺
    活量
    と検査前SpO2の影響を受けていた.ROC解析による呼吸抑制の予測診断では,年齢,身長,肺
    活量
    ,検査前SpO2の4因子モデルによるAUCは0.79であった.肺
    活量
    の代用として,予測肺
    活量
    を年齢と身長から算出し,予測肺
    活量
    と検査前SpO2の2因子モデルから求めたAUCは0,77で,4因子に比べ,わずかに低いが遜色はみられなかった. 【結論】予測肺
    活量
    と検査前SpO2,による呼吸抑制の予測は,簡単で有用と考えられた.
  • *伊藤 弥生, 山田 拓実, 吉田 弥央, 武田 円, 木村 雅彦
    理学療法学Supplement
    2006年 2005 巻 834
    発行日: 2006年
    公開日: 2006/04/29
    会議録・要旨集 フリー
    【目的】
    加齢変化として,脊柱の後彎変形や呼吸機能の低下は多く報告されている.今回,高齢者の姿勢と呼吸との関係を明らかにすることを目的として,姿勢と呼吸機能,呼吸筋力,呼吸時の胸郭と腹部の動きとの関連を検討した.

    【方法】
    呼吸器疾患を除く地域在住高齢者65名を対象とした.対象者を姿勢により正常群と円背群の2群に分別した.姿勢評価は脊柱の形状を反映する円背指数計測を用いて,安楽座位で行った.長さ50cmの自在曲線定規で,第7頚椎棘突起(C7)から第4腰椎棘突起(L4)までの背部の彎曲をなぞり,その形状をデジタルカメラで撮影した.C7とL4を結ぶ距離をL,直線Lから彎曲の頂点までの距離をHとし,Milneら(1974)の式を用い,その割合を円背指数(H/L×100)として算出した.寺垣ら(2004)の円背指数計測の妥当性に関する報告や予備実験として行った健常成人11名の円背指数の平均値9.55,対象者の円背指数の平均値11.41を参考値として,正常群は円背指数15未満とし,円背群を円背指数15以上とした.測定項目は呼吸機能,換気様式,呼吸筋力とした.安楽座位での安静呼吸と静的肺
    活量
    (SVC)手技,努力性肺
    活量
    (FVC)手技の3種類の呼吸パターンを行わせた.呼吸機能はニューモタコグラフ・ニューモタコアンプリファイア(ハンスルドルフ社製)を用いてVC,%VC,FVC,1秒率,%PEFを測定した.それと同時に,ポータブル型レスピトレース(米国AMI社製)を用いて胸郭と腹部の動きを測定した.呼吸筋力はP-maxモニタ(英国モーガン社製)を用いて,残気量位における最大吸気筋力と全肺気量位における最大呼気筋力を測定した.分析はt検定とカイ2乗検定を行い,危険率5%以下を有意とした.

    【結果】
    正常群は48名(男性15名,女性33名),年齢76.9±8.2歳,BMI23.1±3.4で,円背群は17名(男性5名,女性12名),年齢78.9±7.5歳,BMI22.3±4.2であった.呼吸機能において,%PEFについては,円背群の方が有意に低下していた(p<0.05).最大吸気筋力と最大呼気筋力はともに,円背群で有意に小さかった(p<0.01).換気様式の特徴としては,安静呼吸,SVC手技で,正常群では腹部優位の割合が大きかったのに対し,円背群では胸郭優位の割合が大きかった.FVC手技では正常群・円背群ともにばらつきが大きかった.

    【まとめ】
    安楽座位姿勢において,円背が強い高齢者では,%PEF,最大吸気筋力および最大呼気筋力の低下がみられた.換気様式については,胸郭優位となる傾向があった.
feedback
Top