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全文: "突然死"
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  • 南光 弘子, 渥美 令子, 市原 健一, 喜多村 一幸, 長谷川 洋機, 高橋 健一, 大原 国章
    日本皮膚科学会雑誌
    1987年 97 巻 11 号 1181-
    発行日: 1987年
    公開日: 2014/08/08
    ジャーナル 認証あり
    外陰部Paget病(以下P病)の59歳男性に併発した頚部神経鞘腫の術中に突然心停止をみた.約半年前にP病の手術療法を行い,ソ径リンパ節1コに転移を認めている.血清CEA値は死亡直前の軽度上昇を除き一貫して正常範囲であった.剖検にて多臓器に血管内微小腫瘍塞栓を無数に観察した.特に心筋にも同様の所見が観察され,新旧の微小梗塞巣が散布し直接死因は汎発性心筋梗塞と診断した.過去剖検報告の中に同様の病変を確認した記載はなく,心筋の病変は突然死と関連して重要である.また皮膚原発巣および転移巣ともCEA陽性を示したが血清CEAが上昇しなかった理由は不明である.このことは血清CEAはP病の転移の有無の判定には有用でなく,逆に軽度上昇の段階で既に広範な転移を生じている可能性が示唆された.以上のことからP病患者,特に所属リンパ節転移をみた者に,他疾患が生じた場合,その疾患の存在ないし治療がストレスとなり思わぬ突然死を引越す誘因となる危険性があるので注意を喚起したい.
  • 浅井 利夫
    蘇生
    1991年 9 巻 21-22
    発行日: 1991/04/20
    公開日: 2010/06/08
    ジャーナル フリー
  • 塚本 浩, 大島 康雄, 矢永 尚士, 高木 維彦
    日本老年医学会雑誌
    1998年 35 巻 11 号 825-829
    発行日: 1998/11/25
    公開日: 2009/11/24
    ジャーナル フリー
    わが国では年間5万人以上が突然死していると推測され, 近年注目を浴びているが, このうち高齢者医療における院内突然死の予知, 予防は重要な問題である. 今回我々は院内発生した突然死の危険因子の解析を試みた.
    1996年の当院における死亡例209例を突然死群と非突然死群にわけ, 死亡1カ月前の理学所見, 検査成績及び治療内容を比較した. 院内突然死例は入院14日目以降の病状安定後に急変し, 24時間以内に死亡した症例と定義した.
    1996年当院死亡例の内訳は男103例, 女106例, 平均年齢76.7歳であった. 院内突然死は16例 (7.7%) あり, 死因は心臓死が9例 (うっ血性心不全急性増悪5例, 急性心不全3例, 急性心筋梗塞1例), 非心臓死が7例 (急性呼吸不全2例, 慢性呼吸不全急性増悪2例, 横隔膜破裂1例, 腹部大動脈瘤破裂1例, 脳梗塞1例) であった. 突然死群は非突然死群に比べ, 平均年齢が高く, ジギタリス製剤が高頻度に使用されていた. 検査成績では突然死群は非突然死群に比しヘモグロビン, ヘマトクリットが高く, BUNは低値を示し, 心胸比は拡大していた. 心電図所見では突然死群では非突然死群に比し, 高頻度にST異常およびT波の異常を認めた. Brugada 症候群, QT延長症候群は認められなかった.
    以上より, 入院中の高齢者で心不全があり, 心電図にて心筋虚血を示唆する所見を認めるものは突然死の発生に十分注意する必要があると思われた.
  • 角野 文彦, 上島 弘嗣, 山川 正信, 岡山 明, 喜多 義邦, 本郷 節哉
    日本循環器管理研究協議会雑誌
    1994年 29 巻 2 号 89-94
    発行日: 1994/11/01
    公開日: 2009/10/15
    ジャーナル フリー
    滋賀県今津保健所管内 (人口約52,000人) における1998年から1991年までの4年間の死亡を調査し, 突然死の年齢, 病型別にみた死亡場所について検討した。24時間, 1時間以内の予期せぬ内因性の死亡を突然死と定義した。
    4年間の全死亡は1799件, 人口10万人当たり年間死亡率は859であった。24時間以内突然死は299件で全死亡の17%, 1時間以内突然死は131件で全死亡の7%を占めた。1時間以内突然死の年間発生率は男72, 女21と男の方が3倍以上の高率であった。
    病型別では, 24時間以内突然死では心疾患が62%, 1時間以内突然死では76%を占めた。
    年齢別に死亡場所をみると, 90歳未満では病院での突然死 (24時間以内) が81%を占めていたのに対し, 80歳以上では35%であり, 自宅でのそれが61%と高率であった。
    循環器疾患による自宅での突然死のほとんどが高齢者であったことより, 循環器疾患登録において, 高齢者の突然死における自宅死亡例がもれやすいと考えられた。
  • 鈴木 庸夫
    蘇生
    1991年 9 巻 18
    発行日: 1991/04/20
    公開日: 2010/06/08
    ジャーナル フリー
  • 古川 善郎, 山田 貴久, 森田 孝, 田中 耕史, 岩崎 祐介, 川崎 真佐登, 蔵本 勇希, 内藤 尚, 藤本 忠男, 小津 賢太郎, 近藤 匠巳, 仙石 薫子, 山本 泰士, 福並 正剛
    心臓
    2012年 44 巻 SUPPL.2 号 S2_158
    発行日: 2012年
    公開日: 2013/09/18
    ジャーナル フリー
    背景:近年,健康成人における下壁誘導,側壁誘導の早期再分極(ER)は突然死と関係するとの報告が散見される.しかし,慢性心不全(CHF)患者における報告は少ない.
    目的:CHF患者の突然死とERの関係を明らかにする.
    方法:対象は左室駆出率40%以下で脚ブロックを呈さないCHF患者91例.標準12誘導心電図にて0.1mV以上のERを認めた15例(ER群;男性13例,66.2±8.0歳)と認めない76例(N群;男性58例,61.8±13.7歳)の2群で,突然死の発生を前向きに検討した.
    結果:平均観察期間6.7年で20例が突然死した.ER群はN群に比して有意に多く突然死した(46% vs 17%,p<0.05).Cox回帰分析では有意にER群が突然死と関係していた(p<0.01,CI;1.35-8.79).
    結語:慢性心不全患者における早期再分極は突然死の予測因子となり得る.
  • 田辺 直仁, 豊嶋 英明, 林 千治, 和泉 徹, 松本 一年, 関 奈緒, 渡部 裕, 小玉 誠, 相澤 義房
    心電図
    2006年 26 巻 2 号 111-117
    発行日: 2006/03/25
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
    突然死を発症後24時間以内の急性死と定義した場合の発生率は, 年間人口10万対114 (愛知県, 全年齢) , 15歳以上の145 (新潟県, 15歳以上) との報告がある.また, これらを含む4調査では, 男性に多いこと, 年齢とともに発生頻度が高くなることなどの共通した特徴が認められる.40~59歳の発生率 (年間人口10万対) は男性が52~89, 女性17~29であり, 主要死因死亡率に比べても高く, この働き盛りの年代で年間約1.2~2万人が突然死していると推計される.新潟市・長岡市の調査では突然死の約20%に虚血性心疾患, 13%に他の心疾患の関与が疑われ, 死因が確定できない例も37%認められた.意識消失での発症が約40%あり, 自宅や職場など普段の生活の場での発症や, 安静時や睡眠時の発症が多かった.排尿・排便時の発症が約9%認められ, 排尿・排便が発症の誘因となった可能性がある.危険因子としては高血圧や高血圧性臓器障害, 喫煙が重要であり, 過去1週間のストレスや睡眠時間の減少も突然死と関連していた.平成16年の新潟県中越地震では被災後1週間に突然死が有意に増加しており, 強いストレスが突然死の誘因となることの有力な証拠と考えられる.
  • 相原 弼徳, 相原 まり子
    産業衛生学雑誌
    1998年 40 巻 Special 号 664-
    発行日: 1998/03/20
    公開日: 2017/08/04
    ジャーナル フリー
  • 松本 一年, 松原 史朗, 玉腰 暁子, 川村 孝
    日本公衆衛生雑誌
    2003年 50 巻 6 号 540-546
    発行日: 2003年
    公開日: 2014/12/10
    ジャーナル フリー
    目的 突然死の予防対策上の基礎資料を作成することを目的として,死亡小票を用いた記述疫学的研究を行った。
    方法 名古屋市を含む愛知県全域における1994年の死亡小票の全数調査を実施し,原死因の発症から24時間以内の内因性の死と定義した突然死を抽出した。その突然死の発生頻度を算出するとともに,原死因や時間的特性について分類・集計し,記述した。
    成績 突然死は7,813例(男4,276例,女3,537例)認められ,その発生率は人口10万人当たり年間114人(男124人,女104人)であった。突然死のうち前期高齢者(65~74歳)が20.1%,後期高齢者(75歳以上)が54.6%を占めていた。また,同年の愛知県の全死亡(41,111例)に対する突然死の割合は19.0%(男19.1%,女18.9%)であった。突然死の原因疾患は,「急性心筋梗塞」が13%,心不全など「その他の心血管疾患」が58%,「脳血管疾患」が12%であった。突然死は12月から 3 月と 8 月に多発し,曜日による差はごくわずかで,1 日の中では 6~14時に高頻度であった。この季節変動や日内変動は主に「その他の心血管疾患」によってもたらされていた。
    結論 突然死の発生率は,年齢に著しく依存し高齢者になるほど多く,その発生は季節や時刻の影響がみられた。突然死の大部分が循環器疾患と考えられるので,突然死の発生を予防するためには,循環器疾患の各病型に対する予防対策を推進することが重要であると考えられた。
  • 茶堂 宏
    山口医学
    2004年 53 巻 6 号 311-319
    発行日: 2004年
    公開日: 2005/09/30
    ジャーナル フリー
    背景と目的 : 先天性心疾患術後突然死は主要な死亡様式であり, この背景を包括的に検討すること.
    対象と方法 : 対象は1977年9月から2001年12月までの24年間に国立循環器病センターで手術を施行した先天性心疾患術後患者. 総手術数7444件 (総患者数5806例), うち姑息手術1660件 (患者数1100例), 根治手術5347件, 根治手術後の追加手術437件. これらから突然死症例を抽出し, 根治手術に至るまでの姑息手術後症例, 根治手術後症例の2群に分類, 突然死発生の原因, 術後経過年数, 年齢, 基礎疾患, 手術様式を後方視的に検討した.
    結果 :
    1. 姑息手術後突然死症例の検討
    突然死は42例発生した. そのうち39例 (92.9%) が手術後3年以内, 35例 (83.3%) が5歳未満の発生だった. 突然死の原因は低酸素状態が32例 (76.2%) と最多だった. 基礎疾患の検討では単心室に肺動脈閉鎖あるいは肺動脈狭窄を伴った群が17例 (40.5%) と最多だった. 術式の検討では体肺動脈短絡術群が35例 (83.3%) と最多だった.
    2. 根治手術後突然死症例の検討
    突然死は58例発生した. 突然死は手術後5年以内に比較的高率に発生, 0歳から20歳台まで幅広くみられた. 突然死の原因は心筋虚血3例 (5.1%), 不整脈14例 (24.1%), 心不全4例 (6.9%), 肺高血圧15例 (25.9%) だった. 心筋虚血例, 心不全例では全例が術後5年以内に発生したが, 肺高血圧例, 不整脈例では術後5年以上においてもそれぞれ7例, 4例が発生した. 基礎疾患の検討では完全大血管転位群が12例 (20.7%) と最多であり, 心房内血流転換術群に高率に発生した. またFontan手術群では両心室修復術群に比し約7倍高率に発生した.
    結論 : 姑息手術後の低酸素状態, 体肺動脈短絡術は突然死発生の危険因子である. 根治手術後の突然死発生は術後5年以内に比較的多かったが, 肺高血圧合併例, 不整脈合併例では術後5年以上においても広くみられた. また心房内血流転換術, Fontan手術は突然死発生の危険因子である.
  • 健康医学
    1990年 4 巻 2 号 36
    発行日: 1990/02/20
    公開日: 2012/08/27
    ジャーナル フリー
  • 佐藤 啓造
    昭和医学会雑誌
    2000年 60 巻 2 号 147-148
    発行日: 2000/04/28
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
  • 高津 光洋
    体力科学
    1991年 40 巻 5 号 501-505
    発行日: 1991/10/01
    公開日: 2010/09/30
    ジャーナル フリー
  • 梶本 克也, 河原井 浩孝, 水野 雅之, 牛久保 江里子, 高野 一成, 大西 玲子, 竹内 幸一, 萩原 誠久, 笠貫 宏
    心臓
    2007年 39 巻 Supplement1 号 33
    発行日: 2007/02/20
    公開日: 2013/05/24
    ジャーナル フリー
  • 徳留 省悟
    健康医学
    1990年 4 巻 2 号 36a-37
    発行日: 1990/02/20
    公開日: 2012/08/27
    ジャーナル フリー
  • 紀田 康雄, 柏木 厚典
    心電図
    1997年 17 巻 4 号 367-373
    発行日: 1997/07/25
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
    糖尿病患者には突然死する症例がしばしば見受けられ自律神経障害との関連が示唆されてきた.しかし, 死因の明らかであった症例では心筋虚血に関連した死亡が多い.半数以上は院外で急変しているため, これら突然死の成因は明らかにはされていない.多分, 自律神経障害にともなう心・呼吸停止や不整脈, 重篤な低血糖によるもの等が含まれる可能性はある.突然死が糖尿病に多い背景には高血糖以外にも様々な冠危険因子を重複し易い事, 細小血管障害や心筋症, 自律神経障害, 組織の代謝障害など糖尿病特有の病態を伴う事が挙げられる.長期間高血糖が続き, 壊疽, 腎不全, 増殖網膜症, 起立性低血圧など晩期合併症を有する例が八イリスク群と言えよう.従って, 対策には早期から血糖の良好なコントロールを継続できるような専門医による指導体制と各種合併症の定期的な評価, 予防と治療法の確立が急務である.
  • 岩本 廣満, 清原 裕, 藤島 正敏
    日本内科学会雑誌
    1998年 87 巻 1 号 58-62
    発行日: 1998/01/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    脳血管障害による突然死の多くは,脳出血とクモ膜下出血に起因する.最近では高血圧治療の普及により,脳出血は減少・軽症化し脳血管障害による突然死も減った.突然死に至る病態生理学的機序としては,出血そのものによる直接的な脳幹部の損傷と,脳室内穿破や脳ヘルニアなどの二次的病変による間接的な脳幹部の障害による場合がある.また,脳血管障害発症後に起きた致死的不整脈や呼吸異常も突然死の原因となる.
  • 笠井 みさ子, 冨田 真佐子, 内山 寛子, 西本 良博, 吉野 泉, 堀 祥子
    日本循環器管理研究協議会雑誌
    1996年 30 巻 3 号 207-211
    発行日: 1996/02/01
    公開日: 2009/10/15
    ジャーナル フリー
    1987年4月1日から1995年3月31日まで延べ260,424人の都市部における男性職域集団を観察し, 56例の突然死症例をえた。
    突然死の年度別年齢調整死亡率の推移をみると, 観察した8年間では10万対13.39から35.43の間にあり, 増加傾向は見られなかった。
    突然死56例の原因疾患は, 心臓疾患32例 (57.1%), 脳血管疾患15例 (26.8%) で, 心臓疾患と脳血管疾患で47例 (83.9%) をしめていた。
    心臓疾患による突然死症例では心電図異常者が, 脳血管疾患による突然死症例では高血圧者が多く, よりきめ細かい健康管理がのぞまれた。
  • 渡辺 淳
    循環器専門医
    2005年 13 巻 2 号 221-226
    発行日: 2005/09/26
    公開日: 2018/05/28
    ジャーナル フリー
  • ―感染症突然死剖検例と心臓突然死剖検例との比較をもとに―
    米山 裕子, 佐藤 啓造, 九島 巳樹, 栗原 竜也, 藤城 雅也, 水野 駿, 金 成彌, 佐藤 淳一, 根本 紀子, 李 暁鵬, 福地 麗, 澤口 聡子
    昭和学士会雑誌
    2016年 76 巻 3 号 326-339
    発行日: 2016年
    公開日: 2017/02/21
    ジャーナル フリー
    突然死の原因疾患は心疾患や脳血管疾患の頻度が高く,感染症による急死は比較的少ないこともあり,内因性急死としての感染症について剖検例をもとに詳細に検討した報告は少ない.特に,心疾患による突然死と比較・検討した報告は見当たらない.本研究では当教室で経験した感染症突然死15例と心臓突然死45例について事歴や解剖所見を比較・検討した.感染症の死因は肺炎9例,肺結核4例,胆嚢炎1例,膀胱炎1例であり,性別は男8例,女7例であった.心臓突然死では虚血性心疾患23例,アルコール性心筋症11例,その他の心疾患11例であった.感染症突然死と心臓突然死について単変量解析を行うと,有意な因子として,性別 (男性:女性,感染症8:7,心臓38:7),るい痩 (感染症9/15,心臓13/45),眼結膜蒼白 (感染症12/15,心臓9/45),心肥大 (感染症3/15,心臓34/45),心拡張 (感染症1/15,心臓23/45),豚脂様凝血 (感染症14/15,心臓10/45),暗赤色流動性心臓血 (感染症11/15,心臓44/45),心筋内線維化巣 (感染症4/15,心臓37/45),肺門リンパ節腫脹 (感染症13/15,心臓10/45),諸臓器うっ血 (感染症6/15,心臓36/45),胆嚢膨隆 (感染症11/15,心臓15/45),胃内空虚 (感染症11/15,心臓16/45),感染脾 (感染症8/15,心臓1/45)が抽出された.有意差がなかった項目は,肥満,死斑の程度,諸臓器溢血点,卵円孔開存,肺水腫,脂肪肝,副腎菲薄,動脈硬化,胃粘膜出血,腎硬化であった.多変量解析では,眼結膜蒼白,豚脂様凝血,心筋内線維化巣,心肥大の4因子が感染症突然死と心臓突然死とを区別する有意因子として抽出された.眼結膜蒼白,豚脂様凝血の2項目が感染症突然死に,心筋内線維化巣,心肥大の2項目が心臓突然死に特徴的な所見であると考えられた.死に至る際,血液循環が悪くなると眼結膜にうっ血が生じるが,心臓突然死の場合はうっ血状態がそのまま観察できるのに対し,感染症による突然死では慢性感染症の持続による消耗性貧血を伴う場合があり,うっ血しても貧血様に見える可能性がある.豚脂様凝血は消耗性疾患や死戦期の長い死亡の際に見られることが多い血液の凝固である.死後には血管内で徐々に血液凝固が進行し,暗赤色の軟凝血様となり,血球成分と血漿成分に分離し,その上層部には豚脂様凝血が見られる.剖検時に眼結膜蒼白,豚脂様凝血の所見があれば感染症による突然死を疑い,感染症の病巣の検索とその病巣の所見を詳細に報告すべきと考えられた.感染症突然死では,るい痩が高頻度に見られたので,感染症突然死防止のためには日頃からの十分な栄養摂取が必要と考えられた.また,感染症突然死と心臓突然死両方で副腎菲薄が見られたので,突然死防止のためには3次元コンピュータ連動断層撮影(computed tomography:CT)による副腎の容積測定を健診で行い,副腎が菲薄な人では感染症の早期治療が肝要であることが示唆された.
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