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全文: "血清"
238,549件中 1-20の結果を表示しています
  • 江上 三義, 広根 孝衛
    日本皮膚科学会雑誌
    1962年 72 巻 4 号 289-
    発行日: 1962年
    公開日: 2014/08/29
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    近年,各種抗生物質の発達,ならびにワクチン療法の進歩にともない,感染症に対する血清療法の適用が著しく減り,血清疹の患者に接する機会も少なくなつた.吾々は最近,破傷風血清による血清疹を生じた3名の患者を観察した.
  • 西川 武二, 原田 敬之, 籏野 倫, 原田 鍾造
    日本皮膚科学会雑誌
    1974年 84 巻 11 号 533-
    発行日: 1974年
    公開日: 2014/08/25
    ジャーナル 認証あり
    皮膚スポロトリコーシスは自然界に広く腐生的に生棲するSporothrix schenckiiが,偶々軽微な外傷を介して皮膚へ感染して生ずる疾患といわれており,南ア連邦の金鉱における集団発生などの疫学的事実は本菌の土壌よりの感染を支持するものである.中原は全国1312ヵ所より土壌を採取し,このうちからS. schenckiiと考えられる98株と患者分離株20株を主として形態学的な観点より検討し,土壌分離株のうちに患者分離株と極めて類似せる性質を示すものが見られる事から,土壌よりの感染を裏付けるデータとした.私共はS. schenckiiの土壌よりのHostへの侵入を菌の抗原性の面から裏付ける目的で土壌分離株及び患者分離株の抗原性状を検討し興味ある事実を見い出したので報告する.
  • 青山 久, 勝又 義直, 小沢 高将
    日本皮膚科学会雑誌
    1970年 80 巻 7 号 478-
    発行日: 1970年
    公開日: 2014/08/27
    ジャーナル 認証あり
    人工蕁麻疹を起すchemical mediatorがヒスタミン様物質,またはキニン様物質であることは以前報告した.しかし,これらのchemical mediatorを放出させる物質については現在まで全く分かつていない.そこで,今回,われわれはこの物質の解明を行ない,この物質が蛋白質であることをつきとめた.
  • 藥學雜誌
    1915年 1915 巻 404 号 1258-1263
    発行日: 1915/10/26
    公開日: 2018/08/30
    ジャーナル フリー
  • 薄場 真
    日本皮膚科学会雑誌
    1959年 69 巻 5 号 502-
    発行日: 1959年
    公開日: 2014/08/29
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    最近生体内に於ける電解質が内分泌,及び輸液等の問題に関して大きな意義をもつて注目される様になり,同時に下垂体副腎系特に副腎皮質との関係に就ては諸種の報告がなされている.一方皮膚疾患に於ても嚢に牧野,山本,堀,桧垣,Babnik等が皮膚疾患患者に於ける電解質に注目し検索しているが,余は血清内に於けるNatrium,Kalium (以下これをNa,K.と略記する)の変動について,特にK塩負荷に依るNa,Kの変動を観察し若干の知見を得たので報告する.
  • 岡本 祐之, 堀尾 武, 今村 貞夫, 泉 孝英
    日本皮膚科学会雑誌
    1983年 93 巻 11 号 1173-
    発行日: 1983年
    公開日: 2014/08/20
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    皮膚病変を伴うサルコイドージス患者の血清 angiotensin-converting enzyme 活性値を,1)皮膚病変を伴わないサルコイドージス患者,2)いわゆる皮膚サルコイド反応を有する患者のそれと比較した. 皮膚病変を伴う例では,最低値35単位,最高値161単位を呈し,平均値は 61.7±16.0 単位であった.このうち肺病変 I 期群では, 49.9±7.2 単位,II 期群では 60.3±9.3 単位と後者にやや高値が認められた.いずれも健常人 (35±9単位) と比較し,明らかに高い傾向を示した.しかし,皮膚病変を伴わないサルコイドージスとの比較では,平均値および肺病変の病期別値においていずれも有意の差はなかった.このことから,本酵素は皮膚病変の有無にかかわらず,サルコイドージスの肺病変活動期に上昇する傾向を示すものと考えられた.一方,いわゆる皮膚サルコイド反応では,平均値 38.7±10.3 単位で,全身に系統的にサルコイドージス病変が存在しない場合には,概して正常に近い値をとるものと思われた.
  • 原 紀正
    日本皮膚科学会雑誌
    1982年 92 巻 4 号 481-
    発行日: 1982年
    公開日: 2014/08/21
    ジャーナル 認証あり
    新鮮及び凍結保存の各胸腺ならびに T 白血病細胞をそれぞれ抗原とした3種の抗T血清を作製し,それらの特異性について検討し,以下の結果を得た. 1)3種の抗原の各3XI07個/mlの細胞数を1回の注射量として,週1回では6~8回,月1回では4回以上の皮内注射を行なうことにより抗 T 血清を作製したが,いずれも高力価を示した. 2)抗胸腺細胞血清の作製には凍結保存した胸線細胞を抗原とした場合でも充分にその目的は達せられることが証明された. 3)3種の抗T血清を用いた蛍光抗体間接法による検索で, E-RFC 及び EAC-RFC の塗抹標本に対しては,E-RFC の細胞膜に蛍光陽性であったが, EAC-RFC には陰性であり,また胸腺,リンパ節,牌臓及び扁桃の各T細胞分布に関しては,これら臓器のいずれも胸腺依存領域に蛍光陽性細胞の局在を認めたことから,3種の抗T血清はいずれも T 細胞に対して高い特異性を有するものであることが明らかにされた. 4)抗 T 白血病細胞血清は胸腺に対しては髄質細胞にのみ高い特異性を示し,また E-RFC 75% の正常末梢血リンパ球に対しては 57.3% の細胞障害指数を示した. 5)ロゼット形成法では不明であった1例の悪性リンパ腫白血化例の細胞形質が,本抗 T 血清の使用によってT細胞性であることか明らかにされた.
  • 馬場 徹, 河野 一郎, 矢尾板 英夫
    日本皮膚科学会雑誌
    1982年 92 巻 13 号 1379-
    発行日: 1982年
    公開日: 2014/08/21
    ジャーナル 認証あり
    Chilblain Lupus の2例について,その血清学的変化を経時的に検索した.血清中の IgG , IgM , IgA 量は,冬季においても,いずれもほぼ正常域内にあったが,lgM 量は2例ともに冬季に増加する傾向がある事が窺われた.又,2例ともに,時に血清中に speckled 型の抗核抗体が認められた.しかるに,この抗核抗体は,染色パターン,抗体価ともに,皮疹の消長との関連を思わせる様な変動は示さなかった.2例の血清は,時にラテックス凝集反応の陽性所見をも呈し,血清中でのリウマチ因子の存在が示唆された.しかるに,特に冬季に,リウマチ因子が血清中に出現するといった傾向は認められなかった Sephadex G-200カラム及び抗ヒト lgM 血清を用いたウクテロニー法にて,このリウマチ因子は,lgM 分画に属する事が示唆された. 2例の冬季の血漿の粘度及び降伏ずり応力について検索した結果,37°Cでの測定では血漿粘度,降伏ずり応力は2例ともに正常域内にあった.しかるに,20°Cの測定では,1例が血漿粘度及び降伏ずり応力の上昇を呈した.
  • 滝内 石夫, 清 佳浩, 樋口 道生
    日本皮膚科学会雑誌
    1981年 91 巻 7 号 771-
    発行日: 1981年
    公開日: 2014/08/21
    ジャーナル 認証あり
    Microsporum canis より extracellular な keratinase を単離し,その keratinase をもって家兎に免疫し,抗 keratinaserabbit lgG を affinity chromatography により精製した.また,抗 keratinase rabbit lgG に FITC を conjugate した.
  • 西川 武二, 原田 敬之, 塩原 哲夫, 籏野 倫, 原田 鍾造
    日本皮膚科学会雑誌
    1975年 85 巻 8 号 467-
    発行日: 1975年
    公開日: 2014/08/25
    ジャーナル 認証あり
    皮膚スポロトリコージス患者14例,既往者6例及びコントロール103例を対象として,血中抗体価の測定,病期による抗体価並びに皮膚反応の変動,患者分離株及び土壌より分離された自然株について血清学的な性状について検索した.その結果,1)皮膚スポロトリコージスの多数の症例で64倍以上の血中抗体価の上昇がみられた. 2)皮内反応に比しこの血中抗体価は早期に低下する. 3)コントロール例でも低値ながら S. schenckii に対する血中凝集素が存在する.4)患者分離株には各々抗原性状の variety が認められた.
  • 藤田 栄一
    日本皮膚科学会雑誌
    1969年 79 巻 2 号 96-
    発行日: 1969年
    公開日: 2014/08/27
    ジャーナル 認証あり
    結核における免疫血清反応としては,種々の抗原による凝集反応,補体結合反応,沈降反応等が行なわれているが,その成績は満足すべきものでなく,現在広く使用されるにいたつていない.われわれの教室においては,丸山が1944年に人型結核菌の菌体溜水加熱浸出液より分離抽出した特異抗原性物質をワクチンとして皮膚結核の治療を行ない,ついでこれを肺結核,B.C.G.潰瘍の治療に応用し,化学療法にはみられない良好な成績を収めてきた.1948年丸山,宗像,武田は上記の特異物質を抗原として結核患者血清に対して沈降反応を行ない,その成績を検討中,0.5%カルボール加生理的食塩水(以下カ食水と略記す)が結核患者血清にほぼ選択的に反応する事実をみいだした.この反応すなわちカルボール反応(以下カ反応と略記す)の臨床的,免疫血清学的研究は昭和23年10月に第1回の発表が行なわれた.爾来本反応に関する10数回の報告と60に達する追試成績は少数の例外を除き,すべてその信頼性の高いことを肯定している.上述のようにカ食水は結核患者血清に対しほぼ特異的に反応するが著者は,かかる反応が同じく抗酸菌に属する癩菌による癩患者の血清に対して,いかなる態度を示すかを検討したところ甚だ興味ある結果を得たので,ここに報告する.
  • 鍛冶 友昭
    日本皮膚科学会雑誌
    1969年 79 巻 7 号 507-
    発行日: 1969年
    公開日: 2014/08/27
    ジャーナル 認証あり
    ノカルジア症(nocardiosis)および菌腫(mycetoma)の原因菌として知られている好気性放線菌類(Actinomycetes)には現在次のものがある.すなわち,Nocardia asteroides,N. brasiliensis, N. caviae,Streptomyces madurae,S. pelletieri,S. paraguayensis,S. somaliensis等.ここで一応の分類基準を示すと表1のようである.一応のと断つたのは,基準の若干にやや不安定な要素も含まれているからである.これらの菌の分類・同定は従来から,組織内顆粒の性状・培養の肉眼的形態・顕微鏡的形態・染色性・生理学的活性・動物病理性等に基づいて行なわれている.表をみても判るように,若干の菌の形態や染色性は相互に類似し,相互鑑別には役立ち得ないものがある.また,染色性の一つである抗酸性には培養条件・その他による多少の変動があり,成績は必ずしも一定しない.菌の生理学的活性,すなわち種々の酵素活性も条件によつて変動することがあり,必ずしもあてにならないといわれてきたが,最近,若干の酵素活性は比較的安定した成績を示すとし,分類基準としてこれを重視するものがある.
  • 平岡 真
    日本皮膚科学会雑誌
    1959年 69 巻 9 号 1333-
    発行日: 1959年
    公開日: 2014/08/29
    ジャーナル 認証あり
    各種皮膚疾患と肝機能との間には密接なる関係がある事は多くの報告で認められており,Urbachは兩者の関係に就て,1)肝疾患又は機能障碍か皮膚疾患の原因たる場合,2)肝障碍が皮膚疾患の結果たる場合,3)肝及び皮膚疾患が共に同一病毒より発症した共存的症状たる場合の3つを舉げ,肝の物質代謝不全によりアレルギー準備性を醸成して諸種の皮膚病変を発現すると論じた.其後肝機能檢査法は日を追うて進歩し,新檢査法による肝と皮膚疾患との関聯性に就ての報告が相次いで現われる様になつた.特にアレルギー疾患,或はアレルギー性様皮膚疾患と肝機能との関係に関する論文がみられ叉近年は肝穿刺法の普及と共に各種皮膚疾患の際の肝組織像と肝機能の比較研究も行なわれるに至つた.又他方皮膚科領域の血清蛋白質の研究が既に多数報告せられたが,1937年Tiselius電気泳動法による分析が考按されて以来,この方面に関する研究も一段と進歩し,且つその重要性も新たなる脚光を浴するに至つた.而して蛋白代謝の中心に位する肝の形態的叉は機能的変化が血清蛋白質に反映する事は明らかであるが,皮膚科領域に於て血清蛋自分劃の測定と同時に肝機能を檢索し,且つ臨床症状との関聯及びその疾患の経過中に於ける変動を追求したものは尠い.余はアレルギー性皮膚疾患,特に濕疹群を主とし,その他各種皮膚疾患に就てTiselius電気泳動装置を使用して血清蛋自分劃を測定し,同時に肝機能檢査としてGros反應,コバルト反應及びモイレングラハト比色計法による黄疸指数を測定し,且つ臨床症状との関聯並びに一部症例にはその経過に於ける血清蛋白分劃等の変動を追求したので其の大要を茲に報告したいと思う.
  • 宮田 聡子, 増澤 幹男, 藤村 響男, 勝岡 憲生, 中野 昌彦
    日本皮膚科学会雑誌
    1997年 107 巻 6 号 793-
    発行日: 1997年
    公開日: 2014/08/13
    ジャーナル 認証あり
    トロンボモジュリン(TM)は内皮細胞の活性化や傷害性を反映するマーカーとして知られている.血管肉腫は高い増殖性をもつ悪性内皮細胞腫であることから,血管肉腫の病勢と血清中のTM値との相関性について検討した.2症例の頭部血管肉腫の臨床経過を通じて,血清中のTMをELISA法にて定量した.また,TMの推移を内皮細胞マーカーである第Ⅷ因子関連抗原(FⅧ-RAg)およびエンドセリン-1(ET-1)の推移と比較検討した.血清中のTMの推移は治療効果の有無によって変動する病勢と相関した.FⅧ-RA値の推移はTM値の推移とほぼ一致したが,ET-1値は乱変動した.一般に採血時や保存時の被検体の安定性を考慮するとTM測定値は他の2者に比してより信頼性があると思われる.従って,血清中のTM値は血管肉腫の病勢を反映するよい指標と思われる.
  • 延藤 俊子, 影下 登志郎, 幸田 衞, 植木 宏明
    日本皮膚科学会雑誌
    1995年 105 巻 4 号 575-
    発行日: 1995年
    公開日: 2014/08/13
    ジャーナル 認証あり
    soluble intercellular adhesion molecule-1(sICAM-1)は悪性黒色腫などの悪性腫瘍や尋常性乾癬などの炎症性皮膚疾患の患者血清中において増加することが報告されている.今回,我々はSLE患者における血清sICAM-1を測定し,臨床症状および検査所見との関係を検討した.SLE患者31人とコントロールとして健常人47人から血清を得,2種の抗ICAM-1モノクローナル抗体(CL207,HA58)を用いたdouble determinant immunoassayによってsICAM-1を測定した.9人の患者においては経過を追い,数回にわたって採血を行った.結果として患者血清中のsICAM-1は健常人に比べて有意に高値を示し,血沈やIgG,抗核抗体等の検査所見とも相関関係が見られた.経過を追えた症例では血管障害性病変の程度とよく相関して変動しており,SLEの疾患活動性の指標の一つになり得ると思われた.
  • 小林 聰也
    日本皮膚科学会雑誌
    1990年 100 巻 10 号 1017-
    発行日: 1990年
    公開日: 2014/08/11
    ジャーナル 認証あり
    乾癬患者の炎症惹起のメカニズムを検討する目的で,表皮系培養細胞のアラキドン酸(AA)代謝に対する乾癬患者血清の影響を検討した.対象として健常人血清を用いた.20例の乾癬患者より血清を採取し,予め3H-AAを取り込ませた表皮系培養細胞NCTC-2544に患者血清を10%を加え,経時的に3H-AAの放出量を測定した.乾癬患者血清は,健常人血清に比し,培養細胞からの3H-AAの放出を有意に増加させた.両者の血清中のphospholipase-A2(PL-A2)活性には有意差なく,培養細胞のPL-A2を活性化させる因子が乾癬患者血清中に存在することが推測された.その因子は56℃で安定で,分子量50,000以上であった.表皮細胞膜のPL-A2を活性化する因子が乾癬患者血清中に存在し,このために乾癬では表皮細胞のアラキドン酸カスケードの亢進が起こっていると考えられる.
  • ビタミン
    2002年 76 巻 5-6 号 309-
    発行日: 2002/06/25
    公開日: 2017/12/26
    ジャーナル フリー
  • 薄場 真
    日本皮膚科学会雑誌
    1960年 70 巻 4 号 423-
    発行日: 1960年
    公開日: 2014/08/29
    ジャーナル 認証あり
    余は前篇において色素異常症における血清Na,K値を測定し併せてK負荷試験(第1篇参照)を施行しアジソン病,肝斑,Riehl黒皮症,白斑,白皮症,白斑黒皮症などにおいてNa,K値の異常あるいはK負荷試験における増加率異常を認め,それらについて検討を行つたのであるが(第2篇参照),引続き色素異常疾患を除く他の皮膚疾患計445例について前述と同様の方法によつて実験を施行した.それらの中著変を示した疾患においては各例について計測値をそのまま表示し,略々全例が正常値を示した疾患においては個々の値を記した表はこれを省略した.
  • 大塚 俊
    日本皮膚科学会雑誌
    2000年 110 巻 11 号 1699-
    発行日: 2000年
    公開日: 2014/08/19
    ジャーナル 認証あり
    獨協医科大学皮膚科に通院あるいは入院中の全身性強皮症(SSc)患者50例の肺線維症を評価する目的で,血清KL-6値および血清surfactant protein D(SP-D)値を測定した.ほぼ同時期に動脈血酸素分圧(PaO2),肺活量(%VC),拡散能(%Dlco)および肺CTを施行し,血清KL-6値,SP-D値との相関を検討した.さらにSScの病型や各種自己抗体についても検討を加えた.血清KL-6高値はSSc全体で10/50例(20.0%),limited cutaneous SSc(ISSc)では2/28例(7.1%),diffuse cutaneous SSc(dSSc)では8/22(36.4%)に,血清SP-D高値は全体で17/50倍(34.0%),ISScでは5/28例(17.9%),dSScでは12/22(54.5%)にみられた.病型別では血清KL-6値,SP-D値はいずれもISScに比べdSScで有意に高かった.血清KL-6値は,SP-D値を各々高値群,正常群に分けて検討したところ,%VC,%DLcoおよび肺CT重症度のいずれも血清KL-6値と相関することが明らかとなった.なお,血清SP-D値とは有意な相関はみられなかった.抗topoisomerase I抗体,抗centromere抗体および抗U1RNP抗体の各々の陽性群,陰性群の間で血清KL-6値,SP-D値について検討したところ,抗topoisomerase I抗体陽性群で血清KL-6値が高かった(p<0.01)が,他の抗体に関しては有意差は得られなかった.以上より,血清KL-6値は肺線維症を評価する上で非常に有用でしかも簡便なマーカーであり,血清SP-D値よりも優れていると考えた.
  • 寺本 範子, 衛藤 光, 上村 仁夫, 西山 茂夫, 小出 朝男
    日本皮膚科学会雑誌
    1988年 98 巻 4 号 417-
    発行日: 1988年
    公開日: 2014/08/08
    ジャーナル 認証あり
    全身性エリテマトーデス(SLE)患者において血清CPKが低値となる傾向があることに注目し,外来受診中の膠原病患者124例,SLE76例,Mixed connective tissue disease(MCTD)9例,亜急性エリテマトーデス(Subacute LE)8例,円板状エリテマトーデス(DLE)7例,全身性強皮症(PSS)24例,対照群としてステロイド剤投与中の水疱症患者23例(尋常性天疱瘡11例,水疱性類天疱瘡8例,落葉状天疱瘡2例,Senear-Usher症候群2例),健常人449人の血清CPK値を検討した.その結果,SLE患者においては有意に血清CPKは低値であり,SLEに特徴的なものであると考えた.又,SLE患者の臨床経過とCPK値についての検討を行ったところ,SLEの病勢と相関してCPK値が変動する症例が認められた.SLEにおけるCPK低値のメカニズムは現在のところ不明であるが,疾患特異性のあるものとしてここに報告した.
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