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クエリ検索: "遺伝子型"
14,657件中 1-20の結果を表示しています
  • 米田 一裕
    動物遺伝育種研究
    2008年 36 巻 1 号 23-28
    発行日: 2008/06/01
    公開日: 2010/03/18
    ジャーナル フリー
  • 小森 貞男, 副島 淳一, 阿部 和幸, 古藤田 信博, 伊藤 祐司, 別所 英男
    園芸学会雑誌
    2000年 69 巻 4 号 449-459
    発行日: 2000/07/15
    公開日: 2008/01/31
    ジャーナル フリー
    現在までのS
    遺伝子型
    の解析結果では説明できないくつかの現象が見いだされ, それらの現象を矛盾なく説明するためにS
    遺伝子型
    の再解析を行った.その結果, '金星'の花粉親は'国光'ではないと推定され, 以下に示す7つの品種・系統のS
    遺伝子型
    が修正され, 4つの品種・系統で新たにS
    遺伝子型
    が決定された.S
    遺伝子型
    が修正された品種・系統(SJa, SJe)→(SJa, SJc)'金星', 'レッドゴールド', カロ不明, レロ18(SJd, SJe)→(SJa, SJd)東北5号, イ-172(SJe, SJf)→(SJa, SJf)'国光'新しくS
    遺伝子型
    が決定された品種・系統(SJa, SJc)'福民', '恵', 東北6号(SJa, SJe)'王鈴'
  • 磯部 祥子, 加賀 秋人, 手塚 あゆみ, 石川 吾郎, 中村 俊樹
    育種学研究
    2016年 18 巻 1 号 21-26
    発行日: 2016/03/01
    公開日: 2016/03/25
    ジャーナル フリー
  • 小森 貞男, 副島 淳一, 工藤 和典, 京谷 英壽, 阿部 和幸, 古藤田 信博, 小松 宏光, 伊藤 祐司, 別所 英男
    園芸学会雑誌
    1998年 67 巻 6 号 880-889
    発行日: 1998/11/15
    公開日: 2008/01/31
    ジャーナル フリー
    前報で設定した各S
    遺伝子型
    に対応した品種・系統を利用して,栽培品種を中心により広範に品種・系統のS
    遺伝子型
    の解析を試みた.その結果15種類のS
    遺伝子型
    のうち(SJb, SJe)および(SJe, SJd)型を除く13種類で品種との対応が以下のように明らかになった.下線を付したものが,今回新たにS
    遺伝子型
    が判明した品種・系統である.[table]
  • 小森 貞男, 副島 淳一, 伊藤 祐司, 別所 英男, 阿部 和幸, 古藤田 信博
    園芸学会雑誌
    1998年 67 巻 6 号 917-926
    発行日: 1998/11/15
    公開日: 2008/01/31
    ジャーナル フリー
    '金星'と'レッドゴールド'および'千秋'と'いわかみ'の不和合性を手がかりとして,'デリシャス','ふじ','ゴールデン・デリシャス','はつあき','紅玉','国光','千秋','東光'とそれらの交雑実生を用いて主要栽培品種のS
    遺伝子型
    解析を試みた.その結果6つのS複対立遺伝子と7つのS
    遺伝子型
    の存在が示唆され,9品種のS
    遺伝子型
    を以下のように決定した.(SJa, SJb)='ゴールデン・デリシャス'(SJa, SJd)='東光'(SJc, SJd)='紅玉','ひめかみ'(SJc, SJe)='デリシャス'(SJc, SJf)='ふじ'(SJd, SJf)='千秋','いわかみ'(SJe, SJf)='国光'また'東光'のSJd因子は'印度'に由来していることが明らかになった.さらに'金星'と'レッドゴールド'のS
    遺伝子型
    は(SJa, SJe)または(SJb, SJe)のいずれかであり,'はつあき'のS
    遺伝子型
    は(SJa, SJc)または(SJb, SJc)と考えられる.
  • 奥村 健治, 我有 満, 神戸 三智雄, 高井 智之, 松浦 正宏
    日本草地学会誌
    1995年 41 巻 3 号 226-231
    発行日: 1995/10/31
    公開日: 2017/07/07
    ジャーナル オープンアクセス
    不定胚生産性の低い1雄性不稔
    遺伝子型
    (MS)と,不定胚形成能力および不定胚生産性の異なる
    遺伝子型
    との交配後代の再分化率および不定胚生産性を調べた。不定胚生産性は,「不定胚数」,「不定胚形成の安定性」および「不定胚形成まで日数」の3形質とした。MSと不定胚形成能力の異なる4
    遺伝子型
    との交配当代では,再分化率は29から42%,不定胚生産性はMSよりも高い値を示した。さらに,これらの集団から不定胚生産性に優れる6
    遺伝子型
    を選抜し,不定胚形成能力の異なる別の2
    遺伝子型
    との交配当代の不定胚生産性を調べた。平均値で比較すると,不定胚形成能力を持つ
    遺伝子型
    との交配の場合では再分化率は77%と,不定胚形成能力を持たない場合の51%よりかなり高い値を示し,同様な傾向は不定胚生産性にもみられた。しかし,不定胚形成能を持たない
    遺伝子型
    を用いた場合でも,後代で非常に優れた不定胚生産性を示す組み合わせもみられた。
  • 陶山 佳久, 井鷺 裕司
    森林遺伝育種
    2015年 4 巻 3 号 139-142
    発行日: 2015/07/25
    公開日: 2020/07/13
    ジャーナル フリー
  • *大礒 正嗣, 松村 嘉之, 保田 俊行, 大倉 和博
    システム制御情報学会 研究発表講演会講演論文集
    2010年 SCI10 巻 W113
    発行日: 2010年
    公開日: 2010/08/19
    会議録・要旨集 フリー
    進化計算で
    遺伝子型
    -表現型写像が冗長な最適化問題を扱う場合,個体の適応度における多様性と,
    遺伝子型
    における多様性では傾向が異なる.しかし,一般的な世代交代モデルでは適応度のみを用いて選択を行うため,本来要求される
    遺伝子型
    における多様性を適切に調整できない可能性がある.そこで,適応度に加えて
    遺伝子型
    空間における個体間の距離を利用した世代交代モデルを適用し,
    遺伝子型
    における多様性に関する研究を行う.
  • 金田 真理, 今井 克美, 平山 榕子, 樋野 興夫, 板見 智, 吉川 邦彦
    家族性腫瘍
    2003年 3 巻 1 号 48-51
    発行日: 2003年
    公開日: 2018/12/08
    ジャーナル オープンアクセス
    結節性硬化症は全身の過誤腫を特徴とする常染色体優性迫伝性の疾患で,近年その原因遺伝子TSC1,TSC2が染色1本の9番16番上に同定された.これらの遠伝子産物であるhamartinとtuberinは全く異なったタンバク質であり`これら個々の作用についても報告されつつある.しかしながら,これら異なった原因遥伝子によって弓Iき起こされるTSC1(結節性硬化症1型)とTSC2(結節性硬化症2型)を臨床的に区別することはできないと考えられて きた.最近になって,TSC1,TSC2の臨床症状の特徴か示唆されだしてきている.今回我々は,TSC1に異常が確認 できた結節性硬化症の孤発例を経験した.本症例は`三つ以上の白斑、シャグリンパッチ(結合織母斑)および cortical tuberと結節性硬化症の診断基準の大症状を二つ以上満足する典型的な症例で,家族全員の遺伝子検査を施行した結果患者のみに,TSC1のexon17に2bpのdeletion(del 211 ON2)が認められ,TSC1の孤発例と確定診断できた.
  • 志賀 隆, 横川 昌史, 兼子 伸吾, 井鷺 裕司
    保全生態学研究
    2013年 18 巻 1 号 33-44
    発行日: 2013/05/30
    公開日: 2017/08/01
    ジャーナル オープンアクセス
    シモツケコウホネNuphar submersa Shiga & KadonoとナガレコウホネN.×fluminalis Shiga & Kadonoは残存集団がそれぞれ4集団のみであり、絶滅が危惧されている水生植物である。それぞれの生育面積はわずかであるにもかかわらず、近年、群落の一部を根こそぎ持ち去るような、園芸目的の盗掘と思われる被害が確認されるようになった。本研究では、形態形質の調査とマイクロサテライトマーカー15遺伝子座の
    遺伝子型
    解析を行うことにより、市場に流通しているシモツケコウホネ、ナガレコウホネ、これに加え「ナガバベニコウホネ」の流通名で販売されている植物についてC社とT社から購入し、産地の特定を試みた。ナガレコウホネについては現存個体の多座位
    遺伝子型
    を明らかにするために、全ての現存集団から合計59サンプルを得て
    遺伝子型
    解析を行った結果、19種類の多座位
    遺伝子型
    が確認された。流通株の形態形質を調査した結果、T社の「シモツケコウホネ」(T1)はシモツケコウホネであったのに対し、C社の流通株(C1〜C9)は全てナガレコウホネであった。また、流通株の
    遺伝子型
    を決定した結果、2種類の多座位
    遺伝子型
    が確認された。流通株から得られた多座位
    遺伝子型
    に対応するものが野生集団で確認されるか検討したところ、T1は日光市(NIK)のシモツケコウホネ(NIK-25)と、C1〜C9は同一クローンであり、佐野市(SAN)のナガレコウホネ(SAN-10)と多座位
    遺伝子型
    が完全に一致した。日光市と佐野市の各集団において、NIK-25とSAN-10と全く同じ多座位
    遺伝子型
    を持つ別個体が集団内の任意交配により生じる確率(PG)はそれぞれ0.00034と0.00030であることから、日光市および佐野市において採集された2種類の株が流通していたことが示唆された。全個体
    遺伝子型解析に基づく遺伝子型
    データの整備は流通や盗掘に対して抑制的な効果をもたらすことが期待できる。
  • 石本 慶一郎, 福田 伸二, 中山 久之, 稗圃 直史
    園芸学研究
    2014年 13 巻 1 号 11-17
    発行日: 2014/01/15
    公開日: 2014/03/31
    ジャーナル フリー
    ビワのSハプロタイプをシークエンサーを用いて,効率的に推定する方法について検討を行った.その結果,その有用性を確認するとともに,10の異なるバンドサイズを確認することができた.そのうち5つについては,既報のビワS-RNase遺伝子と塩基配列および推定アミノ酸配列において100%の相同性を示したが,残り5つは,既報のビワS-RNase遺伝子と異なる配列を示す一方で,推定アミノ酸配列において,ビワと同じバラ科ナシ亜科に属するリンゴおよびセイヨウナシのS-RNaseと高い相同性を示した.また,いずれの配列についても,システインおよびヒスチジン残基が保存されており,今回新たに確認された5つのバンドについては,新規のビワS-RNase遺伝子である可能性が高いと考えられた.これらの結果に基づき,国内外145品種・系統のビワについてSハプロタイプの推定を行ったところ,25タイプに分けることができ,‘茂木’,‘田中’および‘長崎早生’など日本における主要な栽培品種は自家和合性であることが遺伝子レベルでも確認された.また,41品種・系統は自家不和合性であると推定された.
  • 小森 貞男, 副島 淳一, 工藤 和典, 小松 宏光, 京谷 英壽, 伊藤 祐司, 別所 英男, 阿部 和幸, 古藤田 信博
    園芸学会雑誌
    1999年 68 巻 1 号 73-82
    発行日: 1999/01/15
    公開日: 2008/01/31
    ジャーナル フリー
    前報までに品種との対応のつかなかった(SJa, SJc), (SJa, SJe), (SJa, SJf), (SJb, SJc), (SJb, SJd), (SJb, SJe), (SJb, SJf), (SJd, SJe)の各S
    遺伝子型
    に対応する品種・系統を選抜するため, 'はつあき', 'レッドゴールド'および'金星'のS
    遺伝子型
    の解析, 'はつあき'戻し交雑実生群, 'いわかみ'と'ゴールデン・デリシャス'の交雑実生群, '国光'X'紅玉'の交雑実生群の解析を行った.その結果, 以下に示した15種類のS
    遺伝子型
    に対応する品種・系統が決定された.そのうち下線を施した品種・系統のS
    遺伝子型
    が本報告で新たに判明したものである.(SJa, SJb)'ゴールデン・デリシャス' (SJa, SJc) ((4)-424)___-, ((4)-425)___- (SJa, SJd) '東光' (SJa, SJe) ('レッドゴールド')___-, ('金星')___-, (カロ不明)___-, (レロ18)___- (SJa, SJf) ((4)-4186)___-, ((4)-4195)___- (SJb, SJc) ('はつあき')___-, (盛岡52号)___-, ((4)-511)___- (SJb, SJd) ((4)-300)___-, ((4)-330)___-, ((4)-725)___-, ((4)-4189)___-, ((4)-4190)___- (SJb, SJe) ((4)-150)___-, ((4)-743)___- (SJb, SJf) (盛岡53号)___-, ((4)-1)___-, ((4)-6)___-, ((4)-15)___-, ((4)-516)___-, ((4)-4187)___-, ((4)-4270)___-, ((4)-4271)___- (SJc, SJd) '紅玉', 'ひめかみ' (SJc, SJe)'デリシャス', ((4)-161)___-, ((4)-247)___-, ((4)-267)___- (SJc, SJf) 'ふじ', ('新光')___-, (イ-661)___-, ((4)-69)___-, ((4)-104)___- (SJd, SJe) (東北5号)___-, (イ-172)___- (SJd, SJf)'千秋', 'いわかみ', (イ-687)___- (SJe, SJf) '国光'
  • 末井 真菜, 伊藤 彩乃, 重本 直樹
    広島県立総合技術研究所保健環境センター研究報告
    2023年 31 巻 7-12
    発行日: 2023/12/01
    公開日: 2024/03/28
    研究報告書・技術報告書 フリー
    ノロウイルスの
    遺伝子型
    別法は,Capsid領域の配列によって行われていたが,本ウイルスは以前からORF1とORF2の間のジャンクション領域で遺伝子の組み換えが頻発することが知られており,ORF1のRdRp領域とORF2のCapsid領域の両方を用いて
    遺伝子型
    別を行うDual Typing法が推奨されている.今回,2013年から2022年までに当センターで検査を実施した急性胃腸炎患者のノロウイルス陽性検体のうち,検出数の多かったノロウイルスGII.2とGII.4 SydneyについてDual Typing法で
    遺伝子型
    別を行い,系統樹解析を行った.その結果,当該期間においては,GII.2はGII.2[P16]のみ,GII.4 SydneyはGII.4 Sydney[P16]とGII.4 Sydney[P31]の2つの
    遺伝子型
    が存在していたことが判明した.
  • 松本 省吾, 小森 貞男, 北原 健太郎, 今津 里美, 副島 淳一
    園芸学会雑誌
    1999年 68 巻 2 号 236-241
    発行日: 1999/03/15
    公開日: 2008/01/31
    ジャーナル フリー
    リンゴ(Malus x domestica Borkh.) 13品種と'恵'後代10個体のS
    遺伝子型
    を, S複対立遺伝子群に特異的なPCR-RFLP解析法により同定した.また, 本解析法により, 'ガラ', 'ふじ'のS
    遺伝子型
    を再確認した.'金星'および'きざし'のS
    遺伝子型は両親から予想されるいずれの遺伝子型
    とも一致しなかった.'金星', 'きざし'の作出には, それぞれ, S9, S3遺伝子をもつ花粉親が用いられた可能性が示唆された.'あかぎ', 'つがる', '陽光'は花粉親が不明であるが, それぞれ, S7, S7, S9遺伝子をもつ花粉親が作出に用いられたと考えられた.自家和合品種'恵'のS
    遺伝子型
    はS2S9と同定され, 両S遺伝子上に変異は見られなかった.'恵'とS
    遺伝子型
    の異なる'千秋'(S3S9)の正逆交雑により種子形成が見られたことから, '恵'の雌ずい, 雄ずいともに正常であることが判明した.一方, '恵'と同じS
    遺伝子型
    である'レッドゴールド'または'金星'との正逆交雑では全く種子形成が見られなかったことから, これらは, S
    遺伝子型
    に基づく不和合性を示したと考えられた.これらの結果から, '恵'の自家和合性はS対立遺伝子群の変異によって獲得されたものではないことが示唆された.
  • 佐藤 義彦, 寺井 理治, 齋藤 寿広, 阿部 和幸, 西端 豊英, 壽 和夫
    園芸学研究
    2010年 9 巻 4 号 409-413
    発行日: 2010年
    公開日: 2010/10/27
    ジャーナル フリー
    分子マーカーで推定されているニホンナシ‘筑水’,‘新世紀’,‘清玉’および‘豊水’の自家不和合性遺伝子(S遺伝子)の表現型(S表現型)を交雑試験により検証した.まず,交雑試験と後代検定により,‘菊水’ × ‘長十郎’の後代実生集団からS3S4
    遺伝子型
    の表現型を検定できる指標植物としてFC-14を選抜した.‘筑水’,‘新世紀’および‘清玉’はFC-14と交雑不和合性を示したことから,これらの品種のS表現型はS3S4であると確認された.一方,‘豊水’と交雑不和合性を示すナシ平塚24号のS
    遺伝子型
    の表現型は,その両親のS表現型解析および交雑試験によりS3S5であると推定された.さらに,‘豊水’のS
    遺伝子型
    の表現型は,‘豊水’ × ‘八幸’の後代検定によって確認された.‘筑水’,‘新世紀’,‘清玉’および‘豊水’のS
    遺伝子型
    の表現型は,分子マーカーで推定されたS
    遺伝子型
    といずれも矛盾しなかった.
  • 清水 渉
    心臓
    2002年 34 巻 2 号 136-145
    発行日: 2002/02/15
    公開日: 2013/05/24
    ジャーナル フリー
    動脈灌流左室心筋切片を用いた先天性QT延長症候群モデル(LQT1,LQT2,LQT3)と,LQT1,LQT2,LQT3患者における臨床的検討により,
    遺伝子型
    特異的な交感神経刺激および治療に対する反応の差異を検討した.
    遺伝子型
    特異的な異常T波の細胞学的成因には,いずれの
    遺伝子型
    でも心外膜細胞から心内膜細胞にかけての貫壁性再分極相の電位勾配が関係することが,実験モデルにより明らかとなった.治療に対する反応は各
    遺伝子型
    で異なり,β遮断薬はLQT1,LQT2(特にLQT1)に,late INa遮断薬のmexiletine はLQT1,LQT2,LQT3(特にLQT3)に,IKATP開口薬のnicorandilはLQT1,LQT2に,ペーシング治療はLQT3に有効と考えられた.また,交感神経刺激に対する反応も各
    遺伝子型
    で異なり,LQT1では持続的なQT時間および貫壁性再分極時間のバラツキ(transmuraldispersion of repolarization : TDR)の増大,LQT2では一過性のQT時間,TDRの増大を認め,催不整脈的に作用したのに対して,LQT3ではQT時間,TDRは短縮し,抗不整脈的に作用した.臨床的には,epillephrine負荷試験(持続点滴)は,
    遺伝子型
    の推定,およびLQT1では非浸透患者(nonpenetrantgene carrier)の検出に有用であった.
  • 平島 宜昌, 坂口 善二郎, 北原 尚英, 西中川  淳, 岩尾 俊, 藤岡 舞, 藏前 保, 高木 道浩
    日本獣医師会雑誌
    2019年 72 巻 6 号 339-343
    発行日: 2019/06/20
    公開日: 2019/07/20
    ジャーナル フリー

    鹿児島県で2002〜2017年に実施された豚症例の病性鑑定のうち,豚サーコウイルス関連疾病(PCVAD)と診断された16事例を含む22例の豚の材料を用いて,豚サーコウイルス2型(PCV2)の系統樹解析を行い,

    遺伝子型
    を調べた.その結果,
    遺伝子型
    aは2002〜2009年の4検体,
    遺伝子型
    bは2008〜2017年の13検体,
    遺伝子型
    dは2014〜2017年の5検体からみつかり,鹿児島県では2008年から
    遺伝子型
    b,2014年から
    遺伝子型
    dがそれぞれ出現したことが明らかとなった.

  • 三上 襄
    日本医真菌学会雑誌
    2008年 49 巻 3 号 151-155
    発行日: 2008年
    公開日: 2008/08/09
    ジャーナル フリー
    Candida albicans およびCryptococcus neoformans について,リボゾームRNA(ribosomal RNA)遺伝子解析結果に基づいた,
    遺伝子型
    の解析例を解説した.C. albicans の25S rRNA配列を用いた遺伝子解析法は,一度のPCRで,A,B,C,D,E(DはC. dubliniensis )に分けることができ,301株の臨床分離株を解析した結果,新しい
    遺伝子型
    ,Eを発見した.E
    遺伝子型
    は,イントロンの配列情報の多くの点で,C. dubliniensis に類似していた.C. neoformans では,ITS領域の解析が,
    遺伝子型
    の決定に有用で,特にvar. gatti は5つの
    遺伝子型
    に分けることができ,アフリカに特異的に分布している新しい
    遺伝子型
    を発見した.Histoplasma capsulatum, Paracoccidioides brasiliensis およびPenicillium marneffei については,多くの遺伝子を解析して,それらの情報に基づいてPCR法による新しい同定法を報告した.これらの遺伝子情報は,臨床的に問題となっている病原真菌について短時間で正確に同定可能なDNAチップの開発に繋がった.
  • 生井 恒雄, 上林 千裕, 芦澤 武人
    日本植物病理学会報
    2006年 72 巻 2 号 101-108
    発行日: 2006年
    公開日: 2007/09/14
    ジャーナル フリー
    いもち病罹病イネ1株内のいもち病菌個体群の垂直分布実態を明らかにする目的で, 山形県庄内地方の地理的に離れた2ヵ所の水田で自然発病した各々2株の各種部位に形成された病斑からいもち病菌を分離し, Pot2
    遺伝子型
    と病原レースの垂直分布を調べた. 供試イネ品種は ‘はえぬき’ で, 第7葉, 第10葉および止葉の葉身, 穂首, 籾の病斑から単胞子分離した菌株を解析した. その結果,
    遺伝子型
    については, 一方の水田, 立川町大中島の1株からは4種の
    遺伝子型
    の菌が得られたが, 残りの株には2種類の
    遺伝子型
    が分布した. また, 他方の水田, 朝日村上平からの罹病株ではそれぞれ4種類, 7種類の
    遺伝子型
    の菌が分布するなど, イネ1株内に分布するいもち病菌の
    遺伝子型
    はかなり多様であることが示唆された. それぞれのイネ株における分離組織の位置と分離菌株の
    遺伝子型
    をみると, 籾, 穂首, 止葉からの分離菌の
    遺伝子型
    は下位の葉身からの分離菌のそれと異なり, 遺伝的に多様な菌株が分布する傾向がみられた. レースに関しては, 一方の水田, 立川町大中島の2株からの分離菌株すべてがレース007.0に属した. しかし, 他の水田, 朝日村上平の1株に分布したいもち病菌はレース007.0のみであったが, 他の株からは, 複数の組織, 同一病斑からもレース007.0と037.1の2種類の菌株が分離された. 以上から, 罹病イネの株内に分布するいもち病菌の個体群構成は遺伝的に多様であり, 1株内のいもち病菌
    遺伝子型
    の垂直分布の実態は株ごとに異なりかなり複雑であることが示された.
  • 平塚 伸, 久保 達也, 岡田 吉司
    園芸学会雑誌
    1998年 67 巻 4 号 491-496
    発行日: 1998/07/15
    公開日: 2008/01/31
    ジャーナル フリー
    ニホンナシにおける5個のS複対立遺伝子に対応した花柱特異的タンパク質(Hiratsukaら, 1995)の知見を元に, 新しく育成された品種を含む数品種の自家不和合性
    遺伝子型
    (S
    遺伝子型
    )を等電点電気泳動法によって推定した.推定された
    遺伝子型
    は, 圃場での交配試験によって確認された.'喜水'および'愛甘水'の花柱タンパク質のバンディングパターンは, それぞれ'新水'(S4S5)および'幸水'(S4S5)とほぼ同じであり, これらのS
    遺伝子型
    は交配試験によって明確に確認された.'筑水'は明らかにS3タンパク質をもっており, 4年間の交配試験を通じてS3S4遺伝子をもつ'新世紀'(S3S4)および'清玉'(S3S4)との結実率が劣っていたが, 完全に不和合性とは断言できなかった.'豊水'の花柱には豊富なS3タンパク質とS4またはS5と思われるバンドが認められた.そこで'長十郎'(S2S3), '青龍'(S2S3), '新世紀'(S3S4), '清玉'(S3S4)および'丹沢'(S3S5)との交配試験を行ったが, すべての組み合わせで和合性を示した.また, S3遺伝子をもつ品種の柱頭に'豊水'の花粉を交配し, S3ホモ接合体の可能性についても調査したが, これも和合性を示した.これまでに我々は'丹沢'の花柱タンパク質分析を行っていないため, '丹沢'のS
    遺伝子型
    については確信がもてないが, もしこの
    遺伝子型
    が正しいとするなら'豊水'のS
    遺伝子型
    はS3S6, S3S7あるいはS3S8と推定された.'長寿'のS
    遺伝子型
    はS2S5とされているが(安延ら, 1977), その花柱タンパク質中にはS1タンパク質と明瞭ではないもののS4またはS5タンパク質が認められた.しかしながら, '長寿'は'八雲'(S1S4), '明月'(S1S5)および'市原早生'(S1S5)と和合性を示した.これらの結果および'長寿'の育成経過から, そのS
    遺伝子型
    を考察した.
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