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クエリ検索: "漿液"
18,881件中 1-20の結果を表示しています
  • 松本 浩次, 高野 裕, 三好 俊策, 片倉 玲樹, 櫛方 美文, 手島 伸一
    日本消化器内視鏡学会雑誌
    2010年 52 巻 3 号 426-431
    発行日: 2010年
    公開日: 2011/11/07
    ジャーナル フリー
    症例は68歳男性.糖尿病にて通院加療中,腹部CT検査にて,膵体部に38mm大の軽度造影効果を伴い,内部に小嚢胞を含有した充実性腫瘍を認め,その尾側膵管は嚢胞状に著明に拡張していた.ERCP検査では,主膵管は膵頭部で途絶する像が得られた.画像上,膵
    漿液
    性嚢胞腺腫が強く疑われたが,主膵管途絶像より悪性腫瘍も否定できず,膵体尾部脾臓合併切除術を施行.術後病理組織検査では,膵
    漿液
    性嚢胞腺腫と診断された.
  • 桑谷 将城, 河上 洋, 小野寺 学, 平野 聡, 近藤 哲, 伊藤 智雄, 腰山 達美, 河上 彩恵, 浅香 正博
    日本消化器内視鏡学会雑誌
    2007年 49 巻 5 号 1303-1309
    発行日: 2007/05/20
    公開日: 2011/05/09
    ジャーナル フリー
     症例は70歳,女性.膵頭部腫瘤の精査目的に当科を受診.腹部USでは径23×16mm大の低エコー性腫瘤で,CTでは強く造影される境界明瞭な類円形病変であった.EUSでは内部に高エコーを伴う低エコー性腫瘤であった.以上より膵内分泌腫瘍と診断し,亜全胃温存膵頭十二指腸切除術を施行した.病理組織学的には膵
    漿液
    性嚢胞腺腫solid-vari-ant typeであり,鑑別診断として本疾患を念頭におく必要があった.
  • 虻江 誠, 鈴木 雅貴, 小野寺 博義, 鈴木 眞一, 萱場 佳郎, 加賀谷 浩文, 野口 哲也, 菊地 徹, 内海 潔, 藤谷 恒明, 山並 秀章, 立野 紘雄
    日本消化器内視鏡学会雑誌
    2008年 50 巻 8 号 1743-1751
    発行日: 2008/08/20
    公開日: 2011/05/09
    ジャーナル フリー
    症例は57歳,男性.2003年6月より膵頭部のmacrocystic dominant typeの膵
    漿液
    性嚢胞腺腫の診断にて経過観察をしていた.2006年3月に嚢胞径の縮小,壁肥厚及び結節様所見を認め,悪性化も否定できなかったため幽門温存膵頭十二指腸切除術を施行した.組織学的には
    漿液
    性嚢胞腺腫で悪性像を認めず,厚い線維性組織からなる嚢胞壁とコレステリン結晶及び出血を認めた.膵
    漿液
    性嚢胞腺腫において嚢胞内に出血をきたし,嚢胞径が縮小した例は稀であり,報告する.
  • 伊藤 満壽雄
    昭和医学会雑誌
    1954年 14 巻 2 号 178-179
    発行日: 1954/05/31
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
  • 田賀 理子, 高橋 裕樹, 安井 寛, 築田 浩幸, 武川 睦寛, 本谷 聡, 菅谷 壽晃, 曽根 昭子, 鈴木 純一, 池田 建, 今井 浩三
    日本臨床免疫学会会誌
    2001年 24 巻 3 号 125-132
    発行日: 2001/06/30
    公開日: 2009/02/13
    ジャーナル フリー
    症例は44歳,女性. 1999年5月より両下肢の浮腫を自覚し,同年9月当科入院となった.著明な低アルブミン血症(1.9g/dl)を認め,消化管からの蛋白漏出と蛍光抗体法により大腸粘膜への免疫複合体の沈着を認めた.また抗セントロメア抗体陽性,強指症と皮膚の組織学的な硬化所見を認め,強皮症に合併した蛋白漏出性胃腸症と診断した. 10月よりステロイドの経口投与を開始し, 11月ステロイドパルス療法施行直後から視力低下を認め,中心性
    漿液
    性網脈絡膜症(CSC)と診断された.ステロイド誘発性CSCも疑われたが,低蛋白血症が続くためステロイド投与を継続したところ,発症後30日目にCSCは消失した. CSCの病因は脈絡膜血管病変による二次的な網膜色素上皮の障害と考えられている.本例では消化管で観察された免疫複合体の組織への沈着が脈絡膜血管においても生じ,血管透過性の亢進を介してCSCを惹起した可能性が示唆された.
  • ―本邦報告例の集計と考察を含めて―
    斉藤 浩之, 原 久人, 小原 剛, 蘆田 知史, 柴田 好, 高井 幸裕, 岡村 毅與志, 並木 正義, 山本 哲, 浅川 全一, 水戸 廸郎, 佐野 博昭
    日本消化器内視鏡学会雑誌
    1989年 31 巻 12 号 3280-3289_1
    発行日: 1989/12/20
    公開日: 2011/05/09
    ジャーナル フリー
     われわれは最近,膵管非癒合に合併した
    漿液
    性膵嚢胞腺腫の1例を経験した.症例は78歳女性,主訴は左季肋部腫瘤.腹部超音波およびCT所見で膵尾部に腫瘤像を認め,ERP所見で膵管非癒合がみられ,背側膵管は尾部で圧排と分枝の軽度拡張を示した.血管造影ではhypervascular patternであった.膵尾部腫瘍と診断し手術を施行した.腫瘤は8.0×6.5×5.0cmで灰色色が硬く,割面は
    漿液
    様物質を含んだ小嚢胞が多数存在しており,病理組織学的に
    漿液
    性膵嚢胞腺腫と診断した.本症の本邦報告例は自験例を含め60例であり,画像診断を中心に本症に特徴的な所見について文献的考察を加え報告した.
  • 中心性漿液性脈絡網膜症と脈絡膜循環障害の関連について
    河西 葉子
    岡山医学会雑誌
    1997年 109 巻 1-2 号 25-33
    発行日: 1997/02/28
    公開日: 2009/03/30
    ジャーナル フリー
    In order to know frequency of choroidal circulatory disturbance, 126 eyes with central serous chorioretinopathy followed-up between Jan. 1985 and Dec. 1990 were retrospectively investigated by fundus fluorescein angiography. Appearance of choroidal circulatory disturbance was divided into two types. The type 1 showed choroidal filling delay at late retinal venous phase. The type 2 showed mosaic pattern of choroidal background at late retinal venous phase. Among the 126 eyes, 3 eyes were type 1 (2.4%) and 57 eyes were type 2 (45.2%), totaling 60 eyes (47.6%). Sixty-three eyes with normal part of branch retinal vein occlusion matching in sex and age were selected as controls. In the controls, no eye was type 1 (0%) and 8 eyes were type 2 (12.7%), totaling 8 eyes (12.7%). Distinctly, proportion of the type 2 was higher in central serous chorioretinopathy than in branch retinal vein occlusion. In conclusion, the pathogenesis of central serous chorioretinopathy is related to choroidal circulatory disturbance and especially mosaic pattern (type 2) was found to be a new type of circulatory disturbance.
  • 奥脇 裕介, 木田 光広
    日本消化器内視鏡学会雑誌
    2006年 48 巻 12 号 2812-2813
    発行日: 2006/12/20
    公開日: 2011/05/09
    ジャーナル フリー
  • 安田 顕, 有川 卓, 藤崎 宏之, 安藤 景一, 永田 博, 野浪 敏明
    膵臓
    2013年 28 巻 6 号 800-805
    発行日: 2013年
    公開日: 2014/01/18
    ジャーナル フリー
    症例は45歳,女性.急性膵炎に伴う腹痛,背部痛を繰り返し,入院となった.CTで膵頭部の嚢胞性病変とその尾側の主膵管の拡張を認め,超音波内視鏡検査では膵頭部に25mm大の多房性嚢胞性病変,膵体部主膵管の拡張を認めた.内視鏡的逆行性胆管膵管造影(ERCP)では膵頭部主膵管の滑らかな狭窄を認めた.以上のような所見から,膵管内乳頭粘液性腫瘍(IPMN)と診断した.狭窄部のブラシ細胞診が疑陽性であったため,悪性の可能性も否定できず,亜全胃温存膵頭十二指腸切除を施行した.摘出標本の割面には,膵頭部に大小の嚢胞が集簇した病変を認め,病理組織診断は
    漿液
    性嚢胞腺腫(SCA)であった.主膵管狭窄を伴うSCAの報告は稀であり,本症例は嚢胞による圧排が主膵管狭窄の原因と判断した.SCAは診断が確定すれば経過観察可能とされているが,本症例では腹痛を認め,悪性の可能性も否定できず,外科的治療を選択した.
  • 森山 初男, 佐藤 哲郎, 野口 剛, 川原 克信
    日本臨床外科学会雑誌
    2005年 66 巻 3 号 743-746
    発行日: 2005/03/25
    公開日: 2009/01/22
    ジャーナル フリー
    比較的稀とされている後腹膜
    漿液
    性嚢胞に対し,腹腔鏡下に切除した1例を経験したので報告する.症例は60歳,女性で左側腹部痛から左腰部痛を主訴に当院を受診した.腹部超音波検査,腹部CT検査および腹部MRI検査にて左後腹膜腔に50×30×20mm大の内部均一な単房性の嚢胞性腫瘤を認めた.後腹膜嚢胞の術前診断にて腹腔鏡下に手術を施行した.嚢胞は周囲との癒着はなく剥離も容易であり,腹腔鏡下に摘出可能であった.標本は40g, 内容液は
    漿液
    性で単黄色であった.病理組織学的に嚢胞壁の内面の上皮は一層の中皮細胞と,これと連続するように一層の円柱細胞より構成されており,中皮細胞の一部が円柱細胞に分化したものと推測された.術後13カ月の現在,再発の徴候を認めず経過良好である.
  • 大槻 憲一, 渡辺 明彦, 山本 克彦, 石川 博文, 大山 孝雄, 山田 高嗣
    日本臨床外科学会雑誌
    2004年 65 巻 2 号 522-526
    発行日: 2004/02/25
    公開日: 2009/03/31
    ジャーナル フリー
    症例は59歳,女性.平成13年11月,下痢を主訴に近医を受診したところ,右側腹部腫瘤を指摘され当院に紹介された.当院受診時,右側腹部に弾性軟,小児頭大の腫瘤を触知した.腹部CTでは右後腹膜腔に12×7 cmのlow density massとして描出され,注腸造影検査において,上行結腸は著名に左側に圧排されていた.後腹膜
    漿液
    性嚢胞の診断のもと,腫瘍摘出術を施行した.腫瘤は非常に薄い嚢胞壁を有し,その内容物は無色透明の液体であった.内溶液のCA19-9, CEA値はそれぞれ10,000U/ml以上, 344.5ng/mlと高値を示したが,細胞診は陰性であり,嚢胞壁にも悪性所見は認めなかった.後腹膜嚢腫は稀な疾患であり,若干の文献的考察を加え報告する.
  • 旭吉 雅秀, 千々岩 一男, 大内田 次郎, 今村 直哉, 永野 元章, 内山 周一郎, 甲斐 真弘, 近藤 千博
    膵臓
    2007年 22 巻 5 号 556-562
    発行日: 2007年
    公開日: 2007/11/09
    ジャーナル フリー
    症例は62歳の男性で,便秘に対する精査で行われた腹部CTで膵腫瘍を指摘され,当科に紹介となった.腹部超音波検査では,膵尾部に約3cm大の低エコー性腫瘤を認めた.腹部単純CTでは,低吸収腫瘤として描出され,造影CTでは動脈相で強い造影効果を示した.血管造影でもhypervascularなtumorで,超音波内視鏡検査では嚢胞の存在は認めなかった.血液検査では内分泌学的なホルモンの異常は認めなかった.非機能性の膵内分泌腫瘍の術前診断で脾温存膵尾部切除術を施行した.切除標本は被膜を有する弾性硬な充実性の腫瘍であり,肉眼的には嚢胞成分は認めなかった.病理組織学的には,無数の小嚢胞が繊維性間質を伴って増生しており,その内面は透明な細胞質を持つ立方上皮で構成され,PAS染色陽性でグリコーゲンが豊富であり
    漿液
    性嚢胞腺腫(solid variant)と診断した.膵内分泌腫瘍との鑑別を要した稀なsolid variant typeの膵
    漿液
    性嚢胞腺腫の1例を経験したので,文献的考察を加え報告する.
  • 折原 美佳, 黒木 実智雄, 平本 圭一郎, 庄司 広和, 松村 吉史, 菊地 義文, 平川 秀紀, 前田 邦彦
    日本消化器病学会雑誌
    2010年 107 巻 6 号 923-929
    発行日: 2010年
    公開日: 2010/06/07
    ジャーナル フリー
    76歳女性.膵
    漿液
    性嚢胞腫瘍で経過観察中,重症急性膵炎を発症した.人工呼吸器管理下に治療を行ったが,第6病日死亡した.病理解剖では,腫瘍内部の出血で主膵管が圧排され,膵炎が惹起された可能性が考えられた.膵
    漿液
    性嚢胞腫瘍のほとんどは良性で,画像診断の進歩により,本症と診断され経過観察されている症例が増加している.本症が重症急性膵炎を合併したとの報告はないが,経過観察するにあたり留意すべきと考えられた.
  • 菅 偉哉, 鶴田 修, 岡部 義信, 斎藤 文彦, 内藤 嘉紀, 朽網 留美子, 品川 正治, 内田 政史, 木下 壽文, 神代 正道, 豊永 純, 佐田 通夫
    膵臓
    2006年 21 巻 2 号 76-83
    発行日: 2006年
    公開日: 2006/12/08
    ジャーナル フリー
    症例は57歳女性.主訴はなし.人間ドックで血清CA19-9の軽度上昇を指摘され当科受診.腹部超音波検査で膵頭部に15×15mmの低エコー腫瘤を指摘され入院となった.各種画像診断では内部に液体成分を有する血流豊富で境界明瞭な類円形腫瘤であり,壊死変性を伴った非機能性膵島腫瘍などを疑ったが確定診断に至らず,十分なインフォームドコンセントのもとに幽門温存膵頭十二指腸切除術を行った.病理組織学的所見では小型嚢胞が密に増生した辺縁部と,拡張した嚢胞が存在する中心部から構成されていた.嚢胞壁は一層性の立方状上皮からなり,膵
    漿液
    性嚢胞腺腫であった.今回,興味深い画像所見を呈し,病理標本と対比可能であった膵
    漿液
    性嚢胞腺腫の症例を経験したので報告する.
  • 病理組織学的研究
    舟橋 紀男, 宮崎 照雄, 窪田 三朗
    魚病研究
    1973年 8 巻 1 号 68-77
    発行日: 1973/09/30
    公開日: 2010/02/10
    ジャーナル フリー
     三重県津市白塚町のコンクリート製養鰻池で飼育中のウナギに発症した腹水症9例について,主に病理組織学的に検索したところ下記の結果が得られた。1. 平均体長23.9±3.8ccの養殖ウナギに淡緑青色から淡青色の液状ないしゼリー状の
    漿液
    性の液が平均腹腔に貯留していた。2. 病理組織学的には,a)高度のネフローゼならびに腎の間質における高度の造血能減退, b)脾の赤髄の高度の萎縮と被膜の漿膜細胞の増生,c)慢性鰓炎ならびに心内膜炎と心筋変性。 d)肝および消化管のうっ血水腫。3. 上記の項目について考察した結果,本病は腎性水腫と再生不良性貧血を起していた。したがって,我々は本症に対して腹水性再生不良性貧血症と名命することを提唱した。
  • 山元 隆文, 大山 宗士, 海江田 衛, 川井田 啓介, 菰方 輝夫, 東 美智代, 米澤 傑
    膵臓
    2010年 25 巻 2 号 138-145
    発行日: 2010年
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
    今回,主膵管内へ進展を呈した膵
    漿液
    性嚢胞腺腫の1例を経験した.症例は82歳,男性.前医にて急性膵炎の精査中に膵頭部に充実性腫瘍を指摘され,精査目的にて紹介となった.腫瘍は約2cm大で,造影CT早期相で造影効果を示し,後期相でwash outした.CPR構築像やMRCPでは膵頭部主膵管に狭窄と思われる不明瞭な所見を認めた.EUS,IDUSでは比較的高エコーパターンを呈した腫瘍と,腫瘍の一部が主膵管内へ突出,進展している所見が認められた.主膵管進展を呈した膵腫瘍の診断にて,幽門輪温存膵頭十二指腸切除術が施行された.病理組織学的には腫瘍は増生した繊維性間質を伴った微小な嚢胞で構成され,
    漿液
    性嚢胞腺腫と診断された.腫瘍は主膵管を圧排し,管腔内への突出,進展も認められた.過去に主膵管内進展を呈した膵
    漿液
    性嚢胞腺腫の報告例はなく,非常に興味深い症例と思われた.
  • 田島 義夫, 杉山 裕一
    日本ゴム協会誌
    1995年 68 巻 7 号 436
    発行日: 1995年
    公開日: 2007/07/09
    ジャーナル フリー
  • 小林 亮介, 森本 喜博, 久保 浩一郎, 小林 昭広, 保坂 祥介, 佐藤 晋一郎, 梅木 清孝, 若杉 聡, 斎藤 隆明, 大村 光浩, 緒方 賢司
    膵臓
    2018年 33 巻 1 号 56-64
    発行日: 2018/02/25
    公開日: 2018/03/05
    ジャーナル フリー

    症例は52歳,男性.人間ドックで膵嚢胞を指摘され,2008年に当院を受診した.CTおよびMRCPで膵体部から尾部にかけて3個の多房性嚢胞性病変を認め,分枝型膵管内乳頭粘液性腫瘍と診断し,半年毎の経過観察を行った.膵尾部の嚢胞性病変は2011年頃から縮小や増大を認め,2016年のCTで内部に壁在結節を疑う所見を認めた.超音波内視鏡検査においても同様に嚢胞内に壁在結節様病変を認め,手術適応と判断し,腹腔鏡下膵体尾部切除術を施行した.病理組織学的には,壁在結節とされた部分には小嚢胞の蜂巣状の増殖を認め,microcystic typeの膵

    漿液
    性嚢胞腺腫serous cystadenoma(SCA)と診断した.SCAの多発例は稀で,また経過観察中に縮小や増大をきたし,微小嚢胞からなる充実様部分が出現した症例も稀であり,若干の文献的考察を加え報告する.

  • 中村 啓, 岡崎 俊也, 南塚 俊雄, 矢吹 清隆, 長濱 徴, 榊原 宣
    日本臨床外科医学会雑誌
    1993年 54 巻 4 号 1063-1067
    発行日: 1993/04/25
    公開日: 2009/01/22
    ジャーナル フリー
    後腹膜腫瘍の多くは実質性腫瘍で,嚢腫性腫瘍は非常にまれである.今回,われわれは腹部腫瘤で発見された後腹膜嚢腫の1例を経験したので報告する.症例は70歳,女性.右側腹部腫瘤に気づき近医受診.腹部超音波検査で後腹膜腫瘍を指摘され,当科に紹介入院.入院時右側腹部に手拳大,辺縁整,弾性硬の腫瘤を触知.腹部超音波検査, CT, MRIで後腹膜にcystic lesionを認めた.消化管造影検査,腹部血管造影検査で異常を認めなかった.後腹膜嚢腫の診断で嚢腫摘出術を施行した.最大径約11cm, 重量約170gの嚢腫で内容は黄色透明な
    漿液
    であった.病理組織検査では,嚢胞は円柱上皮で被われ一部に石灰化を認めるsolitary cystであった.発生母地を示唆するような組織所見は得られなかった.
  • 相本 隆幸, 内田 英二, 中村 慶春, 勝野 暁, 張 一光, 内藤 善哉, 田尻 孝
    膵臓
    2005年 20 巻 5 号 465-470
    発行日: 2005年
    公開日: 2006/11/17
    ジャーナル フリー
    症例は73歳, 女性. パーキンソン症候群で加療中に偶然, 膵腫瘍を指摘された. 腹部超音波検査で膵鉤部に30×38mm, 均一な低エコー性腫瘤を認め, 造影CTでは腫瘍辺縁と内部の一部が星芒状に造影された. 腹部MRI検査ではT 1強調像で低信号, T 2強調像で高信号を示し, 血管造影検査では後膵十二指腸動脈領域に淡い腫瘍濃染像を認めた. 膵頭部
    漿液
    性嚢胞腺腫を疑い, 幽門輪温存膵頭十二指腸切除術を施行した. 病理組織学的には立方形腫瘍細胞が索状, 腺房様に配列し, 一部に嚢胞性変化を認めた. 免疫組織化学的検討にて, 非機能性膵内分泌腫瘍と診断した. 一般に膵
    漿液
    性嚢胞腺腫と膵内分泌腫瘍は, 画像上で酷似した所見を呈することが多いが, 膵
    漿液
    性嚢胞腺腫honeycomb typeと嚢胞性膵内分泌腫瘍の鑑別診断は困難であり, 術前より十分念頭におく必要がある.
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