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クエリ検索: "講義"
121,128件中 1-20の結果を表示しています
  • 真島 英信
    医学教育
    1984年 15 巻 6 号 403-405
    発行日: 1984/12/25
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
  • 藤岡 完治
    医学教育
    1989年 20 巻 6 号 398-402
    発行日: 1989/12/25
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
  • 平野 智也
    ファルマシア
    2022年 58 巻 2 号 158_1
    発行日: 2022年
    公開日: 2022/02/01
    ジャーナル フリー
    講義
    中での雑談は、国試に関連していないから無駄だと考える学生がいる一方で、面白いと思ってくれる学生もいる。オンライン
    講義
    における動画制作をしていると、対面での
    講義
    と同じように雑談、ジョークを交えて話すことは難しく感じる。魅力的で学生意欲を沸き立たせる
    講義
    を探求する日々は続く。
  • 山下 諒, 徳田 良英
    理学療法学Supplement
    2008年 2007 巻 414
    発行日: 2008年
    公開日: 2008/05/13
    会議録・要旨集 フリー
    【目的】現在大学生の生活状況の中でも座位姿勢は大きな割合を占める.本大学では1日に90分の
    講義
    が最大6回実施され,1日の多くを座位姿勢で過ごしていることになる.座位姿勢は直立位,臥位と比較しても脊柱への負荷が大きく長時間不良姿勢を行うことにより腰痛などの障害を呈しやすくなる.これらのことから将来起こりうる障害予防の為,
    講義
    中の座位姿勢を構成している要因について検討する。

    【方法】対象者は理学療法学科の成人男女197名とした.
    講義中に姿勢評価を行い講義
    後に体型・環境・アンケート調査を行った.姿勢評価基準を肘つき姿勢,仰け反り姿勢,円背姿勢,良姿勢とした.姿勢評価は
    講義
    を阻害しないよう配慮し姿勢変化に影響がないよう試みた.体型調査で体型要因(身長,体重,下腿長,座高),環境調査で周囲環境要因(教卓との距離,教室の広さ),アンケート調査で身体状況要因(体調,睡眠時間,視力),思考的要因(
    講義
    の理解度,意欲,普段の姿勢意識,集中力,緊張感,内容)を調査し各調査結果と
    講義
    中の座位姿勢でクロス集計表を作成し検討した.

    【結果】不良姿勢は全体の95.4%を占め3
    講義
    中2
    講義
    で良姿勢が認められなかった.良姿勢有の
    講義と良姿勢無の講義を比較したところ講義
    に対する理解度(とても理解している:
    講義
    1;55.7%,
    講義
    2;3.4%,
    講義
    3;10.1%),
    講義
    に対する意欲(とても意欲がある:
    講義
    1;40.4%,
    講義
    2;10.3%,
    講義
    3;7.6%),
    講義
    の緊張感(とても緊張感がある:
    講義
    1;62.9%,
    講義
    2;0%,
    講義
    3;2.5%),
    講義
    の内容(とても満足している:
    講義
    1;40.4%,
    講義
    2;3.4%,
    講義
    3;2.5%)で差が表れ,良姿勢有の
    講義
    で比較したところ普段の姿勢意識(良姿勢:意識有55.6%,不良姿勢:意識無60%),教卓との距離(良姿勢:E.Hallによる分類の社会距離遠方(前3列目までで約1.22m~2.13m);66.7%,不良姿勢:E。Hallによる分類の公衆距離遠方(前8列目以降で約7.6m~;52.5%)で差があった.

    【考察・まとめ】今回の研究で全体の9割以上が不良姿勢で行っていることがわかった.このことから大学生の大半が将来腰痛などの障害を呈する可能性が高いと予想できる.良姿勢有の
    講義と良姿勢無の講義の比較から講義中の座位姿勢には講義
    への思考的要因が深く関与していると言える.さらに良姿勢有の
    講義の比較から講義
    への思考的要因が改善することにより環境要因や
    講義
    以外の思考的要因が顕在化すると言える.これらの結果から
    講義
    中の座位姿勢に対する改善策としては,教卓に近い距離で不良姿勢を身近に感じる
    講義
    を行い,
    講義
    に対する思考的要因を低下させないよう
    講義の間に講義
    とは違うアクションを組み込む方法が考えられる.

  • 中村 成夫
    ファルマシア
    2009年 45 巻 7 号 723-
    発行日: 2009/07/01
    公開日: 2018/08/26
    ジャーナル フリー
  • 星野 一正
    医学教育
    1985年 16 巻 2 号 132-134
    発行日: 1985/02/25
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
  • 木口 倫一
    ファルマシア
    2022年 58 巻 8 号 812_1
    発行日: 2022年
    公開日: 2022/08/01
    ジャーナル フリー
    筆者の所属する和歌山県立医科大学に2021年より薬学部が新設された.様々なことを新しく作り上げていくため,研究に割ける時間は減ることになったが,学生さんたちは様々なことを学ぼうとする意欲に満ちている.今後も様々な課題に直面すると思われるが,大学教員として,教育と研究の両方に全力を尽くすための挑戦を続けていきたい.
  • *織田 弥生, 菊地 賢一
    日本心理学会大会発表論文集
    2021年 85 巻 PP-003
    発行日: 2021年
    公開日: 2022/03/30
    会議録・要旨集 フリー

    講義
    による血液型性格判断に対する態度の変化を検討するため,2019年度に対面
    講義
    ,2020年度にオンライン
    講義
    (オンデマンド形式)で調査を実施した。参加者は2019年度40名(平均20.2才),2020年度47名(平均20.1才)の女子大学の学生であった。参加者は授業の一環として「信頼できるデータがないのに,なぜ血液型と性格に関連があると感じるのか」という内容の
    講義
    を受講し,①
    講義
    開始前,②
    講義
    終了後,③4週間後の
    講義
    (血液型とは無関係な内容)後に「血液型と性格に関連があると思うか」について4段階で回答した。4段階の回答を肯定的(ややそう思う,そう思う)・否定的(あまりそう思わない,そう思わない)に分類し,各年度別にコクランのQ検定を実施した。その結果,2019年度は
    講義前から講義
    後にかけて有意に「否定的」の割合が増え,4週間後もその状態が維持された。2020年度は
    講義
    後に有意に「否定的」の割合が増えたが,4週間後には
    講義
    前と有意差が無くなった。これらの結果から,
    講義
    によって直後の態度は血液型性格判断に対して否定的に変化するが,長期的な効果は
    講義
    の形式によって異なる可能性が示唆された。

  • 北川 文夫, 大西 荘一
    教育情報研究
    2007年 22 巻 3 号 57-66
    発行日: 2007/01/31
    公開日: 2017/05/15
    ジャーナル フリー
    今や,教育の分野ではコンピュータネットワークを利川した教材や
    講義
    などが盛んに開発され実施されている.e-learningの教育効果や大学生の取組む姿勢などを調査しておくことは今後のe−learningの利用拡大や教材作成,教育の質の議論に必要不可欠と思われる. 本報告では大学でVOD十教材十課題を組合わせたe−learning
    講義と対面講義
    とを併用し,対面
    講義
    をより効果的なものにする試みを実践し,そのアクセスログや期末試験の結果を受講形態ごとに比較分析した.e−learningと対面を併用することで,受講者の時間的・空間的利便性を向上させるだけではなく,学習しやすさという点,受講者が教育方法を選択できる斉授業の試みという観点もふまえ,いくつかの結果を報告する.
  • 日本歯科大学歯学部における高齢者歯科学の講義について
    鈴木 章, 石田 鉄光, 平尾 直樹, 今村 靖, 三枝 冨司夫, 稲葉 繁
    老年歯科医学
    1989年 3 巻 1 号 68-72
    発行日: 1989年
    公開日: 2014/02/26
    ジャーナル フリー
    日本歯科大学歯学部では, 昭和62年10月より本邦初の高齢者歯科学の
    講義
    を開始した。
    講義
    は5年後期~6年前期の一年間 (計25回) 行われ,
    講義
    分担は基礎, 臨床講座が1回または2回の
    講義を行う総合講義
    であった。
    講義
    終了後, 学生に
    講義
    がどう受け入れられたか調査を行った。その結果は「
    講義
    を受けて良かった」というものと, 「今後に要望がある」という2つに別れ, 「今後に要望がある」と解答したうち70%の学生が各
    講義
    の一貫性の不足を挙げていた。
    次年度 (昭和63年10月より64年9月) の
    講義
    はこの結果を反映させ, 当科医局員, 麻酔科, 口腔外科の併任医局員による
    講義
    を多く設定することにより
    講義
    の一貫性を持たせ, また, 学外から講師を招き, 附属病院では経験できないターミナルケアーなどの特別
    講義
    を設けた。
    今回我々は, 高齢者歯科学の新しい
    講義
    の要項を設定するまでの経過, 今後の課題について報告する。
  • 渡邊 靖志
    大学の物理教育
    2005年 11 巻 3 号 151-154
    発行日: 2005/11/15
    公開日: 2018/09/13
    ジャーナル オープンアクセス
  • 君島 武男
    日本護謨協會誌
    1928年 1 巻 9 号 569-572
    発行日: 1928年
    公開日: 2008/04/15
    ジャーナル フリー
  • 真島 正市
    日本物理学会誌
    1958年 13 巻 11 号 748-749
    発行日: 1958/11/05
    公開日: 2021/06/09
    ジャーナル フリー
  • *武富 由雄, 椎木 文枝, 岩崎 仁美, 松本 尚子, 加原 牧子, 助川 明, 山根 学, 服部 裕子, 山本 貴啓, 幸田 利敬
    理学療法学Supplement
    2007年 2006 巻 416
    発行日: 2007年
    公開日: 2007/05/09
    会議録・要旨集 フリー
    〔目的〕専門基礎「運動学」を従来の教員から学生に一方的に
    講義
    をするのではなく、学習の重要性を自ら積極的に理解する機会として、学習者主導型の授業を実施した。1年間の
    講義
    を終え、担当した
    講義
    に関する設問への回答を求め、その結果に検討を加え報告する。〔対象と方法〕対象は本学理学療法学科1年次の学生(昼間部)38名(男26名、女12名)平均年齢は23.3歳。平成16年度後期授業を計15回、最初の回は「なぜ理学療法士となるために運動学を学ぶ必要があるのか」を担当講師が
    講義
    。14回の授業時間の前半1回90分の時間帯を学生2−3人で構成されたグループ、14班で定められた「運動学」の箇所を各グループが考案した
    講義内容の資料を基に講義
    を行った。後半90分の時間帯は学生が
    講義した内容に担当教員が講義内容の補足と臨床実践場面を交えた講義
    と実習室で身体の動きを体験する演習を行った。各グループは工夫を凝らし、スライド提示や身体モデルを模した小道具を作成し
    講義
    を行った。全
    講義
    を終了した後、学生に今回の学生主導型
    講義
    と担当教員の補足授業について20問の自己評価に関するアンケートを実施した。1.学習への動機づけ、2.
    講義
    前の準備の大変さ、3.協調の重要性、4.
    講義
    の方法に苦慮、5.口頭以外の小道具作成、6.規定時間内終了、7.関連文献収集、8.研究誌参考、9.外国文献、10.
    講義
    時の緊張感、11.内容に責任、11.教えることの難しさ、13.質問に回答、14.講師の補足授業、15.演習体験、16.学習主導型授業、17.
    講義
    担当箇所の学習、18.担当外
    講義
    の学習、19.
    講義
    達成感、20.運動学の重要性を知る。評点は同意・できたが4点、不本意・できなかったが0点、5段階の自己評価を求めた。〔結果〕評点の同意・できた、上位3つの1位が運動学の重要性を知る37/38(97%)、2位が
    講義
    内容に責任を35/38(92%)、3位が
    講義
    前の準備に大変だったが34/38(89%)と回答。一方、不本意・できなかった下位3つの1位が外国文献収集が37/38(97%)、2位の研究誌参考が20/38(53%)、3位の口頭以外の小道具作成が11/38(29%)の回答であった。〔考察〕本研究の目的であった「運動学」学習の重要性を自ら積極的に理解する機会として学習主導型の授業が効を奏したことが調査結果上位3つの回答から確認することができた。下位3つの回答からは、文献収集とその理解において十分成されていない事実は1年次学生にとって開拓されていない未知の学習領域と考えられた。〔まとめ〕今回実施した学習主導型の授業はこれまでの教員の一方的な
    講義
    ではなく、学生が臨床の場面で理学療法を行う上でもっとも基礎となる「運動学」の重要性を自ずから認識し、学習に積極的に取り組んでいた姿勢がうかがえた。

  • 単一講義評価から
    *立津 統, 安田 知子
    理学療法学Supplement
    2007年 2006 巻 426
    発行日: 2007年
    公開日: 2007/05/09
    会議録・要旨集 フリー
    【はじめに】
    当学院理学療法学科は、昼間部3年課程、夜間部4年課程の教育を行っている。専属教官は、一貫した
    講義
    内容になるように昼間部と夜間部に同一教官が同一科目を担当している。
    しかし、対象となる学生は、昼間部が学業中心の生活を送ることに対し、夜間部は仕事と学業の両立を要求される。このような学生層の違いから学習効果や
    講義
    方法についての検討を行った報告は少ないのが現状である。
    そこで今回、
    講義
    評価アンケートを施行し、昼間部と夜間部の学習効果の相違点について検討したので若干の知見を入れて報告する。
    【対象と方法】
    当学院昼間部2年生42名、夜間部3年生46名に対して、同一
    講義の講義
    評価アンケート用紙をメールで送付し、回答を得た。アンケート項目は、講師についての4項目「
    講義
    の全体的印象」「
    講義
    の進行状況について」「
    講義
    の内容について」「試験について」と学生自身についての3項目「
    講義
    の準備について」「
    講義
    中について」「試験に対して」を、(1)「大変良かった」、(2)「良かった」、(3)「普通」、(4)「あまり良くなかった」、(5)「悪かった」の5段階尺度選択とし、自由記載欄を設けた。得られた結果を昼夜間部で比較検討し、試験の成績、さらに講師への項目と学生自身に問いかける項目点数で比較した。昼夜間部の比較にはWilcoxson検定、試験との関係はspearmanの相関分析、質問項目間の比較にはMann-whitneyを用いて処理を行った。
    【結 果】
    講師に対する4項目合計の平均値は、昼間部2.7、夜間部では2.3、学生自身に問いかける3項目合計の平均値は、昼間部2.2、夜間部2.1と夜間部が低い値を示したが、いずれも統計学的な有意差は認められず、各項目間においても有意差は認められなかった。
    試験結果と各アンケート項目点数との相関はほとんど認められなかった。
    講師に対する試験の難易度と学生自身について問いかけた試験勉強の量では、昼夜間ともに、有意(p<0.01)に学生自身の回答が低い値を示した。
    【考 察】
    講義
    に関して昼夜間の相違が見られなかったことに関しては、同一講師が
    講義
    を行っているという事、対象が異なる学生間においても初めての
    講義
    ということで理解度は同様であったものと思われた。
    アンケート結果と試験成績との相関がなかった事は、酒井らの先行研究と同様で、
    講義
    の印象は最終的な学習到達度を予測するものではなく、学生個人のその時々の授業に対する理解度を表していると考えられた。
    さらに、講師に対する試験の難易度と学生自身の試験に対する回答について点数に有意差が認められたことは、今回のアンケートがメール回収であったということにより無記名にならず、厳密には個人が特定されてしまうために卑下する傾向があったと思われた。
    今後、アンケート内容の検討と複数
    講義
    での比較検討を行い、対象に合わせた
    講義
    の組み立てを考えていきたい。
  • *茅島 路子, 宇井 美代子, 林 雄介, 平嶋 宗
    人工知能学会全国大会論文集
    2014年 JSAI2014 巻 1B5-OS-12b-5
    発行日: 2014年
    公開日: 2018/07/30
    会議録・要旨集 フリー

    大学におけるKit-Buildを用いた授業実践と,実践後の

    講義
    担当者へインタビューから,Kit-Buildと用いた
    講義
    内容の概念マップ作成,および,それと受講生が作成したKit-Build概念マップとの差分が,
    講義担当者に講義
    内容,
    講義
    そのものへの振り返りを生じさせていたことを報告する.このことは,Kit-Build概念マップを用いたFDと言えよう.

  • *川端 元, 長谷川 まどか, 加藤 茂夫
    画像電子学会年次大会予稿集
    2005年 33 巻 05-14
    発行日: 2005/06/16
    公開日: 2006/04/04
    会議録・要旨集 認証あり
    著者らは,
    講義
    受講後の学生を利用対象とし,
    講義
    の復習に利用可能なe-ラーニングシステムの検討を行っている.本研究では,
    講義音声から作成した文字情報を用いて講義
    映像を検索するシステムの検討を行っている.
    講義
    音声をテキスト化したものを,画面上に表示するとともに,
    講義
    映像の検索に利用するシステムの構築を行った.また,配信したテキストの修正に,受講者が参加する仕組みの実現を行ったので報告する.
  • *橋本 和明, 吉田 克己, 戸田 善朝
    日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
    2003年 2003S 巻 1K11
    発行日: 2003年
    公開日: 2004/07/05
    会議録・要旨集 フリー
    本報告では,大学の教員の目から見た,高校での理科,特に化学教育の問題点を指摘し. 演者らの学科を例に挙げ,大学教育での化学の補充
    講義
    の取り組みを報告する.
  • 眠らせない講義
    仙波 浩幸, 清水 和彦
    理学療法学Supplement
    2015年 2014 巻 P1-B-0359
    発行日: 2015年
    公開日: 2015/04/30
    会議録・要旨集 フリー
    【はじめに,目的】質の高い授業を展開するためには,学生の集中力を高め,教授内容の理解度を上げる必要がある。本研究は,学生に集中力をもたせ質の高い授業展開を図るための知見を得ることを目的に実施した。【方法】対象は本学理学療法学科に在籍する,男150名,女78名,合計228名である。基本情報,睡眠調査,授業中の眠気調査から構成される,オリジナルで46の設問からなる質問紙を作成した。平成25年11月に学年毎に一斉に実施した。基本調査は,学年,年齢,性別,アルバイト(1週間の日数,1週間の時間数)の6項目である。睡眠調査は,就寝時間,起床時間,睡眠時間,睡眠満足度(7段階),寝つきの悪さ,深夜覚醒の6項目である。授業中の眠気調査は34項目である。授業中に眠気をもたらす原因として,全く関係ない(1)から強く関係する(7)までの7件法で回答を求めた。その項目は,寝不足,身体的疲労,精神的疲労,体調,授業の理解度,落ち込んでいる,集中力,やる気,授業内容,苦手な先生,座席の位置,指定席,自由席,意中の人が近くにいる,隣席との距離感,教室の明るさ,室温・湿度,季節,朝食後の授業,昼食後の授業,教室の雰囲気,受講生数,よく話す人が近くにいる,レジメの有無,話を聞くだけの授業,授業のペース,パワーポイントの授業,ペンを動かさない授業,先生の話し方,先生の威圧感,授業態度に厳しい教師,授業への緊張感,小テストの有無,期末試験の難易度である。すべての項目に基本統計,2項目間の相関,眠気調査34項目の因子分析を実施した。因子の抽出方法は,最尤法プロマックス回転,固有値1.0,因子負荷量0.4以上とした。すべての統計学的有意水準を5%,統計ソフトはIBM SPSS 19を使用した。【結果】1)眠気調査の基本統計影響が強い項目順に示す(平均値5.0以上,平均値±1標準偏差)。寝不足6.1±1.3,身体的疲労5.9±1.3,昼食後の授業5.7±1.3,話しを聞くだけの授業5.7±1.3,室温・湿度5.5±1.5,精神的疲労5.4±1.6,やる気5.3±1.5,先生の話し方5.3±1.5,集中力5.3±1.5,授業の内容5.1±1.6,授業への緊張感5.1±1.5,授業態度に厳しい5.1±1.6,教室の雰囲気5.0±1.7,パワーポイントの授業5.0±1.6であった。2)寝不足,平均睡眠時間,身体的疲労,精神的疲労の間には有意な関係が見られた。(Pearsonの相関係数:r=0.20-0.58,p<0.01)。また,アルバイト時間と平均睡眠時間,身体的疲労,寝不足の項目間にも弱い相関が見られた(Pearsonの相関係数:r=0.14-0.20,p<0.05)。3)眠気調査の因子分析5因子が抽出され,抽出後の負荷量平方和の累積は46.4%であった。第1因子の負荷量平方和は28.2%であった。第1因子に含まれる項目は,授業態度に厳しい教師,授業への緊張感,先生の威圧感,ペンを動かさない授業,期末試験の難易度,小テストの有無,先生の話し方,よく話す人が近くにいる,授業のペース,話を聞くだけの授業,パワーポイントの授業,であった。第2因子以降の抽出後の負荷量平方和は5.6-3.5%と低い値であった。第4因子は,精神的疲労,身体的疲労,寝不足,体調の4因子が抽出された。【考察】基本統計量による結果と因子分析の結果のそれぞれの項目の位置づけに大きな相違が見られた。学生は,寝不足,身体的疲労,精神的疲労などの健康面と昼食後の授業や室温・湿度などが眠くなる大きな要因と考えている。基本統計量による結果は,学生が考える眠気をもたらす要因,つまり主観的要因を示している。これには睡眠時間の短さが影響している。因子分析の第1因子は能動的・緊張感が求められる授業,第2因子は教室の環境,第3因子は座席の位置,第4因子は学生の健康,第5因子は学生の積極的授業参加と解釈した。抽出後の負荷量平方和の値から第1因子に含まれる項目が主に影響を及ぼす要因であり,その項目から判断すると,因子分析による結果は眠気をもたらす客観的要因であると推察した。したがって,学生は鉛筆を動かし,教員は学術的内容を充実させ,緊張感をもって授業を実施し,双方向コミュニケーションを積極的に取り入れた授業展開が重要であることを再認識した。【理学療法学研究としての意義】質の高い授業展開の方策を授業中に生じる眠気の視点から考察した。
  • 西田 基宏
    ファルマシア
    2017年 53 巻 9 号 926_2
    発行日: 2017年
    公開日: 2017/09/01
    ジャーナル フリー
    小生も教壇で
    講義
    をする立場になり,配布資料の準備に時間を費やしていると,ふと恩師(長尾 拓教授(東京大学薬学部))の
    講義
    を思い出す.教える側が
    講義
    内容を評価される昨今,教員は,コアカリのノルマを達成すべく,うんざりするほど多くの情報を綺麗で分かりやすい資料にまとめて
    講義
    に臨む.
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