詳細検索結果
以下の条件での結果を表示する:
全文: "脳出血"
16,454件中 1-20の結果を表示しています
  • 成田 友紀
    理学療法学Supplement
    1995年 1995.22.2 巻
    発行日: 1995/04/20
    公開日: 2017/07/28
    会議録・要旨集 フリー
  • 岡田 靖, 佐渡島 省三, 朔 義亮, 石束 隆男, 藤島 正敏
    脳卒中
    1992年 14 巻 2 号 187-191
    発行日: 1992/04/25
    公開日: 2009/09/03
    ジャーナル フリー
    保存的治療を受けた脳出血入院例76名 (男41名, 女35名, 平均62歳) に, 超伝導磁気共鳴画像 (MRI, 1.5Tesla) を用いた無症候性の脳血管病変 (出血, 梗塞) を検索した.内訳は高血圧性脳出血65例 (初発51例, 再発14例 : 梗塞→出血5例, 出血→出血9例) と非高血圧性脳出血11例である.無症候性脳梗塞は高血圧性脳出血例の88%, 非高血圧性に55%に認め, この差は有意であった (p<0.05).一方, 無症候性脳出血は高血圧性脳出血例の23%のみにみられた.このうち初発脳出血患者では無症候性脳出血の合併が10例 (20%), 14ヵ所にみられ, 被殼または視床に9例, 12ヵ所と多くを占めていた.無症候性脳出血は長期の高血圧歴, あるいは降圧療法を行っていた例に合併頻度が高い傾向が見られた.症候を呈する高血圧性脳出血の前段階としての無症候性脳出血の重要性が示唆された.
  • 岩田 聡敏
    脳卒中
    2000年 22 巻 4 号 610
    発行日: 2000/12/25
    公開日: 2009/06/05
    ジャーナル フリー
  • 古和 久典, 中島 健二
    日本老年医学会雑誌
    2017年 54 巻 4 号 514-518
    発行日: 2017/10/25
    公開日: 2017/12/07
    ジャーナル フリー

    脳出血によって,寝たきりや重度後遺症をきたす患者は,加齢に伴って増えていく.降圧療法の普及に伴い,脳出血危険因子としての高血圧の影響は低下しているものの,高血圧はいまだもっとも影響の強い危険因子である.

    新たなMRI撮像法を用いることによって,高齢者に多く,脳葉型出血を呈し,高血圧の関与が少なく,再発を繰り返す脳アミロイドアンギオパチーに関連した脳出血の臨床診断や,微小脳出血の検出が可能となり,抗血栓療法を開始する際には,その適応の検討や血圧管理に留意することが必要である.

  • 東儀 英夫, 山之内 博, 小川 真, 内山 伸治, 田渕 正康, 亀山 正邦
    日本老年医学会雑誌
    1976年 13 巻 5 号 340-344
    発行日: 1976/09/30
    公開日: 2009/11/24
    ジャーナル フリー
    脳出血27例, 脳硬塞34例について発症後の血液ヘマトクリット値, 血清電解質, 尿素窒素値の急性期における経時的変化を検討し, 次の結果を得た.
    1) 血液ヘマトクリット値は脳硬塞では発症後3~4日間上昇を続け, 以後下降する傾向がみられたが, 脳出血では発症後15日間明らかな変動は示さなかった.
    2) 血清K値, 尿素窒素は脳出血, 脳硬塞いずれにおいても発症後上昇する例が多かった.
    3) 血清Na, Cl値は脳出血, 脳硬塞いずれにおいても発症後明らかな変動を示さなかった. 血清総蛋白値は発症後3~4日間はほぼ同じレベルを維持し, 以後下降傾向を示した.
    4) 脳出血では, 水分不足の状態であっても血液ヘマトクリット値の上昇が認められないのに対し, 脳硬塞では著しい上昇を示す例が少なくなかった.
    以上の所見から, 脳出血, 脳硬塞における水代謝調節機能の異常について比較しつつ考察した.
  • 梅村 和夫, 鈴木 康裕, 近藤 一直
    臨床薬理
    2001年 32 巻 1 号 29S-30S
    発行日: 2001/01/31
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
  • 大町 かおり, 篠田 規公雄, 片岡 宏樹, 渡辺 智美, 岩月 宏泰
    理学療法学Supplement
    1994年 1994.21.2 巻
    発行日: 1994/04/01
    公開日: 2017/07/24
    会議録・要旨集 フリー
  • 吉田 光順
    日本医科大学雑誌
    1982年 49 巻 4 号 532-543
    発行日: 1982/08/15
    公開日: 2010/10/14
    ジャーナル フリー
    A quantitative method has been already established for differential diagnosis between cerebral hemorrhage and infarction. The method is based on evaluating frequency of occurrence for each of the 15 items (age, history of strokes, stroke status, how strokes occur, respiration, blood pressure, clouding of consciousness, headache, vomiting, conjugate deviation, light reflex, stiffness of the neck, dyskinesia, Babinski reflex, and cerebrospinal fluid), regardless of whether consciousness was seriously affected or not. In the present study, first, the presence of hemorrhage or infarction was ascertained by means of Computed Tomography. Then the patients were classified into two groups: consciousness seriously affected and that slightly affected. In the case of consciousness seriously affected, frequency of occurrence was assessed for each of the 11 items (age, history of strokes, stroke status, respiration, blood pressure, clouding of consciousness, vomiting, light reflex, stiffness of the neck, dyskinesia, and cerebrospinal fluid) whereas in the case of consciousness slightly affected for each of the 7 items (age, history of strokes, how strokes occur, blood pressure, headache, stiffness of the neck, and cerebrospinal fluid).
    By the revised quantitative method, the differential diagnosis between cerebral hemorrhage and infarction was improved by about 10%.
  • 玉越 敬悟, 大西 秀明, 高松 泰行, 石田 和人
    理学療法学Supplement
    2016年 2015 巻 O-KS-13-5
    発行日: 2016年
    公開日: 2016/04/28
    会議録・要旨集 フリー
    【目的】これまでの研究で脳出血後のスキルトレーニングは,大脳皮質および線条体のシナプス可塑性関連タンパクの発現を増加させることを明らかにした。本研究では,脳出血後のスキルトレーニングが大脳皮質および線条体におけるAMPA受容体サブユニットに与える影響について検討した。【方法】実験動物にはWistar系雄性ラット(250~270 g)を用いた。対象を無作為に偽手術群(SHAM群:n=6),脳出血+非運動群(ICH群;n=6),脳出血+スキルトレーニング群(ICH+AT群;n=6)の3群に分けた。脳出血モデルは,まず,ラットを深麻酔下にて脳固定装置に装着した後,頭頂部の皮膚切開を行い,頭蓋骨表面のブレグマから左外側3.0 mm,前方0.2 mmの位置に小穴をあけ,次に,マイクロインジェクションポンプにつないだカニューレを頭蓋骨表面から6.0 mmの深さまで挿入し,コラゲナーゼ(200 U/ml,1.2 ul)を注入して作製した。スキルトレーニング群は,全身の協調運動,運動学習が必要なトレーニングとしてアクロバッティック課題を実施した。トレーニング内容は,格子台,縄梯子,綱渡り,平行棒,障壁の5課題で各コース長1 mを移動させた。介入は,術後4~28日まで,1日4回実施した。感覚運動機能評価はmodified limb placingとpostural instability testを用いて経時的に実施した。脳出血後29日目に深麻酔下で潅流脱血を行い,両側の大脳皮質感覚運動野および線条体を採取した。リアルタイムPCR(ABI 7300 PCR system)を用いて,AMPA受容体サブユニットであるGluR1,GluR2,GluR3,GluR4のmRNA発現量を解析した。定量方法はΔΔCt法を用いた。【結果】運動機能評価から前肢の運動機能障害についてICH+AT群は,ICH群より有意な改善を示した。AMPA受容体サブユニットのmRNA発現量の解析から,傷害側大脳皮質の全APMA受容体サブユニットにおいてICH+AT群は,ICH群より有意に高値を示した。非傷害側においては,ICH+AT群とICH群に有意な差はなかった。また,線条体においても両側でICH+AT群とICH群に有意な差はなかった。【結論】本研究から脳出血後のスキルトレーニングによる前肢運動機能回復の促進は,傷害側大脳皮質感覚運動野の全AMPA受容体サブユニットが関与していることが示された。AMPA受容体はシナプスの伝達効率を上げる役割を担っていることから,脳出血後のスキルトレーニングは長期増強を誘導し,機能回復を促進させたと考えられる。
  • 籾山 政子, 片山 功仁慧
    日本生気象学会雑誌
    1984年 21 巻 3 号 46
    発行日: 1984/11/01
    公開日: 2010/10/13
    ジャーナル フリー
  • 玉越 敬悟, 石田 和人, 高松 泰行, 中川 弘毅, 早尾 啓志, 田巻 弘之
    理学療法学Supplement
    2017年 2016 巻 O-KS-11-3
    発行日: 2017年
    公開日: 2017/04/24
    会議録・要旨集 フリー

    【はじめに】

    脳卒中後の早期リハビリテーションは,臨床研究や基礎研究で有効性が示されており,多くの医療機関で積極的に実施されている。しかし,動物実験を用いた基礎研究の中には,脳卒中後の早期リハビリテーションが傷害領域を増悪させることが報告されており,一定の見解が得られているとは言えない。本研究は,脳出血モデルラットにおけるトレッドミル走行の実施時期の違いが運動機能回復および組織傷害に与える影響について比較検証することを目的とした。

    【方法】

    実験動物にはWistar系雄性ラットを用いた。対象を無作為に偽手術群(SHAM群:n=6),脳出血+非運動群(ICH+Cont群:n=6),脳出血+早期トレッドミル群(ICH+ET群:n=7),脳出血+後期トレッドミル群(ICH+LT群:n=7)の4群に分けた。脳出血モデルは,左方3.0mm,前方0.5mm,深度4.0mmの位置にカニューレを挿入し,コラゲナーゼ・Type IV(200 U/ml,1.2 ul)を一定流速で注入して作製した。トレッドミル走行条件は,11m/minの速度で60分間とし,ICH+ET群は術後2日目から8日目まで,ICH+LT群は術後9日目から15日目まで実施した。運動機能評価にはForelimb placing testとHorizontal ladder testを用いた。Horizontal ladder testでは,麻痺側前後肢のCorrect率とError率を解析した。各評価を術前,術後1日目,8日目,15日目に行った。脳出血後16日目に脳組織を採取し,凍結切片を作製後,ニッスル染色を行った。出血による組織傷害の軽減効果を検証するために損傷体積を解析した。さらに,大脳皮質萎縮の抑制効果について検証するために大脳皮質感覚運動野における皮質全体と第V層の厚さを解析した。

    【結果】

    Forelimb placing testによる運動機能評価では,ICH+ET群はICH+Cont群とICH+LT群より有意な改善を示した。Horizontal ladder testにおいて,ICH+ET群のError率がICH+Cont群より有意に低値を示した。また,ICH+Cont群とICH+LT群のError率は,SHAM群より有意に高値を示した。損傷体積は,ICH+Cont群,ICH+ET群,ICH+LT群の間に有意差はなかった。大脳皮質における全層および第V層の厚さの解析で,ICH+ET群はICH+Cont群およびICH+LT群と比較して有意に高値を示した。

    【結論】

    本研究から,脳出血後の早期トレッドミル走行は後期トレッドミル走行より大脳皮質の萎縮を抑制する効果があり,運動機能回復を促進させることが分かった。

  • 古賀 政利, 豊田 一則
    臨床神経学
    2012年 52 巻 11 号 1110-1112
    発行日: 2012年
    公開日: 2012/11/29
    ジャーナル フリー
    Intracerebral hemorrhage (ICH) is a common stroke subtype in Japan. Hypertension is the leading cause. Perindopril Protection Against Recurrent Stroke Study (PROGRESS) revealed that blood pressure (BP) lowering could reduce stroke recurrence by 28% (ICH recurrence by 49%). The guideline for the management of hypertension (JSH2009) recommends BP control of ≤140/90mmHg for patients with prior stroke. BP is frequently elevated in acute ICH, although BP management strategy is controversial. The guideline from the American Stroke Association suggests if systolic BP (SBP) >180mmHg and there is no evidence of elevated intracranial pressure, then consider a modest reduction of BP. A nationwide survey revealed that SBP lowering to ≤160mmHg using intravenous nicardipine in acute ICH is a major strategy in Japan, and the safety was confirmed by a multicenter, prospective, observational study. Intensive Blood Pressure Reduction in Acute Cerebral Haemorrhage Trial (INTERACT) and Antihypertensive Treatment of Acute Cerebral Hemorrhage (ATACH) showed the feasibility and safety of early rapid BP lowering to 140mmHg. INTERACT2 and ATACH II are the randomized trials to compare the guideline-based control (<180mmHg) and strict control (<140mmHg). We have just started to enroll patients to ATACH II from Japan on February 2012.
  • 自験例10例と文献例45例の検討
    戸津崎 茂雄, 木村 繁男, 幸地 延夫, 飴谷 敏男
    日本透析療法学会雑誌
    1993年 26 巻 8 号 1398-1402
    発行日: 1993/08/28
    公開日: 2010/03/16
    ジャーナル フリー
    維持透析患者における脳出血の発症頻度は非透析患者に比べ高値である.
    今回我々は脳出血を併発した維持透析患者の自験例10例と文献で検索しえた45例とで, 脳出血の発症部位, 大きさ, 意識レベル, 予後などの臨床的検討を行った.
    透析患者での脳出血の部位別頻度は, 基底核部への出血が71%, 皮質下への出血が18%, 小脳出血や脳幹部出血が11%であり, 非透析患者での部位別頻度と特に差異はみられなかった.
    予後は不良で, 49例中31例 (63%) が死亡している. 予後と最も良く相関がみられたのは, 脳出血発症後の意識レベルで, 発症後速やかに昏睡になる例は全て致死的であった. 自験例10例でみると, 発症直後から昏睡となったものは6例あり, 血腫除去術により救命できた1例を除いて全て死亡している. またこれら6例の血腫の大きさは全て4cm以上であった.
    一方, 意識レベルの低下が殆ど認められなかった4例では, 血腫の大きさは全て4cm以下で, 急性期の予後, 血腫の吸収ともに良好であった.
    脳室穿破は49例中22例 (45%) と高率に認められたが, 予後との直接の関係はみられなかった.
    血腫除去術で救命しえた患者は, のちに腎移植を受け, 現在は移植腎で生活中であり, 適応があれば透析患者といえども, 血腫除去術を考慮すべきと考えられた.
  • 外立 裕之, 中川 浩之, 上村 幹男, 高原 健治, 内山 茂晴
    中部日本整形外科災害外科学会雑誌
    2005年 48 巻 3 号 591-592
    発行日: 2005年
    公開日: 2005/09/30
    ジャーナル 認証あり
  • 長尾 毅彦
    神経治療学
    2019年 36 巻 6 号 S187
    発行日: 2019年
    公開日: 2019/10/25
    ジャーナル フリー
  • 東儀 英夫, 山之内 博, 小川 真, 内山 伸治, 田渕 正康, 亀山 正邦
    日本老年医学会雑誌
    1976年 13 巻 5 号 334-339
    発行日: 1976/09/30
    公開日: 2009/11/24
    ジャーナル フリー
    脳出血27例, 脳硬塞34例の剖検例について脳卒中発症後24時間以内における血圧, 体温の変動と予後および病変部位の関係を検討し次の結果を得た.
    1) 脳卒中発症後3日以内に死亡した例は脳出血の52%, 脳硬塞の14%であり, 脳出血では早期に脳障害により死亡する例が多く, 特に小脳出血, 原発性脳室出血, 混合型出血にその傾向が強かった.
    2) 脳出血では脳硬塞に比し発作直後に血圧が著しく上昇し, 24時間以後に急激に下降し, この差 (ΔSBP) が大きいものが多く, かつΔSBPがマイナス側に大きいものほど予後が悪かった.
    3) 脳出血では脳硬塞に比し, 発作直後の体温がやや低く, 24時間以内に急激に上昇し, この差 (ΔBT) が大きいものが多く, かつ, ΔBTが大きいものほど予後が悪かった.
    4) 出血例のうち, ΔSBP, ΔBTが大きな例は混合型出血に最も多く, 小脳出血, 原発性脳室出血, 外側型出血の一部にも大きな例が多かった.
  • 小林 逸郎, 山崎 博男, 藤田 勉
    日本内科学会雑誌
    1975年 64 巻 7 号 655-660
    発行日: 1975/07/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    血小板凝集能の測定方法には数多くの報告があるが,われわれは全血を用いて血小板ADP凝集能を測定するscreen filtration pressure (SFP)法(Swank, 1961年)を用い,健康老年者50例,高血圧症93例,回復期脳出血74例,脳血栓166例の血小板ADP凝集能(SFP)を検討した.健康老年者,高血圧症,回復期脳出血,脳血栓症のSFPはそれぞれ148.7±53.5mmHg (Mean±SD), 176.2±74.4mmHg, 189.8±58.3mmHg, 206.3±58.9mmHgであつた.これら各疾患群は,健康老年者に比べて有意(p<0.01~0.05)に高い血小板ADP凝集能(SFP)を示した.このほか急性期脳出血18例,脳血栓9例についても発症より経時的に血小板ADP凝集能を測定し,その特徴を検討した.急性期脳出血ならびに脳血栓症のSFPはそれぞれ142.4±52.5mmHg, 241.3±65.4mmHg (第10病日以内), 186.2±60.5mmHg, 282.1±69.9mmHg (第11~30病日), 217.7±68.5mmHg, 235.5±47.7mmHg(第31~第180病日)であつた.脳出血では脳血栓に比べ1%以下の危険率で有意に低い血小板ADP凝集能(SFP)を示した.また急性期脳出血症にて生存9例,死亡9例との間に1%以下の危険率で生存例の方が有意に低い血小板ADP凝集能(SFP)を示した.
  • 平松 武幸, 古田 慎司, 山田 茂生, 角田 博信
    日本健康医学会雑誌
    2002年 11 巻 2 号 36-37
    発行日: 2002/11/11
    公開日: 2017/12/28
    ジャーナル フリー
  • 玉越 敬悟, 石田 和人
    理学療法学
    2017年 44 巻 2 号 156-157
    発行日: 2017年
    公開日: 2017/04/20
    ジャーナル フリー
  • 広田 安夫, 劉 会中
    日本老年医学会雑誌
    1975年 12 巻 1 号 7-12
    発行日: 1975/01/30
    公開日: 2009/11/24
    ジャーナル フリー
    わが国の脳卒中死亡率は国民死因の首位を占め, 国際的にもその頻度は高く, 病型別では脳出血が圧倒的に多いことが世界の専門家の注目を集めてきた. すなわち, 日本人の脳出血の高頻度は人種差によるよりも, 診断上の人工産物であろうと言われている. さらに, 最近の研究によれば, 脳硬塞の頻度も決して少なくはなく, 脳硬塞死亡率の急上昇が明らかにされている. これらの点は診断技術, 検査手技の進歩によるところも大きいが, 一方では確かに診断習慣の変化も否定出来ない. 現実に脳卒中の病型別頻度の変化が, わが国において起っているのか, あるいは単なる習慣の変化かを明らかにする必要はわが国民の保健対策上極めて大きいと考える.
    著者らはこの目的のために, 日本病理剖検輯報を資料として, 昭和33, 34, 35年の3年間の30歳以上の剖検例中, 主病変として脳血管性障害を確認した例の臨床診断を検討し. 病型別に剖検・臨床診断一致率を求めた. 結果として, 脳出血例は70.5%, 脳硬塞例は37%, クモ膜下出血例は48%において両診断の一致をみたが, 各病型の20~36%は脳卒中または片麻痺とのみ臨床診断されていたことが明らかとなった. 次に, 昭和43, 44, 45年の3年間の全国剖検例で同様の検討を試み, 10年間の推移を比較した. 10年後, 脳出血は69.7%の一致率で不変であったが, 脳硬塞では50%と診断一致率に改善を認め, クモ膜下出血でも65%と著しく改善していた. さらに, 年齢別検討によれば, 脳硬塞の診断一致率の改善は高年齢群にのみ認められたのに対し, クモ膜下出血では年齢を問わず有意の改善を認めた. 診断不一致の傾向として脳硬塞を脳出血と臨床診断する傾向と, クモ膜下出血を脳出血とする傾向の2つが認められたが, いずれもこの10年間に減少していた. さらに, 全国9地区別に検討したが, 診断一致率の改善はほとんど全地区に等しく認められ, 大都市地区と農村地区とで差を認め得なかった.
feedback
Top