詳細検索結果
以下の条件での結果を表示する: 検索条件を変更
クエリ検索: "藤田亜紀子"
7件中 1-7の結果を表示しています
  • 津田 泰三, 岡本 高弘, 藤原 直樹, 中村 忠貴, 矢田 稔, 佐貫 典子, 土肥 誠, 面田 美紀, 一瀬 諭, 若林 徹哉, 青木 茂, 原 良平
    水環境学会誌
    2006年 29 巻 9 号 565-568
    発行日: 2006年
    公開日: 2010/01/09
    ジャーナル フリー
    The long-term monitoring of vertical water quality has been continued using the common name “Imazuokichuo” in the northern basin of Lake Biwa since 1979. The results of the main monitored parameters such as water temperature, dissolved oxygen (%), and COD, T-N and T-P concentrations from 1979 to 2004 were investigated. Annual changes in the temperature of water at depths of 0.5 and 10 m showed a tendency to increase with atmospheric temperature. The tendency of the temperature of water at a depth 90 m to increase was low in terms of the annual average, but high in terms of the annual minimum. Annual changes in the dissolved oxygen (%) of water at a depth of 90 m showed a tendency to be nearly constant in terms of the annual average but showed no clear tendency in terms of the annual minimum. Annual changes in COD concentration showed tendencies to decrease in the period from 1980 to 1985 and increase in 1985 at all depth intervals. Annual changes in T-N concentration showed tendencies to increase gradually in the period from 1979 to 1999, decrease in 2000, to be nearly constant in 2001, and markedly decrease in 2002 at all depth intervals. Annual changes in T-P concentration showde a tendency to be nearly constant at all depth intervals except 90 m.
  • 市川 瑠美子, 小室 竜太郎, 井端 剛, 正田 英雄, 飯田 さよみ
    糖尿病
    2012年 55 巻 1 号 23-28
    発行日: 2012年
    公開日: 2012/02/09
    ジャーナル フリー
    症例は64歳男性.54歳時に2型糖尿病と診断されボグリボース開始となったが10年後に血糖コントロール不良のため糖尿病教育入院となりインスリン強化療法を施行した.抗GAD抗体陰性,尿中C-peptide(CPR)は保たれており2相性インスリンアナログ製剤朝夕2回注射にて退院し良好な血糖コントロールが維持できた.ところが退院後3ヶ月の定期診察日に受診し,帰宅後夕食前血糖が突然562 mg/dlに上昇した.血糖急上昇後1ヶ月の血中CPR 0.10 ng/ml以下,4ヶ月の1日尿中CPR 0.95 μg以下であった.抗GAD抗体陰性であったが,好酸球増多,インスリン抗体陽性を認めた.高血糖が続き再度インスリン強化療法に変更したが血糖コントロールは難渋した.本例は2型糖尿病でインスリン導入後良好な経過中,血糖値上昇の日をとらえられた程の突然のコントロール悪化を認め,インスリン分泌能枯渇をきたした症例と考えられたので病態を考察し報告する.
  • 山下 馨, 小林 結香, 吉田 瑛子, 吉藤 歩, 一城 貴政, 廣井 直樹, 大内 博美, 比嘉 眞理子
    糖尿病
    2012年 55 巻 8 号 621-626
    発行日: 2012年
    公開日: 2012/09/12
    ジャーナル フリー
    症例は41歳男性.2008年1月,清涼飲料水ケトーシスのため入院.PG 1550 mg/dl, HbA1c 11.8 %, Glutamic acid decarboxylase antibody(以下GAD抗体)陰性,尿中Cペプチド(以下CPR)115.2 μg/dayと内因性インスリン分泌能が保たれていたため2型糖尿病と診断した.2相性インスリンアスパルト30とメトホルミン内服で退院となった.その後徐々にインスリン必要量が減少し,経口血糖降下薬のみで良好な血糖コントロールが得られていた.しかし2009年6月,急速な血糖コントロールの悪化を認め第2回目の入院となった.GAD抗体及び他の膵島関連自己抗体は陽性であり,尿中CPRも33.1 μg/dayと低下しており1型糖尿病と診断した.HLA検査では,A24とDR9を認めた.清涼飲料水ケトーシス発症から17ヶ月後に1型糖尿病が顕在化した稀な症例と考えられ,文献的考察を加え報告する.
  • 松尾 佳紀, 田村 嘉章, 植倉 弘智, 渡部 創, 高橋 寿枝, 全 秀剛, 舘鼻 彩, 小寺 玲美, 大庭 和人, 豊島 堅志, 千葉 優子, 荒木 厚
    糖尿病
    2021年 64 巻 5 号 327-332
    発行日: 2021/05/30
    公開日: 2021/05/30
    ジャーナル フリー

    症例は84歳女性,肥満歴あり.66歳時に2型糖尿病の診断を受け,69歳時より血糖降下薬を開始した.83歳時にGAD抗体陽性(12.0 U/mL;ELISA)を認め,SPIDDMと診断された.84歳時にGAD抗体価は35.1 U/mL(ELISA)と上昇を認め,持効型インスリンを継続し退院となった.以後インスリン分泌は良好に保たれており,持効型インスリンの投与量を漸減し86歳時に中止した.現在はGLP-1受容体作動薬のみでHbA1c値は7 %前後で推移している.DRB1,DQB1のHLAハプロタイプは疾患感受性と疾患抵抗性のアレルの組み合わせであった.疾患感受性と抵抗性HLAハプロタイプがヘテロ共存する症例は稀であり,このような糖尿病例におけるインスリン分泌動態などの病態を明らかにすることを目的に本症例の経過を,文献的考察を加えて報告した.

  • 川原 順子
    日本病院総合診療医学会雑誌
    2022年 18 巻 5 号 364-369
    発行日: 2022/09/30
    公開日: 2023/11/04
    ジャーナル フリー
    症例は 35 歳女性,31歳時に糖尿病が判明し,高度肥満と抗グルタミン酸デカルボキシラーゼ抗体(抗 GAD 抗体)陰性と血清Cペプチド(CPR)高値から,2 型糖尿病と診断された。頻回インスリン療法下で,血糖コントロールは常に不良であった。3 ヶ月前からの吐気と頻呼吸,体重減少で,当院救急に搬送された。 随時血糖 469 mg/dl,HbA1c 15.6%,代謝性アシドーシスと尿ケトン強陽性から,糖尿病ケトアシドーシス(DKA)と診断し入院した。抗GAD抗体の陽性化,尿CPRの低下,Human Leukocyte Antigen(HLA)タイピングから,2 型糖尿病に合併した急性発症 1 型糖尿病と診断した。肥満や濃厚な糖尿病の家族歴,最近の病型診断は,診断バイアスとして働き,1型糖尿病が鑑別に挙がりにくくなる。糖尿病の診断数年以内にインスリン治療を要する場合は,1 型糖尿病の可能性を念頭におくべきである。
  • 伊藤 有史, 中島 千雄, 加藤 晃佑, 伊藤 春見, 三宅 隆史
    糖尿病
    2020年 63 巻 12 号 802-810
    発行日: 2020/12/30
    公開日: 2020/12/30
    ジャーナル フリー

    1998年から2015年の間でインスリン開始後にGAD抗体の陽転化を認めた緩徐進行1型糖尿病12例の自験例について,陽転化後の抗体価と空腹時血清Cペプチドの変動を調べた.観察期間の中央値(範囲)は8.9(6.5-13)年で,観察終了時のGAD抗体は7例が陽性,5例が陰性であった.抗体価の変動パターンから,①RIA法陽転化後も陽性が持続し最終的にELISA法で抗体価2000 U/mL以上となった群(n=3),②RIA法陽転化後も陽性が持続し最終的にELISA法またはELISA法換算で抗体価100~300 U/mLとなった群(n=2),③RIA法陽転化後に一過性のRIA法陰性化またはELISA法陰性を認めた群(n=7)に分類したところ,①群の3例は観察期間中に空腹時血清C-ペプチドがインスリン欠乏レベル(0.6 ng/mL未満)まで低下したが,それ以外の症例では低下を認めなかった.

  • ―日本における報告例のまとめ―
    中川 卓, 木村 庄吾, 藤本 圭司, 渥美 浩克, 井村 淳子, 近沢 芳寛, 奥山 宏, 山谷 秀喜, 浅香 充宏, 横山 仁
    日本透析医学会雑誌
    2010年 43 巻 1 号 93-98
    発行日: 2010/01/28
    公開日: 2010/02/26
    ジャーナル フリー
    肝硬変非代償期は慢性肝疾患の終末像であり,生命予後に影響する.腹水を伴った肝硬変合併腎不全例に対して腹膜透析(continuous ambulatory peritoneal dialysis:CAPD)の有効性が指摘されているが,長期的な影響に関する検討は少ない.今回,われわれは腹水を伴う肝硬変合併腎不全にCAPDを導入した2例を経験した.1例は49歳,男性,難治性腹水を伴ったC型肝炎に伴う肝硬変,移植腎不全例であり,導入時,低ナトリウム血症,低アルブミン血症,低血圧を認めた.塩分摂取の増量,分岐鎖アミノ酸による蛋白摂取の増量を行ったが,循環亢進状態に伴う低血圧が遷延した.導入16か月目,腹膜炎発症後から血圧維持が困難となり永眠した.2例目は74歳,男性,腹水を伴う原因不明の肝硬変,糖尿病性腎症による腎不全のためCAPD導入.導入40か月目,食道静脈瘤に対する硬化療法後から頻回にE. coliを主体とする腹膜炎を発症し,特発性細菌性腹膜炎(spontaneous bacterial peritonitis:SBP)と診断した.腹膜硬化症合併が懸念され血液透析へ移行したが,肝不全の増悪から永眠した.肝硬変合併例に対するCAPD治療の選択を考える上で貴重な2症例と考え報告するとともに,これまで本邦で報告された15例をまとめて,肝硬変合併例におけるCAPD治療の利点と欠点に関して考察を加えた.
feedback
Top