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クエリ検索: "渓流"
10,538件中 1-20の結果を表示しています
  • 仲川 泰則, 柴田 英昭, 佐藤 冬樹, 笹 賀一郎
    環境科学会誌
    2009年 22 巻 3 号 173-186
    発行日: 2009年
    公開日: 2010/08/10
    ジャーナル フリー
    著者らは,北海道の2つの集水域について,
    渓流
    水のpHの時空間変動と,その変動を引き起こす要因について評価した。1つの集水域は,
    渓流
    の流路沿いに湿地が広がり,もう1つは狭い渓畔域を持つ。著者らは,渓畔湿地が
    渓流
    水のpHに及ぼす影響についても評価した。本研究では,
    渓流
    水のpHはほぼ中性で,主に二酸化炭素分圧(以下,pCO2)によりコントロールされていた。つまり,
    渓流
    水・渓畔帯からのCO2の脱気により,高いpCO2と低いpHを示す湧水から低いpCO2と高いpHを示す下流の水に徐々に変化していった。流路周辺の地下水は,
    渓流
    水よりも高いpCO2と低いpHを示した。地下水の流入により
    渓流
    水量が増加するが,
    渓流
    水のpHには明瞭な影響を示さなかった。このことは,土壌と
    渓流
    の境界面で比較的速やかなCO2の脱気が起こることを示唆する。広い渓畔湿地を持つ集水域は,高いpCO2と低いpHを示す小さな支流を有し,この支流が直接的に
    渓流
    水を酸性化した。融雪期にこの支流の流量が高くなったとき,高いpCO2を持つ支流が多量に流入するために,流下に伴う
    渓流
    水のpH上昇傾向が一時的に逆転した。
  • *船田 晋, 石平 博, 吉村 千洋, 竹内 邦良
    水文・水資源学会研究発表会要旨集
    2007年 20 巻 P-27
    発行日: 2007年
    公開日: 2008/04/03
    会議録・要旨集 フリー
    渓流
    へと移動する落葉に注目し,山梨県北杜市の試験流域において,落葉期以降に
    渓流
    の上方,側方から供給される落葉量の変化を計測した.また,ICタグを貼付した落葉を連続的に観測し,その動態や供給起源を地形,気象条件と共に解析した.その結果,強風や葉の湿り度,地形条件から
    渓流
    への落葉供給量の変化が明らかになった.さらに,この試験区域200m2における落葉(約6.47 kg)の
    渓流
    への供給量は,395gと推定された.また,半年間で林床から
    渓流
    に供給される落葉のうち約95%が,
    渓流
    から5m以内の落葉であると考えられた.
  • 荒木 義則, 鈴木 真次, 石川 芳治, 水山 高久, 古川 浩平
    土木学会論文集
    1995年 1995 巻 522 号 133-142
    発行日: 1995/09/20
    公開日: 2010/08/24
    ジャーナル フリー
    土石流危険
    渓流における渓流
    調査は, 全国的に実施され
    渓流
    の危険度が評価されている. しかし, この調査の後に多くの
    渓流
    で土石流が発生したが, その妥当性の検証は十分であるとは言い難い. 本研究では, 昭和57年7月に長崎地方で発生した土石流災害のうち, 最も被害の大きかった長崎市東部地方を対象とし, 現行の
    渓流
    危険度評価の検証を行うと共に素因である地形要因を用いて谷頭崩壊や土石流の発生状況に基づいた
    渓流
    の崩壊規模を評価する方法を提案した.
  • 染谷 哲久, 藤村 直樹, 石井 靖雄, 西井 洋史
    水利科学
    2019年 62 巻 6 号 36-55
    発行日: 2019/02/01
    公開日: 2020/04/01
    ジャーナル フリー

    平成29年(2017年)7月九州北部豪雨災害では,複数の土石流危険

    渓流
    等を含む広い流域で大量の流木が発生し,下流の市街地へ流出して被害を発生させた。今後,広い流域における流木対策を検討する上で,本災害の流木の発生や流出の特徴を把握することは重要である。本論では,福岡県朝倉市の奈良ヶ谷川を対象に,流木の発生および堆積,流出の特徴を調査した結果を報告する。 流木の発生原因は斜面の崩壊によるものが主体で,過去の流木災害報告と比較すると本災害では同程度の流域面積における発生流木量が多く,特に崩壊による流木発生面積率が高い値となった。流木の堆積は支
    渓流
    では倒木が多く,主
    渓流
    では流木が多い傾向が認められた。また支
    渓流で発生した多くの流木は土石流により主渓流
    に流出し,主
    渓流
    では流水の水面付近を浮遊しながら流下したと推定された。

  • 齊藤 みづほ, 星野 義延, 吉川 正人, 星野 順子
    植生学会誌
    2019年 36 巻 1 号 17-31
    発行日: 2019年
    公開日: 2019/07/30
    ジャーナル フリー

    1. 沖縄県西表島の

    渓流
    辺植物群落(
    渓流
    帯に成立し,
    渓流
    沿い植物を主な構成種とする群落)の成立立地と冠水頻度の関係について,流積と集水域面積の2軸で冠水頻度を指標した
    渓流
    帯テンプレートを用いて明らかにすることを目的とした.

    2. 西表島の7河川において277の植生調査資料を収集した.また,河川横断面図の作成と冠水痕跡の調査から,平水位と年最高水位における流積を算出して

    渓流
    帯テンプレートを作成し,西表島の河川における
    渓流
    帯の範囲を推定した.

    3. 得られた植生調査資料から,ヒメタムラソウ-サイゴクホングウシダ群集,ヒナヨシ-シマミズ群集,マルヤマシュウカイドウ-イリオモテソウ群集の3群集を識別した.植分あたりの出現種に占める

    渓流
    沿い植物の割合は,ヒメタムラソウ-サイゴクホングウシダ群集,ヒナヨシ-シマミズ群集,マルヤマシュウカイドウ-イリオモテソウ群集の順で大きかった.

    4. 識別された3群集の分布を

    渓流
    帯テンプレート上にプロットした結果,ヒメタムラソウ-サイゴクホングウシダ群集とヒナヨシ-シマミズ群集は,年1回かそれ以上の頻度で冠水する立地に成立する
    渓流
    辺植物群落であると判断された.とくに前者は冠水頻度が高い立地にも成立していた.一方,マルヤマシュウカイドウ-イリオモテソウ群集は,年1回程度の増水では冠水しない立地に成立しており,
    渓流
    辺植物群落ではないと考えられた.

    5. 西表島の河川では,定期的な冠水による攪乱が,

    渓流
    辺での通常の陸上植物の生育を妨げ,冠水に適応した種からなる
    渓流
    辺植物群落を発達させていると考えられた.そのため,冠水頻度を低下させるような河川の人為的改変が行われた場合,
    渓流
    辺植物群落が衰退するおそれが高いことを指摘した.

  • *苗村 晶彦, 猪股 弥生, 奥田 知明
    陸水物理学会報
    2022年 43 巻
    発行日: 2022/10/24
    公開日: 2023/04/12
    会議録・要旨集 フリー
    渓流
    水質は主に大気沈着や地質の影響によって決定づけられるが、大気沈着の影響が小さい時には地質の影響が大きくなると考えられる。北陸地方には日本の地質学および古生物学の研究が発展するきっかけとなった手取層群がある。手取層群は主に福井県と石川県に分布するが,日本列島がまだ大陸の一部だった頃の中生代のジュラ紀(201.3~145.0 Ma)から白亜紀(145.0~66.0 Ma)にかけて存在し、大きな湖に堆積した礫岩層である。 ところで
    渓流
    水中のNO3-濃度は平水時において時間代表性があるとされ(楊, 2000;伊東ほか,2004)、
    渓流
    水中のCl-濃度についてはその変動が小さく特に時間代表性があることが報告されている(苗村ほか, 2017;苗村, 2018)。本研究では、手取層群における
    渓流
    水を採取し、
    渓流
    水中のNO3-濃度を中心に考察した。
  • 秋吉 康弘
    農業土木学会論文集
    2000年 2000 巻 208 号 597-598,a4
    発行日: 2000/08/25
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
    既存の
    渓流
    取水工は,
    渓流
    を流下する土砂礫の直撃や埋没を防止するために, 砂防堰堤の直下流 (間隔10数m) に位置している場合が多く見られる.しかし, このように2つの構造物が近接して施工されることは, 工事費が多大となり不経済であると考えた.そこで, 筆者は砂防と取水のそれぞれの機能を邪魔することなしに互いの目的を併せ持つ, 砂防堰堤と
    渓流
    取水工を合体化させた「砂防ダム方式
    渓流
    取水工 (仮称)」を開発している.
    また, 本構造物は土石流中の流水を
    渓流
    取水工にてカットするために, 巨石の流化を押さえることができ, 土石流による下流への災害防止が可能になる.また, 本構造物は, 多大なるコスト縮減が可能な新しい構造物である.
  • 北村 泰一
    砂防学会誌
    1992年 45 巻 1 号 3-13
    発行日: 1992/05/15
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
    土砂災害に対する安全性を確保するとともに
    渓流
    のもつ美しい砂防環境を保全し,地域住民にうるおいとやすらぎを提供するために,緑と水が調和した砂防空間の創出が各地で行われるようになってきている。
    現在の傾向として,その大部分が平地河川の論理を山岳
    渓流
    (以下
    渓流
    )に適用し,場(瀬・淵)を人工的に固定することによって水辺環境の再生を図ることが多い。しかしながら,瀬・淵に代表される河床型は豪雨に伴う出水や土砂移動によってその位置や形態,規模が随時変化しているものであり,平地河川に比べて
    渓流
    では土砂移動の発生頻度は高く規模も大きい。したがって,場の条件を無視し画一的な論理・手法で河床を固定するのではなく,
    渓流
    独自の論理と技術が必要であると思われる。
    このような観点から,本研究は安倍川上流支流(静岡県)を対象として,
    渓流
    において床固工群の施工が河床型の変遷に及ぼす影響を推察し,床固工群による水辺環境保全の可能性について考察したものである。
    a. 床固工群には,石礫を滞留させることによって瀬・淵がおりなす多様な空間(石礫空間) を創出する機能があり,床固工施工区間では石礫空間を再生維持する自然作用によって
    渓流
    の水辺環境の保全が図られている。
    b. 床固工区間では,床固工間隔・川幅が石礫空間の形態・規模を支配する因子であり,床固工間隔と施工幅との比がある程度の空間において石礫空間がもっとも維持されやすい。
    c. したがって,空間論的視点のもとに
    渓流
    の要所々々に適切な間隔・川幅で床固工群を配置する空間工法の導入により,
    渓流
    にある程度の変動の自由度を与えることが可能になり,地域固有の保全思想を反映した伝統工法の導入や近自然河川ゾーンの確保など,
    渓流環境に及ぼす負荷の少ない渓流
    整備が可能になるものと思われる。
  • *小幡 祐介, 安藤 健太, 大山 拓也, 中川 書子, 角皆 潤, 山下 尚之, 齋藤 辰善, 佐瀬 裕之
    日本地球化学会年会要旨集
    2015年 62 巻 2P07
    発行日: 2015年
    公開日: 2015/09/03
    会議録・要旨集 フリー
    森林生態系において高濃度の硝酸を含む
    渓流
    水の流出は、下流域の湖沼などの生態系に対して富栄養化などの深刻な影響をもたらす可能性がある。そのため
    渓流
    水中の硝酸の起源や挙動を明らかにすることは極めて重要である。そこで本研究では一般の化学反応で変化しない三酸素同位体組成(Δ17O)を用いて
    渓流
    水中に高濃度で存在する硝酸の起源を調べた。また、土壌水中に含まれる硝酸のΔ17Oも測定し、
    渓流
    水の結果と比較した。
    渓流
    水中の硝酸の年平均Δ17O(1.36‰)はどの土壌水中の硝酸よりも高いΔ17Oを示した。
    渓流
    水中の年平均Δ17O値は、斜面中腹の土壌水の値に最も近く、次いで斜面上部の土壌水の値に近いことが分かった。このことから、中腹より上部に位置する土壌水中の硝酸が
    渓流
    水中の硝酸の主要起源となっている可能性が高いと考えられた。
  • 船田 晋, *小池 智樹, 吉村 千洋, 石平 博, 竹内 邦良
    水文・水資源学会研究発表会要旨集
    2008年 21 巻 P-85
    発行日: 2008年
    公開日: 2008/11/28
    会議録・要旨集 フリー
    森林と河川のインターフェイスとして様々な物質代謝や水・エネルギーの交換が行われる場である河畔林では,大量の落葉が河川・森林土壌の双方にとって重要な炭素源,栄養源となっており,その溶存態,粒状態の動態は
    渓流
    ,下流河川の水質や生物環境に大きな影響を与えている.しかしながら,このような河畔林における分解・破砕の進んでいない新鮮な落葉の移動については,まだ十分に解明されていない.本研究では,山梨県瑞墻山の試験流域において,
    渓流
    の付近で生産され,林床上を移動し
    渓流
    に供給される3種類の落葉(ミズナラ,シラカンバ,ヤナギ)の動態を調査した.特に今回は,個葉の移動特性に注目し,
    渓流
    からみた個葉の移動を定式化し,
    渓流
    への落葉の供給源となりうる範囲の推定を行った.
  • 森 泰樹, 藤井 昌隆, 杉山 友康, 里深 好文
    土木学会論文集B1(水工学)
    2019年 75 巻 1 号 31-48
    発行日: 2019年
    公開日: 2019/05/20
    ジャーナル フリー

     鉄道の降雨災害のひとつに,

    渓流
    からの土砂流入災害がある.過去には,わずかな流入土砂等に列車が乗り上げて脱線する事故も発生している.線路沿線には膨大な数の
    渓流
    が存在し,それらの流域は鉄道管理用地外におよぶこと,また
    渓流
    には地形,渓床や渓岸斜面の荒廃状態等の様々な要因が混在することから,危険度評価には多くの時間を要するうえに,調査者の危険度判断能力によるバラツキが生じる可能性がある.そのため,鉄道では,
    渓流
    の危険度評価を効率的,効果的に行うことができる手法の作成が課題となっている.そこで本論文では,線路近傍の
    渓流
    を発生源とする小規模な土砂流入の危険度を簡易な調査等により評価できる手法について論じる.具体的には,災害
    渓流
    等のデータに基づく統計解析を行い,
    渓流
    の危険度を評価する採点表等を作成した.

  • 苗村 晶彦, 楊 宗興
    環境科学会誌
    2016年 29 巻 4 号 201-205
    発行日: 2016/07/29
    公開日: 2016/12/23
    ジャーナル フリー

    横浜市内を流れる都市河川・大岡川の源流域の森林

    渓流
    水において平水時濃度を測定し,対照区として奥秩父の森林
    渓流
    水と比較した。結果,大岡川の
    渓流
    水中のCl濃度は平均366 µMとなり奥秩父と比較して14倍,NO3濃度は平均104 µM(同様に3.1倍)となり,大岡川源流は,特に大気沈着からの影響を大きく受け,主に海塩の影響と人為的な影響が強く示唆された。NO3は森林の窒素飽和の観点から,SO42-は土壌の影響も大きく,これらの
    渓流
    水中の陰イオン濃度には注視すべきである。

  • 川上 智規, 能登 勇二, 青井 透, 宮里 直樹, 森 邦広
    環境工学研究論文集
    2007年 44 巻 93-98
    発行日: 2007/11/16
    公開日: 2011/06/27
    ジャーナル フリー
    窒素飽和は大気からの過剰な窒素化合物の沈着により引起こされ、陸水の富栄養化や酸性化、森林の衰退をもたらすと考えられている。しかしながら、陸水が窒素飽和状態にあるかどうかを判断するためには、集水域における窒素の収支を測定しなければならないなど困難な面が多い。そこで本研究では、人為的汚染の無い
    渓流
    を対象に、それらの
    渓流
    が窒素飽和状態にあるのかどうかを判断することを目的として、主成分分析等の多変量解析を適用した。富山県内95箇所、群馬県内10箇所の
    渓流
    水の水質データのうち、pH, 電気伝導度, Na+, K+, Mg2+, Ca2+, Cl-, NO3-, SO42-, Acid Neutralizing Capacity (ANC) の10項目を用いて解析を行った結果、第2主成分Z2-第3主成分Z3平面上に窒素飽和区分境界線を設定することができ、この境界線より下の領域に位置する
    渓流
    水は窒素飽和であると考えられた。この境界線により「窒素飽和」に区分された
    渓流
    は、そのすべてが実際に窒素飽和状態であった。一方、「非窒素飽和」と区分された
    渓流であってもこの区分境界線近くにプロットされる渓流
    は窒素飽和状態に近づいている可能性が示唆された。
  • *山中 信彦, 加賀谷 隆
    日本陸水学会 講演要旨集
    2008年 73 巻 3A06
    発行日: 2008年
    公開日: 2008/11/13
    会議録・要旨集 フリー
  • *池田 英史, 石井 孝, 今村 正裕, 中野 大助, 山本 亮介
    日本地球化学会年会要旨集
    2013年 60 巻 1P19
    発行日: 2013年
    公開日: 2013/08/31
    会議録・要旨集 フリー
    日本国内の山地流域における
    渓流
    水質の長期変化についての検討を行った。手法は以下の2つよりなる。第一は、1991年および2010年の秋季に全国の人為汚染のない
    渓流
    水を採取・分析した結果のデータベースの構築である。第二は
    渓流
    水採取地点流域の地質、植生などの国土数値情報を組み合わせたデータベースの構築である。この二つを組み合わせて流域条件や大気質、植生の変化が
    渓流
    水質の変化に及ぼす影響について考察した。その結果、水文条件と大気質の双方が
    渓流
    水質の長期変化に影響していると考えられた。
  • 村上 豊和, 下野 宗彦, 柳迫 新吾, 中田 幸男
    土木学会論文集C(地圏工学)
    2019年 75 巻 1 号 1-14
    発行日: 2019年
    公開日: 2019/01/20
    ジャーナル フリー
     近年では,局所的集中豪雨が増加傾向にある中,社会的にインパクトのある土石流災害が発生している.土石流の発見が予見される危険
    渓流
    は膨大にあるため,効率的かつ効果的な対策を行うためには,危険度評価を実施する意義が高い.この評価において,基本的な事項である計画流出土砂量および移動可能土砂量の算出は非常に重要であり,特に実用的な侵食深と侵食幅の想定が必要になる.そこで本研究では,中国地方の高速道路沿線にある1,106
    渓流
    に対して現地調査を実施した.現地調査で得られた移動可能土砂量および侵食深や侵食幅について統計分析の結果から分布特性の評価を行い,危険
    渓流
    調査における移動可能土砂量を算出するための侵食深と侵食幅の想定基準値の提案を行ったものである.
  • 佐々木 重行
    環境技術
    1997年 26 巻 10 号 657-662
    発行日: 1997/10/30
    公開日: 2010/03/18
    ジャーナル フリー
  • *五名 美江, 若原 妙子, 白木 克繁, 蔵治 光一郎, 鈴木 雅一
    水文・水資源学会研究発表会要旨集
    2008年 21 巻 P-80
    発行日: 2008年
    公開日: 2008/11/28
    会議録・要旨集 フリー
  • 荒木 義則, 古川 浩平, 小笠原 貴人, 石川 芳治, 水山 高久
    土木学会論文集
    1997年 1997 巻 581 号 83-96
    発行日: 1997/12/20
    公開日: 2010/08/24
    ジャーナル フリー
    昭和49年7月と昭和51年9月の2度に渡り土石流に見舞われた小豆島東海岸部を対象として,
    渓流
    の崩壊形態や崩壊規模の変化を崩壊現象の拡大性や免疫性の観点から考察した. また, 地形要因や降雨要因を用いて崩壊現象の変化を定量的に扱い,
    渓流
    の崩壊規模評価モデルを構築した. この評価モデルは, 一旦土石流の発生した
    渓流
    に対しても土石流の発生状況をモデル内に取り込むことにより, 再度土石流の発生を評価することができるため, 崩壊現象の変化を追跡することによりモデルの適用範囲を示した.
  • 佐藤 丈晴, 河野 泰典, 荒木 義則, 中山 弘隆, 水山 高久, 古川 浩平
    土木学会論文集
    2002年 2002 巻 721 号 13-25
    発行日: 2002/12/20
    公開日: 2010/08/24
    ジャーナル フリー
    1982年7月長崎災害は, 日本観測史上最も激しい集中豪雨により, 多数の土石流が発生した事例である. しかしながら隣接する
    渓流
    で土石流が発生していない場合もある等, 土石流の発生は誘因となる降雨に加えて素因となる地形の影響を受けている. 本研究では, ラフ集合を用いて土石流危険
    渓流
    の地形要因から, 土石流発生に関する重要要因を抽出した. また, ラフ集合におけるルールの領域を拡張させることで, 土石流ルールを新しく定義し, その有用性を検討した.
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