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全文: "聖地巡礼"
260件中 1-20の結果を表示しています
  • 田中 誠也, 磯田 弦, 桐村 喬
    日本地理学会発表要旨集
    2016年 2016s 巻 614
    発行日: 2016年
    公開日: 2016/04/08
    会議録・要旨集 フリー
    近年,新たな観光資源としてアニメ作品の背景として利用された地点をめぐる「アニメ聖地巡礼」が注目を集め,ファンに呼応する形で地域も様々な施策を行っている.本報告では,SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)の1つであるツイッターの位置情報付きの投稿データを用いて,アニメ聖地と認められている地域内で巡礼者がどのような地点を訪れているのかを,時系列に見ていくことで地域の施策の動きと聖地巡礼者の動きの関係性を分析していく.
  • 松山 周一
    日本地理学会発表要旨集
    2018年 2018a 巻 817
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/12/01
    会議録・要旨集 フリー
    アニメやマンガなどに登場した実在の場所を巡る,いわゆる「聖地巡礼」と呼ばれる現象が登場して久しく,地域とのかかわりという観点からこれまでの間に多くの研究がなされてきた.これらの研究を整理すると,「聖地巡礼」の登場と発展の中において,次第に「聖地巡礼」を誘発させる表象が作中で意識的に施されるようになっていったということがうかがえる.
     本研究では,「聖地巡礼」が活発に行われている作品の表象とその特性から,「聖地巡礼」など地域に何らかの事象を発生させる場所の表象について明らかにすることを目的とする.研究方法としては,「聖地巡礼」が活発に行われている作品を検討し,作品内における場所の表象と位置づけなどから,「聖地巡礼」など場所を主体とした展開がなされると考えられる要因について明らかにしていく.研究対象としては2015年に発表され,現在も作品の展開が続いており,「聖地巡礼」が活発に行われている作品である『ラブライブ!サンシャイン!!』とした.
     『ラブライブ!サンシャイン!!』では,企画開始当初から内浦や沼津といった地名を用いて場所を言及するなど,「聖地」となる場所を全面的に押し出して作品の展開を実施している.そして,これらに基づくようにして,作中において1)写実的な背景,2)強調された背景,3)パスを意識した演出という3点を特徴とした場所の表象がなされていることがわかった.また「聖地巡礼」の場所や観光名所などがまとめられたガイドブックである『ラブライブ!サンシャイン!!Walker』などのように「聖地巡礼」のための観光ガイドブックも制作者が直接出版するなど,「聖地巡礼」をより実施しやすくするための商品展開がなされていることもわかった.
     さらに,作中においてほんの少しでも登場した場所を所有している,あるいは作中で登場した商品を実際に販売している個人ないし団体は,スタッフロールの中において「協力」という形でクレジットがなされた.「協力」としてクレジットされた個人ないし団体はテレビアニメ第1期,第2期だけで50件近くにもおよび,それらはアニメに関連するグッズなどを扱う企業から,作中で登場した地域の旅館,ホテル,あるいは特産物を扱う企業,小規模な個人商店,さらには静岡県や沼津市といった地方自治体に至るまで幅広いジャンルのものが並んでいる.
     以上の点から,作中において地域をできる限り現実に近づける形で描き,さらに地域の様々な団体や企業を作中において「協力」として名前などを明らかにさせるなどによって「聖地巡礼」を誘発させているということがうかがえる.また,専用のガイドブックも並行して出版させるなど,制作者が「聖地巡礼」を意図的に,また戦略的に行っているということもうかがえる.
  • 黄 蘊
    日本文化人類学会研究大会発表要旨集
    2018年 2018 巻 D17
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/05/22
    会議録・要旨集 フリー
    本報告は、マレーシアとシンガポールの上座仏教徒たちのインド仏教聖地巡礼について、その背景、意義、その行為に隠されている意味について分析することを目的とする。
    本報告は、マレーシアとシンガポールの上座仏教徒はどういう目的、何をめざしてインドの仏教聖地に赴いているのかを考察し、またそこからこの両国における上座仏教はどのような過程を経て自己完成に向かっているもしくは向かおうとしているのかを明らかにしていきたい。
  • 織田 竜也
    日本文化人類学会研究大会発表要旨集
    2013年 2013 巻 D02
    発行日: 2013年
    公開日: 2013/05/27
    会議録・要旨集 フリー
    ヴァーチャリティがリアリティを獲得する現場を「2.5次元」と概念化し、そこでの諸現象、とりわけ「ゲーム」「コスプレ」「聖地巡礼」に焦点を当てて考察する。事例としては『Street Fighter Ⅱ』や『戦国BASARA』を取り上げる。
  • 藤井 陽子
    フランス語フランス文学研究
    2010年 96 巻 177-
    発行日: 2010/03/20
    公開日: 2017/08/04
    ジャーナル フリー
  • 黄 晶晶
    日本地理学会発表要旨集
    2016年 2016s 巻 P097
    発行日: 2016年
    公開日: 2016/04/08
    会議録・要旨集 フリー

    1.はじめに

       近年、アニメ、コミック、ゲーム(以下ACGと称す)、映画、ドラマなどのコンテンツを動機とした旅行行動が多く見られる。日本国内の旅行行動はアニメを動機とした、アニメの舞台となった地域を探訪する「アニメ聖地巡礼」が挙げられる。国外から訪日旅行の場合、2009 年の中国映画『狙った恋の落とし方』の大ヒットにより、中国人観光客が大量に、映画の舞台となった日本の北海道道東地区に訪れた例が挙げられる。本稿では、コンテンツを動機とした、特に日本のACGを動機とした中国人の訪日旅行について、旅行者の旅行行動に着目して論じる。具体的には、日本のACGに強い興味を持ち、日本のACG関連商品の販売店やACG作品の「聖地巡礼」、また、ACGに関連するイベントの参加などを主な目的にし、日本を訪れる中国人ACG愛好者の具体例について分析する。本稿の「聖地巡礼」とはACG作品にまつわる「舞台探訪」であり、ファンが作品の背景となった場所を現実から見つけ出し、それらの場所を訪ねることである。さらに、日本のACGを動機とし、日本のACG関連商品の販売店を巡ること、ACG関連のライブや展示会などイベントの参加、またACG作品の「聖地巡礼」などを主な目的で日本を訪ねることを「訪日ACG旅行」として定義する。また、こういった旅行行動をおこなう、国籍は中国の旅行者を研究対象とし、彼らの訪日旅行行動について考察をおこない、「訪日ACG旅行者」と一般訪日旅行者、また、中国聖地巡礼者と日本聖地巡礼者の共通点や相違点を究明し、中国人ACG愛好者が日本における旅行行動の特徴を明らかにしたい。さらに、中国聖地巡礼者少量サンプルの実態考察に基づき、中国聖地巡礼者と日本聖地巡礼者の関係について一つの仮説を立てたい。

    2.調査方法

      「訪日ACG旅行者」は団体旅行者と個人旅行者に分けられる。団体旅行者はパッケージツアーで訪日する旅行者であり、交通・宿泊・食事・訪問先などの旅程が部分的、または全部主催者側に決められ、旅程を選択する自由がある程度に規制されている。一方、「訪日ACG旅行」の個人旅行者については、旅程内の交通・宿泊・食事・訪問先などがすべて自ら選択できる旅行者を個人旅行者として定義する。調査方法として、「訪日ACG旅行」のパッケージツアーのパンフレットにより宣伝用語について分析し、「訪日ACG旅行」のパッケージツアーの参加者へのアンケート調査や聞き取り調査、ツアー主催者への聞き取り調査をおこなうとともに、インターネット上で「訪日ACG旅行」の経験者へのアンケート調査と聞き取り調査を行った。また、インターネット上の旅行記について考察した。

    3.結果と考察  
       日本のACGを動機とした中国人の訪日旅行の特徴について、旅行行動に着目し、文献、アンケート、聞き取り、随行観察による調査結果を踏まえて考察を行った結果、中国人における「訪日ACG旅行」の特徴を1)「個人旅行」と「団体旅行」には、それぞれの違いがあり、また共通点もあること。2)インターネットの利用率が高く、特にSNSの利用がどのタイプの旅行にも見られること。3)中国の聖地巡礼者は「追随型聖地巡礼者」と「二次的聖地巡礼者」が多く、また、「アニメ聖地の写真や動画を、アニメに登場する風景比較ながら撮影すること」、「持ち運び可能な情報通信機器を用いて、聖地の様子を掲示板やブログ、動画サイトで公開すること」などの行動的特徴が見られること、以上の3点を提示した。さらに、中国人聖地巡礼者と日本国内の聖地巡礼者の関係について、訪日ACG旅行者の聖地巡礼経験の増加により、聖地巡礼に対する認識や態度、また行動には何らかの変化が起こり、意識的にまたは無意識的に日本国内の聖地巡礼者に近づくことを見られるようになると推測した。
  • 田中 誠也, 磯田 弦, 桐村 喬
    日本地理学会発表要旨集
    2015年 2015s 巻 611
    発行日: 2015年
    公開日: 2015/04/13
    会議録・要旨集 フリー
    本報告では,観光行動を分析する手段としてSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)の1つであるツイッターの位置情報付きの投稿データを用いて,アニメ作品のロケ地またはその作品・作者と関連性があり,かつファンによってその価値が認められている場所(「アニメ聖地」)と認められている地点と,アニメファンが多く参加すると考えられるイベントに注目して,聖地巡礼者の①発地と②訪問先を分析し,観光行動研究への活用を検討する.
  • 根本 忠明
    経営情報学会 全国研究発表大会要旨集
    2013年 2013f 巻 A1-2
    発行日: 2013年
    公開日: 2014/02/03
    会議録・要旨集 フリー
    これまで地域活性化に貢献するメディアとして注目されてきたのが、映画やテレビのロケ地を訪問するロケ巡りであった。それが、アニメの舞台になった地区を訪問する聖地巡礼が、こここ数年大きな注目を集めている。本研究では、地域活性化の手段として、アナログ時代からロケ地巡りとデジタル・ネット時代の聖地巡礼までのメディア効果の特徴について報告する。
  • 今井 信治
    宗教と社会
    2016年 22 巻 166
    発行日: 2016/06/11
    公開日: 2018/07/20
    ジャーナル オープンアクセス
  • 清水 強志, 佐藤 和雄
    日仏社会学会年報
    2012年 22 巻 65-82
    発行日: 2012/03/31
    公開日: 2017/06/09
    ジャーナル フリー
  • 兼城 糸絵
    日本文化人類学会研究大会発表要旨集
    2013年 2013 巻 PGa2
    発行日: 2013年
    公開日: 2013/05/27
    会議録・要旨集 フリー
    本発表では、東日本大震災における津波によって被災した地域社会が復興へと歩みをすすめる過程においてアニメ聖地巡礼者たちが果たしてきた役割について具体的事例とともに考察していく。地縁血縁的枠組みに基づくローカルな組織でも災害復興を目指すアドホックな組織でもない、趣味に基づいて形成された組織が災害復興において重要な役割のひとつを担っていることを震災前後のコンテクストに基づいて明らかにする。
  • 喜馬 佳也乃, 坂本 優紀, 川添 航, 佐藤 壮太, 松井 圭介
    日本地理学会発表要旨集
    2018年 2018s 巻 P311
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/06/27
    会議録・要旨集 フリー
    1.はじめに
     
    「聖地巡礼」とはアニメや漫画の舞台となった場所をファンが訪問するコンテンツ・ツールズムの一形態である.大石(2011)によると,こうした「聖地巡礼」行動の歴史は2002年に制作された『おねがい☆ティーチャー』に端を発し,この背景には情報を共有するためのインターネット,そして現地の写真とアニメの描写を比較するためデジタルカメラとHDDレコーダーといったデジタル画像処理技術の普及が必要であったとされる.2010年代以降,アニメや漫画といったサブカルチャーコンテンツの一般化が進展する中,SNSとスマートフォンの普及により,ますます情報の共有,発信が盛んとなってきている.これに伴い「聖地巡礼」行動も隆盛を極め,地域活性化の一資源として注目されるに至っている.本研究では,こうした「聖地巡礼」行動の一大訪問先となった茨城県大洗町において,そこを訪れる巡礼をファンの属性や訪問回数,訪問先などを分析し,「聖地巡礼」を行うファンの変化を明らかにする.

    2.大洗町とアニメ「ガールズ&パンツァー」
     アニメ「ガールズ&パンツァー」は,架空のスポーツである戦車道に取り組む少女たちを描いた作品である.登場人物のほとんどを美少女キャラクターが占めるいわゆる「萌え」作品であると同時に,戦車といったミリタリー要素,そして「スポ根」と表現されうるストーリー展開を併せた点が特徴とされる.2012年10月から深夜帯で放送され,2015年には劇場版が上映された.2017年12月以降も劇場作品が制作され続けており,続編の多さからも人気作品であることが伺える.
     大洗はこの作品の主人公の所属する高校が立地し,作中にもアニメ本編,劇場版ともに戦車による試合の会場として登場する.大洗町のマリンタワーやアウトレットといったランドスケープが登場する以外にも,市街地の商店街内を戦車が駆け巡るなど,広範囲にわたって描写される.作中の背景描写は実際の大洗町を詳細に描いたものであり,ファンを引き付ける要素となっている.

    3.大洗町を訪れるファンの分析
     大洗町を訪れるファンのほとんどは男性であり,年齢は10代から50代まで幅広い.劇場版の放映後に大洗を訪問したというファンが半数以上を占めている.訪問地は訪問回数と一部相関関係が見られ,商店街はほぼ全員が訪れる一方,アウトレットやマリンタワーには来訪頻度が少ないファンが訪れる傾向にある.商店街はアニメに直接描写された場所であるが,来訪頻度が高いファンには行きつけの店や馴染みの店としての意味も付与され,アニメの舞台として特別な場所という意味付けから,日常の一部にシフトしていったものと捉えられる.ファンの男性たちを顧客として受け入れる商店街の態度は,村田(2000)の疎外する場所とは逆の状況が生まれているとも指摘でき,こうした受容の結果,「聖地巡礼」を契機とした移住者の存在も確認される.
  • 入江 由規
    フォーラム現代社会学
    2014年 13 巻 58-70
    発行日: 2014/05/31
    公開日: 2017/09/22
    ジャーナル フリー
    本稿の目的は、なぜ、アニメやゲーム、コミックの舞台を訪れる「聖地巡礼者」が、これまで「変わり者」と見なされることの多かった、アニメやゲーム、コミックを愛好するオタクであるにもかかわらず、それらに必ずしも関心のある訳ではない、作品の舞台となった町の住民や商店主らにとっての「ゲスト」へと変貌を遂げたかを分析することにある。オタクの対人関係は、これまで、趣味や価値観を共有する人とだけ交流する、閉鎖的な人間関係を築くものと捉えられることが多かった。だが、聖地巡礼者は、アニメやゲーム、コミックを愛好するオタクであるにもかかわらず、作品の舞台となった町に住む住民や商店主と交流を図り、時に作品を活かした町おこしを模索する企業人や研究者とも、共同でイベントを開催する関係を築いている。このことは、これまでのオタク研究では捨象されてきた、オタクの新たなコミュニケーションの実態を表していた。上記の目的に基づき、本稿では、アニメ作品の舞台を旅する「アニメ聖地巡礼者」に聞き取り調査を行った。その結果、彼らは、住民への挨拶といった礼儀を大切にし、商店主や企業人、研究者からの依頼を、物質的な見返りを求めることなく、自分たちが好きな作品で町おこしが行われるからという理由で最後までやり遂げることで、住民や商店主、企業人や研究者から信頼を得て、「ゲスト」へと変貌を遂げたことが分かった。
  • 楠見 孝, 米田 英嗣
    日本認知心理学会発表論文集
    2017年 2017 巻 O3-06
    発行日: 2017年
    公開日: 2017/10/16
    会議録・要旨集 フリー
    日本全国の18歳から79歳の800人に対象にweb調査で、作品舞台を旅する「聖地巡礼」行動における作品世界への没入感を検討した.質問項目としては、物語理解における没頭尺度,移入尺度を旅行行動に対応するように改良し、あわせて、懐かしさ傾向、旅行行動などを測定した.その結果、アニメの作品舞台の旅行者は、小説舞台の旅行者に比べて,場面既知感が高いこと,場面既知感と作品世界への没入は相関が高いことが明らかになった。
  • 今井 信治
    宗教研究
    2015年 89 巻 2 号 368-374
    発行日: 2015/09/30
    公開日: 2017/07/14
    ジャーナル フリー
  • 小池 拓矢, 杉本 興運, 太田 慧
    日本地理学会発表要旨集
    2018年 2018s 巻 S506
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/06/27
    会議録・要旨集 フリー
    個人の趣味や嗜好が多様化している現代において,アニメはある限られたコミュニティだけでなく,多くの人が目にするコンテンツになったといえる。アニメと観光との親和性も強く,アニメショップの集積地である秋葉原には国内外問わず多くの人が訪れており,アニメで描写された舞台を訪れる「聖地巡礼」という一種の観光行動がメディアに取りざたされることも少なくない。

     アニメと観光に関する先行研究では,おもに地域側の視点から店舗の立地傾向やホストとゲストとの関係性が考察されることが多かった。来訪者の多い地域に着目し,そこがどのような場所でどのような取り組みが行われているのかに焦点が当てられてきた。一方,アニメに関連する店舗や聖地を訪れる人びとの行動については不明な点も多い。したがって,本稿はアニメショップへの来訪や聖地巡礼などを,アニメに関連した観光・レジャーとして捉え,アニメ文化の中心的な消費者である若者の,アニメに関連した観光・レジャーの行動の実態を明らかにすることを目的とした。その上で,これらの観光およびレジャーにおいて,どのような空間が形成され,利用されているのかについての考察をした。

     上述した目的を達成するために,Webアンケートを実施した。調査期間は2017年の9月8日から9月12日であり,対象者は東京都,神奈川県,埼玉県,茨城県,千葉県に居住する15~35歳の人々である。また,回答者の性別が偏ってしまう可能性を考慮して,男女比を同率に設定した。さらに,アンケートの最初に,「直近3年間に東京大都市圏でアニメに関連した観光・レジャー(聖地巡礼やイベントなど)をしに行きましたか?」という質問を配布し,それに「はい」と回答した人に対してのみ,本調査を実施した。その結果,計545件のサンプルを回収した。

     調査の結果,単にアニメに関連した観光・レジャーといっても,その活動の種類によって参加頻度が大きくことなることや,日常的に顔を合わせる友人だけでなく,オンライン上で知り合った友人とも一緒に観光・レジャーを行う層が一定数いることが明らかになった。さらに,アンケートの結果をもとに,来訪されやすいアニメショップや印象に残りやすいアニメの聖地の空間的特徴を概観した。秋葉原や池袋などのアニメショップが集積する場所として有名な場所だけでなく,新宿にもその集積がみられた。また,都心部にもアニメの聖地が数多くみられ,多くの若者が訪れていることが明らかとなった。
  • 森田 均
    人工知能学会全国大会論文集
    2015年 JSAI2015 巻 3G3-OS-05a-5
    発行日: 2015年
    公開日: 2018/07/30
    会議録・要旨集 フリー

    コンテンツ由来の場所を巡る「聖地巡礼」の痕跡や計画は、地理空間情報と電子地図を利用した旅行記から、ナビゲーションシステムで利用可能なデータとして広く流通している。一方で、コンテンツの中に描かれることによってテクスト化された街は、ユーザーが地理空間情報によって場所を特定し、テクストと場所を一致させるとともに次の目的地として移動のためのアンカーとなっている。こうした関係性をテクスト生成論から考察する。

  • 櫻井 義秀
    宗教と社会
    2016年 22 巻 155
    発行日: 2016/06/11
    公開日: 2018/07/20
    ジャーナル オープンアクセス
  • 石坂 愛
    日本地理学会発表要旨集
    2016年 2016s 巻 613
    発行日: 2016年
    公開日: 2016/04/08
    会議録・要旨集 フリー
    1980年代~1990年代の商業空間の変容により,地方都市における中心市街地のシャッター通り化は我が国の深刻な問題となった.この傾向は地方都市においてまちおこしという意識を喚起させ,日本の観光形態にも影響を与えた.各々の地域における観光協会や自治体は商品価値を生む地域資源の探索に尽力し,その中で注目されるのがテレビアニメ(以下,アニメ)作品の舞台や映画のロケ地を新たな資源とし,アニメファン(以下,ファン)による「聖地巡礼」を促す動きである(山村,2009).聖地巡礼とは,アニメ作品のロケ地,またはその作品や作者に関連する場所,かつファンによってその価値が認められている場所を「聖地」とし,そのような場所を訪ねることと山村(2008)は定義する.聖地巡礼に関する研究の多くは商工会や自治体によって展開されるイベントに着目し,その開催経緯や参加するファンの目的という点に言及している.しかし,まちおこしの背景にある課題に中心市街地の衰退があると考えれば,アニメを題材としたイベント等の展開やアニメファンによる聖地巡礼が,中心市街地において商業を営む地域住民に対していかに影響をもたらすかを考察する必要がある.本研究は,茨城県大洗町を作品の舞台とするテレビアニメ「ガールズ&パンツァー」(以下,ガルパン)が,大洗町の中心市街地に立地する小売店にもたらす社会・経済的変化を明らかにすることを目的とし,中心市街地の小売店経営者における地域住民やファンとの人間関係およびガルパンへの意識の変化と,ファン来店後の売り上げの変化を震災以前とアニメ放送以降に区分して分析した.その際,店舗の業種や立地特性を考慮するために2つの商店街における小売店について検討した.アニメ劇中に多くの店舗が登場した曲がり松商店街は,早期から聖地巡礼目的のファンの通行する様子がみられた.対する大貫商店街は劇中での登場も乏しく,店舗は分散して立地している.
    調査の結果,飲食店および酒類,海産物,軽食を販売する食料品店はほぼ全店来店者数および売り上げが増加している.また,買回り品販売店や理美容室等のサービス業においても一部増加がみられた.各小売店はリピーターを獲得し,アニメ放送終了2年後も震災以前の2割以上の来店者数を維持している.なお,店舗におけるファン誘致の成功と来店者数・売り上げ増加率において,小売店の業種や店舗の立地はほとんど関係なく,ファン誘致を成功させた小売店は共通して「ガルパンらしさ」の創出などにより,ファンを受け入れる姿勢を見せている.「ガルパンらしさ」は,各小売店が所有する店舗においてガルパンに関連するイラストやフィギュアなどの装飾品を展示することで,店内および店頭におけるガルパンの景観的要素を強化している様子を意味する.ファンは商店会主催のクイズラリーや店舗に展示されるガルパンに関連グッズの見学など,消費行動以外を目的として来店した店舗においても消費行動をとる傾向にあるため,来店者数増加を経験した小売店は売り上げも増加している.
    経営者のアニメやファンに対する理解は,店舗における来店者数の増加や「ガルパンらしさ」の有無に関わらず好転する傾向にある.一方で,「ガルパンらしさ」の創出やファン誘致に積極的な経営者はガルパンを通じて地域住民との交流が活発になっているのに対し,コマーシャルツールとしてのガルパンに一線を画す経営者に関しては地域住民間の交流が活発になったケースが少ない.後者にあたる経営者は地域住民という立場でガルパンを受け入れているものの,既存の客層や販売商品を考慮して,店舗においてファンの誘致を控えている傾向が強い.まちおこしという課題を振り返るならば,このような小売店の経営者の意向を汲み取り,地域コミュニティの紐帯を強めていく必要がある.
    山村高淑(2008):アニメ聖地の成立とその展開に関する研究―アニメ作品「らき☆すた」による埼玉県鷲宮町の旅客誘致に関する一考察―.北海道大学国際広報メディアジャーナル7,145-164.
    山村高淑(2009):観光情報革命が変える日本のまちづくり インターネット時代の若者の旅文化と新たなコミュニティの可能性.季刊まちづくり22,46-51.
  • 山中 弘
    宗教と社会
    2008年 14 巻 217-218
    発行日: 2008/06/14
    公開日: 2017/07/18
    ジャーナル フリー
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