祈り
とは、神だけを自分の心に住まわせることである。本研究は、報告者自身が被測定者となり各種の
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における脳波および生理機能変化の測定を行い、その測定結果と測定時における被測定者の想念、意識内容とを対比し、
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と肉体との関連を知ることを目的とした。今回は主に、"統一の
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"における脳波測定の結果を検討した。脳波解析によると、10分間統一の終期において、前頭-後頭間α波位相ずれ時間は極めて小さくなり、後頭部のα波周波数も非常に低くなり、トポグラフによるとθ波が前頭、後頭全域に広がった。この時間帯に被験者は最も深い
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の状態に入っていた。この結果を気功、坐禅などと比較すると、多くの共通するところが認められた。別種の
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である'浄めの印'は外気功に相当すると思われる
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であるが、そのヒーリングカを胡瓜の生物光を測定することにより確かめた。その結果、この印は生物の生命力を高める力のあることが認められた。
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