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クエリ検索: "精液"
7,697件中 1-20の結果を表示しています
  • 佐々木 捷彦
    日本養豚学会誌
    1989年 26 巻 1 号 46-48
    発行日: 1989/03/31
    公開日: 2011/06/08
    ジャーナル フリー
  • 黒倉 寿, 八木 信行, 平野 礼次郎
    水産増殖
    1989年 37 巻 3 号 215-219
    発行日: 1989/08/31
    公開日: 2010/03/09
    ジャーナル フリー
    Optimum cooling rate and cooling method for successful cryopreservation of sea urchin (Pseudocentrotus depressus) sperm were investigated by comparing survival and morphological changes of spermatozoa after freezing and the percentages of fertilized eggs after insemination of post-thawed sperm to fresh eggs. Optimum cooling rate from -10°C to -60°C was concluded to be 5-6°C/min, which could be achieved by methanol dri-ice method (IWATA et al. 1989) . The fertility of the sperm cryopreserved by the above method was estimated as 1% to that of fresh sperm.
  • 楠 比呂志, 西角 知也, 中川 大輔, 瀧田 豊治, 栗田 大資, 上道 幸史, 上田 かおる, 大江 智子, 奥田 和男, 楠田 哲士, 土井 守
    日本野生動物医学会誌
    2005年 10 巻 2 号 91-94
    発行日: 2005年
    公開日: 2018/11/03
    ジャーナル フリー
    1.5歳から5.5歳までの4年間の加齢に伴うバーラル(Pseudois nayaur)の
    精液
    性状の変化を調べた。
    精液
    は, 2001年12月から2005年2月までの間の4回の繁殖期に, 2頭の雄から人工腟法で採取した。28回中25回で
    精液
    が採取できた。得られた
    精液
    の性状は, 1.5歳時ではかなり劣悪であったが(
    精液
    量 : 0.24ml,
    精液
    pH : 8.3, 精子濃度 : 13.8百万/ml, 精子運動指数 : 0.0, 生存精子率 : 0.0%および形態正常精子率 : 54.1%), 加齢に伴って向上し, 4.5歳以上で概ね安定し, その時点での性状は(
    精液
    量 : >1ml,
    精液
    pH : 6.8, 精子濃度 : 3500〜4000百万/ml, 精子運動指数 : <80, 生存精子率 : >70%および形態正常精子率 : >95%), 家畜のヤギやヒツジに匹敵する程良質であった。
  • 門脇 宏, 鈴木 啓一, 日野 正浩
    日本養豚学会誌
    2001年 38 巻 1 号 20-24
    発行日: 2001/03/10
    公開日: 2011/06/08
    ジャーナル フリー
    融解後生存率の異なるブタ凍結
    精液
    を用いて人工授精を行い, 受胎率及び一腹あたりの胎子数または産子数を調査した。供試
    精液
    は宮城県畜試で実施中の雄型選抜試験の第4世代12頭のデュロック種雄豚から採取した。凍結ストローの作成は豚凍結
    精液
    利用技術マニュアルに準拠した。ただし, 前処理液および融解液にはモデナ液を利用した。凍結操作はプログラムフリーザーを用いた方法で行った。凍結融解後の生存率が異なる
    精液
    を用いて人工授精を行い, 28-44日 (平均33.7±5.5日) 後にと殺して胎子数を調べた。受胎率および一腹胎子数は, 精子生存率45-55%の
    精液
    を用いた場合は58.3%および6.4頭であったのに対し, 生存率70-80%の
    精液
    では91.7%および9.4頭と高い傾向を示し, 融解後の精子生存率の高い
    精液
    を用いることによって受胎率および胎子数が改善される可能性が示唆された。また, 融解後生存率の高い (60%以上) の凍結・融解
    精液
    を用いて野外受胎試験を行った結果は, 受胎率46.2%および産子数7.8頭であった。
  • 馮 文和, 趙 佳, 藤原 昇
    日本野生動物医学会誌
    1997年 2 巻 2 号 107-112
    発行日: 1997年
    公開日: 2018/05/05
    ジャーナル フリー
    本研究では, ジャイアントパンダの年齢と
    精液
    生産との関係, 電気刺激によって採取された
    精液
    の一般性状ならびに新鮮精子と凍結保存精子の体外における生存性などについて比較検討した。ジャイアントパンダは大体5〜25歳までが繁殖可能な年齢で, この期間内にあるものを実験に供した。
    精液
    は電気刺激によって採取した。採精後直ちに
    精液
    性状を検査した。ついで
    精液
    の一部を7%グルコース液で希釈して4℃で保存した。一方, 凍結
    精液
    については, 約2%のグリセロールを含む緩衝液で希釈した後, ドライアイスを用いたペレット法で凍結し, 液体窒素中(-196℃)で保存した。ジャイアントパンダの精巣の発達は年齢15歳くらいで最高となり, その後徐々に衰退することが確認され,
    精液
    量も8〜14歳が最高であった。一方, 電気刺激によって採精した
    精液
    の量および精子濃度に繁殖季節による差異がみられた。また,
    精液
    量と奇形精子数との間にも関連性が認められ,
    精液
    量が少ない場合には無精子のものも観察された。つぎに,
    精液
    のpHについてみると, 6.4〜7.2の範囲を外れると体外保存した精子の生存性が著しく低下する現象がみられた。さらに, 体外における精子の生存性をみると, 射出直後の精子を0〜4℃で保存すると, 約130時間(約5日)生存したが, 受精可能な運動性(30%以上)を保持するには60時間が限度であった。一方, 凍結・融解精子を37℃で保存した場合, 30%以上の運動性を保持するのは90分間程度であったが, 全ての精子が運動性を停止したのは約6時間後であった。
  • 竹中 亜紗実, 柏木 伸幸, 前園 優子, 中尾 建子, 上野 友香, 柿添 裕香, 木下 こづえ, 楠 比呂志, 星 信彦
    日本野生動物医学会誌
    2013年 18 巻 3 号 107-114
    発行日: 2013/09/30
    公開日: 2013/12/12
    ジャーナル フリー
    本論文では,バンドウイルカ
    精液
    の一般性状を検査し,液状保存
    精液
    の比較を行った。
    精液
    は5 頭の雄から採取し,pH,
    精液
    量,精子濃度,総精子数,運動性,生存率および形態異常率を検査した。
    精液
    はBiladyl,EYC またはBF5F を用いて液状保存を行い,運動性および生存率を連日検査した。 新鮮
    精液
    一般性状において,
    精液
    量を除いて分画差はなかった。しかしながら,精子濃度と生存率との間に負の相関がみられた(r=-0.539, p<0.01)。十分に性成熟した雄または同一施設内で飼育されている高い妊孕歴をもつ雄は,精子濃度が高く,生存率は低かった。季節差はみられなかった。 運動性は,EYC およびBF5F で希釈した
    精液
    において2 日間保存された(p<0.05)。生存率は全ての希釈液において7 日間を通じて高い値を示した。加えて,精漿除去精子では,運動性は液状保存後から低下した(p<0.05)。これらの結果から,1)生存率は年齢または妊孕歴(社会的順位)に影響されること,2)飼育下バンドウイルカの
    精液
    は周年を通じて採取が可能であること,3)EYC およびBF5F がバンドウイルカ
    精液
    の短期保存に有用であること,4)精漿成分がバンドウイルカ
    精液
    の液状保存に有用であることが示唆された。
  • 丹羽 太左衛門, 橋爪 力, 森 あゆみ, 松原 英二, 吉田 真二, 北爪 浩三, 松本 尚武
    日本養豚学会誌
    2003年 40 巻 4 号 186-189
    発行日: 2003/12/25
    公開日: 2011/06/08
    ジャーナル フリー
  • 皆川 恵, 酒井 清, 隆島 史夫
    水産増殖
    1986年 34 巻 3 号 205-207
    発行日: 1986/12/30
    公開日: 2010/03/09
    ジャーナル フリー
    一旦搾精後のニジマスから計画的に反復採精を行う方法について検討したところ, 同種の脳下垂体もしくは合成LHRHの投与が有効であることが判明した。
  • 凍結条件とグリセリン平衡時間の検討
    河原崎 達雄, 赤松 裕久, 知久 幹夫, 堀内 篤, 番場 公雄
    日本養豚学会誌
    2002年 39 巻 3 号 183-190
    発行日: 2002/09/20
    公開日: 2011/06/08
    ジャーナル フリー
    系統造成豚や希少品種などの遺伝資源を効率的に保存することを目的とし, 発泡スチロール容器を用いた, 少容量ストローによるブタ
    精液
    簡易凍結法のための温度コントロール, グリセリン平衡時間について検討した。生殖能力の確認されている大ヨークシャー種2頭, デュロック種2頭, ランドレース種2頭の6射出
    精液
    を用い, 5℃で, 2.5%グリセリン添加BF5で希釈し, 0.5mlプラスチックストローに封入した。表面が硬質ゴム製のラックにストローを載せ, 発泡スチロール容器内の液体窒素面から4, 10, 15, 20cmの高さで凍結, あるいは, 凍結容器内で予め冷却された金属製ラック (液面から4cm) の上にストローを直接載せ凍結させてから20分後にストローを液体窒素内に浸漬した。-15℃~-30℃温度域のサンプルの冷却速度は3.5~90.5℃/minであった。凍結
    精液
    の融解は50℃の恒温水槽内で8秒間加温することによって行った。融解後の最終温度は27℃, -196~27℃までの加温速度は1,672℃/minであった。融解後の
    精液
    は30℃のBTSで10倍希釈した後, 37℃恒温水槽内で6時間培養し, 精子活力, 頭帽正常精子率を調べた。精子活力はゴム製ラックを利用して液体窒素液面から4cmの部位で凍結したときが最も優れていた。頭帽正常精子率は金属製ラックあるいはゴム製ラックを用いて, 液体窒素液面から4cmの位置で凍結したときが優れていた。これらの結果から, 0.5mlストローでのブタ
    精液
    凍結保存時の至適冷却速度 (-15~-30℃の温度域) は, 35~90℃/minであると推察された。グリセリン添加後, 希釈
    精液
    を5℃で, 0~6時間処理したが, グリセリン平衡時間は凍結, 融解後の精子の生存性にほとんど影響しなかった。本研究で用いた0.5mlの少量ストローの簡易凍結法は体外受精や卵管内授精での利用が可能であり, 遺伝資源の保存等に応用できるものと思われる。
  • 中川 浩, 中川 邦昭, 瀬田 剛史, 長井 誠, 早川 裕二, 秋山 清, 稲葉 泰志, 今井 敬, 下司 雅也
    日本畜産学会報
    2019年 90 巻 3 号 213-218
    発行日: 2019/08/25
    公開日: 2019/09/13
    ジャーナル フリー

    性選別

    精液または通常精液
    を用いた採胚を泌乳中のホルスタイン種で行い,通常
    精液
    で得られた胚はLAMP法で雌雄判別を実施した.性選別
    精液
    で回収された雌胚数は1.0個,通常
    精液
    で回収後,雌と判別された胚数は0.8個となり有意差は認められなかった.また,FSHなどによる卵胞刺激処理後にOPUし,性選別
    精液
    を用いて体外受精を行う卵胞発育同調区(FGT区)と任意の発情周期にOPUし,性選別
    精液
    で体外受精する対照区を設定し,泌乳中ホルスタイン種で試験を実施した.OPU1回あたりの雌胚発生数はFGT区で2.4個となり,対照区の1.3個よりも有意に多かった(P<0.05).通常
    精液
    で採胚,胚回収後性判別する方法を対照とし,その他3つの雌胚作出方法について比較したところ,FGT後OPUにより採取した卵子を性選別
    精液
    により体外受精する方法で有意に多くの雌胚が得られることが明らかとなった.

  • 山口 俊彦, 坂東 弘光, 中山 昭義, 宮園 歴造
    西日本畜産学会報
    1992年 35 巻 60-62
    発行日: 1992/07/20
    公開日: 2010/08/25
    ジャーナル フリー
    豚凍結
    精液
    の授精時期については, 発情2日目が最もよく, 発情当日, 発情3日目の授精では受胎率が悪かった。また, 発情2日目の授精時刻については, 9時受精, 13時授精, 17時授精に若干の差がみられたが, それぞれ50%以上の受胎率となった。
    授精回数については, 発情2日目の9時と17時に1日2回受精するより, 9時, 13時, 17時と1日3回受精する方が産子数が多くなり, 産子数のバラツキも少なくなった。しかし受胎率は変らなかった。
    また, 同時に人工授精師による野外試験を実施したが, 受胎率, 産子数とも毎年向上し, 3年目には受胎率67.4%, 産子数9.1頭となった。これは, 人工授精師の技術の向上によるものと考えられた。
  • 河野 洋一, 東間 一穂, 仙北谷 康
    農業経営研究
    2014年 52 巻 1-2 号 95-100
    発行日: 2014/07/25
    公開日: 2017/01/16
    ジャーナル フリー
  • 主に血清中および前立腺組織内濃度について
    南 祐三, 岩田 信之, 桜木 勉, 草場 泰之, 金武 洋, 進藤 和彦, 斉藤 泰
    CHEMOTHERAPY
    1986年 34 巻 Supplement3 号 531-534
    発行日: 1986/06/30
    公開日: 2011/08/04
    ジャーナル フリー
    新しく合成されたセファロスポリン系抗生物質L-105の前立腺組織への移行を検討した。L-105の前立腺組織内濃度は19静注30分後で3.7μg/g, 60分後で1.13~4.6μg/g, 120分後で1.14μg/gであった。前立腺/血清中濃度比は5~22%であった。
    複雑性尿路感染症の4例に対する総合臨床効果は100%の有効率を示した. 血液生化学検査で1例に軽度のGOT, GPTの上昇を認めた。
  • 楠 比呂志, 奥田 和男, 上田 かおる, 大江 智子, 林 輝昭, 伊藤 修, 川上 茂久, 齋藤 恵理子, 福岡 敏夫, 長谷 隆司, 佐藤 哲也, 土井 守
    日本野生動物医学会誌
    2006年 11 巻 1 号 25-30
    発行日: 2006年
    公開日: 2018/05/04
    ジャーナル フリー
    国内の3施設で飼育されていた18頭の成熟雄チーターから,経直腸電気射精法で採取した31サンプルの
    精液
    の性状を分析した。なお18頭中13頭は,繁殖歴がなかった。18頭の雄の
    精液
    の性状は,
    精液
    量が0.91±0.11ml,
    精液
    pHが8.1±0.1,総精子数が32.6±5.4百万,生存精子率が84.9±1.9%,精子運動指数が53.7±3.8,形態異常精子率が66.1±3.4%,正常先体精子率が68.5±5.1%で,これらの値は,他のチーターにおける報告値の範囲内であった。繁殖歴がある雄とない雄の
    精液
    を比較したところ,先体正常精子率以外のパラメーターについては,両者間で有意な差はみられず,繁殖歴がない雄の正常先体精子率(59.8%)も致命的なほど低くはなかった。以上の結果から,飼育下の雄チーターにおける低受胎の主因が,
    精液
    性状の低さである可能性は少ないと考えられた。
  • I 精子凍結能の簡易検査法の検討
    丹羽 太左衛門, 丸山 淳一
    日本養豚研究会誌
    1971年 8 巻 3 号 121-127
    発行日: 1971/12/28
    公開日: 2011/06/08
    ジャーナル フリー
    豚精子の凍結保存にあたっては, 凍結能のすぐれた個体を選ぶことが重要である。
    この研究は豚精子の凍結能を簡単にしらべる方法として考えられる錠剤法, ドライアイス (DI)・スライド法, 液体窒素 (LN2) ガス・スライド法によって豚
    精液
    を凍結し, 同時にこれと同一サンプルをストローに封入し, ドライアイス・アルコールによる基本凍結および液体窒素ガスによる急速凍結を行ない, 融解後の精子活力を検査して, これら諸方法間の相互関係を検討し, 次の如き結果を得た。
    1. 凍結直前の精子生存指数と, 同一サンプルを基本凍結法および急速凍結法によって凍結した精子生存指数の相関々係はそれぞれr=0.453およびr=0.515で, いずれも有意な相関が認められた (P<0.01)。
    2. 錠剤法で凍結した精子生存指数と同一サンプルを基本凍結法および急速凍結法で凍結した精子生存指数の相関々係はそれぞれr=0.474およびr=0.632でいずれも有意な相関が認められた (P<0.01)。
    3. DIスライド法で凍結した精子生存指数と, 同一サンプルを基本凍結法および急速凍結法で凍結した精子生存指数の相関々係は最も高く, それぞれr=0.869およびr=0.808でいずれも有意な相関が認められた (P<0.01)。また各区分の相関においても回帰直線からの変動が少なかった。
    4. LN2ガス・スライド法で凍結した精子生存指数と, 同一サンプルを基本凍結法および急速凍結法で凍結した精子生存指数の相関々係はそれぞれr=0.717およびr=0.652で, いずれも有意な相関が認められた (P<0.01)。
    5. 以上の結果から, DIスライド法は精子凍結能の推定に最も簡易で良い方法であると認められる。
  • 栃木県のアンケート調査を中心に
    長田 雅宏, 牛島 仁, 小澤 壯行
    農業経営研究
    2017年 54 巻 4 号 72-77
    発行日: 2017/01/25
    公開日: 2018/02/01
    ジャーナル フリー
  • 黒倉 寿, 富田 政勝, 岩橋 正雄, 宮尾 誠, 岩田 仲弘, 平野 礼次郎
    水産増殖
    1984年 32 巻 3 号 148-152
    発行日: 1984/12/25
    公開日: 2010/03/09
    ジャーナル フリー
    Sperm of fancy carp Cyprinus carpio was successfully cryopreserved, retaining fertilizing capacity for up to 3 years. The method used for cryopreservation was essentialy the same as described in Kurokura et al. (1984) . The constituent of the extender was as follows: NaCl 440mg, KCl 620mg, CaCl2 22mg, MgCl2 8mg in 100ml of water. DMSO was used as the cryoprotectant. The ratio of extender: cryoprotectant: semen was 65: 15: 20.
    The average percentages of eyed eggs obtained by insemination tests with the sperm preserved for 1 year, 2 years and 3 years were 32.4%, 45.3%, and 39.5%, respectively. Any changes in malformation, growth and food conversion efficiency were not observed between the fingerlings obtained from eggs fertilized with cryopreserved sperm and the fingerlings acquired after insemination with fresh sperm.
  • 進藤 順治, 吉田 直幸
    日本野生動物医学会誌
    2001年 6 巻 1 号 23-26
    発行日: 2001年
    公開日: 2018/05/04
    ジャーナル フリー
    新潟市水族館で飼育されている10羽のオスのフンボルトペンギンの
    精液
    量と精子濃度を1年間測定した。フンボルトペンギンの
    精液
    は7月から8月中旬の換羽期以外は,高い割合で採取することができた。
    精液
    量は一年を通し0.02mlから0.04mlの間で推移していた。平均
    精液
    量は0.026±0.009mlであった。精子濃度は10月から2月の間は高い値で推移し,一方換羽期間は著しく低下していた。平均精子濃度は21.9±11.2 10^8/mlであった。今回の結果から,最も繁殖に適した時期は晩秋から早春にかけてであると思われた。
  • 菅 大助, 毛利 昭, 新城 明久, 仲田 正, 金城 寛信, Edy KURNIANTO
    日本家畜管理学会誌
    1999年 35 巻 2 号 31-40
    発行日: 1999/11/10
    公開日: 2017/10/03
    ジャーナル フリー
    一般に、夏季の高温多湿な時期に種雄牛の造成機能は減退し
    精液
    性状が不良化するとともに受胎率が低下すると言われ、これは夏季不妊症と呼ばれている。しかし、亜熱帯海洋性気候に属する琉球諸島における種雄牛
    精液
    性状の季節変動についてはまだ明らかにされていない。そこで沖縄島における黒毛和種の
    精液
    性状に及ぼす主要な要因効果について分析し。.分析には沖縄県畜産試験場で1993年5月から1997年12月までの間に採取された黒毛和種の
    精液
    性状に関する記録を用いた。
    精液
    性状は1射精当たりの精子濃度、総精子数、
    精液
    量、生存指数、pHおよび雲霧状運動性の6項目で、これらを従属変数とし、測定者、採取間隔、種雄牛、射精回次、年次、月および年齢の7要因を独立変数とした。SASのGLMプロシジャによって分散分析を行い最小自乗平均値を算出し、VAR-COMPプロシジャで各要因の分散成分を推定した。精子濃度、総精子数、
    精液
    量およびpHについては、種雄牛と射精回次の分散成分が他の要因に比べてかなり大きく、生存指数では種雄牛の個体差と測定者の成分、雲霧状運動性では種雄牛の個体差と年齢の成分が大きいことが明らかになった。一方、
    精液
    性状に対する採精月の分散比は0.0〜2.0%と小さかった。精子濃度と総精子数の変動は他の
    精液
    性状の変動と比較して顕著であったことから、採取間隔は概ね5日が至適化と考えられた。射精同次では1回目が最良であることが示された。精子濃度と総精子数を除く、他の
    精液
    性状の月間変動は小さく、一定の傾向は示さなかった。しかし、精子濃度については6月と7月に減少し、最大値を示した12月との差は約-2億/mlであったが8月には年間の平均値に回復し、一般に言われている夏から秋における減少は認められなかった。日本家畜管理学会誌、35(2) : 31-40、1999 1998年11月13日受付1999年6月15日受理
  • 長谷川 倫男, 三木 健太, 加藤 伸樹, 古田 希, 大石 幸彦, 近藤 直哉, 田代 和也
    日本泌尿器科学会雑誌
    1998年 89 巻 12 号 956-960
    発行日: 1998/12/20
    公開日: 2010/07/23
    ジャーナル フリー
    (目的) 血
    精液
    を主訴として来院した70症例に対し, 骨盤部 MRI (magnetic resonance imaging) 検査を施行し, 血
    精液
    症の原因と思われる異常所見について検討を行った.
    (方法) MRIにおける異常所見として, 前立腺と精嚢の形態異常および信号強度の変化, さらに精管, 前立腺周囲静脈叢の拡張の有無を検討した. 精嚢については, 精嚢内容がT1強調画像で前立腺よりも高信号を示した場合を出血巣とし, T1, T2ともに低信号を示した場合を慢性炎症による線維化とした.
    (結果) 全70症例中, MRIで異常所見を認めた症例は40例 (57%) であった. このうち前立腺に異常を認めた症例は6例 (9%) で, 前立腺肥大が5例, 前立腺癌が疑われた症例が1例であった. 精嚢に異常を認めた症例は30例 (43%) で, 精嚢出血が25例, 慢性炎症が5例, 精嚢嚢胞が1例であった.
    (結論) 血
    精液
    症におけるMRIは, 今回の検討では57%に異常所見が発見され, 精管造影より非侵襲的で, 超音波検査にくらべ再現性があり, またCTより情報量が多いことより血
    精液
    症の原因臓器の検索に有用であると思われた.
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