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クエリ検索: "相馬裕子"
10件中 1-10の結果を表示しています
  • 相馬 裕子, 平井 恵美子, 堀部 晴司, 堀部 智子, 内藤 健晴
    小児耳鼻咽喉科
    2018年 39 巻 3 号 320-326
    発行日: 2018年
    公開日: 2019/04/05
    ジャーナル フリー

    当科では口唇口蓋裂児の鼻咽腔閉鎖不全が疑われる症例に対し,鼻咽腔閉鎖機能検査を行っている。口蓋の視診,鼻咽腔ファイバー検査,空気力学的検査,顔面側面X線撮影を基本機能検査項目とし,補完的にナゾメーター検査を行ってきた。ナゾメーター検査は,nasalance scoreを用いて鼻咽腔閉鎖機能を評価するが,口唇口蓋裂児における有用な評価法はまだ確立されていない。本研究では,口唇口蓋裂児の鼻咽腔閉鎖機能の評価におけるナゾメーター検査の有用性を明確にすることを目的とし,ナゾメーター検査を行った64例について,その結果の検討を行った。従来行ってきた基本機能検査結果と,検査音「シ」でのナゾメーターの検査結果が有意差をもって相関することが分かった。検査音「シ」を用いて,nasalance scoreの評価基準値50%未満とすることが,鼻咽腔閉鎖不全の評価の指標となることが示唆された。

  • 大島 猛史
    日本気管食道科学会会報
    2021年 72 巻 5 号 288-289
    発行日: 2021/10/10
    公開日: 2021/10/25
    ジャーナル 認証あり
  • 医療
    1992年 46 巻 12 号 1024a-1026
    発行日: 1992/12/20
    公開日: 2011/10/19
    ジャーナル フリー
  • 座長:友田 幸一
    口腔・咽頭科
    2014年 27 巻 3 号 305-307
    発行日: 2014/08/10
    公開日: 2014/10/01
    ジャーナル フリー
  • 平野 友紀子, 高橋 路子, 西條 英人, 大久保 和美, 内野 夏子, 柏木 美樹, 成田 理香, 谷口 明紗子, 星 和人
    日本口蓋裂学会雑誌
    2024年 49 巻 3 号 202-208
    発行日: 2024年
    公開日: 2024/11/18
    ジャーナル 認証あり
     本研究の目的は鼻音化率計測装置ナゾメーターを用いて,鼻音化率(Nasalance score,以下 NS)を計測し,従来の言語聴覚士(以下, ST)による聴覚判定と比較し,鼻咽腔閉鎖機能(以下, VPC)を評価する際の有用性について検討することである。
     対象は口唇口蓋裂患者 32例である。経験のある STによる音声言語の聴覚判定をもとにこれらの症例の VPCの 4段階評価を行った。そして, NS(母音「い」,子音「つ」,低圧文,高圧文)の平均値と最大値を求めた。また, STによる 4段階評価と NSについて相関係数を求めた。さらに, Mann-Whitneyの U 検定を用いて,平均値の差の検定を行った。また, NSについて ROC解析を行い,Cutoff値と AUC値を求めた。
     結果は, STによる VPCの判定では VPC良好 13例,ごく軽度不全 5例,軽度不全 10例,不全 4例であった。これらの結果をもとに,良好とごく軽度不全を良好 2群,軽度不全と不全を不全 2群とした。
     NSはすべての刺激音・文の平均値と最大値において,良好 2群と不全 2群間に有意差を認めた。また,STによる 4段階評価と正の相関が認められた。 ROC解析では, AUC値は「つ」と高圧文の NS平均値・最大値が 0.9以上であった。 Cutoff値は各刺激音・文の NS平均値は 23%から 53%,NS最大値は 62%から 84%であり,幅があった。 AUC値から VPC良好 2群と不全 2群を分ける Cutoff値は, NS平均値において「つ」,高圧文で 20%台, NS最大値において,「つ」で 60%台,高圧文で 80%台が有用と思われた。 VPCを評価するうえで STによる聴覚印象と併用してナゾメーターを使用することは有用である。一方で,本研究は年齢,性別,疾患の重症度の統制を行っていないため,今回の NSの数値には限界があり,これらを今後の課題としたい。
  • 人工知能
    1995年 10 巻 5 号 827-830
    発行日: 1995/09/01
    公開日: 2020/09/29
    解説誌・一般情報誌 フリー
  • 白石 麻美, 梅田 浩嗣, 野中 亮, 河﨑 啓介, 三島 克章
    山口医学
    2024年 73 巻 1 号 5-10
    発行日: 2024/02/29
    公開日: 2024/12/02
    ジャーナル フリー

     山口大学医学部附属病院歯科口腔外科において口蓋形成術後の就学前言語成績を明らかにすることを目的に,言語評価とナゾメーター検査を行った.

     対象は,2006年8月から2017年11月の間に当科を受診し,口蓋形成術を行った男児8名,女児11名,計19名とした.評価方法は,日本コミュニケーション障害学会からの評価項目,開鼻声の有無,異常構音の有無とその種類,鼻漏出の有無と併せてナゾメーター検査を行った.

     結果として,開鼻声は4例(21.1%)に認め,異常構音は,声門破裂音を2例(10.5%),鼻雑音は6例(31.6%)に認めた.鼻息鏡による鼻漏出の有無(重複例を含む)は6例(31.6%)に認めた.

     言語評価とナゾランス値との関連性を検討するために,それぞれのナゾランス値の平均値を比較した.開鼻声を認める症例と認めない症例の平均ナゾランス値は54.3%と20.9%,また鼻漏出を認める症例と認めない症例の平均ナゾランス値は40.2%と22.2 %,異常構音を認める症例と認めない症例の平均ナゾランス値は42.4%と17.4%であった.そのなかで声門破裂音を認める症例と鼻雑音を認める症例の平均ナゾランス値はそれぞれ54.5%と38.3%であった.両者のナゾランス値には大きな差が観察された.

     故に,ナゾメーター検査は口蓋裂患者の特徴的な鼻咽腔閉鎖機能や構音機能の状態をよく反映しうる有用な検査法であると考えられた.

  • ─課題,姿勢,年齢による影響─
    池野 雅裕, 福永 真哉
    音声言語医学
    2025年 66 巻 3 号 157-163
    発行日: 2025年
    公開日: 2025/08/01
    ジャーナル 認証あり

    鼻音化率測定装置(以下,ナゾメータ)は,鼻咽腔閉鎖機能(または口蓋帆・咽頭閉鎖機能,以下VPF)を評価する方法の一つである.本研究では,健常成人のVPF評価においてナゾメータを使用した際の鼻音化率に影響を及ぼす要因について,課題や姿勢,年齢の違いを分析,検討した.対象は,顎口腔諸器官に器質的および機能的な異常がなく,構音障害および摂食嚥下障害の既往がない若年者39名および高齢者20名とした.方法は,ナゾメータ装着下にて測定姿勢は,仰臥位,リクライニング位45度,座位とし,測定課題は,母音発声,被験文を音読した際の鼻音化率を比較した.結果,母音では若年群,高齢群ともに角度による鼻音化率に有意差は認めず,短文では若年群で仰臥位とリクライニング位45度,リクライニング位45度と座位の標準文と高圧文,仰臥位と座位の高圧文で有意差が認められた.高齢群では,いずれの条件においても有意差は見られなかった.結果から,鼻音化率には,鼻咽腔の解剖学的構造や年齢による変化,重力の影響が示唆された.

  • 小児耳鼻咽喉科
    2018年 39 巻 2 号 73-205
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/10/02
    ジャーナル フリー
  • 小児耳鼻咽喉科
    2017年 38 巻 2 号 61-230
    発行日: 2017年
    公開日: 2017/05/29
    ジャーナル フリー
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