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クエリ検索: "耳をすませば" ジブリ
7件中 1-7の結果を表示しています
  • 映画「耳をすませば」にちなんだ観光まちづくり活動ならびに訪問者の意識について
    毛利 康秀
    コンテンツツーリズム学会論文集
    2014年 1 巻 15-25
    発行日: 2014年
    公開日: 2021/05/28
    ジャーナル フリー
    本稿は、コンテンツツーリズム領域における事例研究の一層の積み増しを目指して、スタジオ
    ジブリ
    のアニメーション作品「
    耳をすませば
    」1のモデル地とされる東京都多摩市聖蹟桜ヶ丘2における取り組みを取り上げ、地元における活動の推移の紹介ならびに訪問者の意識について分析する方法で活動コンセプトの検証を行った。 スタジオ
    ジブリ
    は、地域振興に関して地元との連携にあまり積極的ではない。そのため作品にちなんだ活動だけでは限界があり、同地では作品世界から派生したテーマ(訪問者の青春を応援する)を打ち出したコンセプトを掲げて活動が行われている。これは、いわば苦肉の策から生まれたものであるが、「コンテンツの利用や二次的利用とは別に、コンテンツから派生したテーマを軸に新たな物語性が創造され、受容されるツーリズム」という方向性が明確であり、本稿ではこの概念を暫定的に「テーマ派生型コンテンツツーリズム」と表記する。 派生したテーマに基づいて「青春のポスト」が設置され、そこに投函された訪問者のメッセージを分析した結果、このコンセプトは受け入れられているものと判断される。そして、この概念はコンテンツツーリズムの発展的・持続的な展開を実現する要素の一つとして有効であるとする仮説を提示した。
  • 毛利 康秀
    コンテンツツーリズム学会論文集
    2015年 2 巻 24-36
    発行日: 2015年
    公開日: 2021/05/28
    ジャーナル フリー
    本稿は、コンテンツツーリズム領域における実証的データの一層の積み増しを目指して、アニメーション映画「
    耳をすませば
    1 」のモデル 地とされる東京都多摩市聖蹟桜ヶ丘 2 を事例とし、同地を訪れたファンを対象 に行った アンケート調査を通して、モデル地訪問行動の実態ならびに他 の 作品の受容についての把握を試みた。 調査の結果、多 摩市を訪れる「
    耳をすませば
    」ファンは年間1万人以上に達すると推定される。女性が約 6 割、 30 歳以下の若い世代が 9 割近くを占めており、居住地は全国にまたがっている。全体の約 3 割が(特に男性の約 4 割が)複数回訪問するリピーターであり、異性のパートナーやグループを組んでの複数名での訪問も多い。 他の作品のモデル地も訪れてみた いと回答したのは 7 割ほどいるが、実際に訪問したことがあるのは約 3 割にとどまっており、発展の余地がある。他の作品に対する好感度では、世界観が似ていると考えられる作品への親和性が高く、作品によってファン層が大きく異なる傾向が認められる。地域振興を目指してモデル地同士が提携する場合、作品の方向性やファンの選好性に留意した取り組みの必要性を示唆している。 インターネット上のブログ や SNS 等で習慣的に情報を発信している層は、モデル地巡り、いわゆる「聖地巡礼」に対する関心も高い傾向が出た。関心が高まるほどモデル地への 訪問意欲や実際の訪問率が上昇しており、他のジャンルへの関心も高くなっている。 一層の データの蓄積が求められるところであるが、彼らのような積極的な情報発信者がコンテンツツーリズムの主要な体現者になっていくであろうと予測される。
  • 萩原 由加里
    アニメーション研究
    2020年 21 巻 1 号 51-60
    発行日: 2020/09/30
    公開日: 2021/05/07
    ジャーナル フリー

    『平成狸合戦ぽんぽこ』はスタジオ

    ジブリ
    によって制作されたアニメーション映画で、 1994年 7月公開されている。原作・監督・脚本を高畑勲が務めている。

    本論では、日本におけるニュータウン開発が作品の中でどのように描かれているのか、またそのために高畑をはじめとするスタッフたちは、多摩ニュータウンを中心とした多摩丘陵の歴史を、どのような体験を交えながらアニメーション制作に取り込んでいったのか。多摩ニュータウンの成立過程と、それが本作にどう反映されているのかという視点から『平成狸合戦ぽんぽこ』という作品を分析していく。

  • 須永 浩子
    デザイン学研究特集号
    2015年 22 巻 3 号 10-15
    発行日: 2015/03/31
    公開日: 2017/11/27
    研究報告書・技術報告書 フリー
    This study investigated the relationship between the creativity of Japanese entertainment creators and the waste of time and resource ("muda") in their creative fields such as an animation studio or an advertising company, based on interview with two senior animators in major Japanese animation companies and an ex-creative-director in Hakuhodo. Results indicated that "muda" was not only the waste of time and resource for entertainment creators' creativities, but it has an important role to accelerate their new concepts for the future projects. In Addition to these findings, it could be speculated that influential entertainment creators provided tremendous excitement and stimulations to encourage users' creativities.
  • 市村 真希
    工学教育
    2022年 70 巻 2 号 2_136-2_139
    発行日: 2022年
    公開日: 2022/03/20
    ジャーナル フリー
    With increasing globalisation, English has established itself as the lingua franca of the world. In Japan, however, many continue to feel insecure about the English language, despite being fully aware of its importance. Speaking, in particular, poses a major mental block whose alleviation is an important task we must undertake. The discomfort stems partly from not knowing how to make use of the English knowledge people already have. Rephrasing messages into simpler terms empowers individuals to communicate effectively using their current linguistic knowledge. We considered whether experiencing such a method firsthand would help dial down our students′ hesitancy. This paper discusses our use of a motion picture to investigate its effect in reducing students′ reluctance to learn English and improving their impression of the language. The results demonstrated a certain level of success in alleviating the mental block many students have toward English language learning.
  • 田井 浩人
    地方自治ふくおか
    2021年 73 巻 30-
    発行日: 2021年
    公開日: 2021/09/01
    ジャーナル フリー
  • 小野 永貴, 常川 真央
    情報管理
    2010年 53 巻 4 号 185-197
    発行日: 2010年
    公開日: 2010/07/01
    ジャーナル フリー
    近年,図書館関係者の間で貸出履歴データを図書館サービスに活用していく議論が活発である。議論は図書館総合展など大規模なフォーラムにおいても注目されるようになり,実際に貸出履歴を活用した図書館システムを導入する例も出始めている。しかし一方で,貸出履歴の活用によって図書館の在り方そのものにどう影響を与えるかについての議論は少ない。本稿では貸出履歴についての議論や活動を解説したうえで,近年台頭しつつある新たな図書館サービスと合わせてWeb時代にあるべき図書館について検討した。その結果,筆者らは貸出履歴の活用方法の4類型を提示し,利用者コミュニティーの形成を重視した新たな図書館モデルを提示した。そのうえで,図書館の利用者コミュニティー形成を支援するために筆者らが開発したWebサービス「Shizuku2.0」について紹介し,今後の展望について記述した。
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