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クエリ検索: "読本"
10,987件中 1-20の結果を表示しています
  • 秋山四郎編『中学漢文読本』『第一訂正中学漢文読本』の分析を通して
    西岡 智史
    日本教科教育学会誌
    2014年 37 巻 3 号 51-60
    発行日: 2014年
    公開日: 2020/01/26
    ジャーナル フリー
    本研究は近代的な漢文教科書の草分けである金港堂刊・秋山四郎編『中学漢文
    読本
    』(明治27年初版・明治29年訂正再版)とその改訂版『第一訂正中学漢文
    読本
    』(明治33年初版・明治34年訂正再版)の分析を通して,近代的な漢文教育の形成過程を考察するものである。『中学漢文
    読本
    』と『第一訂正中学漢文
    読本
    』の比較から,教科書の改訂を通して学校制度に応じた学習内容の段階化が進められたことが指摘できる。また『中学漢文
    読本
    』の中国漢文教材は『史記』や『資治通鑑』『唐宋八大家
    読本
    』といった,旧来の漢文学習教材中心であったが,『第一訂正中学漢文
    読本
    』ではそれらが縮減され,代わって明代や清代の漢文などが加えられて内容の多様化が図られていた。そのため『第一訂正中学漢文
    読本
    』の方が近世漢学や明治10年代の「和漢文」科で用いられた丸本漢文教科書の内容から一段と脱却したといえる。
  • 平田 昭雄, 青戸 優花
    日本科学教育学会研究会研究報告
    2018年 32 巻 6 号 23-28
    発行日: 2018/03/25
    公開日: 2018/07/01
    研究報告書・技術報告書 フリー

    平成20年代日本で文部科学省他の日本国政府当局により発行された3点の中学生向け放射線教育関連副

    読本
    の内容を分析し見較べたところ、次のようなことが確認された。すなわち、初代副
    読本
    においては原子力発電と放射線関連科学技術が、二代副
    読本
    においては放射線の性質と被曝の影響が、三代副
    読本
    においては原発事故と放射線被害、被曝、復興が、それぞれ重点的に扱われるという変遷を辿っていた。そして、各副
    読本
    の作成、発行に当たっては、国のエネルギー基本計画、2011年3月の原発事故、同事故により生じた被災者の実情、などの社会的情勢が強く影響していたことを認識した。"

  • 藤崎 聖也
    日本教育工学会研究報告集
    2021年 2021 巻 3 号 142-149
    発行日: 2021/10/29
    公開日: 2021/10/29
    研究報告書・技術報告書 フリー

    2020年度からの学習指導要領下での小学校3・4年生の社会科教科書全3社と,それら教科書に構成が近い副

    読本
    2市分でのグラフの扱いについて,内容項目別に比較した.4年生では,同じ内容を扱っても副
    読本
    でのグラフが教科書に比べて少なくなる傾向があり,また算数で折れ線グラフを扱う学年であるにもかかわらず教科書,副
    読本
    共に時系列の統計での利用が少ない.算数と連携したグラフ表現の変換,グラフ読解を補助するための副
    読本
    のデジタル化などの手立てを検討するのが望ましい.

  • 佐藤 深雪
    日本文学
    1988年 37 巻 1 号 33-44
    発行日: 1988/01/10
    公開日: 2017/08/01
    ジャーナル フリー
    近世後期の長編
    読本
    の成立を考えるに際して、馬琴の
    読本
    およびその評論が果した意義は言うまでもないことであるが、まさにそのために、近世散文としての
    読本
    の可能性か封じ込められてしまった面があるのではないか。本稿では、京伝の
    読本
    のなかから、「語り」を縦横に生かした作品群を論じて、近世散文としての
    読本
    の可能性をさぐった。
  • 荻原 彰, 森 ひなの, 小西 伴尚
    生物教育
    2021年 62 巻 3 号 140-149
    発行日: 2021年
    公開日: 2021/12/25
    ジャーナル フリー

    高等学校生物の免疫分野における発展的な教材としてがんと免疫系の相互作用を扱う教材を開発し,授業実践でその効果を検証した.まず免疫系によるがん細胞の認識などがん細胞と免疫系の相互作用の各段階の鍵となると思われる内容に絞って学習内容を選択した.次いでその内容を扱った副

    読本
    を作成した.副
    読本
    の特徴は,がん細胞や免疫に関与する細胞(キラーT細胞)などを人物で表現し,細胞間相互作用を人物どうしのやりとりに置き換えたイラストを作成し,それを説明の補助に使用したことである.副
    読本
    の内容を劇の形にした人形劇も作成した.授業は,冒頭に人形劇を上演し,その後,副
    読本
    を各自で読み込み,グループで副
    読本
    の内容を再構成する課題を行うという形で行った.評価は理解度と興味度の自己評価で行い,理解の促進,興味の喚起に効果的だったと評価できる結果を得たが課題も残されている.

  • 金 時徳
    日本文学
    2009年 58 巻 5 号 22-30
    発行日: 2009/05/10
    公開日: 2017/08/01
    ジャーナル フリー
    本作(前編『鎮西琉球記』・後編『絵本琉球軍記』)は、島津家による琉球国の征服のことを描いた絵本
    読本
    である。本作の検討により、<異国合戦の軍記>であり異国への冒険話でもある琉球軍記物の絵本
    読本
    化の実態、琉球軍記物と朝鮮軍記物との融合の方法、近世後期における『絵本太閤記』(特に六・七篇)の享受の実例、江戸
    読本の上方読本
    への影響等のことが見えてくる。
  • 佐藤 深雪
    日本文学
    1989年 38 巻 3 号 28-47
    発行日: 1989/03/10
    公開日: 2017/08/01
    ジャーナル フリー
    近世後期における長編
    読本
    の成立を、宣長・真淵の擬古典主義から導き出される寓言物語論から論じる。これによって、雅文体の長編
    読本
    と、和漢混淆文によって書かれた長編
    読本
    との接点が明らかになるはずである。そして、綾足の『本朝水滸伝』、京伝の『善知安方忠義伝』、馬琴の『南総里見八犬伝』という長編
    読本
    のエポックとなった代表作を論じ、近世散文史の構想を提示する。
  • ――『四方義草』を視座にして――
    木越 治
    日本文学
    2017年 66 巻 10 号 23-33
    発行日: 2017/10/10
    公開日: 2022/10/26
    ジャーナル フリー

    寛政五年刊行の『四方義草』は、都賀庭鐘や上田秋成による前期

    読本
    の試みを作者なりに受け継いだ作品とみなしうる。白話小説との関係で説かれることの多い前期
    読本
    であるが、序文で「直き」ことを標傍している作者姿勢は、前期
    読本
    がめざした勧善懲悪によらない倫理的な作品のあり方を追究したものとして注目に値するものであり、前期
    読本
    が育んだ近世短編小説の方法を解明するうえでも重要な作品である。

  • 髙木 元
    人間生活文化研究
    2019年 2019 巻 29 号 263-267
    発行日: 2019/01/01
    公開日: 2020/01/24
    ジャーナル フリー

     米国スタンフォード大学に所蔵されている「集古画本」 (名所図会・

    読本
    類の挿絵だけを切り出して合綴したもの)二七種三八二冊などの〔
    読本
    挿絵集〕に関する、一次資料に基づく書誌調査と、その全丁のデジタル撮影とを、二〇一八年九月二~八日に渡米しスタンフォード大学にて実施した。

  • *田中 隆一
    日本原子力学会 年会・大会予稿集
    2012年 2012f 巻 H38
    発行日: 2012年
    公開日: 2013/06/24
    会議録・要旨集 認証あり
    福島原発事故に対応して、文部科学省は小中高向けの放射線副
    読本
    を昨年10月に作成し、今年度はそれを使用した放射線授業の全国的な実施を指導している。本報告では副
    読本
    の記述内容の傾向に関する調査をもとに、放射線教育の問題点と方向性を考察する。
  • *相澤 亮太郎
    日本地理学会発表要旨集
    2007年 2007f 巻 306
    発行日: 2007年
    公開日: 2007/11/16
    会議録・要旨集 フリー

     濃尾平野を流れる木曽川・長良川・揖斐川が流下する木曽三川地域は輪中地帯として知られ、水と闘ってきた歴史を持つ地域である。流域全体としては堤防の強化や動力排水の整備、埋立て等によって、洪水の回数は減少しているものの、1959年伊勢湾台風、1976年9.12水害、2000年東海水害など、戦後から現在に至るまで大規模な水害がたびたび発生している地域でもある。2001年の水防法改正以後、当該地域の自治体でも洪水ハザードマップが作成されるなど、住民の防災意識を高める取り組みが行われている。またハザードマップ以外にも、地域の災害を学び防災意識を高める方法が模索されており、たとえば『防災白書』(平成17年版)においては、小学校の「総合的な学習の時間」の実施において地域特性に応じ、防災をテーマとする取り組みが展開されることが望まれる」等と示され、学校教育における防災教育の可能性が期待されている。その点に関連して、日本地理学会も2004年に、地震被害に関してではあるが「ハザードマップを活用した地震被害軽減の推進に関する提言」として、「災害発生の場となる郷土の地域性を正しく理解した体系的防災教育」の重要性を訴えている。
     地域の災害を学ぶための教材として、社会科副
    読本や道徳副読本
    、安全副
    読本
    等が作成され、近年ではweb上のコンテンツの充実化も見られる。副
    読本
    の中でも、とりわけ社会科副
    読本
    は、定期的な改訂の度に地域の変化を反映させるなど、地域特性を踏まえた災害イメージや防災意識を培う重要な要素となり得る。しかし、たとえば災害をめぐる地域間の対立や悲惨さを含む災害の記述、行政区域のスケールに一致しない内容等は社会科副
    読本
    には盛り込まれない傾向があり、副
    読本
    において紹介される災害記述の特性に配慮する必要がある。輪中地域として知られる木曽三川地域では、輪中間の対立の歴史を持つケースも多く、そうした歴史的背景や水害要因に配慮しながら、社会科副
    読本
    の内容が取捨選択されることとなる。また国や県などから学習指導要領等を通じて提示される「共通の災害知識」と、ローカルな災害特性を兼ね備えた内容である必要もある。そのような過程を経て副
    読本
    に記述された地域の災害が、学習者に「災害の記憶」として継承されることとなり、郷土認識の一部を担うこととなる。ところが、同一河川の流域や同時に発生した水害であっても、それぞれの地域ごとの判断によって異なる「災害の記憶」として副
    読本
    に示されることがある。防災教育の一環として地域の災害を学ぶことへの関心が高まる中、「災害の記憶」を含む郷土認識の多様性や地域的差異がどのような状況にあり、郷土学習と防災教育がどのような関係を取り結ぼうとしているのかを明らかにする必要がある。そこで本発表では、愛知県及び岐阜県の木曽三川流域の各自治体における副
    読本
    に記載された災害記述を比較しながら、その差異や背景を分析し、報告したい。
  • 中嶋 真弓
    国語科教育
    2020年 87 巻 41-49
    発行日: 2020/03/30
    公開日: 2020/04/09
    ジャーナル フリー

    本研究では、坪内雄蔵

    読本
    と第2期・第3期国定高等小学
    読本
    の一般用と女子用に採録された書簡文教材に着目し、その内容と文体を分析することをとおして、明治中期から昭和初期の国語科教科書教材における書簡文の特徴を議論した。その結果、坪内雄蔵
    読本
    から第2期・第3期国定高等小学
    読本
    までに採録された書簡文の特徴として、一般用と女子用では採録書簡文の内容や文章の構成要素には差異がみられたが、文体に差異はなく採録書簡文の大部分が候文体であった。また、この時期に採録された書簡文は、
    読本
    を読むことをとおして書簡文を書くことが求められていたことが看取できた。そして、それは特に第3期国定高等小学
    読本
    の女子用にみられ、今まで以上に書簡文における実用、形式が重視されたことが分かった。

  • *中川 理絵
    日本地理学会発表要旨集
    2017年 2017a 巻 S305
    発行日: 2017年
    公開日: 2017/10/26
    会議録・要旨集 フリー
    1.防災教育においてジオパークを活用する
    栗駒山麓ジオパークのエリアである宮城県栗原市は、2008年に発生した岩手・宮城内陸地震による被害を受け、刻々と進行する震災の風化を防ぎ、その経験を後世に伝える続けるためのツールとしてジオパークを活用している。この地域では、日本ジオパークネットワークの準会員としての活動を開始した2010年から、ジオパークの視点を導入した防災・減災教育を活動の柱と位置付け、様々な事業を展開することで、地域の中で震災のことを語り継いでいくための仕組みとしてジオパークが役立っている。

    2.防災教育の推進と副
    読本
    作成の背景
    中でも特に注力しているのが、学校教育へのジオパークを活用した学習機会の提供である。小中学校の総合的な学習の時間や理科、社会といった科目において、座学やフィールド学習を行い、実施回数は年々増加傾向にある。栗駒山麓ジオパークの運営組織である推進協議会の防災・教育部会では、市内の小中学生向け教育活動を推進するべく、副
    読本
    作成や地球と人の関わりをわかりやすく伝えるための工夫を思考してきた。部会の中で特に注視されたのが、防災・減災を実現するために地域の災害特性を整理し、伝えることであった。栗駒山麓ジオパークのエリアは、標高1626mの栗駒山から最低標高1.8mの平野部までの変化に富む地形をしているため、住む場所によって身近な災害が異なる。従って、まずその災害とは何かを知り、メカニズムを理解し、過去の災害史やどのように付き合うべきかを学ぶための副
    読本
    を作成し、市内の小中学校と児童・生徒に配布することとした。

    3.副
    読本
    作成の流れ
    読本
    の作成のために、防災・教育部会に属するワーキングを結成した。委員として市内小中学校の防災担当教員に委嘱し、学校現場の視点を盛り込みながら丁寧に作成を進めた。計10回に渡るワーキングの結果、この地域の災害特性として火山災害、地震災害、洪水災害、土砂災害の4つに絞った構成にしたいというジオパーク側の要望と、対象学年の子供たちの理解力に依拠した表現や掲載記事の選択という教員側の要望とを織り交ぜた副
    読本
    が完成した。さらに、単元活用計画案も作成し、先生方に活用される副
    読本
    を目指した。完成した副
    読本
    は、2016年8月に市内の全小学校5・6年生に配布しているが、活用の判断は教員に委ねられているため、実態調査の必要がある。しかし、ワーキング委員に教員を委嘱したことで、市の防災担当教員研修会や理科研究会等で副
    読本
    が紹介されるという利点も見られた。

    4.防災教育活動を通じて
    こうしたジオパーク学習の実施や副
    読本
    作成といった一連の活動において、困難であったのが自然現象と人文現象を繋げて考えるという視点を持って協働することである。防災教育活動を通じ、ディスカッションの機会を増やし、対話の時間をさらに意識して作ることで、行政職員やジオガイド、部会員、教員の方々にジオパークの視点が理解されるよう、専門員がジオパークの中で動くことが必要だと考える。また、副
    読本
    作成のような事業に、地域の多様な方々を巻き込み、協働する中で理解してもらうことも必要であると思う。
  • 諏訪 為治
    日本釀造協會雜誌
    1985年 80 巻 3 号 177-180
    発行日: 1985/03/15
    公開日: 2011/11/04
    ジャーナル フリー
  • 諏訪 為治
    日本釀造協會雜誌
    1984年 79 巻 12 号 860-863
    発行日: 1984/12/15
    公開日: 2011/11/04
    ジャーナル フリー
  • 前川文夫
    植物研究雑誌
    1982年 57 巻 1 号 15
    発行日: 1982/01/20
    公開日: 2023/04/01
    ジャーナル フリー
  • 田中 終太郎
    日本釀造協會雜誌
    1942年 37 巻 12 号 797-804
    発行日: 1942年
    公開日: 2011/11/04
    ジャーナル フリー
  • 木越 俊介
    日本文学
    2015年 64 巻 10 号 13-24
    発行日: 2015/10/10
    公開日: 2020/10/21
    ジャーナル フリー

    読本
    というジャンルは、中国の白話小説から、主題や思想性、文体、さらには小説そのもののあり方など多くを学ぶことによって成立した。実際、宝暦から寛政にかけて上方で板行された、短編を中心とするいわゆる前期
    読本
    群には、短編白話小説の翻案が多く含まれている。ただし、白話小説はそもそも講談などの話芸を元にしたものであり、とりわけ短編集である「三言二拍」が扱う素材は市井の雑事が多く、まさしく世話種であるとも言える。従来、前期
    読本
    は白話小説を高度に翻案した都賀庭鐘や上田秋成の功績をもって捉えられてきたが、彼ら以外の作者たちはむしろ白話小説本来の世話性を比較的素直に受容しているように思われる。本稿では具体的に、前期
    読本
    の諸作に夫婦もしくは男女が再会する話が繰り返し描かれていることを指摘しつつ、さらには、遊女の侠気を描いた作品の系譜をもたどりながら、この時期の
    読本
    に描かれた〈世話〉の問題を考察してみた。

  • 木越 俊介
    日本文学
    2008年 57 巻 10 号 31-40
    発行日: 2008/10/10
    公開日: 2017/08/01
    ジャーナル フリー
    江戸時代後期多く出版された
    読本
    は製作にコストがかかり、書肆にとっては開板にあたっての負担が大きい商品であった。しかしながら、こうした
    読本
    を本屋・貸本屋たちが継続的に出板しつづけることができたのは、本屋同士で「本替」(書籍の等量交換)を行っていたからに他ならない。本稿は、文化九年(一八一二)板の
    読本
    作品を例に、資料には直接的な記録がほとんど残らない本替の実態について迫ったものである。
  • 本田 裕子
    環境情報科学論文集
    2017年 ceis31 巻
    発行日: 2017年
    公開日: 2017/11/25
    会議録・要旨集 フリー

    野生復帰事業が実施されている自治体の教育現場において利用される副

    読本
    に着目し,それらの作成状況の整理を行った。佐渡市では環境教育として,豊岡市では「ふるさと教育」という新たな教育プログラムとして,それぞれ副
    読本
    が作成されていた。副
    読本
    は補助教材という位置づけであるが,地域の環境課題に対応した情報を盛り込むことができ,また現場でも柔軟に利用することができるものであり,環境教育においてはもちろんのこと,野生復帰事業における意識啓発を目指す上で,重要なツールとなることが伺えた。

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