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クエリ検索: "異食症"
279件中 1-20の結果を表示しています
  • 仙名 智弘, 仙名 あかね, 山下 雅子, 神部 芳則
    日本口腔診断学会雑誌
    2018年 31 巻 2 号 183-186
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/06/29
    ジャーナル フリー
    A patient was diagnosed with pagophagia, a type of pica, during dental treatment and, on suspicion of anemia, was referred to an internal medicine clinic where she was diagnosed with severe anemia. We give a brief review of the literature concerning anemia and pagophagia.
    The patient was a 46-year-old woman who visited our clinic for dental treatment. Her medical history included noncontributory systemic findings, and she showed no abnormalities in facial features or otherwise.
    Intraoral findings: Several missing molars, but good overall oral health. Discolored gums presenting with anemic coloring. No abnormalities in the lips or tongue, but dental attrition visible throughout the jaw.
    Verbal examination revealed pagophagia of about 1kg per day, and so the patient was referred to a local internal medicine clinic on suspicion of anemia. A blood sample revealed Hb 4.0g/dl and a diagnosis of severe anemia was made. The patient was referred to a general hospital in the city for detailed full-body examinations and iron preparation drugs that corrected both the anemia and the pagophagia.
    The reported rate of anemia associated with pagophagia varies from 0.4 to 24.7%. However, it is clear that there is a link between pagophagia and iron deficiency anemia.
  • 船山 道隆
    神経心理学
    2023年 39 巻 4 号 261-270
    発行日: 2023/12/25
    公開日: 2024/01/27
    ジャーナル 認証あり

    神経変性疾患に特有な,あるいは脳卒中や外傷性脳損傷などの後天性脳損傷と比べて頻回に出現する目立った行動障害には,立ち去り行動,常同行動,

    異食症
    ,鏡現象,徘徊,後追い行動などがある.これらの行動障害は,複数の認知機能の低下や,あるシステム全体の低下によって出現することが多い.さらには心理面の関与を含む場合もある.神経基盤についても広い脳部位の萎縮によって出現すると考えられる.常同行動や立ち去り行動は前頭葉機能と関連付けられやすいが,前頭葉症状のみならず,側頭葉や線条体など他の部位の機能低下も重なり出現すると考えられる.
    異食症
    は側頭葉との関連が,鏡現象,徘徊,後追い行動などは頭頂葉や側頭葉といった後部脳との関係が密接である.

  • 井原 勇太郎, 檜沢 一興, 江崎 幹宏
    日本消化器内視鏡学会雑誌
    2016年 58 巻 9 号 1438-1439
    発行日: 2016年
    公開日: 2016/09/20
    ジャーナル フリー HTML
  • 内田 立身, 河内 康憲
    臨床血液
    2014年 55 巻 4 号 436-439
    発行日: 2014年
    公開日: 2014/05/20
    ジャーナル 認証あり
    鉄欠乏性貧血の症状としての
    異食症
    のうち氷食症について検討した。日本鉄バイオサイエンス学会の診断基準で診断した鉄欠乏性貧血81例を対象とした。鉄欠乏性貧血全例に氷食行為の有無を問診した。同時に他の
    異食症
    ,組織鉄欠乏の所見,血液学的データを検索し,鉄治療後のこれらの経過を観察した。氷食症は,氷食行為が強迫的異常行為として見られるもの,鉄剤の投与で氷食行為が消失するものと定義した。その結果,81例中13例(16.0%)に氷食症が見られた。氷食症はヘモグロビン値,血清フェリチン値とは関係がなく,鉄剤の投与により比較的早期に改善した。氷食症は他の
    異食症
    が極めて稀なのに比して,日本人の鉄欠乏性貧血の症状としてよく見られることが判明した。氷食症の本態は不明であるが,中枢神経系の生化学的研究の必要性が示唆された。
  • 内田 立身, 松野 恵, 井出 眞, 河内 康憲
    臨床血液
    1998年 39 巻 11 号 1099-1102
    発行日: 1998年
    公開日: 2009/04/28
    ジャーナル 認証あり
    組織鉄欠乏は鉄欠乏性貧血固有の身体的症状であり,舌の変化,口角・口内炎,爪の変化,Plummer-Vinson症候群,
    異食症
    を呈する。これらの組織鉄欠乏の頻度はわが国では不明である。鉄欠乏性貧血353名において発現頻度を検討したところ,なんらかの組織鉄欠乏を有するもの6.8%, 舌乳頭萎縮5.4%, 扁平・匙状爪5.4%, 口角・口内炎1.1%, Plummer-Vinson症候群1.7%,
    異食症
    0.06%であった。また,鉄欠乏性貧血が進展し貧血が重症になるほど発現頻度が増加した。以上から,組織鉄欠乏は晩期鉄欠乏性貧血の特徴的所見と考えられた。
  • 船山 道隆
    認知神経科学
    2015年 17 巻 2 号 83
    発行日: 2015年
    公開日: 2019/02/01
    ジャーナル フリー
  • 尾上 公浩, 緒方 創造, 東 哲生, 渡名喜 銀河, 岩崎 肇, 原田 孝弘
    日本消化器内視鏡学会雑誌
    2017年 59 巻 7 号 1487-1491
    発行日: 2017年
    公開日: 2017/07/20
    ジャーナル フリー HTML

    症例は74歳 女性.認知症で入院中,腕時計を誤飲し当科外来受診.腹部単純レントゲンにて胃内に異物を認め,上部消化管内視鏡を使用し摘出を試みた.時計は直径5cm大の硬い金属のバンドが伸縮するタイプで,重量もあり当院に常備されているデバイスでは摘出困難であった.そのため,内視鏡の鉗子孔から出した,把持鉗子で回収ネットをつかみ腕時計のバンド内を通過させた後,一端回収ネットを離し,バント外から回収ネットを掴み直すことで回収ネット,把持鉗子,内視鏡でリングを作り,腕時計を牽引することに成功し体外へ除去しえた.本方法は,重量のあるリング状消化管異物を低侵襲に体外へ摘出するうえで有用な方法と思われた.

  • 高清水 清治, 佐藤 勤, 菊地 功, 提嶋 眞人
    日本腹部救急医学会雑誌
    2017年 37 巻 3 号 413-416
    発行日: 2017/03/31
    公開日: 2017/07/22
    ジャーナル フリー

    症例は統合失調症で治療中の50歳代,男性。磁石が自分を守ってくれるという妄想があり,1ヵ月にわたり事務用磁石を連日のように摂取していた。腹痛が出現し当院を受診した。腹部全体に圧痛,反跳痛があり,腹部単純X線写真で小腸ガスと磁石の集塊,CTで磁石,腹水貯留,遊離ガスを認めた。小腸穿孔による急性汎発性腹膜炎の診断で緊急手術を施行した。開腹所見ではTreitz靭帯より40cmの空腸内に計55個の磁石が2群に分かれて存在し3ヵ所に穿孔を認めた。穿孔部を含む小腸を切除した。術後敗血症性ショック,播種性血管内凝固症候群をきたしたが,術後5週間目に軽快し退院した。複数の磁石の異食後にはそれぞれが引き合うために内瘻形成,イレウス,穿孔など多彩な病状を呈する。複数個の磁石が消化管内に滞留していると判明した場合,症状が軽微でも重症化する可能性があるため,早期に手術を行う必要があると考えられた。

  • 西村 幸士, 福家 辰樹, 宮地 裕美子, 犬塚 祐介, 豊国 賢治, 苛原 誠, 石川 史, 佐藤 未織, 齋藤 麻耶子, 山本 貴和子, 成田 雅美, 野村 伊知郎, 大矢 幸弘
    アレルギー
    2020年 69 巻 2 号 123-128
    発行日: 2020年
    公開日: 2020/03/17
    ジャーナル フリー

    好酸球性胃腸炎は,消化管への好酸球浸潤をきたし様々な消化器症状を呈する.今回,

    異食症
    を契機に診断に至った症例を経験した.

    【症例】6歳男児.1歳時に近医より紹介され,食物負荷試験により即時型食物アレルギーと診断,以降経口免疫療法(卵,乳,小麦)を継続していた.4歳4カ月より好酸球数,総IgE,各特異的IgE値の急激な上昇を認め,4歳10カ月頃より口腔粘膜症状や嘔吐が出現し徐々に増悪した.卵や乳の維持量を減量・中止し症状は軽快したが嘔吐は時折認めた.5歳10カ月頃から砂利やスポンジを食べる

    異食症
    状が出現し,下痢や血便を伴わない著明な鉄欠乏性貧血を認め精査入院した.上下部内視鏡検査では明らかな消化管出血を認めず,胃幽門部と胃体部に40個/HPF以上の好酸球浸潤を認め,本症と診断した.多種食物除去療法により消化器症状は消失した.

    【結語】経口免疫療法中に消化器症状が持続する場合には,好酸球性胃腸炎の可能性を考慮する必要がある.血便を伴わない場合でも貧血の合併に留意を要する.

  • 川越 勝也, 濵﨑 景子, 石川 啓, 福岡 秀敏, 稲村 幸雄
    日本腹部救急医学会雑誌
    2014年 34 巻 8 号 1493-1496
    発行日: 2014/12/31
    公開日: 2015/04/02
    ジャーナル フリー
    症例は17歳男性で,自閉症に伴う精神発達遅滞で,近医精神科通院中であった。発熱と腹痛を認め,近医内科を受診した。腹部単純X線検査で,腸閉塞と消化管異物を認め,当院に救急搬送された。腹膜刺激症状を認め,腹部CT検査で小腸内異物とその周囲に腹腔内遊離ガス像を認めた。イヤリングなどが紛失しており,異物による消化管穿孔の診断で緊急手術を施行した。回腸末端にはカーテンの吊り具やイヤリング等多数の異物を認め,異物摘出術と小腸切除術を施行した。術後経過は良好で自宅退院となったが,再度異食による腸閉塞を発症し,術後約1ヵ月で2度目の手術を行った。
    異食症
    では,その異物の特定が重要となるが,精神科疾患を背景とした場合,本人からの問診は困難であるため,家族や施設スタッフへの詳細な問診が重要である。また,異食を予防するためには,施設スタッフ,精神科医等,多職種との連携が必要である。
  • 福岡 岳美, 花岡 農夫, 李 力行, 大内 慎一郎, 田中 雄一, 瀬戸 泰士
    日本臨床外科学会雑誌
    2000年 61 巻 7 号 1816-1819
    発行日: 2000/07/25
    公開日: 2009/02/10
    ジャーナル フリー
    81歳の女性で, 1年前から痴呆症状がみられていた. 10日前から腹痛があり,腹満感が増強してきたため当院を受診した.腹部の筋性防御が著明で,腹部単純X線写真,腹部CT検査で遊離ガス像を認めた.消化管穿孔の診断で緊急開腹術を行い,腹腔内には混濁した腹水を認め,下行結腸からS状結腸にかけて異物により多発穿孔を起こしていた.左結腸切除,洗浄ドレナージ,および横行結腸人工肛門造設を行った.切除した結腸にはビニール製の紐が充満しており,後に,患者がビニール製のゴザを蕎麦と思い食べたことがわかった.異食は痴呆の1症状であるが,痴呆患者は訴えが乏しく,重篤な状態になってから受診するため注意を要する.痴呆老人が腹痛を訴えて受診した場合は,異食の可能性も念頭に入れて,診察にあたる必要があると思われた.
  • 高次脳機能研究 (旧 失語症研究)
    2011年 31 巻 1 号 41-42
    発行日: 2011/03/31
    公開日: 2012/04/17
    ジャーナル フリー
  • 大石 充, 北野 昇一, 檜垣 実男, 森本 茂人, 池上 博司, 田辺 敬貴, 荻原 俊男
    日本老年医学会雑誌
    1992年 29 巻 2 号 135-139
    発行日: 1992/02/29
    公開日: 2009/11/24
    ジャーナル フリー
    多尿を主徴とする高齢発症 Pick 病の一症例を経験した. 本症例において, 多尿傾向は意味記憶の障害と時期を同じく3年前より出現し進行性に進展していた. 上記に加え, 滞続言語, 人格変化など Pick 病に特徴的な臨床症状を示し, また入院時CTおよびMRI検査で側頭葉・前頭葉の萎縮を認め, 脳血流 SPECT において同部位の血流の低下を認めた. 水制限試験で尿量の減少及び尿濃縮を認めたことにより, 本症例における多尿は二次性飲水行動の異常によると考えられた. Pick 病にしばしば見られる常同あるいは強迫行為によって頻回の飲水行動が引き起こされ, これにより多尿が臨床症状の前面に現れた稀有な症例と考えられる.
  • 高橋 佑輔, 松江 右武, 三輪 佳雅, 平山 泰丈, 奴田原 大輔, 石井 健太郎, 中村 洋典, 高垣 信一, 植田 健治, 片上 利生, 宮岡 正明
    Progress of Digestive Endoscopy
    2010年 77 巻 2 号 118-119
    発行日: 2010/12/10
    公開日: 2013/07/25
    ジャーナル フリー
    A 29-years old woman, who had a history of mental retardation and abnormal habit of eating tissue papers, was admitted to our hospital because of abdominal pain and vomiting. Abdominal X-ray and CT scan demonstrated much intestinal gas, and a colonoscopy revealed obstruction caused with tissue papers and large ulcers in the sigmoid colon. Therefore, we removed the tissue papers endoscopically using a grasper. After endoscopic treatment, her symptoms were immediately improved and a few longitudinal ulcer scars were seen, three month later. The endoscopic extraction was safe and effective in the colonic obstruction with tissue papers.
  • 井上 三四郎
    整形外科と災害外科
    2015年 64 巻 1 号 182-183
    発行日: 2015/03/25
    公開日: 2015/05/22
    ジャーナル フリー
    約一年間に当院で発生した重症心身障児(者)の骨折について検討を加えた.調査期間内に7人8骨折が生じていた.男性5例女性2例,平均年齢は,41.4(17~52)歳であった.受傷機転は全例不明であるが,自傷行為が強く疑われたものが1例あった.全例で,第三者が腫脹や皮下出血に気づき,診断に至った.骨折部位は,足部3例,手部2例,上腕骨1例,橈骨1例であった.全例に保存治療を行った.この骨折には,診断の難しさなど,いくつかの特有な問題点がある.
  • 内田 立身
    日本内科学会雑誌
    2010年 99 巻 6 号 1194-1200
    発行日: 2010年
    公開日: 2013/04/10
    ジャーナル フリー
    鉄の需要が供給を上回る状態が続くと,貧血のない鉄欠乏に陥り,さらに進行すると,鉄欠乏性貧血となる.鉄欠乏の進行により組織鉄欠乏を来し,舌乳頭萎縮や食道の襞形成,匙状爪などを呈するに至る.また
    異食症
    など特異な症状も見られる.鉄欠乏や鉄過剰にいたる経過をもっとも鋭敏にとらえる指標は,血清フェリチンである.日本人女性では約半数が何らかの鉄欠乏状態にあり,鉄欠乏性貧血は女性の10%程度の頻度でみられる.鉄欠乏克服の戦略として,鉄摂取への食事指導,鉄補助食品の使用,鉄添加食品の導入があげられる.
  • 二階堂 ともみ, 山科 哲朗, 丸山 裕, 村上 系, 大久保 俊一, 新津 洋司郎
    日本消化器内視鏡学会雑誌
    1998年 40 巻 6 号 896-900
    発行日: 1998/06/20
    公開日: 2011/05/09
    ジャーナル フリー
    症例は49歳,女性.腹部膨満感を主訴に入院.甲状腺機能低下症,精神発達遅延,自皮症を合併していた.胃内視鏡で,巨大な毛髪胃石を認めたが,その内科的な摘出の試みは不成功に終わり,胃切開で重量890gの胃の鋳型状の毛髪胃石を摘出した.その後,甲状腺剤の内服および定期的な胃内視鏡を施行しているが,胃石の再発は見られていない.本症例の胃石形成の原因として,甲状腺機能低下症の関与が示唆された.
  • 船山 道隆
    神経心理学
    2020年 36 巻 4 号 178-188
    発行日: 2020/12/25
    公開日: 2021/01/09
    ジャーナル フリー

    比較的初期から臨床上で明らかな意味記憶障害(知識の障害)を呈する意味性認知症とは異なり,アルツハイマー病では中期以降に意味記憶障害が臨床上で明らかになっていく.顕在発症から数年以上経過してから道具の意味的誤使用(概念失行)から始まり,徐々に物品や人物や食物の認知が困難となる流れが認められ,中には

    異食症
    や鏡現象にまで発展する場合がある.アルツハイマー病に伴う精神症状や行動障害の背景にはこれらの意味記憶障害を認めることが少なくない.一方で,神経心理検査課題による意味記憶の成績低下は発症初期から低下するが,その低下は意味性認知症とは異なり,意味記憶の喪失のみならず他の認知機能の低下を反映することに注意すべきである.アルツハイマー病の意味記憶障害の神経基盤は側頭葉であるが,エピソード記憶障害と関連する側頭葉内側ではなく,側頭極,下縦束,下側頭回,中側頭回であることが明らかになってきている.

  • 小川 由紀, 長島 金二, 土屋 博之, 川満 富裕, 大橋 忍, 山形 健一, 根本 貴史, 高瀬 康雄
    日本小児外科学会雑誌
    1992年 28 巻 3 号 780-
    発行日: 1992/05/20
    公開日: 2017/01/01
    ジャーナル フリー
  • 山本 弘, 西 寿治, 山田 亮二, 大浜 用克, 飯島 忠, 勝谷 孝行, 角田 昭夫
    日本小児外科学会雑誌
    1992年 28 巻 3 号 780-
    発行日: 1992/05/20
    公開日: 2017/01/01
    ジャーナル フリー
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