1. 菜豆類を各種類別に,10種,21点について,粒子の状態を顕微鏡的,肉眼的などの方法によつて検討した。
2. 粒子の大きさ,形態,光沢,手ざわり,は種類間に相違を認めた。
3. 粒子相互間の沈降速度と,大きさには一定の関係はなかつた。
4. 粒子の大きさと,手ざわりの間には比例関係があつた。
5. 炭水化物,蛋白質の定量を行つたが,おのおのはほぼ3:1の割合であり,各種類間に多少の相違は認められるが,確定出来るほどの差ではなかつた。
6. 粒子の沈降速度はいんげんが一番早くささげが最も遅かつた。
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