少子高齢化、町の過疎化はますます深刻となり、地域の絆は更に薄れていく傾向にある。商業施設士補の資格ができ、本学も認定校として認められたものの、いま、資格社会の「ひずみ」を振り返り、「真の資格者とは」が問われようとしている。こうした中で、コミュニティとは何かを考え、地域とのつながりを高めるために、学生自身の住む町について、「モノづくり」の演習を行なった。合計9件の発表があり、それぞれに、学生にとって地域と店作りとの関係をあらためて考えてみる契機を与えるものとなった。これによって、今後のカリキュラムを改善する指針が得られた。
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