爆発限界
におよぼす分子構造の影響についての知見を得るため,炭素数5のモノ=オレフィンおよび炭素数が3~5のジェンと酸素の混合ガスについて,減圧下,温度600℃以下,オレフィンの組成40~50vo1%の条件下での
爆発限界
を注入法により,決定した。これらの結果とC
2~C4のオ,レフィンの場合の結果を比較した。その結果,C鷹~C5のモノオレフィンおよびC3~C6のジェンの等組成
爆発限界
曲線はタイプ1,タイプIIまたはタイプIIIに分類されること,タイプ1の
爆発限界
曲線はさらにタイプAまたはタイプBに分類されることを見いだした。
そこで,
爆発限界
曲線の形におよぼす置換基の影響について,詳細に検討をくわえるとともに,モノオレフィンの場合について,低温(約480。C以下)での反応機構および
爆発限界
曲線の分類方法について考察した。その結果,二重結合への酸素の直接付加反応により生成したシクロ過酸化物の分解により形成されるアルデヒドの種類により,
爆発限界
曲線が分類されるものと推定した。
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