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クエリ検索: "突然"
136,001件中 1-20の結果を表示しています
  • 46例の検討
    山口 潤, 鹿野 泰邦, 佐藤 敏, 島本 和明
    日本老年医学会雑誌
    1995年 32 巻 11 号 722-727
    発行日: 1995/11/25
    公開日: 2009/11/24
    ジャーナル フリー
    第一線の医療機関において剖検で死因を確定しえた
    突然
    死症例を検討した.
    8年間に解剖された, 1) 致命的な発症を目撃しているもの, または, 病院に搬送され加療される, もしくは病院到着時既に死亡している例で発症から死亡までが24時間以内のもの, 2) 死亡後発見されたものであるが, その状況から急激な発症が推測されるもの, の46例を対象にした.
    年齢的には, 26~85歳 (平均66.6歳) であり, 年代別には70歳代がもっとも多く, ついで60, 80歳代であった. 男女別には, 男31女15であった.
    月別にみても季節別にみても, 特に寒い時期に多いという傾向はみられなかった. 発症から死亡までの時間を調べると, 発症後5分以内の瞬間死が24例 (54.3%) と多かった. 心筋梗塞22例中16例 (72.7%) は発症から3時間以内に死亡しており, 中でも瞬間死は11例 (50%) と多かった.
    死因別では, 心筋梗塞がもっとも多く22例であり, 急性心筋梗塞が20例であり, 陳旧性心筋梗塞を伴わないもの7例, 伴うものは13例であった. 明らかな急性心筋梗塞を欠く陳旧性心筋梗塞は2例であった. その他の死因としては, 拡張型心筋症1, サルコイドーシス1, アミロイドーシス2, 心弁膜症2, 大動脈瘤破裂6, 解離性大動脈瘤2, 肺塞栓症7, 肺高血圧症1, 絞扼性イレウス1, ポックリ病1であった. このように,
    突然
    死症例中36例 (78.2%) は心・血管系の循環器疾患であり, 呼吸器系疾患は全体の17.4%を占めた. 必ずしも発症が強い運動, 労働に関係しているとはいえなかったが, 肺塞栓症7例中4例は術後歩行中に発症し, その他の2例も脱水, 糖尿病性腎症を有し, 7例中6例は肺塞栓症の危険因子を有していた.
  • 塚本 浩, 大島 康雄, 矢永 尚士, 高木 維彦
    日本老年医学会雑誌
    1998年 35 巻 11 号 825-829
    発行日: 1998/11/25
    公開日: 2009/11/24
    ジャーナル フリー
    わが国では年間5万人以上が
    突然
    死していると推測され, 近年注目を浴びているが, このうち高齢者医療における院内
    突然
    死の予知, 予防は重要な問題である. 今回我々は院内発生した
    突然
    死の危険因子の解析を試みた.
    1996年の当院における死亡例209例を
    突然死群と非突然
    死群にわけ, 死亡1カ月前の理学所見, 検査成績及び治療内容を比較した. 院内
    突然
    死例は入院14日目以降の病状安定後に急変し, 24時間以内に死亡した症例と定義した.
    1996年当院死亡例の内訳は男103例, 女106例, 平均年齢76.7歳であった. 院内
    突然
    死は16例 (7.7%) あり, 死因は心臓死が9例 (うっ血性心不全急性増悪5例, 急性心不全3例, 急性心筋梗塞1例), 非心臓死が7例 (急性呼吸不全2例, 慢性呼吸不全急性増悪2例, 横隔膜破裂1例, 腹部大動脈瘤破裂1例, 脳梗塞1例) であった.
    突然死群は非突然
    死群に比べ, 平均年齢が高く, ジギタリス製剤が高頻度に使用されていた. 検査成績では
    突然死群は非突然
    死群に比しヘモグロビン, ヘマトクリットが高く, BUNは低値を示し, 心胸比は拡大していた. 心電図所見では
    突然死群では非突然
    死群に比し, 高頻度にST異常およびT波の異常を認めた. Brugada 症候群, QT延長症候群は認められなかった.
    以上より, 入院中の高齢者で心不全があり, 心電図にて心筋虚血を示唆する所見を認めるものは
    突然
    死の発生に十分注意する必要があると思われた.
  • III. 背紋形蠶の遺傳
    下平 三七男
    遺伝学雑誌
    1947年 22 巻 5-6 号 87-88
    発行日: 1947年
    公開日: 2007/11/30
    ジャーナル フリー
  • 田辺 直仁, 豊嶋 英明, 林 千治, 和泉 徹, 松本 一年, 関 奈緒, 渡部 裕, 小玉 誠, 相澤 義房
    心電図
    2006年 26 巻 2 号 111-117
    発行日: 2006/03/25
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
    突然
    死を発症後24時間以内の急性死と定義した場合の発生率は, 年間人口10万対114 (愛知県, 全年齢) , 15歳以上の145 (新潟県, 15歳以上) との報告がある.また, これらを含む4調査では, 男性に多いこと, 年齢とともに発生頻度が高くなることなどの共通した特徴が認められる.40~59歳の発生率 (年間人口10万対) は男性が52~89, 女性17~29であり, 主要死因死亡率に比べても高く, この働き盛りの年代で年間約1.2~2万人が
    突然
    死していると推計される.新潟市・長岡市の調査では
    突然
    死の約20%に虚血性心疾患, 13%に他の心疾患の関与が疑われ, 死因が確定できない例も37%認められた.意識消失での発症が約40%あり, 自宅や職場など普段の生活の場での発症や, 安静時や睡眠時の発症が多かった.排尿・排便時の発症が約9%認められ, 排尿・排便が発症の誘因となった可能性がある.危険因子としては高血圧や高血圧性臓器障害, 喫煙が重要であり, 過去1週間のストレスや睡眠時間の減少も
    突然
    死と関連していた.平成16年の新潟県中越地震では被災後1週間に
    突然
    死が有意に増加しており, 強いストレスが
    突然
    死の誘因となることの有力な証拠と考えられる.
  • 田島 彌太郎
    遺伝学雑誌
    1942年 18 巻 6 号 305-308
    発行日: 1942年
    公開日: 2007/04/04
    ジャーナル フリー
    By application of high temperature shock many mosaics have been obtained in the silkworm egg. As a possible explanation, it was assumed that they are due to binucleated eggs, one of nuclei being a normaly fertilized egg-nucleus and the other being formed by fusion of two spermatozoan-nuclei. There are, however, some cases where this explanation does not apply. One of them, which I am dealing with, is presumably due to a recessive mutation.
    This type of mosaic was obtained in a heat-treated egg from a crossing of (PSY/PSY, Re Pe/Re Pe) _??_×(P y/P y, re pe/re pe) _??_. Of 4330 treated eggs, 74 were mosaics and of these only four caterpillars hatched out next spring, the rest all died during hybernation. One of the caterpillars (mp. 43) was heterozygous striped, which is usually expected from F1 offspring. The egg from which this caterpillar hatched out was an intermingled mosaic of black and pink serosa cells, as is shown in Fig. 1. The moth resulted from this caterpillar was female and had a mosaic eye on the left consisting of black and pink facets (Fig. 2). This heterozygous mosaic female was mated to p y/p y, pe/pe male. The segregation between PSY and Py was almost normal as is usually expected for FR1, while Pe-pe ratio was quite abnormal. The segregation of sex chromosomes was also normal in this female and gave normal sex ratio in her offspring. Thus abnormality is evidently limited to the Pe gene. As a possible explanation of this fact several assumptions may be done, but the recessive mutation of Pe to pe in the two cell stage seems to be most probable.
    From this mosaic, and others obtained in another way, we learn some important facts as follows;
    1. Pe gene does not secrete pe+ substance in the moth of this insect as well as in the egg, as was previously reported by the author. The same conclusion was also confirmed to be applicable to Re gene from another experiment.
    2. Mosaic pattern of the compound eye of this insect is very peculiar concerning to the distribution of mosaic tissues, i.e. the striated or band-like arrangement of facets of different colours (Fig. 3). Mosaic tissues do never arrange in a direction parallel to the plane of symmetry in the moth. This fact suggests the direction of development of the compound eyes.
  • 高 泰保, 山県 弘忠
    育種学雑誌
    1970年 20 巻 2 号 101-104
    発行日: 1970/04/30
    公開日: 2008/05/16
    ジャーナル フリー
    The upper and lower limits for selection of mutants from a treated population were determined on the basis of the normal distribution of untreated plants. The frequencies of mutants among the plants selected from treated populations were estimated theoretically. Expectations were supported by experimental results.
  • 近藤 宗平
    日本物理学会誌
    1978年 33 巻 8 号 656-663
    発行日: 1978/08/05
    公開日: 2008/04/14
    ジャーナル フリー
    放射線は極微の世界から無限の宇宙まで走りまわり, そこで起っている現場の情報をとらえる. 放射線にとらえられた情報の解読は, 人類に千里眼的超能力を与え, 今世紀の目覚ましい物理学の発展の原動力となった. 1930年代には放射線を使って生命の支配的因子"遺伝子"の謎を解こうという研究が真剣になされ, それはE. Schrodingerの名著「生命とは何か」を生むに到った. この小冊子は, やがて誕生する分子生物学の強力な推進力となった. 本稿では, この歴史的発端をふりかえりつつ, その後の研究の発展を紹介する.
  • 朱 政治
    育種学雑誌
    1978年 28 巻 3 号 234-242
    発行日: 1978/09/01
    公開日: 2008/05/16
    ジャーナル フリー
    chemical mutagen処理による
    突然
    変異の誘起効果に関する研究の一環としてエチレンイミン(EI)を毎代繰り返し処理し,後代に分離してくるイネの籾型
    突然
    変異について検討した。供試材料凱旋儒(E39)のEI処理後2週間目の生存率を調べたところ,LD5_0は0.8~1.0%と推察され,比較的EI感受性の低い品種であると考えられた。籾長と籾幅の頻度分布のパターンは対照区の理論頻度分布と比較的よく一致していたが平均値のプラスまたはマイナス方向への移動が認められた。両形質の分散には頻度分布図から推察されたように対照区に比べて有意な増大がみられなかったのに対して,平均値にはほとんどの処理区で有意差が認められた。1974年と1975年の対照区の平均値の差を年次間差とみなし,世代間の正味(net)の差を求めたところ,籾長,籾幅とも世代を経るに従って減少してゆく傾向を示した。ほとんどの処理区で両形質問に高い正の相関がみられたことから,処理集団の籾型は小粒化の傾向があると推察された。しかしながら,相関図において変異限界から籾長,籾幅ともプラス方向へ変異した大粒型や,籾長はマイナス,籾幅はプラス方向へ変異した丸粒型の変異体汰とが認められたことは,両形質ともブラスもしくはマイナス方向へ独立に選抜できる可能性を示唆しているものと考えられた。1回処理区より2回あるいは3回処理区の方が高い変異限界外個体出現率を示したことから,累代処理法は供試材料E39の籾型に関する限り,変異の累稜効果とかなり高い
    突然
    変異誘起効果が期待できるものと考えられた。
  • 新村 一郎, 牧 隆俊
    心臓
    1989年 21 巻 8 号 1007-1014
    発行日: 1989/08/15
    公開日: 2013/05/24
    ジャーナル フリー
    神奈川県下の児童・生徒15,156,346名を対象に学校管理下の心臓急死の実態調査と集団心臓検診(就学前児童654,632名,中学1年生276,307名)において検出されるハイリスク心疾患について検討した.
    学校管理下の急死97例の死因は急性心機能不全60例,器質的心疾患18例(9例は剖検によって新たに検出),脳血管障害14例,熱中症5例であった.心臓急死例の死亡時の身体状況では79%は運動中,21%は安静時と,成人の心臓急死例や心疾患小児の急死例と比較して,運動時急死が特徴的であった.しかも,運動時急死の58%は体育授業中,29%はスポーツクラブでの運動中であった.発症より死亡までの時間は短く,多くは瞬間死であった.比較的時間の長い症例に脳血管障害が多い傾向がみられた.性別では男子が圧倒的に優位であり,加齢による
    突然
    死発生率の増加が見られた.今回の検討では小児期における
    突然
    死の危険性の高い心疾患としては肥大型心筋症,QT延長症候群,冠動脈病変を有する川崎病,心筋炎,特定の不整脈(心室性頻拍不整脈,高度一完全房室ブロック,洞不全症候群,心房粗動),特定の先天性心疾患などであった.健康とみなされている小児の心臓急死の予防には潜在性のハイリスク心疾患の検出に加えて,発育期のスポーツ医学の常識に叶ったスポーツ指導の重要性が強調されよう.
  • 松尾 孝嶺, 小野沢 芳郎, 塩見 正衛
    育種学雑誌
    1964年 14 巻 3 号 173-176
    発行日: 1964/09/25
    公開日: 2008/05/16
    ジャーナル フリー
    X線,熱中性子およびDiepOxybutaneで種子処理をした水稲の後代を無選抜で維持し,M6世代で収量に関係する語形質の変異を無処理の後代と比較した。1株穂重,1穂重および穂長では処理区間または処理区と無処理との間に平均値について差異が認められた。自然選択が処理区の平均値を増大する方向に働いたものと考えた。1株穂重,穂重および稈長の集団内の個体間分散について処理区間または処理区と無処理区と間に差異を認めた。1株穂重についてはX線および薬品処理により平均値がたかくたり,個体間分散が増大しているので,選抜により多収個体がえられる可能性があると考えた。M2で葉緑素変異が出現したM1に由来する集団とそうでない集団との間に,これらの変異についての差異が認められないので,M2における葉緑素変異の出現の有無をもって,その後代における量的砂質の変異の出現の多少を予測することは適当ではないであろう。
  • ―あるSIDS事件を巡って―
    平沼 高明, 平沼 直人
    昭和医学会雑誌
    2000年 60 巻 2 号 173-178
    発行日: 2000/04/28
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
  • 豊嶋 英明
    日本循環器病予防学会誌
    2002年 37 巻 1 号 60-68
    発行日: 2002/01/30
    公開日: 2009/10/16
    ジャーナル フリー
  • 高津 光洋
    体力科学
    1991年 40 巻 5 号 501-505
    発行日: 1991/10/01
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
  • 松本 一年, 松原 史朗, 玉腰 暁子, 川村 孝
    日本公衆衛生雑誌
    2003年 50 巻 6 号 540-546
    発行日: 2003年
    公開日: 2014/12/10
    ジャーナル フリー
    目的
    突然
    死の予防対策上の基礎資料を作成することを目的として,死亡小票を用いた記述疫学的研究を行った。
    方法 名古屋市を含む愛知県全域における1994年の死亡小票の全数調査を実施し,原死因の発症から24時間以内の内因性の死と定義した
    突然
    死を抽出した。その
    突然
    死の発生頻度を算出するとともに,原死因や時間的特性について分類・集計し,記述した。
    成績
    突然
    死は7,813例(男4,276例,女3,537例)認められ,その発生率は人口10万人当たり年間114人(男124人,女104人)であった。
    突然
    死のうち前期高齢者(65~74歳)が20.1%,後期高齢者(75歳以上)が54.6%を占めていた。また,同年の愛知県の全死亡(41,111例)に対する
    突然
    死の割合は19.0%(男19.1%,女18.9%)であった。
    突然
    死の原因疾患は,「急性心筋梗塞」が13%,心不全など「その他の心血管疾患」が58%,「脳血管疾患」が12%であった。
    突然
    死は12月から 3 月と 8 月に多発し,曜日による差はごくわずかで,1 日の中では 6~14時に高頻度であった。この季節変動や日内変動は主に「その他の心血管疾患」によってもたらされていた。
    結論
    突然
    死の発生率は,年齢に著しく依存し高齢者になるほど多く,その発生は季節や時刻の影響がみられた。
    突然
    死の大部分が循環器疾患と考えられるので,
    突然
    死の発生を予防するためには,循環器疾患の各病型に対する予防対策を推進することが重要であると考えられた。
  • 馬上 武彦
    育種学雑誌
    1984年 34 巻 3 号 364-372
    発行日: 1984/09/01
    公開日: 2008/05/16
    ジャーナル フリー
    γ線照射胚の培養によって得られたM1個体の種子の結実率および発芽率,M2世代における葉緑素
    突然
    変異個体の出現率について検討した。材料は,カンランの品種,金盃と改良富士で高線量(20kR)照射された胚から培養によって得られたM1個体とそのM2世代(M1個体の自殖),M1個体間の交雑によって得られた後代および放任受粉の後代である。培養によって得られたM1個体の生存率(発育個体/移植個体)は,対照区の50~58%に対し,照射区では0~100%(平均25%)であって比較的低かった。定植後のM1個体の生育は,対照区と照射区で大きな差は見られなかった。M2個体の自殖およびM1個体間の交雑による種子の結実および発芽は,照射区においても認められた。M1世代の幼苗期には,改良富士にぺ一ルグリーン4個体が出現した。成熟したM2個体にも金盃と改良富士に黄色と緑色のキメラの変異個体が認められた。放任受粉によるM1個体の種子の結実率は,自殖および交雑による場合よりも高かったが,種子の発芽率はその逆で低かった。放任受粉の幼苗期の変異は,ぺールグリーン,アルビノおよび本葉が黄色と緑色のキメラが出現した。葉緑素
    突然
    変異個体の出現率は,系統当り照射区のM2世代の幼苗期で自殖後代が14.3%,交雑による後代が0%,照射区のM2世代の成熟期で自殖後代が28,6%,交雑による後代が33%であった。放任受粉では,対照区が5.6%,照射区が18%であった。以上の結果から高線量照射後,胚培養によって得られた個体の葉緑素
    突然
    変異個体出現率は,高められたものと推測される。
  • 畔柳 三省, 熊谷 哲雄, 松尾 義裕, 小島原 将直, 徳留 省悟
    心臓
    1997年 29 巻 Supplement5 号 15-22
    発行日: 1997/12/20
    公開日: 2013/05/24
    ジャーナル フリー
    1984年から1992年の9年間の,学生のランニング中の
    突然
    死の全国疫学調査を実施し,次の結果を得た.学生の全スポーツ中の
    突然死のうちランニング中の突然
    死は約42.0%を占め,最多である.進学するに伴い,ランニング中の
    突然
    死は増加し高校生でピークに達する.男性の比率は上昇し高校生と,大学生・短期大学生および他学生との間で顕著である.疾患群は減少する傾向にある.また,剖検死因では約85%を心臓疾患が占め,死因(剖検率25.8%)において占める心臓系疾患の割合である94.5%よりも,約10%少ない.検死のみによる死因の決定では心臓疾患とされやすいことが危惧され,正確な死因を確定し今後の予防に貢献するためにも剖検による死因の決定が不可欠である.
  • 蓬原 雄三, 田中 幸彦
    育種学雑誌
    1973年 23 巻 2 号 104-108
    発行日: 1973/04/30
    公開日: 2008/05/16
    ジャーナル フリー
  • 鳥山 国士, 蓬原 雄三
    育種学雑誌
    1962年 12 巻 3 号 148-152
    発行日: 1962/10/05
    公開日: 2008/05/16
    ジャーナル フリー
    自殖性作物における,あたらしい
    突然変異育種法として累代照射による突然
    変異誘発をとりあげた。これは毎代照射をくりかえすので,いつも翌代に新しいX2系統の栽培が可能であり選抜の対象とすることができる。毎代種子に放射線照射をくりかえすことによって,照射集団内の遺伝的構成がどのように変化するかを数学的'にとりあつかった。翌代に
    突然
    変異体を分離する系統の割合は6代照射以後ほぼ一定値をとる。また,
    突然
    変異体がほかの遺伝子型(原型やヘテロ個体)とおなじ・繁殖率をもつと仮定すると,
    突然
    変異系統の割合は世代をかさねるとともに増加してゆく。そのために照射集団は
    突然
    変異集団に転化して選抜が容易とたることが予想された。イネ種子にγ線照射を毎代等線量でおこない,1.回照射と累代照射とのあいだで不稔や
    突然
    変異について比較、Lた。照射回数をまLても不稔に関して放射線感受性の変化がみとめられないこと,および累代照射をおこたう'ことによって不稔のちく積がおこることはないことが観察された。毎代,10,OOOrをあたえていったときには照射回数とともに
    突然
    変異もましていったが,30,000rの照射をつづけたときには
    突然
    変異がまさなかった。そのため,累代照射においては高線量照射はのぞましくないと結論された。また,累代照射によって
    突然
    変異スペクトルの幅がひろくたり,まれな
    突然
    変異型がみいだされ.るようにたった。さらに,イネとオオムギとをもちいてX線照射を3代くりかえし,照射集団ではベテ阿個体が保持されていることをたしかめた・また,照射集団において3回目の照射によって生じた
    突然
    変異頻度は1回照射のときの
    突然
    .変異頻度とほぽひとしかった。このようにして,累代照射によってたかい
    突然
    変異類.度がえられるのは,集団内における
    突然
    変異体の増加を別とすれば,主として照射集団内にヘテロ個体が保有されていることにもとずいていると考えられた。
  • 吉田 充里, 生天目 安英, 高橋 英治, 荒田 宙, 吉田 雅伸, 小林 裕, 内山 隆史, 高澤 謙二, 池田 寿昭, 山科 章
    心臓
    2005年 37 巻 Supplement3 号 86-91
    発行日: 2005/07/30
    公開日: 2013/05/24
    ジャーナル フリー
    症例は13歳,女性.1999年検診時に心電図にてQT延長を指摘され,近医を受診した.心電図上QTc O.53秒と延長しQT延長症候群と診断された.症状がないことから経過観察となり,以後年1回経時的に心電図を施行するも変化は認められていなかった.2004年8月3日朝,電車に乗車中,気分不快を訴えた後意識消失.発症より4分後,救急隊到着時には心肺停止状態であった.心肺蘇生術を施行しつっ当院搬送となった.人工呼吸器管理下に強心剤・昇圧剤などの薬物療法,閉胸式心臓マッサージを行うも心拍再開みられなかった.体外式一時ペースメーカ,IABP,PCPSを挿入し加療を行った.1時間後に心拍再開みられるも意識状態改善せず,血圧も保つことができずに死亡確認となった.
    今回,初回発作にて
    突然
    死したQT延長症候群の症例を経験した.若年QT延長症候群の初回失神発作の心停止は約9%にみられるとの報告もあり,今後若年QT延長症候群に対する統一した治療管理指針の確立が望まれる.
  • 鈴木 信, 秋坂 真史, 野崎 宏幸
    日本循環器管理研究協議会雑誌
    1995年 29 巻 3 号 184-189
    発行日: 1995/02/01
    公開日: 2009/10/15
    ジャーナル フリー
    Two groups of peak incidence of sudden cardiac death (SCD) are apparent in the general population : one type due to myocarditis and cardiomyopathy found mainly in patients in their teens and twenties and the other stemming from ischemic heart diseases seen in patients in their fifites and sixties.
    Ninety percent of SCD results from tachyarrhythmias such as ventricular tachycardia and fibrillaton, the mechanism being ventricular ectopic beats induced by ischemia, autonomic nervous disorders, physical exercise, mental stress, mineral imbalances and unexpected drug effects, based upon substrate abnormalities of myocardium.
    In experimental models using rabbits, ventricular tachycardia and fibrillation (VT, VF) are observed immediately after marked bradyarrhythmias, such as sinus arrest and AV-block induced by brain injury and marked physical and / or mental aggression.
    Ventricular tachyarrhythmias, ventricular tachycardia, and fibrillation could not be seen in rabbits decorticated at the site of the hypothalamic region, suggesting that the hypothalamus has an important role in producing ventricular tachycardia and fibrillation, and is influenced by brain injury and marked aggression. Severe stresses are most likely to be associated with sudden cardiac death.
    Behavior patterns in humans may also be associated with SCD. Odds ratios for competitive behavior typical of type A behavior pattern (TABP) are 6.4 in ischemic heart disease (IHD) and 1.6 SCD, the former being much higher than the latter. The frequency of TABP is high among Okinawan centenarians who have not experienced IHD, and for this reason, there are some doubts whether TABP is truly a risk factor for IHD and SCD. There are two types of TABP : “self-assertive type” which include competitiveness and impatience ; and “persistent personality” characterized by “workaholic” tendencies. The role of TABP as a risk factor for SCD and IHD can be better clarified by analyzing the different components of TABP. We have tried to develop a primary screening system for SCD by combination of ECG, radiography, physical examinations, and personal history and have successfully identified in most cases at risk for SCD based on these criteria. There were a few cases that were negative but subsequently experienced SCD causes of which could not be determined by autopsy. The sensitivity of this system may be increased by detection of local gradients by VCG and / or late potential (LP) using signal averaged ECG (SAE).
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