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クエリ検索: "老衰"
5,585件中 1-20の結果を表示しています
  • 小木曽 加奈子, 田中 千絵
    日本医療・病院管理学会誌
    2025年 62 巻 4 号 100-110
    発行日: 2025/10/31
    公開日: 2025/10/31
    ジャーナル フリー

    文献を用いてわが国における高齢者施設における

    老衰
    死に対するケアの概念を明らかにすることを目的とした。データベースは,Pub Med,医学中央雑誌web版を用い,さらに,ハンドサーチにて,メディカルオンライン,J-Stage, 書籍を加え,最終的に35文献を分析対象とした。Rodgersの概念分析の手法を用いて分析をした結果,6つの属性として【高齢者・家族側と医療・ケアチーム側の共同意思決定】【過剰医療と過少医療の回避】【その人らしく生き抜くことを支えるケア】【家族に対する
    老衰
    死の教育】【伴走者である家族のゆらぎを緩和させるケア】【多職種と家族による高齢者が望む生き方の最善を考える取り組み】。4つの先行要件として,【
    老衰
    死という診断のあやふやさ】【
    老衰
    死の迎え方】【
    老衰
    死を支えるレディネス】【延命至上主義に偏る死生観】。3つの帰結として,【尊厳ある
    老衰
    死】【
    老衰
    死の意味を見出しグリーフを乗り越える家族】【
    老衰
    死に向き合う力を高める継続力】が抽出された。本概念は,高齢者がその人らしく終焉まで生き抜くことへのケアの要素を含むことが示唆された。

  • 松尾 巖
    實驗消化器病學
    1936年 11 巻 1 号 1-2
    発行日: 1936年
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
  • 今永 光彦, 外山 哲也
    日本在宅医療連合学会誌
    2021年 2 巻 2 号 19-26
    発行日: 2021年
    公開日: 2021/10/14
    ジャーナル フリー

    目的:一般市民が

    老衰
    死に対してどのように感じているか,及び
    老衰
    を死亡診断時の死因として妥当と感じる人・感じない人の特性の違いを明らかにする.

    方法:一般市民にインターネットによるアンケート調査を行った.

    結果:1,003 名が回答し,8 割以上が

    老衰
    で亡くなることは「安らかな死である」と感じており,「十分な医療が受けられていない」と感じている人は約7%であった.7 割以上が「死因として妥当である」と感じていた.死生観尺度「死からの回避」が高いと有意に死因として妥当と感じていなかった.

    結論:一般市民の多くは,

    老衰
    死に対して肯定的であった.また,死生観が
    老衰
    に対する考えに影響している可能性が示唆された.

  • *北島 晴美
    日本地理学会発表要旨集
    2016年 2016s 巻 510
    発行日: 2016年
    公開日: 2016/04/08
    会議録・要旨集 フリー
    1.はじめに
    発表者は,最近の都道府県別
    老衰
    死の地域差について,標準化死亡比(SMR),年齢調整死亡率,死因別死亡確率から分析し(北島,2015a),保健所別
    老衰
    死の地域差についても報告した(北島,2015b)。
    都道府県別,性別,5大死因(4大死因+
    老衰
    )別のSMR,年齢調整死亡率をそれぞれ主成分分析し,いずれも肺炎,悪性新生物,心疾患の変動を説明する第1成分,
    老衰
    ,脳血管疾患の変動を主に説明する第2成分が抽出された(北島,2015a)。
    全国464保健所をケース,男女の5大死因のSMRを変数とする主成分分析から,保健所別の第1成分,第2成分は,都道府県別SMRの主成分分析結果と類似しており,第2成分は
    老衰
    ,脳血管疾患の変動を主に説明するパターンである。第1成分は4大死因と関連した死亡率の総合的指標と言える特徴を持ち,
    老衰
    死亡率は独自の変動を示すことが示唆された(北島,2015b)。
    都道府県別
    老衰
    死亡率は,医療費と関連すると考えられる。本研究では,都道府県別
    老衰
    SMR,
    老衰
    死亡確率と医療費指標との相関関係を調べた。

    2.研究方法
    使用した
    老衰
    死に関するデータは,SMR(『平成20年~平成24年 人口動態保健所・市区町村別統計』,厚生労働省)(2010年と標記),死因別死亡確率(『平成22年都道府県別生命表』,厚生労働省)である。都道府県別の医療費に関するデータは,医療費の地域差分析(平成22年度基礎データ)(厚生労働省)に掲載された,都道府県別1人当たり医療費(後期高齢者医療制度)である。
    老衰
    死の99%以上は75歳以上であるため,後期高齢者医療制度の医療費データとの比較を行った。

    3.
    老衰
    SMR,
    老衰
    死亡確率と1人当たり医療費
    2010年の都道府県別,性別
    老衰
    SMRと後期高齢者1人当たり医療費は,男女とも有意な負相関である(図1)。1人当たり医療費が高いと,
    老衰
    死亡率が低下する相関関係がある(男r=-0.7462 p=0.0000,女r=-0.7497 p=0.0000)。
    2010年の都道府県別死因別死亡確率のうち,75歳の性別
    老衰
    死亡確率と後期高齢者1人当たり医療費は,男女とも有意な負相関である(図2)。1人当たり医療費が高いと,
    老衰
    死亡確率が低下する相関関係がある(男r=-0.6656 p=0.0000,女r=-0.6758 p=0.0000)。

    4.
    老衰
    死と医療費
    老衰
    死は他の死因による死亡と連動し,他の死因による死亡割合が多いと
    老衰
    死の割合は低下する。他の死因による病死の場合の医療費は,
    老衰
    死の場合の医療費よりも高額となると想定される状況を反映した相関関係が確認された。

    北島晴美2015a:都道府県別
    老衰
    死亡率の地域差,日本地理学会発表要旨集,No.87,184.
    北島晴美2015b:保健所別
    老衰
    SMRの地域差,日本地理学会発表要旨集,No.88,79.
    厚生労働省ホームページ.医療費の地域差分析(平成22年度基礎データ).

  • 臨床的および病理学的考察
    亀山 正邦
    日本老年医学会雑誌
    1974年 11 巻 2 号 71-81
    発行日: 1974/03/31
    公開日: 2009/11/24
    ジャーナル フリー
  • 村上 英之
    日本老年医学会雑誌
    2024年 61 巻 3 号 329-336
    発行日: 2024/07/25
    公開日: 2024/09/11
    ジャーナル フリー

    目的:地域医療を担う場所では高齢化が進み,亡くなられた際の死因に

    老衰
    を記載する機会が増えてきている.しかしながら,
    老衰
    の診断には明らかな基準が設けられているわけでなく,個々の医師の判断に委ねるところが多い.このため,当院において
    老衰
    と診断された症例の臨床的特徴を調査することを目的とした.方法:対象は2019年4月から2023年6月までの期間,当院で作成された282名の死亡診断書の中から,死因に
    老衰
    と記載された43症例.調査項目は年齢,性別,既往歴・合併症,亡くなられた場所,
    老衰
    の状況をご家族に説明した日から亡くなられた日までの期間,そして説明時のBMI(body mass index),採血検査とした.結果:
    老衰
    で亡くなられた症例の平均年齢は92.2±6.5歳であった.男女比は15:28と女性が多かった.既往歴・合併症には認知症76.7%,高血圧,整形外科疾患74.4%,呼吸器疾患66.7%,心疾患,消化器疾患が60.5%と多く認めた.亡くなられた場所は病院以外に,老人ホーム,自宅もみられた.ご家族に説明を行い亡くなられるまでの期間は全体の平均で110.2日であったが,症例によりかなりの差がみられた.BMIは平均19.7±3.0と低値傾向,採血結果で総蛋白,血清アルブミン値が基準値よりも低値で,わずかに貧血も認めた.結論:地域医療では,関わるご家族も高齢化しており,また遠方に離れている状況もあることから,
    老衰
    の状態を説明することが容易でない場面が多い.臨床現場での
    老衰
    の診断は曖昧で不明瞭なものであるが,診療の過程において価値観に留意した適切なタイミングでのご家族への説明,多職種との協働で対処していくことが重要と思われた.

  • *北島 晴美
    日本地理学会発表要旨集
    2014年 2014a 巻 214
    発行日: 2014年
    公開日: 2014/10/01
    会議録・要旨集 フリー
    1.はじめに
     2012年の死亡数は,悪性新生物,心疾患,肺炎,脳血管疾患,
    老衰
    の順に多い。高齢化の進行とともに,死因の順位も変化している。
    老衰
    を死因とする死亡者は,ほぼ60歳以上に限定され,高齢になるほど
    老衰
    を死因とする比率が高くなる。年齢階級別にみると,
    老衰
    は95~99歳の死因第2位,100歳以上の死因第1位であり(2012年),これまでの死因の年次推移からみて,今後,高齢化が進行すると,
    老衰
    による死亡の比率は現在よりもさらに上昇すると予測される。
     発表者らは,高齢者死亡率の季節変化に関して,全国,都道府県別に調べ,全死因,心疾患,脳血管疾患,肺炎死亡率は,夏季に低く冬季に高い傾向を確認した(北島・太田,2011,2013,など)。
     本研究では,
    老衰
    による死亡数の推移,死亡率の季節変化について,最近の傾向を年齢階級別に調べ,高齢者の中でも,若い層とより高齢な層では,どのような違いがみられるのかを検討した。

    2.研究方法
     使用した死亡数データは,人口動態統計(確定数)(厚生労働省)である。死亡数が多い75~84歳,85~94歳,95歳以上の3年齢階級を対象とし,季節変化を見るために,各年齢階級の毎月の死亡率を算出した。北島・太田(2011)と同様に,各月死亡率は,1日当り,人口10万人対として算出した。人口は各年10月1日現在推計人口(日本人人口)(総務省統計局)を使用した。

    3.
    老衰
    死亡数の推移
     2000年以降の,全国の全死因による死亡数が増加傾向にあるのと調和的に,
    老衰
    による死亡数も増加している。高齢人口が増加したことを反映したと考えられる。2000年代後半から,増加が加速し,85~99歳で顕著に増えている。10歳階級別では,最も
    老衰
    死亡数が多いのは,85~94歳,次いで,95歳以上,75~84歳である。

    4.
    老衰
    死亡割合の推移
     75~84歳,85~94歳,95歳以上の年齢階級において,
    老衰
    死亡割合(
    老衰
    死亡数が全死亡数に占める割合)は,2000年以降では,75~84歳はほとんど変化がない。2000年代後半から,85~94歳はやや増加,95歳以上では増加傾向が見られる。95歳以上の
    老衰
    による死亡割合は,2005年には15.3%であったが,2012年には21.3%となり,5人に1人は
    老衰
    で死亡している。

    5.
    老衰
    死亡率の季節変化
     2009~2012年の年齢階級毎の
    老衰
    死亡率は,冬季に高く夏季に低い傾向が見られる(図1)。年齢階級が上がるほど,死亡率の季節変化が顕著になる。75~84歳
    老衰
    死亡率の,季節変化は微少である。4年間のデータでは,85~94歳,95歳以上の
    老衰
    死亡率は,6月に最も低く,12月に最も高い。
  • ~一般市民への老衰死に関するインターネット調査より~
    今永 光彦, 外山 哲也
    日本在宅医療連合学会誌
    2022年 3 巻 1 号 52-59
    発行日: 2022年
    公開日: 2022/02/17
    ジャーナル フリー

    目的:

    老衰
    の状態の際に一般市民がどのような医療を希望するか明らかにする.

    方法:一般市民にインターネットによるアンケート調査を行った.シナリオを提示して患者が自身だった場合と家族だっ た場合について質問した.

    結果:経管栄養・心肺蘇生は,「望まない」が自身・家族の場合共に最多であった.輸液・肺炎合併時の抗菌薬投与は,自身の場合は「望まない」が最多で,家族の場合は「望む」が最多であった.

    結論:一般市民は,

    老衰
    となった際に積極的な治療の希望が少ないことが示唆された.輸液・抗菌薬投与に関しては,自身と家族だった場合の回答の一致度が高くなく,家族が代理意思の際の意思決定には留意する必要があると考える.

  • *北島 晴美
    日本地理学会発表要旨集
    2015年 2015a 巻 410
    発行日: 2015年
    公開日: 2015/10/05
    会議録・要旨集 フリー
    1.はじめに
    年次別
    老衰
    死因順位は,2009~2013年第5位(2011年は第6位)である。今後,
    老衰
    死亡の増加が予測されるため,
    老衰
    死亡の動向を把握することを目的に,各種の死亡統計データの分析を行っている。
    発表者は,
    老衰
    死亡率の推移,
    老衰
    死亡割合の推移,
    老衰
    死亡率の季節変化,最近の都道府県別
    老衰
    死亡の地域差についての傾向を,標準化死亡比(SMR),年齢調整死亡率,死因別死亡確率から分析し報告した(北島,2014,2015)。
    都道府県別性別5大死因別のSMR,年齢調整死亡率をそれぞれ主成分分析し,いずれも肺炎,悪性新生物,心疾患の変動を説明する第1成分,
    老衰
    ,脳血管疾患の変動を主に説明する第2成分が抽出された。第2成分は,死因別死亡確率の主成分分析で抽出される第1成分と類似のパターンであった(北島,2015)。
    本研究では,
    老衰
    死亡の地域差をさらに小地域で把握するために,保健所別のSMRを用いて分析した。

    2.研究方法
    使用したデータは,SMR(『平成20年~平成24年 人口動態保健所・市区町村別統計』,厚生労働省)(2010年と標記)である。5年間の死亡数に基づいて市区町村別SMRも算出されているが,死亡数が少ないと偶然変動が大きくなる。また,死亡数5未満の場合,SMRが表章されない。そこで,今回は保健所別SMRを使用することとした。政令市には,区と保健所が対応する市と,市単位で1保健所となる市がある。統一的に処理するために,政令市は全て市の値を採用した。
    保健所別(政令市は市別,以下では保健所別と標記)性別5大死因別(悪性新生物,心疾患,肺炎,脳血管疾患,
    老衰
    )SMRの主成分分析を行った。

    3.保健所別性別
    老衰
    SMRの特徴
    都道府県別
    老衰
    SMRが,男女とも全国で最も高い三重県と,男性SMRが全国で最も低く,女性SMRが4番目に低い福岡県では,それぞれ県内すべての保健所SMRは100より大きいか,100未満であった。三重県内にはSMRが非常に高い地域がある(図1)。両県とも人口規模と
    老衰
    SMRには関連性がみられない。

    4.保健所別SMRの主成分分析
    全国464保健所をケース,男女の5大死因のSMRを変数として主成分分析を行った。
    主要な第1成分(寄与率31.4%),第2成分(寄与率25.2%)が抽出された。第1成分と第2成分の成分負荷量(図2)は,都道府県別SMRの主成分分析結果(北島,2015)と類似しており,第1成分は,肺炎,心疾患,悪性新生物,脳血管疾患,第2成分は
    老衰
    ,脳血管疾患の変動を主に説明するパターンである。第1成分は4大死因と関連した死亡率の総合的指標と言える特徴を持つ。
    老衰
    死亡率は独自の変動を示すことを示唆する。
  • 今永 光彦
    日本在宅医療連合学会誌
    2024年 5 巻 1 号 28-35
    発行日: 2024年
    公開日: 2024/02/29
    ジャーナル フリー

    目的:在宅医に

    老衰
    と死亡診断された患者に,どのような症状や合併症が起こり,どのような治療が行われていたかを明らかにする.

    方法:全国在宅療養支援医協会に加盟している719医療機関に,郵送式質問紙調査による症例集積研究を行った.

    結果:727例の回答があった.急性疾患として感染症,特に肺炎の合併が最多であった.慢性疾患として認知症の合併が最多であった.死亡前1週間にあった症状として食思不振や嚥下障害の頻度が高かった.死亡前1週間で行った医療行為は,「選択肢にある医療行為なし」が最多であった.

    結論:在宅医に

    老衰
    と死亡診断された患者における合併症,症状,治療内容の現状が明らかとなった.

  • 大沢 泰邦
    日本医科大学雑誌
    1955年 22 巻 12 号 1101-1110
    発行日: 1955/12/15
    公開日: 2010/10/14
    ジャーナル フリー
  • 清水 郁夫
    日本プライマリ・ケア連合学会誌
    2020年 43 巻 2 号 33-34
    発行日: 2020/06/20
    公開日: 2020/06/23
    ジャーナル フリー
  • 金子 仁, 金田 一郎
    日本医科大学雑誌
    1981年 48 巻 1 号 125-128_1
    発行日: 1981/02/15
    公開日: 2010/10/14
    ジャーナル フリー
  • *北島 晴美
    日本地理学会発表要旨集
    2015年 2015s 巻 604
    発行日: 2015年
    公開日: 2015/04/13
    会議録・要旨集 フリー
    1.はじめに<BR>
    年次別
    老衰
    死因順位は,1953~1957年に第3位と最も高くなったが,その後,順位を下げ,1996~2007年は第7位と最も低くなった。2009~2013年には第5位(2011年第6位)と再び順位を上げている。<BR>
    高齢になるほど
    老衰
    を死因とする比率が高くなるため,今後,高齢化がさらに進行すると,
    老衰
    による死亡の比率は現在よりもさらに上昇すると予測され,
    老衰
    死亡の動向を把握することは,医療・社会福祉政策の観点から重要である。<BR>
    発表者は,
    老衰
    死亡率の推移,
    老衰
    死亡割合の推移,
    老衰
    死亡率の季節変化に関してすでに報告した(北島,2014)。<BR>
    本研究では,都道府県別
    老衰
    死亡の地域差について,最近の傾向を,標準化死亡比(SMR),年齢調整死亡率,死因別死亡確率から分析した。<BR>
    <BR>
    2.研究方法<BR>
    使用したデータは,SMR(『平成20年~平成24年 人口動態保健所・市区町村別統計』,厚生労働省)(以下では2010年と標記),年齢調整死亡率(『平成22年都道府県別年齢調整死亡率』,厚生労働省),死因別死亡確率(『平成22年都道府県別生命表』,厚生労働省)である。<BR>
    4大死因(悪性新生物,心疾患,肺炎,脳血管疾患)の地域差と
    老衰
    の地域差を比較するために,これらの死因のデータも使用して主成分分析を行った。<BR>
    <BR>
    3.5大死因のSMR,年齢調整死亡率の主成分分析<BR>
    47都道府県をケース,男女の5大死因のSMRを変数として主成分分析を行い,主要な第1(寄与率35.0%),第2成分(寄与率30.3%)が抽出された。第1成分と第2成分の成分負荷量の散布図(図1)からみて,第1成分は,肺炎,悪性新生物,心疾患,第2成分は
    老衰
    ,脳血管疾患の変動を主に説明するパターンである。<BR>
    男女の年齢調整死亡率を変数として主成分分析を行い抽出された第1,第2成分もSMRと類似した特徴を示した。<BR>
    SMR,年齢調整死亡率の第1成分の主成分得点がいずれも高い府県は,青森県,大阪府,秋田県,栃木県,低い県は,長野県,沖縄県,山梨県,静岡県である。同様に第2成分の主成分得点がいずれも高い県は,静岡県,栃木県,岩手県,低い府県は,福岡県,沖縄県,大阪府,佐賀県である。<BR>
    <BR>
    4.5大死因の死因別死亡確率の主成分分析<BR>
    47都道府県をケース,男女の5大死因の死因別死亡確率(0歳)を変数として主成分分析を行い抽出された第1成分(寄与率41.3%),第2成分(寄与率19.7%)の成分負荷量の散布図を図2に示す。第1成分は,
    老衰
    ・脳血管疾患と,肺炎・悪性新生物が逆の変動をするパターンであり,第2成分は,心疾患の変動を説明するパターンである。<BR>
    第1成分の主成分得点が高い県は,長野県,静岡県,宮城県,三重県,岐阜県,低い道府県は大阪府,福岡県,佐賀県,北海道,奈良県である。<BR>
  • 黒田 重義
    気象集誌. 第2輯
    1936年 14 巻 6 号 290-299
    発行日: 1936年
    公開日: 2009/02/05
    ジャーナル フリー
    Hitberto it has been considered that in the design of the tower of electric transmission line the wind pressure must be taken as 15 times larger than that received by the loade _??_ area of one side of the tower. But this is by no means determined on the definite experimental as well as theoretical grounds. The present writer previously published a paper entitled as “About the wind pressure of tower” in the Journal of Aeronautical Research Institute, No.119. 1934, in which is discussed that such a value of wind pressure coefficient is too small and must be taken as 1.8_??_m;2.0. The present paper is written as the result of some experiments made for this purpose. Two rods, whose cross sections are such as circular, rectangular, etc. were placed in the wind channel and the wind pressure received by them and the manner of their vibrations were observed, changing their relative positions. And moveover, to make stream lines and the growth and decay of vortices occurred in these cases in the air current around these objects to be clearly visible the experiments were photographically made using the smoke in the current.
    The result of these experiments tells us that the falling down of tower sometimes experienced takes place on account of the strong wind pressure acted upon it and adding to it the resouance effect occurred in forced oseillations caused by the wind
  • 今永 光彦, 外山 哲也
    日本プライマリ・ケア連合学会誌
    2018年 41 巻 4 号 169-175
    発行日: 2018/12/20
    公開日: 2018/12/27
    ジャーナル フリー

    目的:在宅医療における死因としての

    老衰
    の診断に関して調査を行う.

    方法:全国在宅療養支援診療所連絡会全会員908名を対象として郵送質問紙調査を行った.

    結果:有効回答数535名(回収率58.9%).死亡診断書に

    老衰
    と記載したことがあったのは501名(93.6%).“
    老衰
    と診断するにあたり重視している”と回答した割合は「継続的な診療を行っている」79.2%,「ADLや経口摂取量の低下が緩徐である」93.0%,「他に致死的な病気の診断がついていない」88.2%であった.“
    老衰
    と診断する際に影響する”との回答が多い項目は,「患者の家族の理解や考え」,「医学的に他疾患を除外できているか」,「
    老衰
    と診断することによる患者のQOLへの寄与」であった.

    結論:在宅医は,医学的側面以外の影響をうけながら,継続的な診療,緩徐な状態低下,他に致死的な病気の診断がないことを重視して

    老衰
    の診断を行っていた.

  • 清野 謙次
    日本微生物學會雜誌
    1922年 16 巻 12 号 283-285
    発行日: 1922/12/01
    公開日: 2010/01/22
    ジャーナル フリー
  • 折谷 隆志, 葭田 隆治
    日本作物学会紀事
    1971年 40 巻 3 号 325-331
    発行日: 1971/09/28
    公開日: 2008/02/14
    ジャーナル フリー
    本実験では, 水稲および甘藷などの作物の生育と
    老衰
    の過程で ABA-cytokinin 関係がどのように変化するかを調査した. その結果, 1) 水稲体各器官の ABA-cytokinin 活性をみると, 若い器官と
    老衰
    を始めた器官との間には, ABA ではあまり差異が認められないが cytokinin 活性には大きな差異が認められる. 2) 水稲の穂の切除は個体の
    老衰
    に大きな影響を及ぼすが, この穂の発育に伴う ABA-cytokinin 関係をみると, 乳熟期の穂では ABA と cytokinin とはともに高く, その後穂の発育に伴つて著しく低下している. 3) 甘藷塊茎の萠芽期において ABA-cytokinin 活性をみると, ABA 活性は収穫期の組織では高く萠芽期では低下しているのに対して, cytokinin 及び根の生長促進物質の活性は萠芽期において著しく上昇している. 以上の結果から, 作物体の内生的な ABA は内生的な cytokinin と相互に関連しながら. 個体の生育および
    老衰
    の過程において重要な役割を果たすものと考えられる.
  • 長尾 匡子, 山本 裕子
    老年看護学
    2020年 25 巻 1 号 132-138
    発行日: 2020年
    公開日: 2021/08/24
    ジャーナル フリー

     2年次看護学生に

    老衰
    死を題材にした視聴覚教材を用いた授業を行い,高齢者の終末期医療や
    老衰
    死についての学生の認識を明らかにした.研究協力に同意した10人の学生の授業後課題レポート記載内容を分析した結果,【だれかに看取られて逝くことが望ましい】【
    老衰
    で逝くことが望ましい】【高齢者の意思が尊重されて迎える死が望ましい】【医療技術の発達が新たな苦悩や疑問を生む】【医療も人も死と向き合う成熟さが必要である】【高齢者と家族が話し合うことが重要である】【最善の死が迎えられるように看護師は高齢者・家族に関わる】という7つのカテゴリーを生成した.学生は,
    老衰
    死が家族との関係性のなかで生じる死であること,看護師は最善の死が迎えられるように高齢者・家族に関わる必要性があると認識していた.死生観の醸成や,高齢者・家族に寄り添った生死に関わるコミュニケーションの教育方法を検討する必要性などの示唆を得た.

  • 折谷 隆志, 葭田 隆治
    日本作物学会紀事
    1973年 42 巻 3 号 280-287
    発行日: 1973/09/30
    公開日: 2008/02/14
    ジャーナル フリー
    水稲と大豆の各品種を用いて, これらの葉の生長および
    老衰
    に伴つてサイトカイニン含量およびアブサイシン酸様活性がどのように変化するか調査した. ガスクロマトグラフィーで定量された3種のゼアチン化合物のうちで, 水稲葉ではゼアチン含量は分けつ初期に最高に達し, その後登熟期における
    老衰
    に伴つて著しく減少している. しかし, ゼアチンリボサイドと結合型ゼアチン(ゼアチングルコサイド+ゼアチンリボチド)はゼアチン程顕著に減少していない. これらに対して, アブサイシン酸様活性ほ幼穂形成期にかなり上昇するが, 分けつ初期と
    老衰
    の起る登熟期との間では大きな変化はみられない. さらに, 作物各品種間におけるサイトカイニンおよびアブサイシン酸様活性の差異についてみると, 水稲ではサイトカイニンレベルは
    老衰の早い品種では老衰
    の遅い品種に比べてより急速に低下する. しかし, アブサイシン酸活性はこれらの品種間において大きな差異はみられない. いつぽう, 大豆ではサイトカイニンレベルの低下と対応してアブサイシン酸活性が著しく増加しており, また落葉の早い品種では落葉の遅い品種に比べて, サイトカイニンレベルがより急速に低下し, かわつてアブサイシン酸活性がより上昇している.
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