上智大学図書館では,1989年より(株)日立製作所の図書館システム「BIBLION」を導入し,図書館業務の合理化・近代化と,利用者サービスの向上,特に学術情報の効果的な提供に努めている。1990年6月からはOPACサービスが開始され,現在では多くの利用者に利用されている。利用者からはOPACについてさまざまな意見がアンケート等を通して出されている。今後,現在よりも使いやすいOPACを考えるうえで,OPACの利用状況や利用者が実際にOPACを検索したときの反応を分析し,そうした利用者の声をどのように開発作業に反映させていくかが重要となる。
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