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クエリ検索: "菊地美香"
12件中 1-12の結果を表示しています
  • ─大学病院看護師を対象として─
    本谷 久美子, 藤村 朗子
    日本がん看護学会誌
    2013年 27 巻 1 号 31-42
    発行日: 2013年
    公開日: 2016/12/13
    ジャーナル フリー

    要 旨

    本研究の目的は,がん患者の補完代替療法(CAM)に関する看護師の経験の実態を経験度と経験の中で感じた困難の内容から明らかにすることである.関東近郊の大学病院4施設でがん看護に携わる看護師375名を対象に,自記式質問紙調査を行った.回収は230名で,そのうち記入漏れのあった16名を除いた214名を分析対象とした.分析は,経験度は記述統計,Kruskal Wallisの検定を用い,困難の内容は質的に分析した.その結果,CAMの経験度は全体的に低かった.また「鍼灸」「ホメオパシー」「サメ軟骨」「アガリクス」「メシマコブ」「プロポリス」「マッサージ」「カイロプラクティック」「ハーブ」「丸山ワクチン」の10項目において,がん看護経験年数が長ければ経験度も高い傾向を示した.困難は,【患者・家族の自己判断】【患者の身体や治療への影響】【看護師として主体的に対応しにくい】【看護業務の弊害】【患者と医師の考えの相違】の5カテゴリ,11サブカテゴリに分類された.

    以上のことから,看護師にはCAMを取り入れる患者・家族をありのままに受け入れる姿勢をもつと同時に,患者・家族がCAMについていつでも相談できる環境をつくっていくこと,そしてCAMに対する知識や情報を得ていく必要性が示唆された.

  • 本谷 久美子, 藤村 朗子
    日本がん看護学会誌
    2014年 28 巻 3 号 24-29
    発行日: 2014年
    公開日: 2016/12/09
    ジャーナル フリー
  • 医療
    2002年 56 巻 Supplement 号 323-332
    発行日: 2002年
    公開日: 2011/10/19
    ジャーナル フリー
  • 佐藤 まゆみ, 大内 美穂子, 豊島 裕子, 塩原 由美子, 笠谷 美保, 小宮山 日登美, 小坂 美智代
    千葉県立保健医療大学紀要
    2017年 8 巻 1 号 1_9-1_18
    発行日: 2017/03/24
    公開日: 2023/06/21
    研究報告書・技術報告書 フリー
    【目的・方法】訪問看護師が抱える終末期がん患者の食事/栄養サポートに関する困難を明らかにすることを目的に,終末期がん患者の看護に携わっているA県下の訪問看護師を対象に質問紙調査を実施した.【結果・考察】質問紙調査1:終末期がん患者の食事/栄養サポートに関して訪問看護師が抱く困難の内容として22項目が明らかになった.質問紙調査2:調査1の結果及び文献検討の結果から得られた34項目について困難の程度を調査したところ,困難の程度が最も高い項目は「食べることを妨げている症状をコントロールすること」94.6%であった.困難の程度は,年齢,看護師経験年数,1年間に関わる終末期がん患者の人数,終末期がん患者の食事/栄養サポートに関する研修会への参加経験により違いが認められた.2つの調査結果より,在宅療養中の終末期がん患者の食事/栄養サポート充実のための訪問看護師教育プログラムに盛り込むべき内容等が示唆された.
  • 前向き観察研究
    柴原 弘明, 村松 雅人, 西村 大作
    日本農村医学会雑誌
    2014年 63 巻 2 号 114-120
    発行日: 2014年
    公開日: 2014/10/01
    ジャーナル フリー
    〔目的〕緩和ケアチームスタッフの自己貢献度と患者への効果を明らかにする。 〔対象と方法〕介入した患者への自己貢献度とSTAS-J症状版の介入前後の改善度を前向きに検討した。 〔結果〕自己貢献度では医師・看護師・臨床心理士・薬剤師は概ね高いが栄養士はやや低く, 年齢・性別・原発部位別・介入期間に関連がみられた。STAS-Jでは疼痛・嘔気嘔吐・食欲不振・不眠は改善, せん妄・抑うつは増悪した。自己貢献度とSTAS-J改善度では, 薬剤師は7項目に関連がみられたが他の職種は1項目のみであった。 〔考察〕自己貢献度には差があり, 介入しても必ずしも自己貢献度は高くなかった。個人の要素も大きいとは思われるが, 薬剤師は客観的な立場での評価や薬剤提案が可能であることが, 関連項目数の多い一因と考えられる。 〔結語〕各職種・個人の特性に基づいた活動を今後行なうことが望ましい。
  • ─行動コーディングシステムを用いた分析─
    岩脇 陽子, 滝下 幸栄
    日本看護学教育学会誌
    2007年 16 巻 3 号 1-11
    発行日: 2007/03/01
    公開日: 2022/04/01
    ジャーナル フリー

     本研究の目的は、看護師の言語的コミュニケーションと非言語的コミュニケーションの関係から、コミュニケーション技術の特徴を患者と看護師の相互作用場面の分析から明らかにすることである。看護師27名による実際の81の臨床場面を撮影した。非言語的コミュニケーション(アイコンタクト、うなずき、微笑、身を乗り出す、感情的タッチ、手段的タッチ)とRoter’s Interaction Analysis System に基づいた言語的コミュニケーション(人間関係形成スキル、協力関係づくりスキル、情報収集スキル、教育カウンセリングスキルの4つの機能的スキルからなる25項目)を観察し、行動コーディングシステムを用いて分析した。その結果、看護師は主に非言語的コミュニケーションのアイコンタクトとうなずき、言語的コミュニケーションの受容・一般的リードと治療に関連した情報提供を用いていた。非言語的コミュニケーションと言語的コミュニケーションとの関連では、うなずき、微笑と人間関係形成スキルに有意な相関があった。アイコンタクトの前後に情報収集スキル、教育カウンセリングスキルが、微笑の前後に人間関係形成スキルが有意に多く出現していた。

     以上から、看護師のコミュニケーション技術は、非言語的コミュニケーションと言語的コミュニケーションが相互に補足、促進し合いながら成り立っていた。言語的コミュニケーションだけでなく、非言語的コミュニケーションに着目したコミュニケーション技術の教育方法の必要性が示唆された。

  • 桐原 咲, 中津 達雄
    徳島文理大学研究紀要
    2022年 104 巻 17-30
    発行日: 2022/09/30
    公開日: 2022/10/27
    研究報告書・技術報告書 フリー

    本研究では,訪問看護師が職業的使命感を抱くまでの過程を辿り,援助を続ける要因について明らかにすることを目的とした。方法は,ある地方都市の,精神科に特化した「H」訪問看護ステーションに勤務する訪問看護師11名を対象に半構造化面接を実施した。分析は,M-GTAを用いて内的変化を示す概念・カテゴリーを生成し,ストーリーラインを作成した。その結果,19概念,6カテゴリーが生成され,職業的使命感を抱く過程を段階に分けることができた。「Ⅰ期:職業的使命感準備期」では,使命感を構築する前段階で,他者支援と自分自身の成長に視点が置かれていた。「Ⅱ期:職業的使命感実感期」では,職務に対するやりがいを感じ,同僚間の繋がりが重要な要因として関連していた。「Ⅲ期:職業的使命感充実期」では,訪問看護がアイデンティティの中に組み込まれ,訪問看護の方向性について時間的な展望を含む使命感を抱く過程が認められた。

  • 石原 千晶, 石田 和子, 細川 舞, 京田 亜由美, 望月 留加, 藤本 桂子, 神田 清子
    北関東医学
    2021年 71 巻 3 号 177-186
    発行日: 2021/08/01
    公開日: 2021/09/24
    ジャーナル フリー

    目 的:抗がん薬治療による末梢神経障害を伴う患者への多職種の認識と行動を明らかにすることである.

    方 法:医師・看護師・薬剤師・作業療法士(OT)/理学療法士(PT)それぞれ4─9名に半構造面接を実施し,質的帰納的に分析した.

    結 果:対象者は,医師6名,看護師9名,薬剤師7名,OT4名,PT5名の計31名であった.末梢神経障害を伴う患者へのチーム医療における多職種の認識は「医師・OT/PTが抱く末梢神経障害を伴う患者への介入の困難さ」,「末梢神経障害を伴う患者へのチーム医療における他の職種に望む役割」等の7カテゴリが形成された.多職種の行動では「末梢神経障害が出現した患者への支援および対処」等の3カテゴリが形成された.

    考 察:対象者は,症状の早期発見と予防が重要であると認識し,患者への教育指導や関係職種への相談を行っていた.しかし,職種間のコミュニケーション不足などからチームで連携する意識は低く,効果的なチーム医療として機能していなかった.明らかとなった多職種の認識と行動をもとに,チームで効果的に取り組む医療ケア提供モデルの作成が課題である.

  • 林 典子, 下村 淳子
    養護実践学研究
    2019年 2 巻 2 号 3-13
    発行日: 2019年
    公開日: 2020/07/29
    ジャーナル フリー
  • ―タッチする側から捉えた養護教諭の役割―
    下村 淳子, 林 典子, 戸田 須恵子, 石田 妙美, 井澤 昌子
    学校保健研究
    2014年 56 巻 3 号 199-207
    発行日: 2014/08/20
    公開日: 2023/04/07
    ジャーナル フリー

     Objectives: This study was carried out to clarify and categorize Yogo teacher employment of touch by type and role from the perspective of Yogo teachers

     Methods: We distributed a questionnaire-type survey to Yogo teachers at 750 elementary, junior high, and high schools located in Aichi, Gifu, Mie, and Shizuoka between July and August 2011. A total of 380 responses were collected (response rate: 50.7%). Questionnaire items were school classification, Yogo teacher age, employment/non-employment of touch by occasion, and employment/non-employment of touch by occasion when speaking with students. We applied cross tabulation, Chi-squared test, and Games-Howell method for analysis.

     Results: 1) Responses indicated that 90% of touch was employed “when students are crying” and “when they are afraid,” and 80% of touch was employed “when students complain of symptoms.” 2) Employment of touch by Yogo teachers was classified into four categories by role; “empathic touch,” “touch as a tool,” “touch as treatment,” and “educational touch.” 3) Yogo teachers employed “empathic touch” the most; however, the older the students become, the less the Yogo teachers employed touch. These results indicated that Yogo teachers employed “empathic touch” to a greater extent than they did “touch as treatment.” They also indicated that the employment of touch decreased along with the growth of each student.

     Conclusion: Yogo teachers employed “empathic touch” the most and “touch as treatment” the least. “Touch as treatment” by Yogo teachers is affected by the clarification of effect; therefore, it is necessary for us to collect a greater amount of data and conduct a more detailed analysis.

  • 医療
    2001年 55 巻 Supplement 号 391-401
    発行日: 2001/10/07
    公開日: 2011/10/19
    ジャーナル フリー
  • 医療マネジメント学会雑誌
    2002年 3 巻 1 号 196-202,210
    発行日: 2002/06/28
    公開日: 2011/03/14
    ジャーナル フリー
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